Aqours!麻雀大会!!   作:moyurun

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千歌「ルール説明!」梨子「麻雀ってどうやるの?」

 

 

千歌「皆卓についたねー。それではルール説明しまーす!」

 

果南「なんで千歌が仕切ってるの(笑)」

 

千歌「いいじゃん別に! 言いだしっぺだし。Aqoursと一緒!」

 

曜「まぁまぁ。それで千歌ちゃん、ルールは?」

 

千歌「えーっとね。普通に赤4のアリアリでいこうと思う。」

 

千歌「それで今ついてる卓で半荘やって、上位ふたりが決勝卓に進めるってことで!」

 

千歌「それで決勝卓で半荘やって1位だった人には豪華景品が!」

 

善子「景品? それってリリーが参加出来ないの不公平じゃない?」

 

千歌「だいじょーぶ! なぜならその景品とは……?」

 

曜「景品とは……?」

 

ダイヤ「またろくでもないものじゃないでしょうね」

 

ルビィ「ごくり」

 

千歌「Aqoursの皆に一つだけ願い事をかなえてもらえまーす!」

 

全員「えぇ~~!!!」

 

千歌「もちろん現実的な範囲内でね! いちおくえんちょうだいとかは無しだよ!」

 

鞠莉「一億円……今銀行にいくらあったかしら……」

 

果南「こら、真に受けるな」

 

千歌「だから梨子ちゃんは、このお願い事をかなえてあげなくてもいい!ってことにします!」

 

梨子「簡単なやつならやってもいいけど……例えばどんなお願い事ならいいの?」

 

千歌「そうだね~ 明日1日みーんな千歌のこと様づけで呼ぶとか……」

 

曜「千歌ちゃんらしいね……」

 

善子「はっ! これで全員をリトルデーモンに

 

花丸「ならないずら」

 

善子「つっこみはや!!!」

 

千歌「まぁそんなわけで、そんな重いものじゃないから、気楽にやろーう!」

 

全員「はーい!」

 

千歌「じゃ早速、スタート!」

 

 

*****************************************

 

 

梨子(千歌ちゃんが開始の号令をかけると、皆慣れた手つきで麻雀卓をいじり始めた)

 

梨子(千歌ちゃんの旅館においてあるものは全自動麻雀卓というものらしく、自分たちで牌を積まなくてもいいからすごく楽なんだそうだ)

 

梨子(それにイカサマもほとんどできなくなるから麻雀勝負にはもってこいのものだ)

 

梨子(……って、私は今鞠莉ちゃんに教えてもらって知ったのだけれど)

 

鞠莉「じゃ梨子、私が教えながら打つから、一通りルールは覚えておいてね。これからも打つかもしれないでしょ?」

 

梨子「は、はい……頑張ります」

 

鞠莉「そんな難しくないから大丈夫よ!まぁ、点数計算まで覚えると大変だけどね」

 

鞠莉「じゃまず親を決めるわ。真ん中のサイコロを回してっと……」

 

 

コロコロコロ……

 

 

ルビィ「あ、ルビィが親だね!」

 

曜「ちぇー起家が良かったなー」

 

果南「曜は起家好きだよね。私は別に何番でもいいかな」

 

梨子「鞠莉ちゃん、親とか起家っていうのは?」

 

鞠莉「親ってのは一番最初に手番を行う人のことよ。麻雀は一人づつ順番にplayをしていくものなの」

 

梨子(鞠莉ちゃんがそういっている間にも、ルビィちゃんと曜ちゃんは積んである牌を一つ取って、真ん中の方に牌を一つ置いていく)

 

鞠莉「自分の手番でやることは基本的には二つ」

 

鞠莉「一つは山から牌を取ってくること。これをツモと呼ぶわ。山っていうのはこの真ん中を囲むように積まれた牌のことね」

 

鞠莉「ツモをしたら、自分の手牌に加えるわ。手牌というのはこの14枚の自分が中身を見ることのできる牌のことね」

 

鞠莉「その後、手牌から一つ牌を取って、真ん中の方に皆に見えるように置くわ。これを牌を捨てる、という言い方をするわね」

 

鞠莉「牌を捨て終わったら、次の人の番。果南、いいわよ」

 

果南「はーい」

 

梨子「鞠莉ちゃん、よくわからないけど、手牌の数が変わってないと思うんだけどいいの?」

 

鞠莉「ノープログレム! 最終的に、この自分の番の14枚を『決まった形』にすることでこのゲームに勝つことが出来るわ」

 

鞠莉「逆に言えば、多かったり少なかったりしては絶対にダメよ」

 

梨子「そうなんだ。『決まった形』っていうのは?」

 

鞠莉「簡単に言ってしまえば、3、3、3、3、2の数で牌のグループを作れればオーケーよ」

 

鞠莉「3つグループは面子と呼ぶんだけど、これは同じ絵柄の牌を3つか同じ種類で数字が3つつながっていれば成り立つわ」

 

鞠莉「例外もあるけど、基本はこのグループ作りが重要よ」

 

梨子「なるほど……じゃあ鞠莉ちゃんの手牌のここは、一つ面子が出来てるってこと?」

 

②③④

 

鞠莉「そうね! 正解よ! 正解なんだけど……」

 

果南「へぇ~鞠莉は一つ面子が出来てるんだ~」

 

鞠莉「……このゲームでの情報はかなり重いものだから、次からは耳打ちしてくれると助かるわ」

 

梨子「ご、ごめんなさい!」

 

鞠莉「いいわ、どうせ今回は私上がれそうにないし」

 

ルビィ「リーチ!」

 

梨子(ルビィちゃんはそう言うと、青い棒を卓の真ん中に置いた)

 

曜「うわ、ルビィちゃん、速いなぁ。まだ降りるには早い気もするけど……」

 

梨子(曜ちゃんはルビィちゃんが捨てた牌と同じ牌を捨てた)

 

梨子「鞠莉ちゃん」

 

鞠莉「順を追って説明するわね。」

 

鞠莉「まず、14枚で『決まった形』を作る時、他の人が捨てた牌をその一つとしてもいいの」

 

鞠莉「特に最後の一枚を他の人の捨てた牌にした場合、その捨てた人一人から点数をもらうことが出来るわ。逆に最後の一枚が自分で引いてきたものだったら、皆から点数をもらうことができる」

 

鞠莉「最後の一枚以外を自分の手牌にすることもできるけど……それはあとで説明するわ」

 

鞠莉「そしてリーチは、私の手牌は『決まった形』になるまであと一枚ですよ、って他の人に宣言することね」

 

梨子「え、自分がもう上がれそうなことを、他の人に言っちゃうんですか?」

 

梨子「他の人の捨てた牌で上がれるなら、言わない方が捨ててくれそうですけど……」

 

鞠莉「That's right! それはその通りね。でもリーチにはきちんとメリットがあるわ」

 

鞠莉「一つは単純に点数が上がるわ。宣告して難易度を上げた分、上がれたらご褒美!ってわけね」

 

鞠莉「あともう一つは、他の人の牽制になる。自分の捨て牌で上がられるかもしれないって思うと、無闇に捨てれなくなるわよね?」

 

梨子「確かにそうかも……」

 

鞠莉「そしてこのリーチは、役の一つということも重要なメリットね」

 

梨子「役って?」

 

鞠莉「『決まった形』を作れば上がることが出来るんだけど、役が無いと上がることができないのよ」

 

鞠莉「役っていうのは、『決まった形』の中でさらに『決まった形』があった場合に付くボーナスみたいなものね」

 

鞠莉「麻雀では、役がないと上がることはできないわ」

 

梨子「え? 役がないと上がれないの? それってすごく大変じゃない」

 

鞠莉「そんなことも無いわ。特定の牌を3つ集めるだけでもいいし、ツモで上がれればそれだけで役になるわ。ルビィのリーチも役の一つだしね」

 

梨子「そうなんだ……」

 

果南「役にはいろんな種類があるから、皆がどんな役を狙っているのか見てみるのも、面白いかもしれないね」

 

鞠莉「そうね!」

 

梨子「うん!わかった見てみるね!」

 

ルビィ「あ!ルビィ上がったよ!リーチツモ場風ドラ3で6000オール!」

 

曜「たっか……」

 

果南「しかも5巡目だしね……」

 

鞠莉「これは……手を打たないといけないかもデース」

 

梨子(そう言って曜ちゃん果南ちゃん鞠莉ちゃんは、卓の手前から棒を取り出してルビィちゃんに渡していく)

 

梨子「その棒は何?」

 

鞠莉「これは点棒って言って、点数を具現化した物よ」

 

鞠莉「麻雀は最初にそれぞれ25000点もって始まるわ。この点はさっきのルビィみたいに上がることが出来た場合にもらうことが出来るの」

 

鞠莉「それで、点数の移動があった場合は、こうやって棒をやり取りするって訳ね」

 

梨子「へぇ……」

 

梨子(なんで棒なんだろ……)

 

ルビィ「じゃあルビィは親だから、一本場だよ!」

 

曜「はーい」

 

 

 

鞠莉「じゃあ梨子? 次は『鳴き』について教えるわ」

 

梨子「泣き? 悲しいことでもあったんですか?」

 

鞠莉「その泣きじゃないわ……まぁ見てて」

 

梨子(そうして鞠莉ちゃんは普通にプレイし始めた。そうして2巡した頃だった)

 

 

鞠莉「はい」

 

曜「お、ポンであります!」

 

梨子(そう言うと曜ちゃんは鞠莉ちゃんの捨てた牌を取ってしまった)

 

梨子(そして自分の手牌から2枚を表向きにして、鞠莉ちゃんの牌と一緒にして手牌の横に置いた)

 

梨子「え? 他の人が捨てた牌をもらっちゃってもいいの?」

 

鞠莉「ええ。勿論条件はあるけどね。これが『鳴き』と呼ばれるものよ、梨子」

 

梨子(そう言うと鞠莉ちゃんはさも自分の番かのように山に手をかける)

 

梨子「あれ?次は果南ちゃんの番じゃなかったですか?」

 

果南「曜がポンをしたから、鞠莉から曜まで手番が飛んじゃうんだよ。そんで曜はポンした鞠莉の牌を貰って、普通にツモった時と同じように手牌から一枚捨てる」

 

果南「そうすればほら、いつもと同じでしょ?」

 

梨子「た、確かに」

 

ルビィ「いつもと同じじゃないよ! ルビィがツモれなかったもん!」

 

鞠莉「そうよ! いつも通り私が解説しようと思ったのに!」

 

果南「いいじゃん~私も説明とかしてみたかったの~」

 

梨子「ははは……」

 

 

梨子(そのあと、曜ちゃんは果南ちゃんからもポンをして、5500点を果南ちゃんから上がった)

 

梨子(鳴きをすると、普通より速く手が作れるみたい。それが曜ちゃんは得意みたい)

 

梨子(基本的にはこのくらいかしらね、と鞠莉ちゃんは言っていた。)

 

梨子(麻雀はものすごく難しいと思っていたけれど、そこまで難しくないのかも?と思ったけど……どうなんだろう)

 

 

鞠莉卓 東一局終了時点

東:ルビィ 43000点

南:曜   24500点

西:鞠莉  19000点

北:果南  13500点

 

 

 




麻雀のルールの説明ってむずかしい……
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