鞠莉「それじゃあ今回の麻雀大会はマリーがtopってことで♪」
千歌「そうだね……悔しいけど、私の負けだよ」
花丸「鞠莉ちゃん、おめでとうずら!」
曜「鞠莉ちゃん、おめでとう!」
鞠莉「Thanks! じゃあそういう訳で、景品頂いてもよろしいかしら?」
善子「景品? そんなのあったっけ?」
ルビィ「あれだよ、願いを叶えるっていう……」
善子「あー……たしかにそんなこと千歌が言ってたわね」
千歌「そんなこととは何さ! 善子ちゃんも『Aqoursをリトルデーモンにする』ってはしゃいでたくせに!」
善子「はしゃいでない! てかヨハネ!」
曜「ははは……まぁ正直、私は景品の存在とか忘れてたけどね」
ルビィ「ルビィも。久々に麻雀打てて楽しかったから、景品のことなんて忘れちゃってたよ」
花丸「そうだね! それに卒業していっちゃう鞠莉ちゃんのお願いなら、喜んで叶えてあげるずら!」
梨子「そうだね! 私、麻雀参加してないからあれだけど……出来ることならやるからね!」
鞠莉「じゃあ、願い事を言わせて貰おうかしら?」
曜「ドンと来い!」
鞠莉「その前に、一つだけこのお願いの範囲を変えさせて?」
千歌「範囲? どういうこと?」
鞠莉「私一人のお願いじゃなくて、三年生からのお願いにしてほしいの」
梨子「三年生からのお願い事かぁ。三人分叶えるとなると、結構大変そうじゃない?」
曜「そうだね~ まぁ内容にもよると思うけど」
ルビィ「千歌ちゃんはどう思う?」
千歌「うーん。いいんじゃないかな! そんな無理なお願いじゃないっぽいし」
千歌「卒業祝いってことで!」
善子「そうね」
花丸「卒業祝いのプレゼントずら!」
果南「ありがとう、みんな」
ダイヤ「ありがとうございます」
千歌「それで? 三人の願い事は?」
ダイヤ「……本当にいいんですの? 鞠莉さん。こんなタイミングで」
果南「たしかに、今言うことでもない気がするけど」
鞠莉「いいじゃない。遅かれ早かれ言うことにはなるんだし」
果南「うーん……まぁ、いいか」
曜「何? なんかとてつもないことのような予感……」
梨子「え、そんな大変なことなら、私はやらないわよ。麻雀やってないし」
果南「ううん、そんな大変なことじゃないよ」
ダイヤ「ある意味、大変かもしれませんがね」
千歌「もう! 何なの? 早く言ってよ!」
鞠莉「じゃあ……いうわね」
「私達が卒業しても、Aqoursは続けてほしい」
千歌(こうして、Aqoursでの麻雀大会は終わった)
千歌(三年生のお願いである『Aqours』を続けことについては、また後日話し合った)
千歌(それをめぐって言い合ったり、イタリアに行くことになるのは、また別のお話)
fin
本編はこれにて終了です。ありがとうございました。
今後は不定期で番外編を書こうと思います。