Muv-Luv Altanaitibe トータル( ´艸`)クリップス 作:caose
「あらいらっしゃーい。」
店の中でナタリーがグラスを磨きながらそう言った。
既に飲んでいるステラ達・・・VGは凄いしょげているような感じであるが
自業自得なので知らない様な感じでユウヤ達は注文した。
「そんじゃあ俺は何時もの。」
「私は・・・赤いのを。」
「私はクリームソーダ。」
「ハイは~い。ユウヤは何時ものデクリスカちゃんはイチゴジュース、
イーニァちゃんはクリームソーダねえ。タリサ~、お願~~い!!」
「はーい!!」
店の向こうからタリサの声が聞こえて暫くすると・・・タリサが現れたが
格好が滅茶苦茶違っているって言うか店の雰囲気と全然合っていない!!
服装が間違いなく・・・違うからだ。
フリルがちりばめられていたミニスカスカートのメイド服なのだがそれに+して
黒の猫耳と尻尾がタリサの頭とスカート部分とドッキング!!していたのだ。
するとそれを見たクリスカは・・・。
「・・・ぷ(笑)」
「良し手前毎度来ているがいい度胸しているんじゃねえかよおい!!」
「済まない・・・何せその・・・その格好が・・・クククク(笑)」
「畜生がーーー!!あの時にあの野郎と一芝居うたなけりゃあ
良かったーー!!」
「本当だぜーー!!その所為で俺の財布がもうピンチじゃねえかよーー!!」
「だからお前直ぐにサラ金に金貸して来いって言っているだろうが?」
「んな事したら俺は本当に内臓取られるわ!!」
「大丈夫だろうが?お前衛士なんだし。」
「何その自信!?いつ死んでも大丈夫ってそう言いたいのかよーー!!」
「・・・いや、そんな事ねえよ。」(目を逸らして)
「目を逸らすなーー!!」
何時もの感じでナタリーの店はこのように賑やかであった。
因みになぜタリサがナタリーの店でこんな格好をしているのには理由があった。
謹慎処分をくらわされたのだがソ連側から納得のいく罰をと抗議が入り
当面の間ナタリーの店でアルバイトをさせると同時にユウヤがその時の会議で
こう提言した。
「でしたらナタリーの店でコスプレさせながら接客したらどうでしょう?」
そう提言したのでナタリーにそう伝えるとナタリーはタリサを見て・・・
こう言った。
「そう・・・それなら好きにして良いのよね?」じゅるり
「ヒィイイイイイイイイイ!!」
その光景から見て正に肉食獣の如き表情とそれに喰われる前に
逃げようとする草食獣の如き光景であったとユウヤは後にそう語った。
そしてそれからという物とっかえひっかえで色々と服を着せ替え人形の如く
着替えさせられタリサの精神的ライフがゴリゴリと氷を砕いて行うカキ氷期の如く削られて云っていたのだ。
そしてタリサはぶつくさ文句言いながらも品を置いて颯爽と立ち去って行った。
するとクリスカがステラ達を見て・・・会釈するとステラ達も軽く返した。
あの後クリスカはステラ達に謝ったところ自分たちも
知識不足であったことに謝ってその後は宴会であった。
え、タリサとVG?・・・ああ、あいつらは仲良く椰子の気に宙づりの刑だよ。
然も唯依に対して撮影する際には色々と気を使わなければならなかったため
正直な所彼らにとってこの演習は・・・気が気でならなかった。
だからこそのこの処分なのだ。
自分たちの苦労を思い知れと言わんばかりの状況である。
そんな中で飲んでいる(VGは酒ではなく水だが)と遅れてヴィンセントが
やって来たのだ。
そしてユウヤはこう聞いた。
「よう、ヴィンセント。今日は遅かったが何かあったのか?」
ユウヤがそう聞くとヴィンセントはこう答えた。
「ああ、出がけに試験モジュールが組み直しになるって言うんだが・・・
何故だが聞きたいか?」
「・・・・。」
ユウヤは黙って頷くとヴィンセントはにこりと笑顔でこう言った。
「喜べ、『不知火・弐型』専用設計モジュールの換装日程が決まったゼ。」
「専用のって・・・ってことは!!」
「おおよ!今のベースモデルからやっと本物になるんだぜ!!」
ヴィンセントは胸を張ってそう言うとVGは驚きながらこう返した。
「はあ!また秘密にしてやがったのかよ~~!!」
「そう言うなよ。ちゃんとお前さんの『吹雪』も予備装甲を使って
仕上げてやるからよ。」
「よっしゃー!」
VGはやったぜと言って喜んでついつい高い酒を頼んでしまったのだが
そんな光景をシカトしてヴィンセントはこう続けた。
「然しやっとだな。設計にはボーイング社が『アクティブ・イーグル』を
参考にして設計しているって話だけどあの高性能機が更に凄くなるなんて・・・くー!今からでもワクワクするぜ!!」
「その分じゃじゃ馬にならねえことを祈るがな。」
ユウヤはヴィンセントの言葉を聞いてそう返した。
今までの不知火・弐型ですらじゃじゃ馬であったのに更にかと思ってしまうがヴィンセントはユウヤに向けてこう言った。
「まあ、換装中は実機試験は休みだろうからシュミレーション演習用の
プログラム作っといてやるがユウヤ、気を抜くんじゃねえぞ~~。」
「分かってるよ。どんな機体であろうが俺はそいつを当代最強の戦術機に
仕上げてやるさ。あの『武御雷』であろうともな。」
「そうか・・・頑張れよ相棒!」
「おおさ!!」
ユウヤとヴィンセントはお互いにそう言いながらグラスをカチンと合わせた。
次回はあれに向けての会議。