カントクの決断   作:いのかしら

15 / 28
カントクの決断 15

 

 

 

 

 

登場人物

 

 

雪風: 幸運艦。【定期】被弾なし

 

不知火: 戦略研究所海軍担当。残留組

 

霧島: 戦艦。殴り合いたい

 

鈴谷: 重巡。艦これを救いたい

 

 

 

 

 

不知火「……ということでメンツを一新して、『カントクの決断』一応再開します」

 

雪風「今後も応援しますね!」

 

霧島「……それで私と……」

 

鈴谷「私が呼ばれたのはどういうわけ?」

 

不知火「単に人手不足です。あの後出場されてた方でまた話をしようとしても……

 

 

 

FXで資産全額溶かした顔になってる金剛さんと長門さんと

 

ストレス発散で週二で日吉のラーメン食べ歩いてる大淀さん

 

この2人呼びます?」

 

 

鈴谷「あぁ……なるほど、そういうことね」

 

雪風「特にこれからはそこそこ真面目に分析するってしれぇから聞いてるのです!」

 

霧島「それで頭脳派の私がデータ分析担当、というわけですね」

 

不知火「私だけでは流石に限界があるので……ここは是非」

 

鈴谷「まぁ命令だしやるけどさ、それで鈴谷なのはなんでよ」

 

不知火「真面目な人間ばかりだとつまらないので」

 

鈴谷「ネタ枠⁉︎」

 

雪風「鈴谷さん人気ありますしね!」

 

不知火(いろんな意味で)

 

 

 

 

霧島「それで今回からは?」

 

不知火「はい。艦これが敗者復活戦に回ることになったので、その相手チームを紹介していこうかと」

 

雪風「研究してしっかり勝ち上がります!」

 

鈴谷「よくわかってないけどさ、勝たなきゃいけないってことっしょ?」

 

不知火「最低2回、ほぼ3回勝たねば目標のベスト16どころではなくなります」

 

鈴谷「じゃ、やるっきゃないよね。やるの鈴谷じゃないけど」

 

 

 

 

不知火「まずはお二方のために艦これの現状をざっくりと、不知火がお伝えします」

 

雪風「下を見ましょう!」

 

 

・先発一番手吹雪、5回5失点は覚悟の上

 

・二番手川内は悪くない。中継ぎは安定

 

・打線が能力の割に貧弱……

 

・機能するのは島風と響の足くらい

 

・置物金剛、北上

 

・代打の神様夕立

 

・守備は現状合格点

 

 

不知火「……といったところでしょうか」

 

霧島「これは納得ですね。点を失うのが確実な上で点が取れないわけですから。負けてもまだなんとかなる予選に比べ、負けられないこの先を考えると」

 

鈴谷「特に吹雪が痛いわね」

 

雪風「打線も長打は出てるんです!」

 

不知火「この大会でも屈指の能力はある……はずなので今後上昇が見込めないわけではないのが救いですか」

 

 

 

不知火「それと敗者復活戦は試合する球場が違うことも念頭に置かねばなりません」

 

鈴谷「どういうことよ?」

 

雪風「学校とか使われるんですよ!」

 

不知火「敗者復活戦で使われるのは学校、河川敷、ブルースタジアムだと思われます」

 

霧島「この学校と河川敷はかなり狭いですね。飛距離80m台のホームランも出るようです」

 

鈴谷「狭いのってどうなのよ?」

 

不知火「艦これにとっては恩恵は薄いです。まず吹雪さんの飛翔癖が加速しかねない点。これは序盤の失点の増加に繋がります。また外野の強肩というメリットも薄れかねません」

 

雪風「なるほど……」

 

霧島「またこちらは赤城さんや翔鶴さんなどゴロヒットやライナーで打っていく打者が多いので、そこら辺の打球が長打になりにくいのも見逃せませんね」

 

鈴谷「初戦が取れたらいいの?」

 

不知火「川内さんが2戦目投げてくれて5回3失点なら十分……だと思います、流石に」

 

雪風「2番手と中継ぎを打てば勝てます!」

 

鈴谷「それができてたらここにはいないんじゃ……」

 

不知火「マジでそれは言わないでください」

 

霧島「ブルースタジアムが広いのを勝ち上がりの中では活かしたいですね」

 

 

 

 

鈴谷「状況はわかったけど、相手は何処なのよ」

 

不知火「今回紹介するのは、Aリーグ3位のニセコイです」

 

霧島「上位打線はともかく下位打線はこちらの能力優位が確立できていますね」

 

鈴谷「それでもさ、点取られるのは覚悟な訳じゃん。それ以上取れるの?」

 

雪風「見ていきましょう!」

 

 

 

ニセコイ

 

1勝2敗 得点15 失点27

 

 

 

先発一番手 小野崎咲

 

12回17被安打6奪三振0四死球7自責点 

 

4打数1安打

 

 

先発二番手 鶫

 

5回7被安打3奪三振3四死球2自責点

 

3打数2安打1本1打点

 

 

中継ぎ 彩風

 

2と1/3回11被安打0奪三振2四死球4自責点

 

1打数1安打

 

 

中継ぎ 日原

 

1と2/3回3被安打0奪三振1四死球0自責点

 

 

中継ぎ クロード

 

2回9被安打0奪三振1四死球8自責点

 

1打数0安打

 

 

抑え 桐崎華

 

2回3被安打2奪三振0四死球1自責点

 

1打数0安打

 

 

 

1 右 ポーラ

 

12打数5安打1本1打点

 

 

2 二 宮本

 

13打数4安打3本7打点

 

 

3 三 一条

 

11打数4安打2打点2四死球

 

 

4 中 桐崎千

 

12打数3安打1本1打点

 

 

5 左 小野寺菜

 

5打数2安打

 

 

6 一 橘万

 

12打数1安打1四死球

 

 

7 遊 舞子

 

10打数1安打1四死球

 

 

8 捕 小野寺春

 

10打数2安打1打点1四死球

 

 

 

控え 奏

 

7打数1安打

 

 

 

 

 

鈴谷「そこまで良くないんじゃない?」

 

霧島「ただやはり3試合しかデータがない分、相手投手などの状況は加味して見なくてはなりません。打率の面ではコナンの灰原にかなりやられたことは考慮しなくては……」

 

不知火「その通りです。またクロードは投げた2試合ともに絶不調で特能が消えていたので、今後はある程度抑える可能性も考えられます」

 

雪風「でも彩風を攻めることはできます!」

 

鈴谷「日原も能力的には崩せてもおかしくないし、それにそれ抜きでも下位打線にそこまで迫力はないわね」

 

霧島「打力のある鶫も上位打線での起用が予想されますので、警戒するとなればやはりポーラ、宮本、一条、桐崎の上位打線です」

 

不知火「2番強打者理論で回してますが、現状4番の桐崎は怖いとはいえ成績はそこまででもありません。一条も長打はそこまでない以上、宮本3番はあると思います」

 

霧島「あとはこちらが攻める上で1番の隙があります。それがポーラの守備です」

 

雪風「捕球Gはダメですっ!」

 

鈴谷「確かに失点と自責点の差もあるし、ポーラの守備が響いているわね」

 

不知火「守備範囲自体は広いのですが、失策から塁に出れれば掻き回せる人材はいるのでそこを攻めたいところです」

 

霧島「そこを考えると後逸のデメリットが大きくなるブルースタジアムで当たっていきたいところなんですが、恐らく……そこまで上がってこない気がします」

 

鈴谷「後逸とかフライの落球があったらありがたいんだけどね」

 

不知火「それ以外はファーストが若干隙ですかね。サードの一条は守備いいですし、桐崎も守備範囲は広めです。センターラインはそこそこ固いかと」

 

雪風「あとは先発ですね!」

 

不知火「はい。両先発は決して悪い部類ではありません。小野寺もガルパン相手に好投してますし、鶫はそもそものステータスが高い上に打力もあります」

 

霧島「小野寺が厄介なのはスローカーブです。左が多いので最悪引っ張ってのポーラのミスとかでも塁に出て行きたいです」

 

鈴谷「足は使えるの?」

 

不知火「キャッチャーの小野寺春は肩C送球Bとそこそこ優秀です。島風さんならともかく他だとハードルは高いでしょう。長打も含め先へと進ませる打撃が重要です」

 

雪風「数が大事になります!」

 

 

 

霧島「吹雪と小野寺の投げ合いだと正直不利覚悟ですが、小野寺も鶫もスタミナがそこまでないうえにキャッチャーCとこちらが勝るので、削って早めに降ろせれば中継ぎ勝負にできそうです」

 

不知火「そこで勝つしかないでしょうね。そのためにもポーラ狙い撃ちはアリかと。ポーラが降ろされると打力が落ちるので、それはそれで問題ないです」

 

鈴谷「勝てそうならいいじゃない」

 

雪風「幸運パワーで絶対勝利ですっ!」

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。