Muv-Luv Altanaitibe トータル( ´艸`)クリップス   作:caose

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 それは通ずるか否かは・・・全員次第。


三度目の正直

 次の日。

 2001年8月8日上陸して5日目 ソビエト社会主義共和国連邦・カムチャツカ州国連北極海方面第6軍 ペトロパブロフスク・カムチャッキー基地 

国連軍方面司令部ビル地下2階 第3ブリーフィングルーム

 「そういやよ聞いたかよユウヤ、昨日の事?」

 「あん?何だ??」

 ユウヤは何だと聞くと聞いてきたVGがこう答えた。

 「何でもヨ、昨日全身プロテクトスーツを着た謎の連中が戦ってソ連用のハンガーを2つとも全壊させたって噂ウワ汚ねえなおい!かかったぞ珈琲!?」

 「ああ・・・済まねえ。」

 ユウヤはそう言って顔面に吹いたコーヒーが諸にかかったVGに対して謝ると

やれやれと言ってVGはこう続けた。

 「そんでな、丁度いたなんて言ったっけな?・・・ああそうそう、

ジャール大隊って言う部隊の何人かが病院送りになって

ここから少し離れた施設に送られたらしいぜ。」

 「へえ・・・そうなんだ~~(やべ!重要な部隊だったらどうしよ!!)」

 「【もうしょうがねえだろう?アイツらクリスカ達をなんかするつもりだったけど返り討ちに遭っちまって仕方がねえって自業自得だって

それに病院程度で済んで良かったじゃねえかよ?俺らがあとちょっと遅かったら

あそこ一帯が本気で血の海だったんだぜ?】」

 「(まあそりゃそうなんだけどさ!そうなんだけどさ!!こんな時に

実戦訓練ってなると俺泣くよ!泣いちゃうよ!!)」

 「【男の泣き顔って見たくねえなあ。って言うかお前泣かす側だろうが?】」

 「(・・・あの時の俺は今アラスカでリゾート中)。」

 「【遊んでるんかい!!】」

 エボルトはユウヤの言葉を聞いて転げ落ちたかのような感じであるが

イブラヒムと・・・何故かサンダーク中尉も現れるとイブラヒムが壇上に立って

全員に向かってこう答えた。

 「諸君聞いてくれ。先ほど早期警戒衛星の観測情報に変化が認められた。」

 『『『『『!‼!!!』』』』』

 それを聞いて全員がざわつくがイブラヒムはこう続けた。

 「今から48時間前だがエヴェンスクハイブとカムチャッカ半島の対岸に位置する旧マガダン州から大量のBETAを確認。続いて18時間前になるが

それらが合流したことにより6時間後にはオホーツク海に来て24~72時間後には

ティギリ地区沿岸へ上陸すると言う事となっているが

我々は現地ソ連軍部隊と共同でこれらの上陸阻止を第一とした

第1回目の実戦訓練となる訳であるがこれにちょっと色を加える事と相成った。」

 「何でしょうか?」

 ユウヤがそう聞くとイブラヒムからサンダーク中尉に変わってこう説明した。

 「ああ、それについては私から説明しよう。これまで我々は何度も

共同作戦を持ち掛けたがそれらは全てお釈迦になった事は知っているだろう?」

 「ああ・・・けどあれは篁中尉の協力も相まって」

 「そうだ、ブリッジス少尉。何とか切り抜けたがあれはあくまでも代案。

本当の意味では成し遂げてはいない。」

 「ああ・・・確かにですね。」

 ユウヤはそれを聞いてそう言えばと思っていた。

 最初は戦術機での写真撮影でタリサがクリスカ達を挑発して危うく

自分らが七面鳥の丸焼きよろしくになりかけたこと。

 そしてつい最近に起きたグアドループ基地での騒動。

 タリサとVGがあの阿保広報官(降格させられて今は倉庫番)の言いなりになって遭難劇場となってしまい、クリスカ達と協力して事なきを得た後に

あの阿保共をしばき倒したあの事件。

 「だからこそ東洋の諺にもある『三度目の正直』に習い我々は今回・・・

アルゴス試験小隊とイーダル試験小隊の2個試験小隊からなる合同演習を

ここに宣言したい。」

 『『『『『!‼!!!』』』』』

 それを聞いて全員は更に驚愕した。

 いや、アルゴス試験小隊チームだけではない、他の試験小隊メンバーですら

同じ気持なのだ。

 アルゴス試験小隊はアメリカ寄り、イーダル試験小隊はソ連側と言った感じで

冷戦時代の敵同士が手を取りあうとなると広報官が聞いたら血の涙を流すくらいに悔しがること間違いないであろうであるが何故今なのかと思っているが

サンダーク中尉はこう続けた。

 「ここにいる全員が同じ気持となっているのは言わずも知れないがとある理由で君たちの護衛を担当する部隊の人数が足りていないらしく

その補充も兼ねてと言う意味であるのだがああ大丈夫だ。イーダル試験小隊は

自分たちの試験はちゃんと行う為君たちに危害は及ばせない。

それに君たちの部隊と合流するのはビャーチェノア少尉達だけだ。」

 「!!」

 ユウヤはそれを聞いて目を見開いて驚いたのだ。

 何せあの騒動でクリスカとイーニァの精神的ショックが心配であったのだが

それを知らないのかよと言わんばかりにユウヤは睨みつけるが

サンダーク中尉はこう続けた。

 「君たちも見知った人間が近くにいれば安心であろう?それではドゥール中尉、後は宜しくお願い致します。」

 「ああ・・・聞いての通りだ!今日から3日間ビャーチェノア少尉達が

滞在することと相まったが・・・何も問題起こすなよ今度こそは!!」

 「(ドゥール中尉・・・完全に釘刺したな。)」

 「【そりゃあ前科があるからな。】」

 ユウヤとエボルトはそう呟きながらVGとタリサを見ると2人はすっと

目を逸らした。

 そしてサンダーク中尉はこう続けた。

 「それでは貴官らの護衛を担当する事なっているのは我が国の中で

一番とも名高い名部隊。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・ジャール大隊だ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・嘘だろ?」

 「【マジかよ?】」

 ユウヤとエボルトはまたかよとそう思いながら頭を突っ伏した。




 次回は説明。
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