仮面ライダーフォーゼ ~IS学園キターッ?~   作:龍騎鯖威武

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2時限目「隕・石・拳・法」

 

一夏は両手を握り締めて呟く。

 

「おれは、みんなを守れる力が欲しい…!」

 

目の前に現れた仮面ライダー達。彼らは一夏の求めるそれにとても近いものだった。

自分も彼らの心に近づこうとするが、力までは手に入れることは出来ない。

「仮面ライダーに…なりたい…!」

しかし、仮面ライダーにはどうすれば成れるのか…。

 

…前話で見たような気がするだろうが、スピンオフ特有のテンプレなので気にしてはいけない。

 

「メテオとして戦う術…知りたいか?」

その声に振り向くと、礼が腕を組んで廊下の壁に寄りかかっていた。

本編を読んだ方は知ってのとおりだろうが、彼は仮面ライダーメテオ。一時は正体を隠して戦っていたが、彼らのことを信じて正体を明かし、その後は心強い味方となっていたのだ。

「戦う術…?」

「あぁ、宇月から聞いてな。何時おれや宇月が戦えなくなるか分からん。一夏にも仮面ライダーとしての戦いを知っていて欲しい」

彼の言い分はもっともだ。事実、宇月は一度、サジタリウス・ゾディアーツへ強制的に覚醒させられた事からフォーゼへ変身する事が不可能となり、その際に礼も重傷を負ってメテオとして戦えなくなるときがあった。

そこで一夏がメテオ及びフォーゼへ変身したが、緊急措置ゆえにそれぞれのライダーのポテンシャルを完全に発揮できなかった。

「でも…おれにどうやって…?」

「仮面ライダーになりたいんだろう?その気持ちがあれば上等だ。さぁ…行くぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

…というわけで。

 

 

 

 

緊急特別授業、開始!

 

 

~感じろ!仮面ライダーメテオストームになるためには!?~

 

 

 

 

 

グワァ~ン…!

「起立」

(ラウラが)銅鑼を叩く音と共に、一夏は起立する。彼は礼と共に黒い柔道着を身に纏っている。

「礼、よろしくお願いします」

どうやら、運動中心となるようだ。

「今回のテーマは…おまえが何故、メテオストームを使うことができなかったか。その謎を追求しようと思う」

覚えている方は少ないかもしれないが、一夏はメテオストームを使用することが出来なかったのだ。理由としては…。

「はい、語り部ヤメ!!いまから、その事を質問するからな」

「いきなりかよ…!」

早速、問題である。

「ま、分かるな?」

「…たしか、コズミックエナジーの相性が悪かった…だっけ?」

「確かにそれもある。だが、おれ自身がメテオストームを初めて使ったときのことを思い出してくれ」

そういわれて思い出した。メテオストームスイッチをはじめ、ステイツチェンジスイッチには、なんらかの要素が必要だった。

「そうか、吸収!」

「そう、メテオストームは全てを飲み込むほどの大きな器と心が必要だ。他者と自分に例外は無い」

確かに、自分自身の仲間を思う気持ち、そして仲間そのものを受け入れる心の大きさで、礼はメテオストームへと到達した。

同じことが一夏にも言えるとするならば、その心を彼が持てるようにすることが大切になってくる。

「その心を得るためには…」

「得るためには…?」

 

 

 

 

「星心小輪拳だ!!!」

 

 

 

 

「…は?」

「おれがおまえ達を信じられたのも、その拳から学んだ精神が大きかったんだ!さぁやるぞ!」

「ちょ、おい待て!」

「何のために道着を着たと思ってるんだ!?」

礼に無理やり引っ張られる一夏…。

ちなみに、取り残されたラウラ(銅鑼を叩く役)は…。

 

 

 

「わたしの出番は…これだけなのか?」

 

 

 

 

それから一夏は数日の間、血の滲むような特訓を受けたらしい。

 

 

 

 

数日後。

「…あ、織斑君!」

山田先生の目の前に現れた一夏。だが、様子がおかしい。

目が据わっている。

「おはようございます、山田先生」

冷静沈着な雰囲気で挨拶をする。その姿を見て山田も様子の変化に気づいたようだ。

「は、はい…」

戸惑っている山田。そんな彼女を救うためか、チャイムが鳴る。

授業が始まるのだ。

 

しかし、そのチャイムが助け舟になろうなどと甘い考えはキンモツなのが、ネットムービー風のスピンオフ。

 

「ホワッチャアアアアアアアアアアアアアアアァッ!!!!」

 

「ひぃっ!?」

突如として一夏は奇声を上げ、なにやらポーズを構える。

「お、織斑君…!?」

「アタァッ!!アチャアァッ!!ウゥワァタアアアアアァッ!!」

どうやら、柔道の型らしきものを行っているらしい。

「ワタアアアアアアァッ!!」

そのまま、走り去ってしまった。

「あの雄叫びは…」

 

 

 

「すみません、山田先生!一夏を見ませんでしたか!?」

 

 

 

一夏が見えなくなると同時に、礼があわてて走ってきた。

「辻永君!あの織斑君は一体…!?」

「仮面ライダーになりたい一夏に、おれが学んだ拳法を教えたら、あぁなっちまったんです!銅鑼の音で練習開始を身に染み込ませたら、近い音には過剰に反応してしまうようになってしまって…!」

 

一体どんな事を学べば、あぁなってしまうのだろうか。

 

山田の疑問は尽きない。だが、それよりも彼の行方を伝えなければならない。

「あ、織斑君は向こうに!」

「ありがとうございます!おい、一夏ぁっ!!」

礼は彼を止めるべく、一心不乱に走り去った。

 

 

 

「…か、仮面ライダーの道は…険しそうですねぇ…」

 

 

 

山田は何か言わなければならない気持ちになり、そう呟いた。

…つまりは、オチ担当だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

続く

 

 

 

 

 

次回

 

 

                         大体分かった

 

さまざまな世界のライダーに変身できる!

 

                         ディケイドの謎…?

 

カメンライドゥ!(裏声)

 

 

 

 

 

3時限目「大・体・理・解」

 

 

 

 

 




キャスト


織斑一夏

辻永礼=仮面ライダーメテオ

ラウラ・ボーデヴィッヒ
山田真耶


如何でしたか?
ぶっ飛んでるかな…?
ともかく、次回はディケイド編です!
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