SLAYER'S CREED   作:EGO

128 / 150
アンケートの結果発表ついでのおまけ①

書き始めたいいけど、馬鹿みたいに長くなったので分割しました。
今回はジブニール一家の簡単な解説と、一部裏設定を紹介します。
ジブニールだけ「アサクリ世界」と「四方世界」とで分けてありますのであしからず。

見えているものが全てとは限らない。時々『タカの眼』を使ってみましょう。

アンケートの結果発表は後書きにて。ついでにもう一つアンケートがあるので、そちらにもご協力ください。
面倒な人はページ最下部まで飛ばしちゃってください。

他のキャラは暇を見て書こうと思います。




おまけ
登場人物紹介① ※ネタバレ注意


ジブリール

 

1742年―1761年(享年19歳)

 

彼の情報は極端に少なく、シェイやヘイザムをはじめとした騎士たちの遺伝子記憶の解析、あるいは回収できた彼の両親の遺伝子記憶を解析することによって、ようやく情報が明らかになった。

 

幼い頃(三歳から四歳までの間と思われる)にアサシンの一派により母親を殺害され、以後復讐に奔走する父親に代わり、彼の同僚でもあったテンプル騎士、ウィリアム・ジョンソンの下で生活をしていた。

父親の復讐は当時のアサシン教団アメリカ植民地支部のマスターアサシン、ジョン・ド・ラ・トゥールを殺害するまでに至り、それに止まらず彼の部下の大半を殺害している。

(その後生き残ったアキレス・ダペンポートがマスター・アサシンの地位を継ぎ、教団再建の為にかき集めた人材の一人が、後にジブリールの師となるシェイ・パトリック・コーマックなのは、皮肉か何かだろうか)

 

だが、その事実は幼いジブリールにとってはどうでも良かった。彼はただ父と共にいたかったのだ。

(親の心子知らずとは良く言うが、今回ばかりはその逆だ)

 

帰って来た父は、復讐で持てる力全てを使い果たしてしまっていた。無理が祟った為か病にかかり、そのまま死んでしまったのだ。これはジブリールが十歳になった頃と思われる。

 

母を失い、父を失ったジブリールは、言ってしまえば心を閉ざした。

マスター・ジョンソンらテンプル騎士たちは、どうにかして彼の心を開かせようとした。友の残した忘れ形見を、捨て置くことは出来なかったのだろう。

その過程で彼が父から感覚(アサシンに言わせればタカの眼)と呼ばれるものを教わっていた事を知った彼らは、そこから切り込む事にした。

結果で言えば彼は心を開いたが、それは失敗だったと言える。彼は回りの大人たちと触れあい「父から学んだこと」を聞かれていく中で『戦うことこそが自分の存在意義』だと思い始めてしまったのだ。

 

それから彼は短時間で様々な技術を身につけ、文字通り騎士団の武器としての己を確立し始めていた。

そんな中出会うことになったのが、後のテンプル騎士団支部長、ヘイザム・ケンウェイだった。

現在でいう「五人の同志」を影ながら手伝った事(もちろん前線には出ていない)が、ジブリールが騎士として行った最初の仕事とも言えるだろう。

 

ヘイザム・ケンウェイらが騎士団の勢力を伸ばしていく中で、彼もまた実力を伸ばしていった。

そして彼にとって運命の出会いとも言える出来事が起こった。

モンロー大佐の紹介で、師となるシェイと出会ったのだ。

これは彼が本格的にアサシンとの戦いに身を投じる時期と重なる。

 

元アサシンであり、知人であった騎士数人を暗殺したシェイを、それなり以上に警戒していたらしいが、共にケセゴワーセを殺害。モンロー大佐が死に際に彼をシェイと呼んだことで、彼は信頼にたる人物だと判断を下した。

 

そこからの彼は凄まじかった。シェイと共にアサシン教団の主要人物を次々と打ち倒し、その力を削いでいったのだ。

 

アキレス率いるアサシン教団との決戦において、彼はヘイザムとの共闘で、アキレスを討ち取る一歩手前まで追い詰めた記録は残っている。

結果で言えば、アキレスはシェイの言葉を切っ掛けに逃がす事になったが。

 

シェイが任務でアメリカを離れる事になった翌年、北大西洋を航行していたアサシン教団の船団を奇襲。それが彼の最後の戦いとなってしまった。

アキレスだけでも救出しようと動いていたマスター・アサシン(おそらくアー・ダバイの弟子だろう)を殺害したが、彼もまた大西洋の海に散ったのだ。

 

解析したヘイザムの記憶によれば、アサシン教団を殲滅した後、彼を養子として受け入れ、自らの後任として次期支部長にするべく、彼には秘密で仲間たちに働きかけていたらしい。

 

もし彼がこの戦いを生き残っていたのなら、きっと騎士たちのたどった結末は変わっていただろう。

少なくともコナーの活躍の悉くは潰れ、今ある歴史は大きく変わっていた筈だ。

そういう意味でも、彼は重要人物であったに違いない。

 

 

 

 

 

 

ジブリール/ならず者殺し(ローグハンター)

 

愛称──ジル

 

年齢──ストーリー開始時19歳/エピローグ時37歳

 

身長──181cm(エピローグ時点)

 

瞳の色──蒼(虹彩に金が散っている)

 

髪の色──黒→白

 

最終等級──銀

 

特技──裁縫/物(あるいは人)探し/効率よく人体を壊すこと

 

趣味──家族と触れあうこと/シルヴィアの寝顔を見ること/シルヴィアの匂いを嗅ぐこと

 

好物──リンゴ/シルヴィアの作った料理

 

弱点──酒(自覚あり)/家族

 

出身地──海を越えた先にある国

 

 

 

かつて来たりし者の計画に巻き込まれ、四方世界に転がり込んだ異邦人(イレギュラー)

等級が低く、回りとの付き合いにまだ一線を引いていた頃は、元の世界への帰還を目的としていたが、とある出来事を境に帰れるかもわからない方法を探すよりも、目の前にいる人々を守るための戦いに身を投じ始めた。

その結果ならず者殺し(ローグハンター)と呼ばれるまでになった訳だが、彼は後悔していない。何よりも大切な、彼女に出会えたからだ。

 

ローグハンターとなった彼はシルヴィアと一党を組み、時にはゴブリンスレイヤーと仕事をしながら、毎日を生きていた。

そんな日々が五年続いた頃だ。彼の一党に女魔術師、令嬢剣士が一党に加わった。

二人の後輩を育てながら、彼は仕事をこなしていた。時にはならず者を討ち、時には邪教徒を討ち、時にはゴブリンを討ち倒した。

 

そんな中、彼は再び過去と対峙する事となった。

かつて来たりし者の干渉で生み出された小鬼暗殺者(ゴブリンアサシン)が現れたのだ。

ゴブリンでありながらゴブリンのそれを逸脱した力を持つ彼らとの戦いで、時には死に瀕し、時には本当に死にながら(心臓が止まったと言う意味だ)、仲間たちと協力もあり、彼らを打ち倒した。

 

同じく四方世界に転がり込み、けれど帰還を果たしたアルタイルの情報を知った彼は、森人の里まで足を運ぶ。

アルタイルと面識のあった上森人の手引きで黒きまことの銀(ミスリル)の鎧を手にいれ、霊薬の効果で半覚醒状態となった彼は、ようやく自らをこの世界に招いた何者かの存在を知る。

 

ある出来事を境に、彼はアサシンとなった。愛する人を護る為ならば、騎士団の教えに背くことも是としたのだ。

 

北の霊峰での勇者との共闘や、ギルドを奇襲したアサシンとの戦いで遂に完全なる覚醒を果たし、『隔世状態』を体得。同時に現れたかつて来たりし者の介入で記憶の一部を失う。

 

けれど、彼は強かった。

隔世状態となった彼はアサシンを打ち倒し、ついにはかつて来たりし者さえも討伐したのだ。

彼女の介入で自我を砕かれ、人生を凌辱されようと、愛する人への想いのみで壊れた自分を繋ぎ止め、立ち上がったのだ。

愛は人を弱くすると言うけれど、彼は純粋な愛で強くなった。

壊れた彼を癒したのは、美しき女神でもなんでもない。彼を愛し、彼が愛した、ただ一人の女性が、彼をこの世界に繋ぎ止めたのだ。

 

戦いの後、シルヴィアと結婚。彼女との間に四人の子供を儲ける。

結婚し、父となってからは冒険に出る機会を減らし、訓練場の指導者として、後輩冒険者たちの指導に力を入れた。

何かあればすぐに帰宅し、家族の下に帰れるようにするためだ。

 

だが、アサシンで在る事は捨てなかった。

ローグハンターという名を捨て、顔のない暗殺者となることで、変わらず多くの人々を守る道を選んだのだ。

後に彼は、四方世界において初のマスター・アサシンとなり、後世の教団においてその名を残す事となる。

 

 

 

名前の由来。

 

ジブリールとは、ガブリエルのイスラム教での呼び名(アサシン教団はイスラム教の一派のところから)。現在でも時々使われるらしい。

 

ガブリエルの意味は様々あるが、一つの説として『エデンの管理人』としての役目があると言われている。

かつて来たりし者は彼を『新たなエデンを護る者』として担ぎ上げるつもりであったが、結局彼は『自分にとっての楽園(エデン)を護る者』となったのだ。

 

 

性格

 

初対面では堅物という印象を受けるかもしれないが、冗談を言ったり、自分から話しかけたりと、割りと砕けているところもある。

何かを言えば(相当追い込まれている時は別として)必ず言い返してくれる、しかも割りと真剣に応じてくれる為、周りからは人当たりが良い奴、あるいは面倒見のいい奴と思われている。

 

相手が相当上の立場でなければ敬語は使わず、基本的にはタメ口で話すことが多い(そもそも英語に敬語の概念ってあるのかね?)。

 

騎士団にいた為か、人一倍「秩序」や「自由」などの言葉に反応を示すことが多い。

彼曰く「際限のない自由はただの混沌。ある程度の規則あってこその自由」との事。

この姿勢はアサシンになっても変わりはないが、王が暴君となった時は、アサシンとしての使命を果たすらしい。

 

 

 

装備について

 

 

①アサシンブレード

 

四方世界に転がり込んでから五年近く、父のものを受け継いで使っていた。

アサシンブレード本体をベルトで腕に巻き付けるというシンプルなものではあるが、暗器として目立たないという意味では一番。

所謂4、ローグ仕様のアサシンブレード。

 

森人の里編で左手首用のものが折れてからは、そちらはアルタイルが残した籠手と一体型のものを使用。

籠手と一体である以上目立つには目立つが、その切れ味と耐久性は父のものとは段違いに高い。

左腕の籠手にはピストルが取り付けられている、所謂2仕様のアサシンブレード。

 

黒きまことの銀(ミスリル)装備を封印してからは、アルタイルが残した書物を元に作り出したものを使用。

教団への協力者たる女教諭の魔改造により、アサシンブレードのみならず、ピストルとエアダートを兼ねるとんでもないものが完成した。

基本はシンジケート仕様のアサシンブレード。変更点として、ロープランチャーがピストルになっている。

 

 

②剣

 

辺境の街の工房が用意してくれた片手半剣(バスタードソード)を多用していたが、棍棒だろうが槍だろうが、武器と呼べるものは一通り使える。

だいたいの武器は使い捨てる前提なので、手入れはするが扱いは雑。

 

森人の里で黒鷲の剣を、勇者との共闘の際に金色の剣(エデンの剣)を受け取ってからは、それらをメイン武器に据えた二刀流が主。

リンゴの力が込められた黒きまことの銀(ミスリル)の剣と、第一文明が生み出したエデンの剣は、決して折れず、曲がらない。

戦い続ける彼にはうってつけの武器だろう。

 

エピローグ時には魔剣を所持。柄が血のように赤く、刃は深淵を思わせる程に暗い為、「赤いの」とか「黒いの」だとか言われているが、正式名称は『餓血(がけつ)の剣』。

 

エデンの剣と同様に決して折れず、曲がらず、つけた傷は蘇生(リザレクション)の奇跡でも使わなければ回復しない。凄まじい切れ味を誇るため、生半可な鎧は切断され、盾は砕け、剣さえも叩き斬る。

防ぎたくば、奇跡や魔術に頼るか、まことの銀(ミスリル)並の強度を誇るものでなければならない。

 

一度抜刀したら最後、刃を血に濡らすまで納める事が出来ない呪いが込められている。抜いたまま放っておくと、血を求めて独りでに動き出す。

(元ネタは北欧神話の剣、ダーインスレイヴ)

 

ジブリールや回りの人物は、この魔剣は魔神将が持っていた剣と思っているが、正確には違う。

血に飢えたとある悪魔が自らを剣とし、不運にも握ってしまった者の精神を汚染、肉体を簒奪することで、祈る者たちの命を奪い続けていたのだ。

万が一肉体が駄目になったとしても、剣を介して次の宿主へと移ることで、寿命の概念を越え、永遠に血を浴びる悦びを、戦い続ける悦びを得た。

故に持ち主が魔神将なのではなく、剣こそが魔神将であり、持ち主は付属品に過ぎない。

剣として生き続ける彼には、その過程で凄まじい量の戦闘経験を蓄積している。だいたいの攻撃は防げるし、避けれる。初見殺しはほぼ通用しない。

(イメージ的には、ジョジョ三部のアヌビス神)

 

上記の理由で強さも洒落になるものではなく、宿主となれる者(つまり人型の種族)を率先して倒しに──あるいな倒されに──来るため、幾人かの英雄を討ち取っている。

たぶん勇者ちゃんや剣聖とも()()()()()()良い勝負出来る。

 

だが、相手と運が悪かった。

神々が現在のローグハンターのステータスを確認しようと、彼との戦いを仕組んだのだ。

接触と同時にどちらかが引けばそれで良かったのだが、魔神将は新たな肉体欲しさに、ローグハンターは彼を討つことで「追加報酬が貰えるかも」というようやく出てきた金銭欲が原因で戦闘を開始。

序盤はローグハンターと良い勝負したものの、『隔世状態』を解放した彼には手を足も出ず、肉体は死亡。

戦利品として剣を手に取ったローグハンターの肉体を奪おうとしたが、逆に彼が経験した数百という死の記憶が逆流、終わりのない死を経験してしまった結果発狂。精神的な意味でも死んだ。

(ジブリールにはシルヴィアという楔があり、そこを基点にして戻って来られたが、彼にはそれがなかった)

 

それ以後は物言わぬ魔剣となり、今もジブリールの腰にぶら下がっている。けれど呪いは据え置き。

 

 

③ピストル

 

アサクリ世界から持ち込んだフリントロックピストル(昔の海賊が持ってそうな銃と思えばあってる)。

説明不要。狙って撃て。

 

アサクリ世界から持ち込み、最後まで壊れなかったスゲー奴。

 

 

④エアライフル

 

ジブリールでも扱える武器をということで、騎士団から支給された。

ピストル同様にアサクリ世界から持ち込んだ武器。

空気圧で音もなく針弾(ダート)を飛ばす。

ローグをプレイしていたわかるが、序盤から使えるくせにめちゃ強い。

 

ゴブリンアサシンとの戦いで破損したため、放棄。

 

 

⑤ライフル。

 

ローグハンターの装備を点検していた工房長が、何を思ってか作り上げた一品。

ピストルに比べて一撃の威力と飛距離はあるが、如何せん大きさと重さ故に取り回しは悪い。

だがローグハンターにそれは些細な問題だった。槍のようにマスケット銃をぶん回せるのだから、今さらな事だろう。

 

 

⑥弓

 

アルタイルからの贈り物。音もなく相手を倒せるという意味では、エアライフルに通ずる。

ローグハンター自身は弓を苦手としていたが、バエクさんやカサンドラ(アレクシオス)の夢を見たことで一部能力が開花。

森人程ではないが、それなりに扱えるようになる。

 

 

 

衣装

 

初期はテンプル騎士の制服にフードを付けたもの(ローグのパッケージのあれ)。

父からのお下がりらしいが手入れは行き届いており、端々にある縫い目や丈を弄った跡などから、ジブリールもかなり愛用していた事が伺える。

 

森人の里に赴いた際に起こったゴブリンとの戦いでずたずたに引き裂かれてからは、アルタイルの残した黒いローブを纏い、その上から黒い鎧を纏っていた。

 

結婚と同時期に黒きまことの銀(ミスリル)を使った装備は全て封印し、そこからはいくつかの衣装を使い分けるようになる。

 

①マスター・アサシンの衣装

 

円卓での会議に参加する時や、アサシンとしての仕事をする際に纏う衣装。

シンジケートのマスター・アサシンの衣装(ジェイコブ)をイメージしてもらえればだいたいあってる。

彼と違い、きっちり着こなしているという違いはあるが。

 

後にネロに受け継がれる。それが意味する事とは──。

 

②ジブリールの衣装

 

普段着代わりに纏っている衣装。普段着といえど最低限の防御能力はあり、一応戦闘は出来る。

シェイさんのアサシンの衣装の色違いと思えばだいたいあってる。

 

 

ならず者殺し(ローグハンター)の鎧(本編未登場)

 

結婚後のローグハンターが、冒険に出る際に着ていた衣装。エピローグ時は半ば引退していた為、影も登場しない。

結婚祝いに森人の里から送られてきた鎧らしいが、素材は黒壇(実在する木材)の為、金属鎧に比べれば非常に軽い。

木製の鎧という言葉だけ見れば嗤われそうなものだが、上の森人たちが丹精込めて作ったそれは、下手な金属よりも固く、様々な(まじな)いが込められている為、本来弱点である筈の火にも強い。

魔神将を討ち取った際に着ていた衣装。その実用性は結果が物語っている。

 

後にウイルクに受け継がれ、彼を象徴する鎧となる。

 

 

『タカの眼』

 

ジブリールの父親から継いだ、血族に連なるアサシンの力。

隠された真実を見つける力とも、その先さえも見据える力とも言われる。

ストーリー開始時点では、敵意の感知や痕跡の追跡が出来る程度だったが、最終的に重要人物や敵、味方の幻影が見えるようになり、ついに鷲との視界共有が可能になった。

ついでに相手との力量(レベル)差もわかるようになった。

『隔世状態』なら、相手が行う次の一手(アクション)がわかる程度にまで強化される。

 

 

『隔世状態』

 

ローグハンターの真骨頂。その身に流れるかつて来たりし者の血を刺激し、全能力を飛躍的に高める。

かつて来たりし者の介入で強制解放されたが、彼女の撃破時に封印された。だがジブリールは自らの意志でそれを再解放した。

家族を守る為ならば何だろうが利用する。それが彼の信条故に。

 

本来なら数十年かけて解放するような代物を、彼は二年足らずでものにしたのは、タカの眼を覚えていたからに他ならない。秘められた何かを呼び起こすのには慣れていたのだろう。

使用中は瞳が金色に染まるため、対峙していればすぐにわかる。

だがわかった所でどうにもならない程に、この状態のローグハンターは強い。

 

一部能力(アビリティ)の使用解禁。全能力上昇など恩恵は多いが、長時間使用すると超過駆動(オーヴァドライブ)を起こし、一定時間行動不能になる。

だがジブリールは戦闘が終わるまでは気合いで体を動かす。

その後、より強烈な反動が自らに振りかかり、全身筋肉痛や激しい頭痛、心拍数の急上昇、それに伴う体温の急上昇などで悶え苦しんだ挙げ句に気絶。一刻も早く治療しなければ、命が危うい状態となる。

 

隔世とは、本来『世代を越えた遺伝』という意味合いなのだが、この場合は『世から隔てられた状態』という方が正しい。

この状態の彼は、骰の目に左右されることはない。かなり色濃く盤の外の神の血を宿す彼は、骰の目をある程度無視できるのだ。

 

この状態の彼の強さは、白金等級と言っても差し支えない。まともに対峙するのは、最低でも勇者程の強さがないと不可能。

 

カサンドラ(アレクシオス)には負ける。能力(アビリティ)を隔世状態でなくても制限なく使えてしまう二人とは、元のスペックが違い過ぎる為。

 

そんな異常な状態を最も表しているのは、一部の加護や呪いを貫通/無視する効果も得られる点だろう。

言ってしまえば、隔世状態になれば抜いたは良いが使わなかった魔剣を鞘に押し込むことが出来る。

その分何かしらの跳ね返りがあるそうだが、ここで深くは語るまい。

簡単な一例として、微妙に喉が乾くらしい。

 

|沸き起こる吸血衝動を気合いで捩じ伏せると、ある種の興奮状態になる。その欲望をぶつけられるのはもちろん──。

 

 

継ぎ接ぎの裏切り者(英雄)

 

かつて来たりし者に無理やり数多の記憶を流し込まれた結果、彼の自我は無惨にも砕け散った。

彼女はそこに自らの存在を楔として差し込むことで、彼を自らの手駒にしようとしたのだ。

だが、結局彼は壊れなかった。シルヴィアへの想いのみで、砕けた自分を繋ぎ合わせたのだ。

その結果、ある程度元に戻ることには成功したが、そこにいくらかの異物が紛れ込んだ。

かつて来たりし者が流し込んだ記憶の一部が、そのまま癒着してしまったのだ。

結果、彼は一部の魔術と奇跡を扱えるまでになった。奇跡はかつて来たりし者との戦いのみという制約があったが、魔術はそのまま彼の技の一部となった。

 

 

その後彼は魔女や賢者、教団協力者たる女教諭に師事し、正式に術を修めた。

これは戦力強化と共に、初対面の相手に能力(アビリティ)を魔術だと言い張るためと思われる。

 

 

 

一見普通に見える彼だが、実は根本的な部分が壊れている。

目の前で母を殺され、しばらくの間父に放置されていた彼は、愛情と呼ばれるものに極端疎く、無関心だったのだ。

だが、シルヴィアとの出会いでそれは一変した。

彼女との行動の果てに愛を知った彼は、不器用ながらにそれに応えようと模索し、考え抜いた結果、隙あらば彼女と触れあうようになる。

むしろ彼女から触れてくるため、彼は拒絶することをしない。酒が絡まなければ、だが。

それが正解かは彼にもわからないが、シルヴィアはそれで満足しているらしい。

 

同時にそれは、彼女への依存へと形を変えていった。

愛を知ったが故に両親から貰えなかったそれを、無意識の内ではあるがシルヴィアに求めたのだ。

結果で言えば、彼女は彼の期待に答えた。様々な形で彼を愛し、生涯手放すことはなかったのだ。

それ程までの、もはや呪いの域に至った愛は、かつて来たりし者に記憶を消されてもなお、消えなかった。

その歪ながら純粋な愛が二人を勝利へと導き、後に四人の子供たちを授かることとなる。

 

幼い頃に目の前で家族を失った彼は、どんな手を使ってでも最愛の家族を守ろうとする。

 

例えそれが、テンプル騎士としても、アサシンとしても、越えてはいけない一線を越えるものだとしても、彼は一切躊躇うことはない。

 

アサシン教団お馴染みのあの言葉を、ジブリールはある種の鼓舞、あるいは扇動だと解釈している。

 

真実はないのだから、誰かも信じる真実を疑え。

許されぬ事などないのだから、回りから悪だと思われたとしても行動せよと。

 

それが本当に正しい事だとすれば、その後ろに誰かが続く筈だから。

 

 

シルヴィア/銀髪武闘家

 

愛称──シル

 

年齢──ストーリー開始時15歳/エピローグ時32歳

 

身長──170cm(エピローグ時点)

 

瞳の色──銀

 

髪の色──銀

 

最終等級──銀

 

特技──早寝/早食い/料理

 

趣味──寝ること/家族と遊ぶこと/ジブリールと触れあうこと(深い意味でも)

 

好物──肉料理全般/酒(子供が出来てからは飲んでいない)

 

弱点──酒(本人に自覚なし)/幽霊(殴れない為)/家族

 

出身地──とある開拓村

 

原作初登場──イヤーワン第2巻(小説版)

 

 

 

プロット段階では形もなかったのに、いつの間にかメインヒロインになっていた()()()()()

原作最初の三人こと女武闘家との差別化のために、銀髪武闘家という呼び名になった。

 

『打極めれば、斬となる』という教えの下、幼い頃から体を鍛えていた彼女の攻撃は、その大半が拳や蹴りであっても斬撃属性となっている。

女性特有のしなやかさと、男性顔負けの筋力が、もはや魔術といって良いそれを可能としたのだ。

 

後に夫となるジブリールとの出会いは、言ってしまえば偶然によるものだった。ギルドで一人だった彼に、冒険の手伝いを頼んだのだ。

その結果お互いに酷い目にあうのだが、それを乗り越えた二人はいつからか固定の一党となり、銀等級冒険者にまでなっている。

 

彼女の特徴といえば、銀色の髪ともう一つ、豊かな胸だろう。

冒険者にしては豊かな胸は邪魔なものだったが、ジブリールを異性として意識するようになってからは、どうにかして武器に出来ないかと画策し始める。

 

時には理由をつけて腕に抱きつき、時には下着鎧(ビキニアーマー)を試着し、時には疲れた彼を胸に抱き寄せるなど、男なら間違いなく赤面するか、大きく狼狽えるような事をしでかしたのだ。

結果で言えば成功と失敗の半々ではあり(むしろジブリールが反応しないため、恥をかいた)、結局自分から告白。これは成功して無事に恋人同士となる。

 

だが、付き合う前からやたらと触れあってしまったせいか、恋人になってからもその癖は治らず、ジブリールもまたそれが当然のように振る舞う事となる。

 

二人は恋人になってからも、変わらず冒険者で有り続けた。

常に一緒にいることで互いを守り、そして多くの人々を守らんとしたのだ。

 

それは同時にお互いの弱点を晒しながら戦う事と同義であり、それはある悲劇に繋がる事になる。

都での騒動に巻き込まれた彼女は腹を刺され、一週間程意識を失ったのだ。

 

その間ジブリールが何をしたのかを、彼女は知らない。けれど何をしたのかを聞いてはいない。『彼が帰って来た』それだけで十分だったのだ。

 

ジブリールがアサシンとの戦いで記憶を失った直後は、流石の彼女も混乱状態となったが、けれど彼が彼であるとわかってからは落ち着きを取り戻し、その後の戦いにも参加している。

 

それが結果的に彼を救い、果てには世界を救う事となった。

愛は世界を救うとなよく言うけれど、本当に救われた事例は少ない。

 

 

 

名前の由来

 

花のプロテアシルビアから。花言葉は「王者の風格」「豊かな心」「自由自在」、命名としてはこの中でも豊かな心が中心に据えられている。

ジブリールの壊れた心を癒す豊かな心、的な意味で。

 

ここまで言えば聞こえは良いかもしれないが、本当は作者のフィーリング。暇潰しに呼んでいたラノベの登場人物から。

感想で情報をくださったkaijo様には感謝しかありません。

 

 

性格

 

基本的にノリが軽く、人懐こい。変なところで抜けているため、付き合いたての女魔術師を大いに困惑させた。

 

だがそれは、普段は力を抜いている(スイッチを切っている)だけに過ぎない。ここぞというときにはスイッチを入れ、表情も凛としたものとなり、技のキレと精度が増す。

 

現在で言う所のゾーンに自力で飛び込めるのは、流石銀等級冒険者と言わざるを得ない。

この状態の彼女は、言葉からも普段の抜けた様子はなくなる。もはや別人にさえ思えるが、彼女は彼女なのでご安心を。

 

 

装備

 

己の肉体を武器とする武闘家故に、そこまで装備に拘りはない。

籠手や脚甲は両手足を守ると同時に、僅かでも重くすることで遠心力を乗せやすくする。

速さと重さが両立されたそれは、凄まじい威力を発揮するが、なくても彼女は強い。

 

籠手と脚甲をあくまでも補助として扱っている為か、よく壊れる。彼女の手足にある傷痕は、敵に切られたものよりも、砕けた籠手や脚甲の破片によるものが多い。

 

基本的には動きやすさを重視している為、防具はあまり着込んでいないが、都で刺されてからは簡単な胴鎧を纏うことになった。

豊かな胸が入りきらないのはご愛嬌。

 

 

衣装

 

ジブリールほど種類はない。見た目よりも動きやすさを重視する傾向にあり、それは結婚後も変わりはない。

いざという時に家族を守れるようにという、彼女なりの覚悟の現れなのだろう。

 

 

 

神を殴った拳(ゴッドハンド)

 

かつて来たりし者との戦いで発現した特殊能力(ユニークスキル)

拳という名前であるが、彼女の肉体を使った攻撃に様々な効果が付与される。

 

①神性特効

 

秩序の神だろうが、混沌の神だろうが、外の世界の神だろうが、神に連なる者の能力や、神から与えられた加護、『聖壁』などの奇跡を貫通できる。

彼女の攻撃を防ぎたければ、物理防御に頼るしかない。

 

②亡霊特効

 

神の元に行けなかった亡霊を、文字通り物理で殴り倒せる。

だが昇天させているわけではなく消滅させている為、神官たちの奇跡とは根本的に違う。

それ故か、効果に神官レベルに依存せず、武闘家レベルに依存する。

 

上記二つの能力が体に刻まれているが、彼女はそれを知らない。知る前に妊娠が発覚し、それを機に冒険者を引退したからだ。

もし妊娠の時期が違えば、彼女は金、白金等級になっていた可能性がある。

触れることも畏れ多い神だろうが、決して触れる事の出来ない筈の亡霊だろうが、何の躊躇もなく殴り倒すのだ。それは当然の事だろう。

多少の弱体化はされたが、子供たちに遺伝した。

 

 

武闘家という他の職業以上に肉体を酷使すると同時に、他とは一線を画するローグハンターの動きについていく事は、かなりのエネルギーを必要とする。

依頼に出る度に急激に消耗したエネルギーを、その日のうちに大量の食事を摂ることで補っていたのだ。

人より多く食べても太らないのは、体質による所もあるが、ほぼマイナスからスタートしているからである。

 

だが彼と長い付き合いになってからは肉体が完成したからか、大きく消耗する機会は減った。

それでも食事の量が対して変わらなかったが、食事のほとんどは筋肉へと変わり、彼女の強さをより輝かせる事となる。

一部の栄養は胸へと行った。

 

女性冒険者にしては肌や髪の艶が良く、時折同僚から相談された事があるらしいが、彼女は曖昧な答えしかしなかったらしい。

具体的に言うと「体質」とのこと。

 

実際はジブリールと熱い一夜を過ごすことで、女性ホルモンが多く分泌されている為。

「隙みて彼氏とイチャイチャしてます!」とは、流石の彼女でも言えなかったようだ。

 

結婚後は、時々だが女性冒険者の結婚相談に乗る事がある。

正確には突然来た彼女らに対応しているだけなのだが、彼女に背を押されて告白した冒険者もいるそうだ。

魔女と女騎士もその一人。

 

余談だが、二人は恋人だった頃から隙をみてイチャイチャしていたが、夫婦となってからはある種の一線を越えた為か、一周回って初々しくなったらしい。

 

ジブリールが盤の外──つまり異世界から来たことは、ある程度察しているらしい。

だが彼女は気にしない。生まれた世界が違う程度で、彼女の愛は止められはしないのだ。

 

 

ウイルク

 

愛称──ウィル

 

年齢──初登場時4歳/最終話時点13歳

 

身長──???

 

瞳の色──蒼(虹彩に銀が散っている)

 

髪の色──銀

 

特技──早寝早起き/妹たちをあやすこと

 

趣味──父や母との訓練

 

好物──シルヴィアの手料理

 

弱点──動物全般(なぜか好かれない為)/母と妹たちを除いた回りの女性陣

 

 

ジブリール一家の長男。母親譲りの銀色の髪に、父親譲りの瞳の色が特徴。

顔立ちも父親に似た為か、周りからはチビログハンとして、可愛が(いじ)られている。

特にジブリールやシルヴィアに世話になった女性陣からはそれが顕著で、幼い頃は喜んでいた彼も、ある程度大きくなってからは毎度のごとく赤面している。

 

五歳になる頃にタカの眼が覚醒し、しばらくはコントロール出来なかったが、ジブリールの指導でコントロール下におく事に成功。

だがまだ荒削り。最終話時点では敵意の感知や、痕跡の追跡程度しか出来ない。

 

 

名前の由来

 

ポーランド語の『狼』から。命名はジブリール。

一匹狼をはじめ、あまり良いイメージを持たれなそうな動物ではあるが、狼とは本来、群れなければ生きられない生き物である。

多くの人と繋がり、その中心となって欲しい。そんな彼の願いが込められた名前。

 

ジブリールにとって狼とは、とても特別な意味を持つ動物だ。

彼の尊敬する師が操った『モリガン号』の船首像や帆の柄、操舵輪は狼を模したものであった。

 

願わくば、彼にも師のような立派な人に──世界の為に戦える人になって欲しい。誰にも語らない本当の理由が、彼の名前には込められている。

 

 

性格

 

誰に似たのか生真面目であり、長男として妹たちを守らねばという思いが強い。

その意志の下、父や母から技を教えてもらっているあたり、それなりに実行力もある。

 

大人になると、性格も顔もジブリールに似る。

 

 

『タカの眼』

 

ジブリールから受け継いだ、盤の外の力。

まだ父親ほど万能ではなく、敵意の感知や痕跡の追跡など、初期能力しか備わっていない。

 

最終的にジブリールと同等のものに昇華する。

 

 

アイリス

 

愛称──リース

 

年齢──初登場時2歳/最終話時点11歳

 

身長──???

 

瞳の色──蒼(虹彩に銀が散っている)

 

髪の色──銀

 

特技──早寝早起き(神官になってから)/兄弟の機嫌を取ること

 

趣味──家族と一緒にいること/祈祷

 

好物──シルヴィアの料理全般/神殿の皆で食べる食事

 

弱点──これと言ってなし

 

 

ジブリール一家の長女。母親譲りの銀色の髪と、父親譲りの蒼い瞳を持っている。

顔立ちはシルヴィア似で、将来は彼女と瓜二つの顔立ち(と体つき)になると思われる。

初めての女児という事でシルヴィアからとてつもなく可愛がられ、見事にお母さん子になった。

 

五歳から六歳の間にタカの眼が覚醒。父だけでなく兄からも指導を受け、どうにかものにする。

 

時折遊びに来る聖女や、とある都合で会うことになった剣の乙女に憧れ、十歳になる頃に出家。水の都の法の神殿──特に剣の乙女のお世話になることとなる。

 

最終話時点で一日に四度(限界突破(オーヴァキャスト)で六度)の奇跡を使用可能。

使用可能奇跡は『小癒(ヒール)』『聖撃(ホーリースマイト)』『看破(センス・ライ)』『聖壁(プロテクション)』の四つ。

 

成人してもいないのにこれはもはや異常の一言であり、今後の成長などを考慮してか、既に次期白金等級──つまり勇者候補として注目されている。

 

 

名前の由来

 

花のアイリスから。命名はシルヴィア。

花言葉は「伝言、メッセージ(特に吉報)」「希望」「信頼」「友情」「知恵、賢さ」「優しい心」など。

 

家族に取っての希望である彼女に、多くのよき知らせが舞い込みますようにと、我が子を想う親心が込められた名前。

 

 

性格

 

母親に似て人懐こく、少々家族から心配される程に警戒心がなかった。今は大丈夫だが。

 

神官になってからはだいぶ落ち着き、弟たちだけでなく、近所の子供たちからも皆のお姉ちゃんとして信頼される程。

(ウイルクは一緒に遊んでくれるお兄ちゃん程度の認識)

 

不思議と動物に好かれ、子供たちにも好かれる。理由は不明。

 

大人になると、某調停者(ルーラー)の聖処女よろしくな格好と言葉使いになる。髪は銀色だけど。

姉を名乗る不審者ではなく、姉と呼ばれる聖女様(あるいは聖騎士様?)なので悪しからず。

そして案の定、白金等級の勇者となる。

法の神殿で熱い一夜を過ごした二人の子供が、何の因果か至高神の神官になったわけだが、当の至高神はとても困惑したらしい。

 

地母神とは違い、色恋沙汰とは無縁の神様だ。耐性がなかったのだろう。

 

 

『タカの眼』

 

ジブリールから受け継いだ、盤の外の力。

まだ父親ほど万能ではなく、敵意の感知や痕跡の追跡など、初期能力しか備わっていない。

 

ジブリールやウイルクのものとは違い、目の前にいる相手の挙動を見ることに特化したものとなる。

 

 

ネロ

 

愛称──なし(本名のまま)

 

年齢──初登場時0歳/最終話時点3歳

 

身長──???

 

瞳の色──蒼

 

髪の色──黒

 

特技──???

 

趣味──家族と一緒にいること/友達と遊ぶこと

 

好物──シルヴィアの料理全般

 

弱点──これと言ってなし

 

 

ジブリール一家の次男にして双子の兄。父親譲りの髪色と瞳の色をしている。

ウイルク同様、ジブリールの知り合いからはミニログハンとして可愛がられており、まだ年齢が年齢の為、純粋に喜んでいる。

家族であれば誰だろうが甘えたがる構ってちゃん。

 

 

名前の由来

 

知っている人も多そうではあるが、『黒』という意味から。

様々な色が混ざった結果に至る、何色にも染まらない色。

様々な物を知り、吸収しながら、決して自分を見失わないようにという願いが込められている。

 

一度自分を見失いかけたジブリールが、我が子に同じ目にあって欲しくないと想う気持ちを込めた名前である。

 

大人になると何を思ってかアサシンとなり、父の跡を継いでマスター・アサシンとなる。

 

 

リリウム

 

愛称──リリ

 

年齢──初登場時0歳/最終話時点3歳

 

身長──???

 

瞳の色──銀

 

髪の色──銀

 

特技──???

 

趣味──家族と一緒にいること/友達と遊ぶこと

 

好物──シルヴィアの料理全般

 

弱点──これと言ってなし

 

 

ジブリール一家の次女にして双子の妹。母親譲りの髪色と瞳の色をしている。

シルヴィアをそのまま幼くした見た目の為、ジブリールから大層可愛がられたらしく、おかげでお父さん子になった。

だが家族であれば誰でも良いのか、見つけたらとりあえず甘えてくる構ってちゃん。

 

 

名前の由来

 

花の百合(リリウム)から。命名はシルヴィア。

花言葉は「純潔」「無垢」「威厳」「甘美」「無邪気・清浄」。

 

どうか清らかに育って欲しいという願いが込められた名前。

あと無邪気な笑顔に家族全員がやられた事と、家に連れ帰る道中にアイリスが花屋で百合の花を見つけてきたから。

 

因にだが、百合とはガブリエル(ジブリール)を象徴する花でもある。

自分が死んだあとも、(ジブリール)を繋ぎとめて欲しいという、シルヴィアなりの願いが込められているのかもしれない。

 

余談だが、百合はあの(・・)ヘラを象徴する花でもある。彼女と結婚した相手は大丈夫だろうか……。

 

大人になると町外れの牧場に嫁入りし、冒険とも影を走る仕事(シャドウラン)とも関係ない平和な人生を送る。

 

 

勇者

 

愛称──勇者ちゃん/お姉ちゃん

 

年齢──ジブリールの十歳ほど下

 

外してはならない家族の一員。幾度も世界を救った我らが超勇者。

 

行動は概ね原作通りだが、エデンの剣(錆び)のお陰で余計に強くなっている。

具体的に言うと、フリーランとイーグルダイブが出来る。

 

ジブリールが結婚する前からシルヴィアの事をお姉ちゃんと慕っており、二人の子供たちは彼女にとっては弟妹のようなもの(正確には甥っ子、姪っ子)。

 

戦いが終われば必ずジブリールの家に顔を出し、彼らの無事を確認すると共に、自分の無事を知らしめる。

 

いつまでもお兄ちゃんとその家族が大好きな、甘えん坊の勇者ちゃんなのだ。

 

最終的に子供たちからは、よく遊びに来る親戚のお姉さん扱いされる。

 

 

 

 

 




誤字脱字、アドバイス、感想、アンケートへのご協力など、よろしくお願いします。
もしかしたら加筆、修正するかもしれません。




アンケート結果は、

(153) 二人の馴れ初め、R-18が見たい
(100) ログハンの子供たちの話が見たい
(43) IFルートの短編集が見たい
(72) 終了後も原作を追従して欲しい

と言うことで、①番の「二人の馴れ初め、R-18が見たい」になりました。


期限は『Extra Sequence01 いと慈悲深き地母神よ』が完結してから+1週間です。随分と今更な事を聞きますか、ダンまちとゴブリンスレイヤーコラボイベント『Dungeon&Goblins』にログハン一党をぶち込んだものをーー

  • 見たい!
  • 別にいいです……。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。