仮面ライダーフォーゼ ~IS学園キターッ?~   作:龍騎鯖威武

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3時限目「大・体・理・解」

 

 

 

一夏は両手を握り締めて呟く。

 

「おれは、みんなを守れる力が欲しい…!」

 

目の前に現れた仮面ライダー達。彼らは一夏の求めるそれにとても近いものだった。

自分も彼らの心に近づこうとするが、力までは手に入れることは出来ない。

「仮面ライダーに…なりたい…!」

しかし、仮面ライダーにはどうすれば成れるのか…。

 

 

2度目だが今回でこのテンプレは最後なので目をつぶっていただきたい。

 

 

「大体分かった。ライダーの力を欲するなら、おれに聞くのが一番だ」

オーロラを超えて現れたのは、大体分かっているあの男「門矢士」だ。

「つ、士さん!?」

「知りたいんだろ?そして欲しいんだろ、ライダーの力が!」

「そ、そうですけど…」

しかし、今までも成功しなかった。その反論をしようとしたところ…。

「おれからライダーを学べば、簡単にライダーになれる」

 

 

 

 

というわけで…。

 

 

 

緊急特別授業開始!

 

 

~知り尽くせ!平成ライダー全ての謎!~

 

 

 

 

「今回は、どんな…」

「大体分かってる。まず、仮面ライダーディケイドについて知ってもらおう」

士がそういうとVTRが現れ、解説が始まる。

 

 

仮面ライダーディケイド。

かつての悪の組織「大ショッカー」が創り出したまさに「対仮面ライダー」用の仮面ライダーだ。

数少ない、ショッカー製のライダーとも言える(他は一号、二号、スカイライダー)。

未知の部分も多いが、判明している事を説明していこう。

一番の特徴として、他の世界の中核と呼ばれる仮面ライダー全ての形態に変身できる事だ。

仮面ライダークウガ、仮面ライダーアギト、仮面ライダー龍騎、仮面ライダーファイズ、仮面ライダーブレイド、仮面ライダー響鬼、仮面ライダーカブト、仮面ライダー電王、仮面ライダーキバ。

今回の小説では、さらに仮面ライダーW、仮面ライダーオーズ、仮面ライダーフォーゼにも変身できるという設定がオリジナル要素として加えられている。

形態だけでなく、全ての武器、能力も使う事が出来、まさに万能といえるだろう。

変身の際に使うのは「仮面ライダーカード」と呼ばれるカード。

対象とした世界のライダーを倒す、または心を通わすことで使用可能となる。

さらに進化形態のコンプリートフォーム。

それぞれのライダーを虚像として創り出し、同時に強力な攻撃も放てる。

おそらく仮面ライダーの中では、最も多くの手数を持った仮面ライダーだろう。

 

 

「大体分かったか?」

「は、はぁ…」

映像では、ディケイドがさまざまな怪人、仮面ライダーを次々と圧倒していく姿が映し出されている。

これが敵になったとしたら恐ろしい…。

一夏はこう考えていた。

「よし、なら実践だ」

「へ?あ、ちょっと!?」

有無を言わさず、ズルズルと引きずられていく一夏。

 

 

 

「さぁて!ここは、ライダーになりたい者のためのステージ!!」

いきなり、ディケイドライバーと同じ声の実況が流れるスタジアムに立たされている一夏。

すぐ隣には、深緑の長いコートを羽織った士がいる。

「あの…ここは何処ですか?」

「ライダーコロシアムだ。まず、おまえにライダーの素質があるかどうか、テストさせてもらおう」

そう言うと、何処からか小野寺ユウスケが現れ、台車を押してきた。その上には幾つかの仮面ライダーになるためのアイテムがある。

「一夏君、どうぞ~」

 

 

 

G3-MILDのスーツ、ブランクカードデッキ、デルタドライバー、サソードゼクター、イクサベルト(verⅠ)、バースドライバー(プロトタイプ)。

 

 

 

すべて、設定上は特別な条件が無くとも変身する事が可能なアイテムだ。

 

「これは無条件でライダーになれるアイテムだ。初使用だからポテンシャルは低いが、好きなものを選べ」

「すごい…!これを…!?」

一夏の目は輝いていた。

目の前にあるおもちゃを見てはしゃぐ子供のようにも見える。それの中から好きなものを選べというのだ。嬉しくないわけがない。

迷った末に選んだのは…。

「じゃあ、デルタドライバー!」

そう言って腰に装着したのは、言葉通りのデルタドライバー。デルタフォンを顔に近づけ、大きく叫んだ。

「変身!!」

<STANDING BY><COMPLETE>

青白い光と共に一夏の体は光に包まれ、仮面ライダーデルタへと変わった。

「おぉ…!」

「喜んでいるところすまないが、早速戦ってもらおう」

 

 

 

<STANDING BY><COMPLETE>

 

 

 

コロシアムの入場口から眩い光が点滅する。

そして、その入り口から現れたのは…。

「そのベルト…渡してもらおうか?」

 

 

 

なんと、ファイズの世界の仮面ライダーである「仮面ライダーカイザ」だ。

 

 

 

「ちょ、ちょっと!仮面ライダーと戦うんですか!?」

「仮面ライダーはライダー同士で戦ってこそ、実力が鍛えられる。なに、心配するな。ヤツはファイズ界でもお墨付きの実力者「草加雅人」。鍛えるのにはもってこいだ」

たしかに、W以前の仮面ライダーは、ライダー同士の戦いが非常に多かった。

特に龍騎はそうだが、ファイズでもベルトの奪い合いによる戦いは絶えなかった。

「それはそうかもしれないですけど…」

だがあまりに急な出来事で、デルタは動揺している。

「それに、そのベルトには闘争心を活性化させる作用もある。戦う気があれば十分だ!」

「気休め!しかも、何気にヤバイ仕様!?」

デルタはさらに焦る。

 

ガシッ

 

不意に首根っこを掴まれる。

振り返ると、超至近距離にカイザの顔が広がる。

「お話は終わり…ということで良いのかな?」

「良くない!」

「黙れ、戦え!!!」

ドガアアアァッ!!

「うわあああぁっ!」

問答無用。さすが草加雅人。相変わらずな性格である。

「一夏君…うぅっ!!」

ユウスケはその光景の悲惨さに目を覆う。戦いの状態は完全にカイザの優勢だ。

「ま、待って!!いてぇっ!?」

「セアァッ!!シェアアアァッ!!」

ドガアァッ!ガキィッ!

…というより、一方的にデルタが殴られている。

それはそうだ。仮面ライダーとして戦い慣れている者と、仮面ライダー変身回数も少ない者との戦いならば、よっぽど後者のライダーの性能が高くない限り勝てない。

 

 

 

数十分後。

 

 

 

 

一夏は地面に倒れていた。

「カッコ悪いねぇ…ま、そんなモノか」

そう吐き捨てて、カイザはデルタドライバーを拾い上げて去っていった。

「もうヤダ…うぅ…うっ…」

あまりの戦いに、一夏は男泣きしている。

いつもの彼なら情けないと言われるのだろうが…今回は仕方ないだろう。

「どうだ、特訓の成果は…?」

「この悪魔…この破壊者ぁ…!」

この惨劇を創り上げた元凶の士に罵倒を浴びせるも…。

 

「あぁ。俺は破壊者…悪魔だからな」

 

全く悪びれてない。

「相変わらずだな…士」

ユウスケはあきれてそれを見ていた。

 

 

 

数日後。

 

 

 

「一夏どうだ、仮面ライダーの特訓は?」

箒は一夏から仮面ライダーになるための授業、特訓を受けている事を本人から聞いている。

その結果に興味を持ってたずねるも…。

 

 

 

「もう仮面ライダーなんて、こりごりだあああああああぁっ!!!!!」

 

 

 

以来、一夏は仮面ライダーになる願いを捨ててしまった。

 

 

 

「この世界の仮面ライダー候補を潰した…おのれディケイド…!!」

 

 

 

そして、オチ担当は鳴滝だった。

 

 

 

 

 

 

続…く…?

 

 

 

 

 

 

次回

 

                 テストで赤点だああああぁ!!!

 

宇月!

 

                 宇月君!

 

ISの補習だ!!

 

                 紅椿…!

 

 

 

 

 

新コーナー「女・専・用・機」

1限目「説・明・不・足」

 

 

 

 





キャスト


織斑一夏

門矢士=仮面ライダーディケイド

篠ノ之箒

小野寺ユウスケ=仮面ライダークウガ
草加雅人=仮面ライダーカイザ

鳴滝


如何でしたか?
次回はIS編です!宇月がISの勉強をします。
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