自らの翼で空を飛び、弓と歌に秀でたリト族の村は、極寒の地と知られるヘブラ山脈の麓にある。
寒さ対策をしっかりと整えて、その地を訪れた私達がまず目にしたのは、冷たく澄んだ空を飛ぶリト族の姿だった。
「本に書かれた資料や記録ではなく、本物のリト族を見るのは生まれて初めてです。
凄いですね、あんな高いところを自由に飛んで」
「……何か、向こうも俺達に気付いたみたいだな」
リンクの言葉と、彼らの村があると思われる方向へと急に戻り始めたリト族達の様子に、夢見心地だった気分を一気に現実へと戻された。
あの様子では、どうやらリト族はゾーラ族と同様に、昔の確執を今も引きずっているらしい。
「ゾーラ族みたいに国交自体が取り止めになっていた訳じゃないから、村に入ること自体を拒否されはしないと思いたいけど」
「居心地は悪そうですね、ある意味ゾーラ族の時よりも大変かもしれません」
しかしそれは、かつて問題を起こした上に、解消するどころか国内の問題にかまけて長い間放置してしまったハイリア人側の非である。
改めて気合いを入れた私達だったが、その覚悟は思いがけなく、村に入る少し手前で挫けてしまうこととなった。
「………記録によれば、ここには村へ渡るための吊り橋があった筈なのですが」
「これもゾーラの時と同じか、もっと性質が悪いけど」
リトの村は、周囲を断崖絶壁に囲まれた湖中央、そこに塔の如く聳える高く巨大な岩に沿うような形で築かれている。
そこを訪れる為の唯一の手段であった筈の橋が、それがかつて確かにここに在ったことを辛うじて匂わせる僅かな痕跡のみと化していた。
橋が無くなったとてリト族に問題は無い、彼らは飛べるのだから。
ハイリア人との関係が悪化したことで橋の需要が無くなり、手入れがされないままいつの間にか落ちてしまって、特に不都合が無かったためそのまま放っておかれてしまったのだろう。
溜め息をつく私の横で、リンクがシーカーストーンをリトの村の方向へとかざして見ている。
遠くのものを、まるで目の前にあるかのように大きく見えやすくすることが出来る機能があったことを思い出して、見えたものについて尋ねた私に、リンクはシーカーストーンを渡してくれることで応えた。
彼に倣ってかざしたその壁面に、彼が見ていたものと同じであろう光景が映る。
家や通路の縁からこちらを窺うリト族達の表情や雰囲気に、好意的なものは少しも見受けられなかった。
「完全に警戒されてしまっていますね」
「向こうからの接触は期待しない方が良さそうだ、何とかこちらから働きかけないと」
「何か策はありますか?」
「うーん、そうだなあ…………ゼルダ、ちょっとリト族宛てに手紙を書いてくれない?
過去のことを改めてお詫びして、リト族と新たな友好関係を結ぶために来ましたって辺りを、きちんとした外交にも使えるような仕様で丁寧に」
「は…はい、わかりました」
手紙を書くことは王族の大事な仕事のひとつ、当然私も幼い頃から懸命に学んできた。
その技術と心得をかつてない程の真剣さで発揮し、書き上げた渾身の一枚を、何とリンクは小さく畳んで矢に結び付けた。
私が呆気に取られている間に、その矢をつがえてリト族の村へと向けて照準を合わせ始めたリンクに、数秒遅れで慌てた声を上げる。
「リンク、手荒な真似はダメですよ!?」
「大丈夫、狙える時間と余裕が十分にある状況で間違っても外さない」
そう言い切るや否や放った矢が、高く大きな弧を空に描き、断崖も湖も越えた先のリトの村の、誰もいない広場の真ん中へと突き刺さった。
慌てて構えたシーカーストーンの壁面に、村まで届いた矢の周りに集まり、それとこちらを……遥か遠くで未だ弓を構えているリンクを、何度も何度も見直している、声が聞こえなくとも大変な騒ぎとなっているのが見てわかるリト族達の様子が映し出される。
一族の誇りとして弓を修め、多くの優れた使い手がいるとされているリト族にとっても、今の一射は神業だったのだ。
それを実感した私の胸に、「これが私の騎士なのだ」という自慢と誇りが昂りとなって満ちてくる。
「……流石です、リンク」
彼が城に来るまで、実戦どころか遊びや練習でも武器を振るったことが無かったなどと、それが紛れもない事実だと知っている筈の私自身でさえ、たまに信じられなくなってしまう。
城においては兵士達との鍛錬で、旅に出るようになってからは魔物を相手の実戦で。
見る見るうちに強くなっていく彼に、すぐ傍で見ていた私は、『鍛錬を経て強くなっている』のではなく『かつて身につけた力や技を思い出している』かのような不思議な印象を覚えていた。
「しかし……いくら、空を飛べない私達が手紙を届けるためとはいえ、村に矢など射ち込んで。
本当に大丈夫ですか?」
「親善の手紙を届けるのも確かに大事だけど、ぶっちゃけて言えば俺が届けたかった本命は矢の方なんだ。
かつて一族の誇りを踏み躙り侮辱した、碌でもないハイリア人に得意な筈の弓の技を見せつけられて、リト族の戦士が黙っていられる筈が無い。
……ほら、言ってる傍から早速動き出した」
二人で覗き込むシーカーストーンの壁面の中に、何やら興奮して騒ぎ立てているリト族の若者が一人、弓と矢を手に現れた。
何とか宥めようとしているらしい周りの言葉など一切聞かずに、先程のお返しと言わんばかりの一射を、リンクの矢が届いた広場からこちらへと向けて放ってくる。
ハイリア人などに負けじと意気込んだであろう、彼の思惑とは裏腹に、リトの村から放たれた矢は断崖で隔てられた遥か下の湖へと落ちていった。
「矢を遠くへと飛ばす、遠くのものを狙うというのが苦手でも、それは全くおかしいことじゃない。
なぜならば、リト族が普段から鍛錬を積んでいる弓の使い方とは、方向性が全くの真逆だからだ。
リト族が追求しているのは、生まれ持った飛行能力を生かした機動性と、その速さの中で瞬間的に的を捉える技術。
的が遠くにあるならば、そこまで一気に飛んで近づいてしまえばいい……それが、リト族の弓だったんだ。
向こうだって、練習していないこと、そもそも性に合っていないことは十分理解している筈。
……だからって割り切れはしない、だって彼らは誇り高きリト族なんだから」
言いながら紙を取り出し、何やら書き込んで再び矢に結び、放たれたそれが危なげなくリト族の村まで届く。
先程矢を届けられなかった例のリト族が、二本目の矢に結ばれていた手紙を凄い勢いで引ったくり、読んだ途端に地団駄を踏み始めた光景をシーカーストーン越しに見てしまった私は、何故か異様に楽しそうなリンクへと苦笑いを浮かべながら問いかけた。
「リンク、一体何て書いたのですか?」
「『惜しかった、次は頑張れ』って」
「あなたという人は…………でも、まあ確かに。
丸っきり無視されるよりは、どんな形でも関わりを持った方が可能性はありますね」
「そういうこと、ちょっと覚悟して気長に構えてみよう。
今日のところはこの辺にして、野営出来そうな場所探そうか」
「そうしましょう」
今後の方針を決めて歩き出した私達の耳に、リトの村の方から、風に乗って怒号のような声がかすかに聞こえてきた気がしたのだけれど。
私もリンクも、気のせいなどではないと分かっていたのだけれど。
今日この時に関しては、敢えてそのまま立ち去ることにしたのだった。
「見つけたよハイリア人、昨日はよくもやってくれたね!!」
リトの村近くに野営をするのに丁度良い場所を見つけ、美しく澄んだ星空の下で眠りについた、その翌日の朝。
朝の陽ざしと爽やかな空気の中での朝食の席に、騒がしく飛び込んできた者がいた。
ハイリア人で例えるならば、寝癖が直しきれていない状態なのだろうか。
全身の羽毛が所々乱れてしまっているのも構わずに、もしくは気付かずに。
朝早くから、私達を探して辺りを飛び回っていたのであろう彼は、間違いなく昨日の『あの』リト族だった。
こちらから赴くことが物理的に叶わないからこそ、リンクは殆ど挑発と言ってもいいような強引さでリト族へと干渉した。
誇りを苛まれたと感じたリト族に、こうやって怒鳴り込まれること自体は予想していたし、覚悟もしていたのだけれど。
「昨日の今日で流石に早すぎ……その様子だと昨夜は眠れてなさそうだし、今朝だって日の出と同時に村を飛び出したな?」
「あんなただ遠くに飛ばすだけの、ノロマで臆病なハイリア人らしいと言っていい卑怯な弓で勝ったと思われるなんて、リト族の誇りが一時たりとも許さないんだよ!!」
「それじゃあ、実際に獲物を狩った数とかでもう一度勝負する?」
「言ったね、望むところだ!!」
「ということになったから、ちょっと行ってくる」
「朝食はどうしますか?」
「食べる、悪いけどミルクは温め直しておいて」
そう言って森へと向かったリンクは、しばらく経った後に、獲物ではなく何故か気を失ってしまっているリト族の彼を背負って帰ってきた。
睡眠不足と空腹が重なってまともな判断が出来ず、獲物を追って木の密集地帯に飛び込んで動けなくなってしまった末に、興奮したイノシシの突撃を食らって吹っ飛んでしまったそうだ。
これ程のみっともない姿を晒してしまったからには、流石に冷静にならざるを得なかったのだろう。
打ち身の手当てをされ、追加でもう一人分用意した朝食の席を共にした彼は、初対面が強烈すぎた為もあってか、不気味さすら感じてしまう程に大人しく礼儀正しかった。
上がり下がりが激しすぎるその不安定な精神状態の中に、あまりにも予想外で、かつ切実すぎるリト族の事情があったことを知ったのは、そのすぐ後のこと。
彼曰く……他種族との交流が無くなったことで、『弓に優れたリト族』という意識を改めて見直したり実感したりする機会までもが無くなった上に、ここ数十年ほど大した事件や危機が無く、鍛え上げた弓の腕を生かせないまま平和な日々を送ってしまったリト族は、身内間の心地良い狎れあいにすっかり染まり切ってしまったのだという。
「昨日の、君が射ったあの矢……本当に素晴らしかったよ。
リト族として恥ずかしくなったし、負けていられないと思った。
……でも、それは僕だけだったんだ。
村の他の連中は、確かに驚いてはいたもののそれで奮起するではなく、逆に自分達だけで慰め合って励まし合って。
あんなのは、リトの弓と比べられるようなものじゃないんだから気にすることは無いって。
さっさと忘れて、いつも通りの日常に戻ろうとしたんだ」
「そんな、まさかそこまで……いや、何でもない」
「遠慮はいらないよ、思った通りに正直に言ってしまえばいい。
『まさかそこまで、リト族が誇りを忘れて腑抜けてしまっていたなんて』ってね。
紛れもない事実だ、それこそが現実だ、全く以って情けないことに…っ!!」
怒りと嘆きに、震える声を吐き出す彼こそが。
真面目で堅物すぎると、もっと楽に生きればいいのにと揶揄されながら。
古い価値観と風習に囚われている変わった若者として半ば孤立しながらも、毎日の弓の修行を村で唯一欠かすことなく、リト族の誇りと技を懸命に守り続けていた。
今の世でたった一人となってしまっていた、『リト族の戦士』だった。
「私達の知らない間に、リト族がそんなことになってしまっていたなんて……」
「俺達の策は、空振りで終わっていたかもしれなかったのか。
……まあ確かに。得意分野であからさまに挑発されて、その状況で黙っていられないだろうというリト族の誇り高さを、無意識の内に大前提にしていたからな」
「意味がない訳じゃなかったけどね、おかげで僕は吹っ切れた。
……リンク、君の弓の腕を見込んで頼みがある。
どうかお願いだ、僕の修行に付き合っては貰えないだろうか。
実を言うと……散々偉そうなことを言っておきながら、僕は本当は自分の腕に自信が無いんだ。
教えてくれる師も、技を競い合える相手も、至らないところを違う観点から指摘してくれる人もいない。
今やっていることが本当に正しいのかも分からないまま、独学でここまで来てしまったからね」
彼の申し出に、リンクは考えたり悩んだりすることもなく、すぐさま笑顔で頷いた。
私も彼の決断に賛成で、何も問題は無い筈だったのだけど。
この話を申し出た当の本人である筈の彼が、何故か辛そうな表情で俯いていた。
「リト族の戦士が、弓の修行について他種族に請わなければならない事態だなんて。
……リトの誇りを汚したと、忘れたかとご先祖様方に叱責されても、これじゃあ何も言い返せないな」
「俺達が言い返すよ」
「その通りです。
あなたは紛れもなく、誰よりも立派にリト族の誇りを守り、後に伝えようとしている人。
誰かがあなたを責めるのならば……例えそれが偉大な先達だとしても、私達は心からそう断言してみせます」
その発言に、特に大きな意味や裏の意図などはなく。
本当に、ただ単に、心の底から思ったことを、何も飾らずに言葉にしただけで。
でもそれは、彼にとっては、長く続いた孤独な戦いがようやく、ほんの少しだけでも報われた瞬間だったのかもしれない。
俯きながら、言葉なく背を振るわせていた彼の姿が、私達にそんなことを思わせた。
当人の懸念をよそに、体調を整えて冷静になった彼は、紛れもなく一流の弓使いだった。
第三者の……と言うより、彼自身が認めた弓使いであるリンクのお墨付きを貰えたことで安心したのか、動きや技術がより安定したのが素人目にもわかる。
自信をつけることが出来た彼は、随分と長い間、意識しつつも踏み出せずにいた『試練』へと挑むことを決意した。
「その試練とは、一体どういうものなのですか?」
「リトの村周辺に、幾つか存在している修行場の鍛錬内容を、全て一定の基準を越えて達成させる。
それを成し遂げた者が一人前の戦士として認められる、そんな伝統が少し前まではあったのさ。
残念ながら、今はすっかり廃れてしまっているけど。
……リンク、改めて頼みがある。
どうか僕と共に、リトの試練を成し遂げてはもらえないだろうか。
試練はどれも、空を飛べるリト族が挑むことが前提の、優れた機動力を要求されるもの。
ハイリア人である君にとっては、酷い無理強いにも聞こえるだろう。
だけど……やっぱり僕は割り切れない、まだ信じたい。
ハイリア人がリトの試練を成し遂げる、そんな言い訳や慰めの余地など欠片もない事実を目の前に突きつけられれば。
皆だってきっと、悔しいって、負けられないって思ってくれる。
リトの誇りを取り戻してくれるって……それはまだちゃんと残っているって、僕は信じたいんだ」
彼の言葉に、願いに、リンクは笑いながら頷くことで応えた。
その後リンク達は、リト族の試練を順調に達成していった。
足りない速さや高さはマスターバイクやシーカーストーンの機能で補い(ビタロックで衝撃を溜めた岩に乗り、一緒に飛ぶという強引な方法には流石に悲鳴を上げた)ながら、数日をかけてついに最後の試練まで終えた二人は、互いの弓を掲げながら健闘を称え合った。
「僕はこれから村に戻ることにするよ、皆に発破をかけてやらないとね」
「お前の本当の戦いはこれからだな、応援してる」
私達も一旦ハイラルに帰ることを決めて、このやり取りを最後に別れようとしたのだけれど。
風に乗って、森の向こうから聞こえてきた複数の悲鳴が、私達の同行を少しだけ長引かせることとなった。
慌てて駆け付けた私達の視界に飛び込んだのは、震えて腰が引けながらも、何とか弓だけは手放さずに頑張っているリト族達と。
地に落とした彼らを踏み潰さんとばかりに、巨大な両足で轟音と共に地を揺らす、見上げるほどに大きいひとつ目の魔物の姿だった。
「あれは、森の巨人!?」
「ヒノックスだ!!」
彼が書いた魔物の本に、確かに載っていた覚えのある名前を叫びながら放たれたリンクの矢が、巨人の魔物、ヒノックスの後頭部に当たり跳ね返る。
あまり痛手ではなかったようだけれど、注意を引き、攻撃の対象を変えさせるだけの効果はあったらしい。
ズシンズシンと重い足音を立てながら振り返り、歩み寄って来るヒノックスへと咄嗟に弓を引いた彼へと、リンクは簡潔かつ的確な助言を口にする。
「ヒノックスの弱点は目だ、そのまま射抜け!!」
その言葉に明確な的を定めた彼は、狙われたことを察したヒノックスが足と同じく巨大な手で弱点を覆ったことにも動じずに、僅かな指の隙間から見事に目玉を捉えてみせた。
それによって怯み、盛大に尻餅をついたことで無防備となった魔物の巨体は、二人の優れた戦士にとってはもはやただの大きな的だった。
そうして、騒動が落ち着いた後に残されたのは巨大な残骸と……居心地が悪そうに俯いたままの、リト族の若者達。
「お前達、まさかアレにわざわざちょっかいを出したのか!?
あの魔物が普段は眠ってばかりで、近づかずに放っておけば襲われないことくらいわかっていた筈なのに!!
僕達がすぐに駆け付けられるところに居なければどうなっていたことか、一体どういうつもりで!!」
その辺りで私が割り込んだ、どうしても確認したいことがあったから。
案の定彼らは、リンク達が試練に挑む様子をこっそりと窺っていて、それによって触発された者達だった。
ハイリア人があれだけ出来るのだから、リト族である自分達ならばもっと出来るのが当然だと思った。
……という言い分を聞いている内に、彼の全身の羽が徐々に逆立ち、力が入った全身が震え始めて。
堪え切れず爆発するのに、あまり時間はかからなかった。
魔物に、戦いに対する認識の甘さを指摘し、お前達のそれは『誇り』ではなく『驕り』『思い上がり』というのだと叱責する彼の言葉を、その正しさを、命の危機を経て流石に思い知ったらしいリト族達は黙って聞き入れる。
いい機会だと言わんばかりに、今までは抑えていた常日頃からの不満や憤りを吐き出した彼は、その勢いでこれからは遠慮も容赦もしないという決意と宣言をも口にした。
「僕は今まで、本当にやるべきことから逃げ続けていた。
本当にリトの未来を憂うなら、一人で足掻くだけじゃいけない。
一族の意識を変える、そんな努力をしなければならなかった。
それがずっと出来ずにいた、あの狭いリトの村で本当の意味で孤立するのが怖かったんだ。
だけどもう大丈夫、僕は……いや、僕達はちゃんと頑張れるから」
「今の俺達じゃあ、見世物として誘われたって怒れない。
……いや、そもそも見世物にすらならないかもしれないな。
君達のおかげで、現実に向き合うことが出来たよ」
「時間はかかるかもしれないけど、リト族としてもう一度胸を張れるように努力する」
村へと渡るための橋を、近いうちに直しておく。
だからまた、いつでも遊びに来てほしい。
今度はちゃんと村で歓迎する、その時はリト族のもうひとつの誇りである歌をぜひ聞いてくれ。
そう言って見送ってくれたリト族達に別れを告げ、私達はヘブラ地方を後にした。
リト族とハイリア人の新たな友好の証として貰った、綺麗な羽飾りを城へのお土産として。