「どういうことだ・・・?」
なんで・・・なんでだ・・・・?
なぜ緑葉が俺のベッドで寝てるんだ!?
まあ落ち着け。こんなの落ち着いて考えれば分かる話だ。
俺病院に運ばれる。
↓
姉が来て一緒にお医者さんの話を聞く。
↓
しばらく安静にしていろ。
↓
寝る
↓
今現在。
・・・。
ダメだ・・・何も分からん!
緑葉はなぜここに?
すると俺の視界にあるものが映った。
「俺の・・・服・・・か?」
最近学生服で1日を過ごしてるから自分の服も分からなくなってきたな。
「ん、うううっ。」
「起きたか。って寝癖ひどいな。直してやるよ。」
ナデナデ
「ふみゅ・・・。」
今日は寝起きが良くて助かった。
いつもなら・・・。
『死ね!変態!』
とか言って、チタンコーティング製スコップ(税別4500円)を振り回すが
今日は大丈夫なようだ。
いや~やれば親切にできるじゃありゃせんか緑葉さん!えらいえらい。
「・・・なんで僕の頭撫でてんの。」
「寝癖ひどいから直してた。それだけ。」
「そっか・・・。」
(喜んで損したよ。)
「それより大丈夫なの?」
「ああ。軽い脳震盪だ。全然平気だよ。」
「バカ・・・。」
「いきなり何だよ。」
「心配させんな・・・。」
「お前もしかして・・・。」
「泣い、てんのか?」
「・・・。」
ああダメだなあ僕。才人の前では泣かないって決めて来たのに・・・。
「泣いてないよ。全然。」
「緑葉。」
「・・・うん。」
「ごめんな。」
「ッ・・・!」
「僕、そろそろ・・・。」
「待て。最後に1つだけいいか?」
「我慢、なんてすんなよ。」
「別にしてないから。」
「泣けなんて言わない。」
「でもな・・・。」
「我慢はすんな。約束だ。」
「お前はいつも自分以外を優先する。それは別に悪くはない。」
「それで周りはいいが、お前はそれで幸せなのか?」
「だから・・・。」
「それ以上言わないで!!」
無理だ・・・!今更甘えるなんてできない!
だって・・・毎日僕はキミを馬鹿にして、無視して、キズつけてるんだよ・・・?
「甘える資格なんて無いよ・・・。僕には。」
「資格って必ず必要なのか?」
「必要だよ!」
「僕はそれを持っていない・・・。だから、」
「お前は俺の友達だ。」
「それだけでいいんじゃないのか?」
「俺はお前の友達じゃなかったのか?」
私の中で何かが崩れ、溢れ始めた。
止めようと思ってもこれは・・・
止められない。
本能的に悟った。
もう、ダメだ。
「・・・思った。」
「え?」
「一生会えないかと思った!!」
「僕っ、心配で、自分のせいじゃないかって・・・!」
「いつも上から目線で、嘘つきで、自分勝手で、僕は、僕は・・・!」
こんな素直になれない自分が・・・大嫌いだ・・・・。
こんな事をしてきた僕を許してくれるわけないのにな・・・僕は何自分勝手な事言ってるんだろう?
彼は僕に失望するだろうな。
「・・・。」
もう、覚悟はできてるよ。何を言われても文句は言えないんだから、素直に受け止めよう。
例えそれが絶交だとしても・・・。さあ!どんここい!
「そっか。」
「え・・・?絶交とか、怒ったりとかしないの・・・?」
「しねえよ。ほら、他に何か無いのか?」
「えっと、あの、」
その後彼は僕の謝罪を僕の頭を優しく撫でながら聞いてくれた。
こんな最低な僕の話をまっすぐ目を見ながら。
そして彼は最後に優しく、ただ一言。
「よく、頑張ったな。緑葉は嘘つきなんかじゃない。」
「俺の知るなかで一番の正直者だよ。」
これでまた泣いてしまった。
これで何回目かな?
「ありがとうな。お前の素直な気持ちが聞けて嬉しいよ。」
「泣かせないでっ!」
「えぇ・・・。」
「明日は学校行けるからな。」
「大丈夫・・・?」
「ああ。」
「じゃあそろそろ帰るよ。」
「あっ緑葉!」
「?」
「その、ありがとな!」
「う、うん。じゃ。」
「じゃあな~。」
帰り道今日を振り替えって恥ずかしくなった。
でも・・・
「やっぱ大好きだ・・・!!」
そう、再認識させれた。
クーデレ要素あるんですか?
今の所一切ありません!
しかし作者はこういう展開にする。そう決めていました。
だって病院で、病室で二人っきり!甘々にするしかないでしょう!
主人公が良いセリフを言って、それを容赦なく潰すクーデレ。←でもめっちゃ主人公好き!
これもありですが、僕の中でクーデレ可愛いさというのは
主人公と普通に話したりする。感情を表情に出さない。
しかし裏では主人公と何かするだけで幸せすぎてニヤニヤしてしまう。好き過ぎて堪らない!
このギャップだと感じております。(あくまで作者の意見です。)
次回は高校でのお話になります。
次回の投稿が遅れるかも知れませんが、1週間に1回投稿を目指して頑張ります!
応援お願いします!
それでは次回またお会いしましょう!!