パラレル日本国召喚 作:火焔
●日本
埼上玉緒:20代後半の会社勤め
●ロウリア
サマナ:犬系獣人の男性
アルゴ:ドワーフの男性
リーファル:エルフの男性
西暦2019年11月(中央暦1639年11月)
◆◆ 日本 ◆◆
私は
今年の始めは大不況に陥るかもしれないと思ったけど、蓋を開けてみれば原材料の確保は安易でしかも安く、誰も手をつけてない市場しかなくて、作れば売れる状態で忙しい限りよ!
そんな中、ロデニウス大陸内で戦争が起きたの。
食料はクワ・トイネから輸入に頼っているから不安もあったんだけど、日本軍が迅速に対処してくれて大きな問題は起こらず終戦したようなの。
ロウリア王国はどこかから圧力を受けていたみたいで、国王が戦後の会見で感謝していると言っていたのを覚えているわ。
だけど、この後に困った事があって、ロウリアで獣人、エルフ、ドワーフの住む所がなくなっちゃって日本政府が保護してくれる人を募集していたの。
この頃、私生活で色々あって、獣人、エルフ、ドワーフ、3人の男性を面倒見ることにしたのよ。
最初は不安もあったんだけど、直ぐになくなったわ。
だって、優しいし、カッコイイし、尽くしてくれるし!
「ただいま~。」
「おかえり~、たまちゃん!」
「おかえりなさい、玉緒さん」
「お帰り、玉緒。」
私の帰宅を出迎えてくれたのが、犬系獣人のサマナ、エルフのリーファル、ドワーフのアルゴ。
サマナの髪色はアッシュ、髪型はミディアムのマッシュで元気でカワイイ系の男の子。
私のことをたまちゃんって呼んで人懐っこいの!
服装はカジュアルな感じを見繕ったわ。
リーファルはとても神秘的な男性で、ダークブルーの髪色に、長い髪を後ろでまとめていてポニーテールみたいな感じ。
普通男性には似合わないけど、リーファルだと不思議と似合うのよ!
私のことは玉緒さんってよんで執事さんみたい。
服装はキレイめのシャツとジャケットがよく似合うのよ!
アルゴはドワーフ特有の筋肉質な体型で、守ってくれそうな安心感はダンドツね!
ショートの茶髪で男らしい感じよ。
私のことを玉緒ってよぶわ。
服装は筋肉がファッションの一部になりそうなアメカジ系ね!
今はリーファルが夜ご飯を作ってくれて、アルゴがお掃除してくれているみたいね。
「たまちゃん!着替え、手伝うよ!」
「お願いね、サマナ。」
スーツのジャケットを脱ごとすると、アパレル店員さんみたいに手伝ってくれて、着る時も袖を通すだけでいいように準備してくれるの。
下着姿になっちゃうし最初は恥ずかしかったんだけど、今はイイトコのお姫様みたいな扱いが癖になっちゃった!
「玉緒さん、みんな、ご飯できたよ!」
部屋着に着替えた私をエプロン姿のリーファルが出迎えてくれるわ。
リーファルは料理が得意で、日本の食事も直ぐに作れるようになっていっぱいレシピを覚えてくれたわ。
「「「「いただきます!」」」」
4人でご飯を食べて、アルゴが後片付けをしてくれた後――――
「さ、玉緒。ベッドに横になってくれ。いつものをやるぞ。」
3人が私の体に回復魔法をかけてくれて、一日の疲れが吹き飛んでいくわ。
体の疲れは3人の魔法が、心の疲れも3人との生活が癒してくれる。私は今、世界で一番幸せな女だって確信できるの。
そうそう、日本政府が来年の1月1日に多夫多妻制を限定的に実施するそうよ。
今の私たちみたいな、未婚の男女が同棲する関係は日本じゃ余りよく思われないからね。
最初は不謹慎だって反発も多かったけど、ドキュメンタリーでロウリア亜人の悲劇が報道されてからは、彼らを彼女達を救うには仕方ないって消極的賛成?ってやつで、結局可決される事になったの。
実態は一夫多妻制、多夫一妻制ってやつと思うけどね。
私としては、サマナ、リーファル、アルゴと一緒に入れるなら何だっていいわ。
この幸せを守るためにね!
「よ~し!! 明日も頑張るぞ~~~!!!」
夜も頑張っちゃうけど!