Muv-Luv Altanaitibe トータル( ´艸`)クリップス   作:caose

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 恩人の言葉は常に大切だ。


恩人との会話

VGがステラの有無を言わさせないその笑顔によって逃げ場なしと悟って

項垂れた様子で歩いているところを唯依は戦術機格納庫の下から見ていた。

 「(部隊の和に気を配るのも指揮官の務めか)」

 そう思いながら唯依は目の前にいる3人の整備士をじっと見つめた。

 唯依の手には写真があるが恐らくは彼らの物であろう。

 そして整備士達の顔を強張っていた。

 何かに怯えるかのような表情であり直立不動の体勢であった。

 そして唯依は溜息交じりで3人に向けてこう言った。

 「・・・今後、より一層に任務に精励する事を期待するが一つだけ聞く。

これのネガは誰が持っているのだ?」

 唯依は鬼の様な表情でそう聞くと整備士達の一人がびくつきながらこう答えた。

 「は!・・・ヴァレリオ少尉が保管されております!!」

 「そうか・・・なら下がれ。」

 「「「は!失礼いたしました!!」」」

 「ああ、それとだが」

 「「「!!!」」」

 「もしこれを他の連中に売ったら・・・分かるよな?」

 「「「ヒィイイイイイイイイイ!!!」」」

 唯依の鬼気迫る笑顔でそう言われて3人は恐怖してその場を動くことが

出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 唯依は士官用の詰め所に入って椅子に腰を下ろして写真を眺めていた。

 それは・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ハア・・・もう・・・だから私は・・・!!」

 そう言いながらぎこちない笑顔を浮かべて如何にも素人感丸出しの

ポーズを決めている自分がそこに映っていた。

 黄色のビキニを身に纏い客観的に見て何しているんだと

そう感じてしまうほどである。

 まあ、あの時自分たちを危ない目に遭わせた面々は3人共・・・処罰を大人しく受けているためまあ良いだろうとそう思っているがそれだけではなかった。

 それは・・・。

 「そう言えばブリッジス少尉とビャーチェノア少尉は仲が良いが

どういう関係なのだ?何だか親密であったが。」

 そう、何故アメリカ軍でもあるユウヤがとソ連軍でもあるクリスカが

あそこ迄仲が良いのか疑問なのだ。

 ユウヤ本人は馬が合うからとそう言っているがそれだけではないだろうと

確信しているが証拠がない事に戸惑っている。

 然し当の本人はこの計画にあるとある技術を使用しているんじゃないかと

言う疑惑を持っておりもしこちらの調査がばれたらと思うと恐怖でしかない。

 そんな中で唯依は写真をびりびりに破いてごみ箱に捨てていると

インターコムから通信が来た。

 『篁中尉、日本からの長距離通信です。至急、司令部4階にあられます総合通信センター迄おいで下さい。』

 「分かった、直ぐに向かう。」

 唯依はその言葉に対してそう答えると唯依はこう呟いた。

 「・・・日本から?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 総合通信センターと言うのは他国との通信の際に使用されるもので主に母国との報告に扱われているところである。

 まあここはアメリカ軍でありもし盗聴されたらと思うと気が気でないである。

 そんな中で100インチはあろう大型スクリーンだが衛星経由の通信状態が

酷い様なのでブロックノイズが酷いものであったがそれでも唯依からしたら

知っている人間であった。

 顔の左に上から下まで大きく裂かれている傷が特徴の高官であった。

 『よう、元気にしているか?』

 「巌谷・・・中佐!どうなされたのですか急に‼!』

 まさかと唯依が悪いニュースなのかと身構えていると巌谷は普通にこう答えた。

 『何、久しぶりにお前さんの顔が見たくなってな。ドウダ、

そっちの飯は旨いか?』

 「・・・ハイ?」

 唯依は巌谷が言った言葉に目を点にして数秒後に・・・呆れ交じりで

こう答えた。

 「驚かさないで下さい中佐。私はてっきり、本国で何か重要な事態が

発生したのかと思われましたよ。」

 『何だ、相変わらず固いな。俺はお前さんの親代わりなんだからな?

娘の心配をするのは当たり前だろう?』

 それを聞いて唯依は恥ずかしそうに頬を掻いてこう答えた。

 「は、ありがとうございますお陰様で大過なく過ごしております。」

 『そうか、そいつは良かったよ。何せこんな難題を押し付けてしまって

今更何聞いてんだと思っているようで悪いな。お前さん大変な時には

連絡したところで強がりそうだからこうやって時間を置いたんだが

只の心配しすぎだったようだな。送られた資料によれば順調なようで良かったが

何か・・・ここでしか言えない事とかあるかい?』

 「!!」

 唯依はそれを聞いて目を見開いた。

 彼は経った少しで彼女が何を悩んでいるかを見破ったのだ。

 すると唯依はこう答えた。

 「は、それでは1,2程。」

 『うむ。』

 「先ずはテストパイロットでもあるユウヤ・ブリッジス少尉との

対談の際なんですが。」

 そう言って唯依はユウヤが嘗て上伸した第一世代戦術機を

砲台か戦車にする計画について聞いてみると巌谷はこう答えた。

 『成程な、確かにこれは目から鱗だ。俺も年を取ってしまったな。

そんな簡単な事に気づかないとはな。』

 「いえ、私も同じ気持です。この件についてですが」

 『ああ、俺の方から提案しよう。幸いなことに第一世代戦術機は

こっちに多く配備されているからな。陸軍の機体をそう言う風にして

近衛軍の機体を演習機として回せばいい。リサイクルに丁度良いな。』

 はははと笑っている中で唯依は真剣な表情で巌谷に向けてこう言った。

 「それとですが中佐、こっちが重要です。」

 『?』

 「・・・・・・ブリッジス少尉は我々が造ろうとしている機体を

感づいております。」

 『何…!‼』




 次回は今後の対策について。
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