SLAYER'S CREED   作:EGO

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Memory07 例え、祈らぬ者なれど

 冒険者四人が盗賊団と戦い、そして敗れた廃坑。

 通路を塞ぐ土砂が小さく盛り上がり、そこからフードの彼の頭が飛び出した。

 その顔には驚愕が浮かび、額には汗で張り付いた土がこびりついている。

 荒れた息を必死に整え、体を引きずり出す。

 

「い、生きてはいる、ようだ……」

 

 四つん這いになりながら、打撲した脇腹を押さえる。

 女武闘家を助け、土砂の下敷きになった。なぜ自分は生きていて、こうして這い出てこられたのか。

 まるで()()()()()()()()かのような錯覚を感じながら、フードの彼は周囲に目を向けた。

 仲間たちはいない。仲間が死に、天井が緩くなっていることを報告するために、既に街に戻ってしまったのかもしれない。

 フードの彼はそう判断し、立ち上がった時だった。視界の端にそれを捉えたのだ。

 千切れて役に立たなくなった、小さな紐。見たところで何か起こるはずもないその紐には、見覚えがあった。

 先ほどまで一緒だった女武闘家が、長い銀色の髪を結ぶために使っていた紐だ。

 フードの彼は異常を察し、タカの目を発動した。

 

「━━ッ!」

 

 そして、気づく。

 戦闘でもあったのか、地面に乱れた足跡が大量に残されているのだ。

 ゴブリンではなく、おそらく人間のものであることは間違いない。

 だが、問題がひとつ。

 多過ぎる足跡のせいで、どちらに行ったのかが判断出来ないのだ。

 自分たちが入って来たほうにも痕跡が伸びているし、出口と判断したほうにも痕跡が伸びている。

 つまり、どちらから入り、どちらに抜けて行ったのかがわからない。これでは追いかけようがない。

 その時、フードの彼は父から聞いたことを思い出した。

 

『この力は、文字通り見えないものをみるものだ。極めた者が使えば、痕跡を残した対象が幻影として見えるほどらしい』

 

 冗談混じりに言ったことかもしれない。出来なくても、それを目指す気でやれと、ある種の指針としたのかもしれない。

 大事なのは出来るか出来ないかではない、やるか、やらないか。

 

 ━━試して、みるか。

 

 タカの目を発動させると、周りの音が聞き取りにくくなる。

 それは、視覚に意識を集中しているぶん、聴覚を切り捨てているからと彼は判断した。

 ならば、聴覚を完全に捨て、視覚のみに全神経を注ぎ込めば、父の言っていた領域に行けるのではないか。

 ならばやるだけと、目を閉じてゆっくり息を吐く。

 タカの目を発動しながら目を開き、息を止めて集中を深めていく。

 深く深く、さらに深く。

 不意に、聞こえていた砂利が転がる音が、消えた。

 音が無くなった世界で彼が見たのは、吹けば消えてしまいそうなほど朧気な、影だった。

 大柄な男に担がれ、どこかに運ばれていく女武闘家の姿だった。

 暴れた拍子に、髪紐が千切れたようだ。

 敵は彼らが出口と判断した方向から入り、そのまま入り口の方へと抜けていく。

 それを確認した時だった、フードの彼を凄まじいまでの頭痛に襲われたのだ。

 脳が、目が、焼けるように熱く、痛い。

 限界まで研ぎ澄まされた彼の目と、情報を処理する脳が、キャパシティーを越えたものに耐えきれなくなったのだ。

 

「━━ッ!━━!」

 

 口から声にならない絶叫を漏らしながら、フードの彼は目を押さえてのたうち回る。

 痛みが引いたのは、数分後だった。

 フードの彼からしてみれば、数時間にも及ぶ拷問に晒された後のようなものだが、彼はふらふらと立ち上がり、しっかりとした足取りで歩き始める。

 

「奪ったものを、返して貰おう」

 

 強烈な殺気を漏らしながら、彼は闇の中に消えていく。

 その足取りに、恐怖も怯えもない。

 

 闇の中こそが、彼の生きる世界なのだ。

 

 一度闇の中に入ってしまえば、後は沈んでいくしかない。

 

 這い上がることなど、彼の師ですら出来なかったのだから━━━。

 

 

 

 

 

 ━━━━━

 

 

 

 

 

 太陽が沈み、二つの月が登った頃。

 廃坑から離れた位置にある、盗賊団の夜営地。

 そこでは下卑た笑い声がこだまし、十五人ほどの野蛮な男たちが騒いでいた。

 彼らの視線の先では、服を剥かれて裸体を晒す、瞳から輝きを失った女武闘家が、両手を上で縛られて拘束されていた。

 鍛えられたその四肢と、隠すことなく晒された豊満な胸は、酒の肴には丁度良い。

 頭目の指示で、直接触れて堪能出来ないのだけは残念だが、そのぶん高く売れるだろう。

 その金で女を買い、溜まりに溜まったものをぶつけてしまえば、それで済むのだ。

 我慢すればするほど、爆発させる時の快感は何倍にも膨れ上がる。

 それを知っている彼らだからこそ、女武闘家に触れるものはいない。

 

「それにしても、あんな美人に手を出さないとは、とんだ間抜けだな」

 

 酒を飲む頭目は、捕らえた冒険者たちに目を向けながらそう蔑む。

 最後まで抵抗した腹いせか、顔が腫れ上がり、原型がわからなくなっている男戦士。

 口に猿轡を嵌められ、言葉を発することの出来ない獣人魔術師。

 一番軽症なのは、高く売れると言われた森人司祭だ。

 全員が武具を剥ぎ取られ、後ろ手に拘束されている。

 反応しない冒険者たちに、頭目は彼らから奪った認識票を見せびらかしながらこう告げた。

 

「まったく、機嫌を取ろうと思わないのか?俺を笑わせた奴は見逃してやってもいいぜ?」

 

 目の前に餌を垂らされても、彼らは反応しない。

 頭目はつまらなそうに息を吐き、顎髭を擦る。

 

「何だっけ。仲間の一人が生き埋めになったんだったか。ったく、女のために命を捨てるとは、見上げた根性だ。会ってみたかったぜ」

 

 その言葉に反応したのは女武闘家だった。

 身動ぎひとつしなかった彼女が、前触れもなく涙を流し始める。

 流れた涙を頬を伝い、豊満な胸へと垂れ落ちた。

 一滴垂れる度に盗賊たちから歓声に似た声があがり、盛り上がっていく。

 だからだろう。周辺の森に配置していた見張りが死んだことに、誰も気がつかなかったのは。

 だからだろう。近くの茂みから、彼らを狙う銃口が伸びていたことに気づくことがなかったのは。

 

「?……ああああああああああ!」

 

「おい、どうした!」

 

 部下の一人が、突然頭を押さえて叫びだす。

 頭目は酒瓶片手に立ち上がり、その部下に声をかける。

 周りの仲間たちも駆け寄るが、叫んだ部下が突然抜刀し、仲間に襲いかかったのだ。

 

「おい、止め━━━」

 

「ああああああああああ!」

 

「この、てめえ!」

 

「離せ!死ね!死ね!」

 

 狂ったように得物を振り回し、次々と仲間を斬り殺していく。

 頭目は盛大に舌打ちをすると、酒瓶を地面に叩きつけて怒鳴るように指示を出す。

 

「止めろ!殺して構わん!」

 

 頭目の指示に部下たちはそれぞれの得物を取りだし、構える。

 その時、茂みから飛んで来た何かが一人の盗賊の頭に当たり、炸裂した。

 小さな袋(グレネード)が割れると、中に詰められたガスがばら蒔かれ、パニックはさらに広がっていく。

 意味不明な叫び声をあげながら、目についた仲間(てき)を殺していく。

 二十人いた盗賊団は、同士討ちによってその数を減らしていく。

 正常なのは、捕らわれた冒険者たちと頭目、その横で晩酌していた二名の副官だけだ。

 状況も理解出来ないなか、同士討ちを繰り広げる盗賊たちの間を縫う一人の冒険者(アサシン)がいた。

 目深く被ったフードに、鼻から口に(ガス)かけてを覆う布(マスク)、手首に巻かれた仕込み刀(アサシンブレード)で、襲いかかる盗賊を最小限の動きで殺害していく。

 途中で振りやすそうな剣を回収するあたり、余計にたちが悪いだろう。

 混沌に支配された盗賊たちの間を抜けた彼は、頭目たちの前に姿を現した。

 

「………え?」

 

 女武闘家の口から声が漏れる。

 その姿は、今日会ったばかりなのに、もう二度と会えないと思った彼の姿だ。

 フードの彼は、その蒼い瞳を頭目と二名の副官に向けた。

 絶対零度の殺気を放つその瞳は、おおよそ冒険者が持つものではない。何度も死線を潜り抜けた戦士であっても、そんな瞳にはならないだろう。

 頭目はそんな彼を鼻で笑い、肩に担いだ大剣(グレートソード)の切っ先を向けた。

 

「おまえの仕業か!よくも俺の部下たちを狂わせてくれたな……!」

 

「……」

 

 フードの彼は答えない。

 ただ沈黙を保ちながら、左腕のアサシンブレードを抜刀するだけだった。

 頭目は二名の副官を顎で使い、副官たちも嫌がらずに指示に従う。

 現在壊滅状態の盗賊団は、頭目と二名の副官の出会いから始まったのだ。

 その三人はまさに血を分けずとも兄弟であり、信頼は絶対のもの。何が起きようとも、それが揺らぐことはないだろう。

 二名の副官の前進に合わせ、フードの彼は全身の力を抜いた。

 そして、副官二人は同時に仕掛けた。否、仕掛けてしまった。

 フードの彼は冷静だった。右から仕掛けた副官の懐に飛び込み、右手の剣で一閃。

 腹を斬られた副官が悶絶する中、左からもう一人が襲いかかる。

 彼の死角について瞬時に間合いに入った副官は、剣を振り上げニヤリと笑う。

 フードの彼は冷静に、腹を斬った副官の肩を掴むと、何の躊躇いもなく盾にした。

 袈裟懸けに振られた刃は、盾にされた副官の胸を切り裂いた。

 

「があっ!」

 

 倒れかけた副官を無理やり支え、返す刃で振られたもう一撃も防ぐ。

 

「━━」

 

 幸か不幸か、その一撃で首を斬られた副官は、血泡を噴きながら息絶える。

 仲間を殺してしまったと認識した瞬間、もう一人の副官の胸に刃が差し込まれた。

 骨を避けるように正確に放たれたその一撃は、副官の心臓を貫き、その鼓動を止めさせた。

 副官の体を蹴り飛ばし、剣を引き抜く。

 吹き出た血が顔にかかったことを気にすることなく、フードの彼は頭目を睨む。

 

「チッ!てめぇ、何者だ!」

 

 フードの彼は答える必要があるかと言わんばかりに、両腕を広げて肩を竦めた。

 明らかな挑発に乗るほど頭目もバカではない。

 頭目はあくまで冷静に脳をフル回転させ、目の前の敵を観察する。

 仲間を狂わせた謎の技や、殺すことに慣れたあの動き。冒険者であることを前提にすれば、それなりに高い等級であることは間違いない。

 兄弟たちは死んでしまったが、彼らの無念を晴らすためにも、そして再起のためにも殺さねばならない。

 そんな思慮を深める傍らで、フードの彼は襲い来る盗賊たちを次々と屠っていく。

 狂わせた相手に襲われるとは、何とも皮肉なように思えるが、フードの彼は手慣れた様子で捌いていた。

 左手に仕込まれた武器と、部下から奪ったであろう剣を振り、時には同士討ちをさせ、時には首を裂き、頭蓋を貫く。

 頭目が動き出そうとした時には、フードの彼の足元には大量の死体が転がっていた。

 返り血か自分の血か、黒い衣装には不気味な(まだら)模様(もよう)が浮かんでいる。

 

「いいねぇ。久しぶりに高ぶってくるじゃあねぇか」

 

 頭目はそんな彼の姿に怯んだ様子はない。

 むしろ、彼の認識票をコレクションに加えることを心待ちにしている節があるほどだ。

 フードの彼はゆっくりと歩き出し、頭目の元を目指す。

 

「てめぇだろ?あの嬢ちゃんを庇ったって野郎は。いやー、会いたいと思ってはいたが、本当に会えるとはな!」

 

「………」

 

 フードの彼は答えない。

 頭目は息を吐き、フードの彼の身長ほどありそうな大剣を、右腕だけで持ち上げた。

 常人を遥かに越えた筋力だからこそ、出来る芸当だろう。

 辺境の街の冒険者にもだんびらを振るう男がいるが、この大男はそれ以上であることは確かだ。

 

「行くぜ?一撃で死んでくれるなよ!」

 

 頭目が吼えて一気に踏み込むと、全体重を載せた振り下ろしを叩き込む。

 長年使われ続けたためか、刃が潰れてしまったその大剣でも、人を殺せることに変わりはない。

 鎧を着込んだ相手なら、打撃のほうがやり易いほどだ。

 だが、フードの彼はまともな防具を纏った様子はない。当たれば、それで仕舞いだ。

 頭目はニヤリと口の端を歪めるが、フードの彼は余裕を持って横に転がって避ける。

 空振りに終わった大剣は、地面に叩きつけられる。

 地面にめり込んでしまっているが、頭目は力ずくで持ち上げ、再び構えた。

 フードの彼は右手の剣を一瞥し、小さく舌打ちを鳴らす。

 いくらなんでも、あの一撃は受け流しきれないだろう。当たらなければそれでいいが、それだけでは勝てない。

 フードの彼はゆっくりと息を吐き、正面から突撃する。

 頭目は大剣を大きく振りかぶり、横凪ぎに振り抜く。

 フードの彼はスライディングの要領でその下を潜り抜け、すれ違い様に足に一太刀。

 足を断ち切るつもりの一撃は、頭目の妙に頑丈な骨を断てず、そのまま引っ掛かってしまった。

 

「ぐぅ!いいねぇ!いいねぇ!」

 

 だが、頭目はそれにさえ歓喜するように醜悪に笑い、右足に引っ掛かる剣を、左足で踏んで折る。

 どんな腕前の戦士でも、錆びた剣では何も斬れぬ。

 武器の質は、命の奪い合いでは大切なことだ。

 粗悪品のピストルなぞ売られた暁には、その売人を殺してやりたくなるほどに、とても大切なことだ。

 フードの彼は再び息を吐き、近くに落ちていた槍を手に取り、逆手に持ち替えるとそのまま投げ放つ。

 それと同時に頭目に接近し、途中で地面に刺さった両手剣を回収する。

 

「舐めるな!」

 

 頭目は大剣でそれを切り払い、接近してきたフードの彼に大剣を振り下ろす。

 避けたところを捕まえ、投げ飛ばし、トドメを刺せばいい。

 頭目のその考えは、次の瞬間に打ち砕かれた。

 フードの彼は両手剣を巧みに操り、大剣の振り下ろしを受け流して見せたのだ。

 頭目が目を見開いた瞬間、フードの彼の左手が閃いた。

 

「なあ!?」

 

 左手のアサシンブレードは、大剣を掴む頭目の指を綺麗に斬り飛ばし、持ち主のいなくなった大剣は地面に落ちる。

 フードの彼は切り返し、両手剣で頭目の頭蓋を砕きにいくが、

 

「ぬぅらぁっ!」

 

「ッ!」

 

 頭目はそれよりも早くフードの彼に体当たりを当て、そのまま押し倒す。

 その拍子に、彼の持つ両手剣はあらぬ方向に飛んでいってしまった。

 仕込み刀がある左手()()を押さえ、勝ちを確認した頭目は醜悪に笑む。

 

「はぁ……はぁ……残念だったな」

 

 指が無くなった手を睨み、その顔をさらに醜悪に歪める。

 

「これからおまえの手を砕いて、砕いて!二度と使い物にならないようにしてやる!!!」

 

 頭目は脅すように言うが、フードの彼は口元に笑みを浮かべた。

 死ぬとわかって開き直ったのか、やってみろと煽っているのか。

 

「チッ!まずはこの左腕だ!!!」

 

 頭目は額に青筋を浮かべ、注意を左腕に向けた。

 その瞬間、息が出来なくなった。

 鋭利なもので貫かれたかのように喉が熱く、血が溜まっていくことがわかる。

 

「……!?」

 

 頭目は視線を落とし、目を見開いた。

 右手首から飛び出た仕込み刀が、自分の喉を貫いているのだ。

 それを理解した途端、全身から力が抜けていった。

 フードの彼は右手のアサシンブレードを引き抜き、頭目の体を無理やり退かす。その時に、腰に下げた鍵束を掠めることも忘れない。

 わざと使わなかった右手のアサシンブレードが、読み通りの状況で役に立つとは、彼自身も思いにも寄らなかっただろう。

 荒れた息を整え、立ち上がろうとした時だった。

 血の泡を噴く頭目が、彼の胸ぐらに手を伸ばしたのだ。

 指の無くなった手では掴めるものはないが、多少ずらす程度なら出来る。

 フードの彼の服がずれ、その胸元から認識票が飛び出した。

 まだ駆け出し冒険者だという証明の、『白磁』の認識票が。

 

「━━ッ!!!」

 

 頭目の目が有らん限りに見開かれ、フードの彼の顔に目を向けた。

 倒れたからこそ見ることが出来た彼の顔は、まだ幼さが残る青年のものだ。

 頭目は自分を殺した冒険者の等級を知りたかった。

 紅玉級を殺した自分を殺したのだから、銅や銀のはずだと。

 なけなしのプライドを保つために、それを知ろうとして、白磁等級の駆け出しに負けたと知ったのだ。

 その頭目は、最期の最期でちっぽけなプライドさえも失った。

 絶望にも諦観にも似た表情で逝った頭目の顔を眺め、フードの彼の脳裏に父の言葉が過った。

 

『死に行く者には敬意を払え。この考え方には「教団」も「騎士団」も関係ない。一人の人間として、この事だけは忘れるな』

 

「………」

 

 前いた世界では、殺したアサシンやギャングたちに、敬意を払うことはなかった。

 フードの彼がそっと頭目の目を閉じてやると、心なしかその表情が和らいだように見える。

 

「━━安らかに眠れ。死した者たちと共に」

 

 

 

 

 

 




誤字脱字、アドバイス、感想など、よろしくお願いします。

期限は『Extra Sequence01 いと慈悲深き地母神よ』が完結してから+1週間です。随分と今更な事を聞きますか、ダンまちとゴブリンスレイヤーコラボイベント『Dungeon&Goblins』にログハン一党をぶち込んだものをーー

  • 見たい!
  • 別にいいです……。
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