さくら荘のペットな彼女と錬鉄の英雄   作:あるにき

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申し訳ございません!!
エミヤ食堂が出てくるのはおそらく原作アニメ2話あたりからです!


原作開始に至るまで その3 さくら荘にやってきた

「さくら荘へよーーーこそーーーー!!!」

 

軽快な挨拶とともに始まった歓迎パーティー。

 

「さぁさぁ、今日はねぎま鍋だ!はいドーーーーン!!」

 

「「「「いっただっきまーーす」」」」

 

「さぁさぁ、食べて食べてましろん、えみやん。さくら荘ではお祝い事では鍋パーティーって決まってるんだよ♪」

 

「ありがとう。しかしいいのか?本来私はここで家事をするために来たようなものなのだ。鍋ぐらいであれば私が作ったぞ?」

 

「いいのいいの!今日は2人の歓迎会なんだからね!」

 

あの後さくら荘に入ってみたら頭のネジが数本飛んでいそうな宇宙人、もとい上井草美咲に出迎えられ、三鷹仁、千石千尋に挨拶をし、親睦を深めた。それと赤坂龍之介にも挨拶をしようとしたが、どうやら引きこもりらしく彼の部屋は出入り禁止らしい。だが、三鷹仁から教えてもらった赤坂龍之介のメールアドレスに挨拶の文を送信すると、メイドちゃんなるものから返信がきた。しかしそのメールの差出人は赤坂龍之介となっているためそういう趣味の人間かと納得し掛けたところで三鷹仁から説明があった。なんでも、彼の作った自動メール返信プログラム、AIのメイドちゃんだという話を聞いた。『仕事の邪魔をしたり勝手に部屋に入ればウイルスとか送っちゃうぞ(笑)』

などと言われたがましろがマスターとなった今投影魔術のスキルもかなり上がっている。携帯ぐらいなら作れるだろう自信がある。それに引きこもりでは食生活など不安があるため頻繁に出入りしようど考えている。完全にオカンである。

そうこうしているうちに帰ってきたのが神田空太。変人の巣窟と言われているさくら荘に唯一の平凡な男らしい。そして彼と一緒に帰ってきた女。そう、マスターである。彼女は私を見るなり私に飛びついてきて久しぶり、会いたかった、などと言ってくれる。相変わらず無表情ではあるがどことなく嬉しいそうにしていてくれている。やはり此度のマスターは素晴らしい。1ヶ月ぶりの再会というだけでこんなに喜んでくれるのであればサーヴァント冥利に尽きる。

私は彼女の頭を撫で、ありがとうと微笑み返す。マスターは私の胸に顔を埋め、少し経ってから離れる。

それをみた神田空太は唖然としていたが

そしてさくら荘内全員に共通して言えることだが(千石千尋を覗く)、私やマスターが今日ここに引っ越してくることを知らなかったようだ。

私はマスターは簡単に自己紹介を済ませ(とはいえ私は神田空太以外には済ませていたのだが)、鍋パーティーが始まり今に至る。

 

「あ、メールきた」

 

神田空太は赤坂龍之介からきた、もといメイドちゃんからきたメールを声に出して読む。

それを聞いて千石千尋が反応する

 

「ねぎまなのに?まだけってこと?」

 

などと談笑していれば、神田空太がマスターが美術科2年に編入することに驚いていた。これでも我がマスターは世界的な天才画家だ。少し意外だったのだろう。まぁ、生活破綻者ではあるが。

などと考えていれば、三鷹仁が神田空太の耳元に顔を寄せ他には聞こえないような声で

 

「そうだなぁ、俺の見立てでは身長は162センチ、体じゅぎゃふんっ!」

 

「え、ど、どうしたんですか、仁さん!」

 

危ない。マスターの個人情報を本人の知らないところで拡散されるところだった。第1我がマスターにそのような下賎な視線を向けるなど…まったくエロガキめ

 

「仁さんっ?!」

 

「仁、どうした?!仁!気絶してる…」

 

「三鷹?!あんたかっなり情けない顔で伸びてるわよ…」

 

「仁は…なんで倒されたの?シロウに」

 

「「「「え?これ衛宮さん(えみやん、衛宮)がやったの?」」」」

 

「ああ、我がマス…ましろを視姦しようとしていてな。少し眠ってもらった。」

 

「視姦って、これだから三鷹は…」

 

どうやら理解はあるようだこの問題教師。生徒に手を出したら問答無用、なんてタイプじゃなくてよかった。神田空太も流石に今のは止められても仕方がない、と言った感じに呆れている。

 

「視姦だと?!聞き捨てならん!断じてならん!!」

 

そんなことつゆ知らずひさびさにあったためか少し甘えて来るましろ。

 

「食べさせて」

 

「まったく君は…ほらねぎでいいか?食べ方は気をつけろよ?」

 

伸びた仁を除いてみんなでまた騒ぎ始めた。少したち、みんなも落ち着いた頃、三鷹仁も復活した。

 

「ではこれからあたしが作成したましろん&えみやん歓迎アニメを上映するんだも〜〜ん」

 

「え、いつの間に作ったんですか?!てか椎名や衛宮さんが来ること知ってたんですか?」

 

「スイッチオン!!」

 

神田空太の言葉を全て無視して、テレビの前まで行き、リモコンでスイッチを押す。すると宇宙で戦っているウサギだの鳥だののアニメーションを流されて、その映像にまったくあっていないセリフを上井草美咲がいう。

 

「まっっしろぉ〜〜ん〜、えっみやんん〜〜、君たちがさくら荘に来るのをまっていたんだよぉぉぉ〜!#/@&(効果音)これからもずっとっ〜なかよくしてねぇぇぇ〜!*€#(効果音)」

 

最後は爆発で終わったそのアニメはまったく言葉と内容が一致していなかった。

 

「びっくりするぐらい内容とセリフがあってないわね…」

 

「どこがましろちゃん&衛宮さん歓迎アニメだよ。ただ新作のラッシュチェックしたいだけだろ」

 

「そうともいう!さぁ、どっか気になったところは?!」

 

と、私の方を指差して言ってきた。

困ったな私はアニメなどほとんどわからないのだが…

 

「…まぁ、素人の私がいうことなどあてにかならんだろうが…、どことなく爆発するタイミングは早いような気がしたな。」

 

正直に答える。

すると視姦魔…もとい三鷹仁が

 

「お、いい着目点ですね、衛宮さん。美咲、最後の爆発のタイミングだけど、あれ四コマほどずらせないか?」

 

「だよねだよね、ちょっと早いよね。中割りたすかー」

 

専門的な話が始まり2人についていけなくなる。それは他のみんなもそう見たいだ。

 

「あー、ありゃダメね。あれ始まっちゃったら」

 

どうやらざらにあることらしい。

 

「いつもふざけた奴らだけど、ものづくりに関しちゃ紳士よねぇ」

 

それを聞いて神田空太がバツの悪そうな顔をし、目を背けマスターの方を見るが、数秒目があってから視線を逸らされる。

…そうか、なるほど彼だけがこの場における『凡人』なのだな。おそらく彼には目標だって決まっていないのだろう。だから何かに真摯に取り組める彼女らが眩しいのだろう。私の青年期とはまた違って難儀なものだな。

そういえば、と神田空太が私に質問してきた。

 

「あ、衛宮さん。もしかして椎名と面識あるんですか?」




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