Muv-Luv Altanaitibe トータル( ´艸`)クリップス   作:caose

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 等々始まった。


戦闘開始

『ーー振動波急速に拡大!波形パターンネガティブ!‼』

 『ソノブイに感ありコード991発令!‼』

 通信回線から聞かれた声に全軍が構えた。

 無論それはレールガンを持っているユウヤと同じくそこにいるクリスカ達もだが。

 するとラトロワ中佐の号令が戦場に響き渡った。

 『全機リラクゼーションは終了だ!さっさと主機を戦闘出力に上げろ!‼』

 『『『『『了解‼!!!!』』』』』

 大隊に所属する衛士全員がウインドウを消して言われたとおりに

出力を上げた瞬間に前方に突撃法を構えた。

 「へえ、よく訓練されて・・・いや、この位は最前線からすれば当たり前か。」

 『BETA群、前方距離四千。海上部隊爆雷投下中』

 ステラがいつも通りの声でそう言うとユウヤがこう聞いた。

 「そんじゃあとどれくらいで来ると思う?」

 『そうねえ、あと40秒って所かしら。』

 「だそうだぜクリスカ、イーニァ。ここから始めて帰るまでが初陣だぜ。」

 『ああ、分かってる。』

 『りょ~か~い。』

 そう言うとステラがカウントダウンを始めた瞬間にユウヤは周りの確認を始めた。

 全部隊がBETA群の出現個所に向けて砲撃準備するために微調整し始めた。

 『ステラのカウントダウンって冷たい声だから胃に響くんだよなあ。』

 「それ本人向けて言えよタリサ。後ろから撃たれたいんだったらな。」

 『あら、それは名案ね。』

 『ちょっと待てよ!それだけは勘弁!‼』

 『俺は夜寝る前に羊の子守歌』

 『永遠に眠らせたいの?VG』

 『あ、すんませんでした。』

 アルゴス試験小隊の軽口を聞いたクリスカは何故だと聞くとタリサは

こう答えた。

 『ア、決まってるだろ?もしかしたら隣の奴が死ぬかもしれない戦場だからな。

死ぬ最後の言葉が嫌な声じゃねえようにって事だよ。』

 ま、願掛け何だけどなとタリサは通信を切った。

 『・・・死ぬ前の言葉か。』

 「ああ、だったら俺らも最後になんねえように頑張らねえとな。」

 ユウヤはクリスカ達に向けてそう言った瞬間に

ステラのカウントダウンが0になったと同時にBETAが姿を現した。

 それと同時にBETAに向けて集中砲火し始めたのだ。

 するとどうであろう、BETAが一瞬で肉塊に成り果ててしまったでは

ありませんか。

 然もその攻撃が連続で続くために速い話が出オチキャラみたいな感じに

なってしまったのだ。

 『会いたかったぜ・・・クソ野郎どもが‼!』

 「うわあ・・・VGのキャラが変貌したぞステラ。」

 『あら何言ってるの?私達前線派遣組は大抵BETAに対してはゴミ以下にしか

思ってないんだから。』

 『馬鹿言うなよステラ。ゴミは土に混ぜれば肥料になれるけどよ、

あいつらの体は肥料にもなれねえゴミにも劣るクソどもだろうが‼!』

 如何やらステラもタリサも同じようである為反論無しであった。

 するとVGが戦場を見てこう呟いた。

 『おいおいおい・・・どういう事だよこれ!‼』

 「どうしたんだアルゴス3?」

 『戦車からの砲撃が薄いんだよ!このままじゃあ突破されちまうぞ!』

 「・・・・はあ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 唯依は食い入るようにモニターを見ている中である事に気づいてこう続けた。

 「砲撃が・・・薄い!?」

 「何だと!!」

 それを聞いたイブラヒム中尉が目を見開いてもう一度モニターを見て確かにと

そう言うとイブラヒム中尉はサンダーク中尉に向けてこう聞いた。

 「どういう意味ですかこれは!!機甲部隊との連携もお粗末だし展開も遅いぞ!これでは相当数が打ち漏らしとなるぞ!!」

 そう言いながらサンダーク中尉を問い詰めるとサンダーク中尉は恐らくと言ってこう答えた。

 「実は一月前に地中侵攻があったとここに着いた際に将校がそう言っていたのを聞きましたが・・・!!上層部め、今回の作戦を知っていて尚隠ぺいしたか?」

 サンダーク中尉の読みは当たっていた。

 一月前の地中侵攻の際に機甲部隊が受けた損害が大きかったこともあり

生き残った兵士と各戦線の補充兵、戦闘車両を今回の演習に合わせて無理やり

捻出して宛がわれたのだがたった一月足らずで連携、火力を当時のままにするには圧倒的に時間が足りなかったのだ。

 幾ら最前線からの精鋭をあてがったとしても結局は同じなのだ。

 ところがアラスカにいる共産党本部はその奇襲に伴う損害を記録と共に

秘匿されてしまったがために一部のソビエト軍しか知られてはいない。

 「今回のこの演習、何だか嫌な予感がしていたが勘は

当たってしまったようだ。」

 「ですがサンダーク中尉も知られていなかったとなると目的は一体?」

 イブラヒム中尉と唯依が互いに小さな声でそう言っているとまさかと言って

こう答えた。

 「彼らの目的はレールガンでしょうか?」

 「いや、それはないな。レールガンは急遽仕込むこととなったものだ。

連中がそれを把握するには時間が足りない。」

 「ですがそれならば目的・・・!!」

 唯依はまさかと思ってイブラヒム中尉に向けてこう続けた。

 「矢張り目的はレールガンが大です。」

 「だがそれは」

 「あれを知っているのは帝国軍上層部です。もし彼らの中に

ソ連とパイプを持っている軍官僚がいたとするなら」

 「・・・成程な、それなら合点がいくというものだな。」

 イブラヒム中尉がそれを聞いて成程なと言うと唯依はこう呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『我々が本当に戦わなければならないのは内側にある

人間の心なのでしょうね。』

 「?何だ篁中尉、その言葉は??」

 「ブリッジス少尉と初めて会った際に私が言った言葉です。

結局のところ人類が結束するには心もあっていないとだめという事で

ブリッジス少尉が言った言葉を私なりに纏めた言葉です。」

 「・・・成程な。」

 確かになと言ってイブラヒム中尉は戦場をモニターで見直すがならば

どうするべきなのかと考えてしまっていたのであった。

 




 次回は再びユウヤサイド。
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