SLAYER'S CREED   作:EGO

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Memory04 船旅

 白い帆を張った(いかだ)二隻が、穏やかな風に押されてゆっくりと上流へ進んでいく。

 森人が住むという集落は、言い方が悪いが外の世界と断絶されていると言っても過言ではない。

 川沿いに開拓村があるにはあるが、そことの繋がりがあるかないか微妙なところ。あったとしても、深い繋がりではないだろう。

 そんな森人の集落を目指す物好きは、鬱蒼と茂る森の中よりも川を進むことを選ぶ。それは彼らとて例外ではない。

 上手く風を捕まえて筏を速度に乗せたローグハンターは、フード越しに憎たらしいほど快晴の空に目を向けた。

 天気が良いのは良いことだ。しかし、日陰もなにもない川の上では、世界を照らす陽の光は体力を奪う代物へと早変わりだ。

 彼は愚痴を言っても仕方ないとため息を吐き、筏の端で顔を青くしている令嬢剣士に視線を送る。

 慣れぬ船旅は確実に彼女の体を蝕み、朝食を吐き出させんとしている。

 彼女の背を撫でる女魔術師が言う。

 

「……一思いに吐けば多少は楽になるわよ?」

 

「そ、それは出来ませんわ……!」

 

 令嬢剣士は無理やり表情を引き締めながら言うと、女魔術師はやれやれと首を横に振る。

 ローグハンターは意地になって我慢する彼女の姿に苦笑を漏らし、僅かに遅れて続くゴブリンスレイヤーたちの乗る筏に目を向けた。

 蜥蜴僧侶が巧みに長竿を操り、付かず離れずの絶妙な距離感を保っているようだ。

 

「ところでさ、何で私は木を削ってるわけ?」

 

 僅かな不満を滲ませた銀髪武闘家の言葉に、ローグハンターはそちらに目を向けながら肩を竦めた。

 

「念のためだ。ここで襲われたら、前衛は手を出せないからな」

 

「襲われたらって、あの話だよね?」

 

 木を削りながら、彼女は眉を寄せて渋い顔となった。

 剣の乙女から告げられた警告。

 ここ最近、この川を通る船が沈没することが増えている。

 不運な事故だと楽観的に考えることも出来るが、彼らを率いるのはローグハンターとゴブリンスレイヤーだ。

 二人はあくまで「何者かの襲撃」という事態を想定し、対策を考え、後は実行あるのみ。

 真っ先に行うのが投げ槍を作ることだという辺り、二人は戦闘になることを考慮したのだろう。

 銀髪武闘家は黙々と槍を作っては、船酔いの令嬢剣士に気を配るを繰り返す。

 筏は進み、やがて渓谷の間へと流れ込んだ。

 永い年月をもって削られたその場所は、幾重もの連なった積層となり、見る人に時の流れとその強さを物語る。

 女魔術師は真剣な面持ちでこの光景を目に焼き付け、令嬢剣士も顔を青くしながらも目を向けて感嘆の息を漏らした。

 それはローグハンターとて同じ事。かつて多くの時間を船の上で過ごしたとはいえ、こんな光景を見たことがあるかと問われると答えは否。

 代わり映えしない海を眺めるというのも好きではあるが、これもまた乙なものだ。

 

「すごいねぇ……」

 

「ああ……」

 

 同じく感嘆の息を漏らした銀髪武闘家の言葉に返し、ローグハンターは頷いた。

 そして僅かに目を細め、瞬き一つでタカの眼を発動する。

 美しい渓谷から色が失われ、その向こうから赤い影が迫ってきていることを視認する。

 数は二十ほど、馬ではない何か、おそらく狼に乗っている。

 次いで認識したのは耳障りな下卑た嗤い声。つまり、相手はおそらくゴブリン。

 彼は手早く帆を降ろすと、左手を左右に振って後続に合図を送る。

 返答代わりに後続の筏の帆が下ろされ、受付嬢と牛飼娘に毛布が被せられた。

 それを確認したローグハンターは、銀髪武闘家と女魔術師に目を向ける。

 

「槍を用意と『矢避(ディフレクト・ミサイル)』だ。備えろ」

 

 二人は頷くと共に、各々の持ち場につく。

 銀髪武闘家は肩を回して槍を構え、女魔術師は杖を構えて詠唱に入る。

 

「《サジタ()……サイヌス(湾曲)……オッフェーロ(付与)》」

 

 静かに紡がれた真に力ある言葉は、彼らの乗る筏を囲う半球体の力場を生み出した。

 次いで令嬢剣士に目を向けたローグハンターは、何とも言えない表情を浮かべて言葉を絞り出す。

 

「……この際吐いてしまえ」

 

「うぅ……」

 

 師からの容赦のない言葉に令嬢剣士は目に涙を浮かべ、次の瞬間にはプライドを捨てて、今朝の食事の全てを吐き出した。

 後続には悪いが、今は事態が事態だ。後で謝ることにして、ローグハンターは崖上に目を向けた。

 瞬間、矢に混ざって(つぶて)や木片が降り注ぐ。

 矢に関しては『矢避』の魔術でどうにかなるが、それ以外はどうするか。

 彼が肩を竦めると、銀髪武闘家が籠手の具合を確かめ、降り注ぐ礫と木片を鍛え抜かれた拳をもって迎撃していく。

 

「いくつかは何とかするけど、あんまりもたないかな!」

 

 彼女の言葉にローグハンターは厳しい表情で頷くと、後続に目を向けた。

 あちらは女神官が『聖壁(プロテクション)』を張り、その全てを防いでいるようだった。

 

「減速して『聖壁』に入り込む!それまで耐えろ!」

 

「それぐらいなら……!」

 

 減速を始めた彼らの意図を察してか、後続は逆に速度を上げて彼らの筏に接近。

 二隻の筏が『聖壁』に入り込むのには、思いの外時間はかからなかった。

 二隻は横並びになると、無言で乗組員の無事を確かめる。

 妖精弓手は揺れる筏を気にした様子もなく矢をつがえ、弦を引き絞って垂直に矢を放つ。

 守りの壁をすり抜けた一矢は天頂に至り、落下の勢いに乗ってゴブリンの頭蓋を撃ち抜いた。

 濁った悲鳴と共に落狼して、崖の上から転がり落ちる。水面に叩きつけられた骸が波を起こし、筏が大きく揺れるが、蜥蜴僧侶とローグハンターは巧みに長竿を動かして持ち直す。

 ある程度安定したところで、銀髪武闘家は槍を持ち上げ、大きく息を吐いてから投げ放つ。

 だが、僅かに崖上には届かず、壁に突き立つだけに留まった。

 彼女が舌打ち一つすると、ゴブリンスレイヤーが何やら木で作られた物を投げ渡す。

 それを受け取りながら目を丸くした彼女に代わり、蜥蜴僧侶が「ほう」と息を漏らす。

 

「投槍器とは、また懐かしゅうものをお使いになられる」

 

「これなら、なんとか……!」

 

 銀髪武闘家はそう言うと、投槍器に槍の石突きをあてがい、狙いを定めて投げ撃つ。

 尋常ではない速度で放たれた木製の槍は、直撃したゴブリンの頭を吹き飛ばす。

 その威力に思わず驚く彼女をよそに、ゴブリンスレイヤーも続けて放ってもう一匹仕留める。

 だがゴブリンスレイヤーは不満げに声を漏らす。

 

「これでは殺しきれんな」

 

「今は脱出優先だ。何か手は!」

 

 ローグハンターの怒鳴り声に答えたのは鉱人道士だ。

 彼は何やら液体で満たされた小瓶を引っ張り出し、栓を抜いてその中身を川に流し込んだ。

 

「《宴の時間ぞ水精(ウンディーネ)、気ままに歌いて舞い踊れ》!」

 

 瞬間、二隻の筏の速度が上がる。

 水に引かれるように、風もないのにみるみるうちに加速していくのだ。

 正確には『使役(コントロール・スピリット)』の術により、筏の回りの川の流れを反転させただけだ。

 ローグハンターは不敵に笑むとタカの眼を再発動。

 片手で長竿を操りつつ、ピストルを引き抜いて僅かに顔を出したゴブリンの頭に向けて撃ち放つ。

 銃声と硝煙が渓谷を駆け抜け、間抜けなゴブリンの眼球を吹き飛ばした。

 

「後一発。こうなるなら、あいつらから回収しておけば良かったな」

 

「今言っても仕方ないでしょっ!」

 

 言いながら放たれた槍が、今度は狼を撃ち抜きてゴブリンを川に叩き落とす。

 ゴブリンスレイヤーは女神官に目を向け、彼女の限界が近いことを確認。

 

「『矢避』は張ってあるか」

 

「まだ効果時間内だから大丈夫よ!」

 

 女魔術師の言葉に頷くと、女神官の奇跡が終わりを告げた。

 神々に嘆願する奇跡の使用は、魔術とは比べ物にならないほどに消耗する。

 それを行使し続ける女神官は、それでも足に力を入れて錫杖を握る。

 

「もう一度いきます……!」

 

 彼女が言った直後、ローグハンターと蜥蜴僧侶は操舵に意識を集中する。

『聖壁』が張られるまでの数秒、筏を安定させなければならない。

 跳ね上がる水飛沫が降り注ぎ、筏上の彼らを濡らす。

 令嬢剣士は筏上の瓦礫を片っ端から退かし、少しでも軽くなるように努めた。

 問題は、川にも瓦礫が増えてきていることだ。

 無傷の樽や木箱は、おそらくゴブリンが予め設置していたものだろう。

 

「座礁させて、ゆっくり殺すつもりか。嫌な趣味だ」

 

「しかし、斥候殿!これでは速度が出せませんぞ!」

 

この程度の(・・・・・)障害物がどうした!隙間があるなら突っ切れ!」

 

 有言実行。

 ローグハンターは長竿を巧みに操り、瓦礫の隙間を縫って上流に向かっていった。

 タカの眼をフル活用し、障害物の位置や水深を計って深い場所を的確に突く。

 そこに恐れも躊躇いもない。まるで何度も経験があるように(・・・・・・・・・・・)、手慣れた様子だ。

 

「なんとぉ!?」

 

 蜥蜴僧侶が思わず驚愕し、妖精弓手は矢を放ちつつ「あんたも行けるでしょ!」と渇を入れる。

 そんな中、女神官は周囲の状況を見渡して思慮を深めていた。

 自分に出来ること、今までで学んだこと、全てが脳裏を過っては消えていく。

 そして彼女がたどり着いた答えは、もはや一瞬の閃きと言っても過言ではない。

 だが、その閃きが、時には仲間たちを救うのだ。

 

「《慈悲深き地母神よ、どうかその御手で、我らの穢れをお清めください》!!」

 

 ローグハンターが聞き慣れぬ祈りの言葉。しかし、その祈りは確かに天に座する神々に届いた。

 錫杖から優しげな光が漏れ、その光が触れた端から水が透き通り、水面に浮かぶ汚物がかき消されていく。

 女神官の新たな奇跡、『浄化(ピュアリファイ)』は、文字通り穢れた川の全てを清めたのだ。

 崖の上からゴブリンたちの色めきたった声が聞こえるが、いちいち気にしてはいられない。

 ローグハンターは残りのピストルを抜き放ち、身を乗り出してきたゴブリンの頭を撃ち抜く。

 落ちてきた死体も、水面に触れると共に浄化される。

 

「奴らの巣はいずれ見つけて殺しきる。今は逃がして構わん」

 

「承知!」

 

 ゴブリンスレイヤーの指示に蜥蜴僧侶が応じると、彼はその顎を開く。

 息を吸い込み、力を溜め、発動されるは恐るべき竜の力。

 

「《偉大なりし暴君竜(バオロン)よ、白亜の園に君臨せし、その威光を借り受ける》!!!」

 

 瞬間、『竜吼(ドラゴンロアー)』が渓谷に轟いた。

 突如として放たれた竜の咆哮にゴブリンと狼たちは怯え狂い、我先にとバラバラに逃げ出す。

 ローグハンターはタカの眼でゴブリンたちの退散を見送ると、ホッと息を吐いて川に目を向けた。

 きっとここには、多くの屍が沈んでいることだろう。

 

「名も知らぬ同胞(はらから)よ、安らかに眠れ……」

 

 

 

 

 

 ぱちぱちと散った火花が、舞い躍りながら天へと昇って消えていく。

 渓谷を抜けてから僅かばかり後、憎たらしいほどに青かった空は、いつの間にか赤く染まっていた。

 冒険者たちは森人の里があるという樹海を前にして、強行軍よりもひとまず野営と決め込んだ。

 ローグハンターは熱を持った石を見つめ、どうにかして気を逸らそうと努めていた。

 彼がそこまで必死になっている理由は、先程まで着替えていた女性陣だ。

 彼女らは先日の買い物で手にいれたという水着を纏い、川に繰り出して魚を取ろうと躍起になっている。

 彼は横目でちらりと水着姿の銀髪武闘家に目を向けるとすぐに視線を外し、また視線を向けてまた外すと繰り返す。

 そんな彼の姿を認めた蜥蜴僧侶と鉱人道士は、何やら怪しく笑って彼の両脇に座る。

 

「なんじゃい、頭巾の。さっきまでの威勢はどうしたんじゃ」

 

「左様ですぞ。先程までは生き生きとしておりましたのに」

 

「その、なんだ、まあ、うん……」

 

 いつになく弱々しい彼の視線は、時折銀髪武闘家に向けられ、すぐに外されてはまた向けられる。

 女魔術師や令嬢剣士には目もくれず、ただひたすらに銀髪武闘家のみに目を向ける辺り、彼の一途さを教えてくれた。

 両脇を固める二人は顔を見合わせて苦笑すると、彼を真似るように横目で水着ではしゃぐ女性陣に目を向ける。

 男なら誰しもが見とれる美人たちが、水着━━つまり最低限の布だけの━━姿でいるのだから、目を向けてしまうのは当然のことだろう。

 受付嬢は傷一つない白い肌を晒し、牛飼娘は日焼けした健康的な肌を晒してはしゃいでいる。

 女魔術師と令嬢剣士の二人にはまだ恥じらいがあるのか赤面しているが、徐々にそれも解けて、いつもと違う年相応の笑みを浮かべていた。

 女神官は周囲の女性たちの━━どことは言わないが━━豊満な部分に目を向け、次いで自分の物に手を触れてため息を漏らし、妖精弓手に慰められていた。

 そして話題の銀髪武闘家は、いくつかの傷痕を残す白い肌を晒して、時折その豊満な胸を揺らしながら魚を捕まえようと躍起になっている。

 

「眼福じゃな……」

 

「眼福ですな……」

 

「……眼福なのか?」

 

 染々と漏らす鉱人道士と蜥蜴僧侶に続き、ローグハンターが小首を傾げながら呟いた。

 そんな野郎三人の姿にゴブリンスレイヤーはやれやれと言うように首を横に振り、「寝床を用意するぞ」と声をかけて呼び寄せる。

 それを受けた三人はゴブリンスレイヤーのもとに集い、諸々と準備を整えていく。

 危険だらけの森の入口に直接雑魚寝をするという訳にもいかない。簡易的な高床式の寝床が必要だ。

 各々が作業を進める中で、ローグハンターはちらりと銀髪武闘家に目を向けた。

 瞬間、幸か不幸か彼女と目があってしまう。

 ようやく彼に見られていることに気づいた銀髪武闘家はその場でくるりと回り、ニコッと微笑む。

 ローグハンターは赤面しながらそっと目を逸らし、フードを被って表情を隠す。

 いつも通りの彼の反応に苦笑を漏らし、足元を通りかかった魚を掴み取った。

 あれなら、夕食には困らないだろうと一安心。

 更に時間は流れ、赤かった空は暗くなり、星が輝き始めた頃。

 食べない筈の妖精弓手の分の魚も確保した女性陣は川から上がり、『着火(ティンダー)』された火石を囲んで毛布を被っていた。

 銀髪武闘家は狙ったかのようにローグハンターの隣に腰掛け、当の彼は目のやり場に困ってか視線が泳いでいる。

 滅多にお目にかかれない照れる彼の姿に仲間たちは苦笑し、それを受けたローグハンターは更に赤くなる。

 彼は無理やり話題を変えるためか、妖精弓手に声をかけた。

 

「それで、お前の故郷までどのくらいだ」

 

「ん?まあ、もうすぐよ。ここなら向こうから見つけてくれるかもね」

 

 誰しもが見惚れる笑みを浮かべながら言うと、ローグハンターは「そうか」と返して焼き上がった魚を手に取った。

 銀髪武闘家は彼の手からその魚を掠め取ると、それを頬張って頬を緩めながら言う。

 

「森人のお嫁さんって、綺麗だろうなぁ……」

 

「そうだよねぇ。どんな格好するんだろ……」

 

 銀髪武闘家と牛飼娘が言うと、妖精弓手は「どっちも綺麗に決まってるじゃない!」と何故かどや顔で返した。

 

「問題は、俺たちが歓迎されるかという事だがな」

 

 ローグハンターが今度こそと魚を取ろうと手を伸ばし、僅かに速く鉱人道士に奪われる。

 睨まれた鉱人道士はそっぽを向いて魚をかじって舌鼓を打つ。

 妖精弓手は「うーん」と唸りながら首を傾げると、ローグハンターに目を向けながら言う。

 

「あんたなら大丈夫じゃない?アルタイルの子孫なんでしょ?」

 

「いや、本当にご先祖なのかはわからんぞ」

 

 彼が肩を竦めながら返すと、妖精弓手は昔を懐かしんでか頬を緩めた。

 

「ま、大丈夫でしょ。爺様たちは『彼はわしらの同胞(はらから)じゃ』とか言ってたくらいだし」

 

「一体何をすりゃ、只人がそこまで懐かれるんじゃ」

 

 鉱人道士のツッコミに妖精弓手は「さあ?」と返し、自前の食料を口に放り込む。

 

「それで、結婚相手はどんな人なんですか?」

 

 受付嬢の問いかけに、妖精弓手は何とも言えない表情を浮かべて苦笑した。

 

「あに様は、森人森人(エルフエルフ)してるのよ……」

 

「堅物ってこと?」

 

「そうね……」

 

 女魔術師が問うと、彼女は何か思い出したのか、吹き出して声を震わせる。

 

「森人は歌って求愛するんだけど、その内容が自分の武勲詩だったのよ。思わず引っ叩いちゃったわ」

 

「それは、あなたが添削しましたの?」

 

 令嬢剣士が確認を取るように訊くと、妖精弓手は首を左右に振るとニヤリと笑った。

 

「ねえ様にぶん投げたわ」

 

 彼女の回答に、一同の間に笑いが広がった。

 そこからは、妖精弓手の昔話が繰り広げられる。

 下らない事から今の彼女を作り上げた一コマまで、内容は様々だ。

 話を聞けば聞くほど、彼女がどれだけ故郷を、家族を愛しているかがよく分かる。

 そして、ローグハンターとゴブリンスレイヤーの胸中は、ほぼ一致していた。

 彼女が愛する場所の近くに、ゴブリンが住み着いている。

 ならば、殺さねば。彼女の故郷を守るために。彼女の家族を守るために━━━。

 

 

 

 

 




誤字脱字、アドバイス、感想など、よろしくお願いします。

期限は『Extra Sequence01 いと慈悲深き地母神よ』が完結してから+1週間です。随分と今更な事を聞きますか、ダンまちとゴブリンスレイヤーコラボイベント『Dungeon&Goblins』にログハン一党をぶち込んだものをーー

  • 見たい!
  • 別にいいです……。
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