Muv-Luv Altanaitibe トータル( ´艸`)クリップス 作:caose
そして全機が集結して67分後
『ーー振動波、異常なし。』
『ーーソノブイに感無し』
「・・・単調だな。」
「【これがこっちの普通なんだろうよ。】」
ユウヤはそう呟きながら周りを見渡していた。
大量の戦術機に戦闘ヘリ、戦車、戦艦群が見えているがここ迄やらなければBETAに勝てないと言う現実にユウヤは空恐ろしく・・・感じられなかった。
「(何せ数なんて何ソレ旨いの?って言う化け物宇宙人がいるからなあ。)」
「【まあ確かに俺様にかかればあんな連中直ぐに喰って終わりだな。】」
「(まずそうだけどな。)」
「【星毎食うから何も問題ねえよ。】」
寧ろ調味料にすらならねえけどなと呟いている中でユウヤはクリスカ達に
通信してきた。
「おい、大丈夫か?」
『ああ・・・イヤ、少し不安があるな。』
「何か怖いって感じたらステラ・・・タリサもだよなあ。まあ、そうなったらVGも駄目だしあれ?・・・まともに相談できるのってイブラヒム中尉だけか?」
『おいユウヤ!それってどういう意味だよ!‼』
突如タリサが通信に割り込むとユウヤはこう続けた。
「いやさ、ステラはお国柄でそう簡単に拭いきれねえだろうしVGは尻軽だし
タリサは短気だから相談には向いてないって意味で向いているのは
イブラヒム中尉だなあって思っただけ。」
『おいおいおいユウヤよ!それはないんじゃねえかよーーー!!』
『まあ言われたらそうかもしれないけどそれでも今は仲間だしね。』
『って言うかユウヤお前はどうなんだよ!‼』
「俺は戦場経験0だから説得力皆無。それに俺が相談受けるような人間に
見えるか?」
『『『・・・・ああね。』』』
「少しは否定しろよ!」
アルゴス試験小隊ってもしかして相談役殆どいなくねえかと思っている中で
再び通信が入った。
それは・・・。
『おいいい加減にしろよアメ公が‼』
『ここは戦場なんだよ!ピクニック気分ならさっさと帰れ!‼』
「ああ・・・オープンチャンネルでジャール大隊さんが文句言いに来たけど
開口一番に差別用語とは泣けるねえ。」
ユウヤはため息交じりでそう呟くがタリサ達がこう反論した。
『うるせえぞ!こっちは今話してるんだから後にしろよ!‼』
『はあ!?何言ってんだよ!そんなでか物引っ提げて試験なんてするような
道楽連中に付き合わされるこっちの気持ちになれよ!‼』
『って言うかこっちはアメ公に言ってるんだ!ちびはすっこんでろ!‼』
『ちびだあ!!手前ら餓鬼の癖に生意気だぞごらあ!‼』
『誰が餓鬼だ!手前の方が全体的に餓鬼だろうが‼!』
『誰が餓鬼だごらあ!あたしはもう19だ‼』
『はあ!!ふざけんじゃねえよ何鯖読んでんのさ!?アンタみたいな奴が
19な訳ないだろう!!精精が10歳そこらでしょうが!‼』
『ざけんなこのションベン小僧とションベン娘が‼!』
『手前言ったな!戦場でうっかり撃たれたとしても知らねえぞおい!‼』
『は!一昨日きやがれってんだ!!こちとらインド戦線の経験者だ!‼』
『嘘つくなよ貧乳‼』
『手前・・・良くも言ったな後で覚えとけよククリナイフ
ぶちかましてやる!‼』
『上等だ!手前の体に酒ぶちかましてマッチで燃やしてやるっツウの!‼』
「・・・タリサお前年下相手に何喧嘩腰になってんのさ?」
完全に言い争いだなあと思いながら観戦している中で又もや
ジャール大隊のメンツから通信が来たので面倒だなあと思いながら開くと
こう言った。
『こっちはいい迷惑なんだぞ!手前みてえな初心者の御守りなんてさ!』
「そう言うんだったら上層部に直訴して来い。」
『うぐ!』
『本当貧乏くじも良いとこだよな。うぜえよ。』
「じゃあ今すぐ帰れ。」
『手前‼』
『ま、流れ弾に当たっておっ死んでくれたら後々楽なんだけどなあ。』
「その前にBETAに喰われたらどないするん?」
『・・・・・』
『おいおい、最後方に引っ込んで動かねえビビり君』
「こんなデッドウエイト持って動けるか馬鹿。お前もう少し機体の勉強してから出直せ。」
『ちぃい!!』
『イヤ分からねえぜ?前から来るかもしれねえしい?』
「そん時はここの連中お前ら纏めて全滅だからな。」
『うるせえ!!』
『ま、初陣であの世逝き』
「そう言う奴が必ず死ぬって知っているか?」
『最後まで言わせろ!‼』
とまあこんな感じなのだがユウヤはこうやって言い返すので
ジャール大隊の面々は一斉に切ろうとするとユウヤがオープン回線で
こう言い返した。
「ああ、それとだがお前ら人の事言えねえだろうが?
不審者に返り討ちされた挙句に仲間の半分が病院行きになっているとしても
それはお前らの実力不足だからな。その当てつけに俺ら巻き込むな。」
『『『『『なあ!?』』』』』
「以上。」
何やらぎゃんぎゃん言っているのが聞こえるがユウヤは知らんわと
言わんばかりに通信を切った。
するとタリサが通信でこう言った。
『アハ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ!見たかよアイツらのあの顔!傑作だったな!‼』
『流石ユウヤだぜ。ああいう返しはお前の十八番だな。』
『まあそれはそれとしても少し言いすぎなんじゃないの?」
『確かにな、ああ云われれば何を仕掛けるか分からないぞ?』
『ユウヤ・・・だいじょうぶ?』
それぞれがそう言うとユウヤはこう返した。
「ま、何とかするしかねえよ。BETA共が来る前にそれぞれの武器のチェック
もう一度」
そう言いかけると同時に・・・
海に浮かんでいるソノブイの点滅部分が紅くなった。
戦闘開始。