Muv-Luv Altanaitibe トータル( ´艸`)クリップス 作:caose
エボルト「其れはどうかな?」
『アルゴス4、どう思うよ?』
『多分と思うけど・・・数が要求に達していない?』
「・・・・・」
ユウヤはタリサとステラの言葉を聞いて戦況確認をするとエボルトがこう答えた。
「【それだけじゃねえぜ?アイツらの動き、なんかちぐはぐに見えるぜ。】」
「はあ?」
ユウヤはエボルトの言葉をクリスカ達やアルゴス試験小隊の面々に伝えると
成程なと言ってVGがこう続けた。
『多分だけどここにいる機甲部隊って全員とまではいかねえが大半が
他の戦線の連中なんじゃねえの?』
「ああ、見栄え良くって奴か。」
『そういう事だ。クリスカ達も覚えておきな。国のメンツを保ちてえ
連中からすりゃあこう言うのは日常茶飯事何だよ。』
『・・・・・』
それを聞いてクリスカは何か言いたげな様子であったがユウヤがこう続けた。
「クリスカ、ジャール1に至急連絡してこう伝えてくれ。」
『・・・・何だ?』
「レールガンをぶっ放す!全戦闘部隊を退避させるように伝えてくれ。」
『!!・・・分かった、伝える。』
そう言ってクリスカが通信を切るとユウヤは準備を始めた。
「ええい!上層部め、役立たずしか派遣しておらぬのか!?」
ラトロワ中佐がそう言いながらBETA相手に戦闘していた。
何せ機甲部隊の連携が一部を除いて満足に稼動できておらず正直なところ
ジリ貧とも言えるのだ。
それに原因はもう一つあった。
ソレハ・・・。
「あの子達が抜けた穴が大き過ぎる!」
そうだ、今のジャール大隊は半数以上がクリスカとイーニァ相手に喧嘩を
吹っ掛けた挙句に参加していた全員が重症となりその為空いた穴が
酷いものなのだ。
「上層部め!アタシたちを殺す気なのか!!」
そうお思いながら戦闘を再開していると・・・通信が入った。
相手は・・・。
「イーダル1。・・・あの子達か、今は後・・・エエイ何だと言うのだ!!」
ラトロワ中佐はいらいらしながら通信を開くとバストアップモニターで
クリスカが出てきたので何だと聞くとクリスカはこう答えた。
『同士中佐、自分はイーダル試験小隊所属の
《クリスカ・ビャーチェノア》です。中佐に対して意見具申の為通信に
入りました。』
「何だ!支援砲撃ならば十分に」
『その支援砲撃をこちらも行うとの事でありましてブリッジス少尉から伝言を
預かっておりますので報告を。』
「何?・・・内容は?」
『《レールガンをぶっ放す!》だそうです。』
「何!・・・あの砲台をか?・・・使えるのか??」
『帝国軍では既に幾度か試験を行っておりシュミレーションも
既にだそうです。』
「然し・・・分かった。こうなったら死ぬも生きるも貴様らに託すが・・・
坊やに伝えておきな。《へま掛けたらアンタを撃ち殺すぞ!》ってな。」
『了解‼!』
クリスカが通信を切ると同時に副隊長でもある少女がこう言った。
『中佐!信頼できるのですか!!あいつらは後方の』
「今のままではアタシらは全滅だ。そうなるくらいなら・・・
貴様らを守れるのならば何でもやる!」
『中佐…。』
「なあに・・・後はあの坊やのお手並み拝見って奴だ。」
「良し分かった!言質はとった!!これよりレールガンの実験を開始する!」
ユウヤはそう言って機体の準備を始めた。
充電率100%
レールガン内圧力正常
弾頭装填完了
「見てろよBETA共・・・射撃はアメリカ軍じゃあ十八番何だよ!」
「【狙い撃てユウヤーーー!!】」
「狙い撃つぜーー!!」
ユウヤの言葉と共にトリガーが弾かれた瞬間に・・・虹色の光輪が
レールガンの放たれた辺りから現れると思いきやBETAの外殻共々破壊され、・・・消滅した。
然しユウヤは追い打ちと言わんばかりにレールガンを水平に薙ぎ払った。
『何だよ・・・これ・・・!!』
『中佐・・・これは一体・・・!』
あまりの光景に隊員はそう聞くがラトロワ中佐だけはユウヤの機体を見てこう思っていた。
「(あの坊や、射撃する時にある恐怖感が無かった!普通新人衛士が
戦場に出ると大体がフレンドリーファイアを恐れるのにあの子には
それがなかった・・・とんでもない奴だ。)」
そう思っているとラトロワ中佐は全隊員に向けてこう言った。
『全機、再攻撃だ!まだ2割残ってるんだ、喰い尽くせ!‼』
『『『『『了解‼!』』』』』
その頃のコマンドポストは歓声を上げていた。
これまで苦汁をなめ啜り、辛酸をなめ、多大な犠牲の中で得るのが引き分け・・いや、敗北だったのに今回は違った。
損害は僅少、その大半がレールガンによる恩恵だと言う事もあり唯依に対して
感謝の言葉を述べる者が何十人もいて唯依自身は慌てていたが
当の本人はほっとしていた。
何もなく全員が無事に帰ってくるのに安堵しているからだ。
するとサンダーク中尉が唯依に向けてこう言った。
「素晴らしい!この想像以上の戦果に敬意を!!貴方方の技術がBETAに
大きな傷を与えたことに感謝を!!」
「あ・・・ありがとうございます。」
唯依はアハハと笑いながら握手を交わすと通信が入った。
『よう、篁中尉。そっちはお祭りなのか?』
「ブリッジス少尉か・・・良く頑張ったな。」
『ああ、レールガンも不知火・弐型も含めてだけど日本の技術は凄いな。」
「え?」
『だってこいつが無かったらジャール大隊はやられていたかもしれねえからな。やっぱ凄いよ日本は。』
「そ・・・そうか。」
『そんじゃま、無事帰還してくるからそれまで無事でいてくれよ篁中尉。』
通信終わりと言って通信を切ったユウヤに対して唯依は誇らしげな表情を
浮かべていた。
それと同時に帝国で行われている例の計画を考えていた。
「・・・『01式固定砲台とレールガンの改造計画とそれに伴う第二世代の外国戦術機給与』か。」
自己紹介を入れてまた休載します。