T-800(エンドスケルトン)になった俺氏死なないように生きていきます(旧) 作:automata
色々忙しくて投稿が遅れました。申し訳ありません。
今回は短めです。ご容赦ください。
クソアプリが停止し、2日が経った。
アプリが停止しても一度見てしまったこの基地の人形達の闇と病みにターミネーターは軽くトラウマになってしまい、それから逃げるように自室でネットワークに接続して、この世界の情勢や歴史などを勉強した。
そんなことをして2日、トラウマを克服しつつあるとき、レナから会議室に来るようにという主旨のメールが届いた。
会議室に入ると既にこの基地全ての戦術人形達が座っていた。そこにはM4と404小隊もいた。
ターミネーター(隣に主人公のM4、向かい側には裏の主人公404小隊もいる。あっ、416がM4を睨んだ)
主人公格のメインキャラ達を生で見れて内心喜ぶターミネーター。
そんな事を考えているとレナが会議室に入ってくる。
レナ「はいは〜い、ブリーフィングするよ〜」
学校の出席を取るようなノリでブリーフィングを始める。
作戦区域の地図がホログラム投影され、敵の現在位置、数など様々な情報が表示される。
レナ「まずは今日から新たに第4、第5部隊を編成するわね。第4部隊はUMP45、UMP9、HK416、G11。第5部隊はM4、ターミネーターね」
隣のM4に目を向けると少し暗い表情だった。あの時ターミネーターに1発撃ったのを気にしているのだろうか。
レナ「任務はS09地区の奪還とAR小隊の捜索。
役割は第3、第5部隊は前衛、第2部隊は高所から狙撃で援護、第1、第4部隊は遊撃。
この作戦は3つのフェーズに分けるわ。第1フェーズは全部隊で第8セクターに駐留している鉄血部隊の殲滅及び通信ステーションの占拠し、リーダー格の鉄血人形の特定とAR小隊と無線でコンタクトをとる。
第2フェーズは特定したボスを各部隊散開。ボスを包囲し、撃破して周囲の安全を確保すること。
第3フェーズは敵残存部隊を殲滅しつつ、AR小隊の捜索
野営地の設営は第5部隊と私がするわね。以上ブリーフィング終わり、各自準備に取り掛かって1時間後に出発よ」
ブリーフィングが終わると人形達は走って部屋を出て行くかと思いきや、机の下から大きめのカバンとガンケースを机の上に置き始めた。
ジッパーの開ける音、ケースから出てきた各々の愛銃のコッキング音、弾の甲高い金属音が会議室中に木霊する。
ターミネーター(どっから、カバンを・・俺そんなの持ってきてないぞ・・って、うん?)
机の下を見るとそこにはターミネーターのミニガンと大きめのボストンバッグが置かれていた。
ターミネーター(ミニガンとカバンと・・・なんだ、この付箋?)
カバンにはピンク色の付箋が貼られていて、『これからブリーフィングの時は装備品を持ってきてね!byレナ』と書かれていた。
M4もターミネーターと同じように机の下にカバンとガンケースを見つけ、戦闘の準備をする。
ターミネーター(指揮官め、これを知ってて俺に何も言わずに会議室に行かせたな)
だが、そんな余韻に浸る間も無くターミネーターはカバンの中から武器を取り出し、準備をし出した。
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作戦区域に向かって飛ぶヘリの中は野営地用のテントや道具などでキツキツの状態だった。そんな中ターミネーターは座っていた。そして向かい側にはM4と狭い機内の中で地図を広げて見るレナが座っていた。
ターミネーター「指揮官今日も出撃か?」
レナ「exactly、出撃しないで何が指揮官よ」
ターミネーター「グリフィンの指揮官ってこんな感じだっけ?」
レナはパワーアシスト機能を持った黒いボディスーツに、その上に最新の防弾素材が縫い込まれた黒の戦闘服を重ね着し、腰には特殊部隊が使うようなベルトポーチを複数着用。裾に白いラインが入ったプリーツスカートに底の厚いスパイクの付いたブーツを履き、右手にはランボー御用達のM60軽機関銃、レッグホルスターにはデザートイーグルが入っていた。(※黒いカルデア戦闘服の上に極地用カルデア制服を重ね着している感じです。)
M4「あの・・・本当に指揮官も戦うのですか?」
レナ「そうよ。現場でしか分からないこともたくさんあるし、安全な場所でぬくぬくと仲間を指示するだけなんて私のスタイルじゃないの」
M4「・・・変わってますね」
レナ「そうかもね、正規軍でも上官が現場に出張るなんて殆どないしね」
カーク「よーし、嬢ちゃん方、ランディングポイントに到着した。いつでも行けるぞ」
ヘリは廃墟になった市街地の広場にホバリングする。
レナ「さあ、行きましょ」
その一言でレナは地図を片付けて、荷物を持って、リペリングで降下した。M4も荷物を持って、それに続いた。
一方ターミネーターは重量は荷物諸々を含めると結構重く、リペリングしようとすると金具が壊れる恐れがあるのでそのまま飛び降りる。
ターミネーター(高い所から飛び降りるってこんな感じなんだな)
割とどうでもいいことを考えながら、ターミネーターはスーパーヒーロー着地をする。
常人なら大怪我必須である。
レナ「2人とも荷物は全部持ってるわね。よし、じゃあここを野営地の設営始めるわよ」
そして、3人は野営地の設営を始めた。
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野営用の大型テントを張ろうとキャリーバッグからシートを出してみる。カーキ色で少しゴムのような質感がして結構分厚い。
他にもテントを地面に固定する太いワイヤーの付いたペグが入っていたが、肝心の骨組みであるポールがない。そのかわりに何かのリモコンと説明書があった。
ターミネーターは説明書を取り出して読んでみる。するとこんなことが書かれていた。
『このテントはシートを広げた後、リモコンの赤いボタンを押して下さい。ボタンを押すと生地に縫い込まれたポールが起動して、自動でポールが立ち上がり、テントが張れます』
ターミネーター(結構近未来的なテントだな)
シートを広げ、触ってみると、所々にゴツゴツした固い感触がする。おそらくこれがポールなのだろう。
更にシートは中に特殊なゲル状の液体が封入されており、強い衝撃が加わると即座に硬化し、50口径の銃弾も防ぐことが出来るという。
他にも防水、耐刃、耐光学兵器、耐有毒化学物質加工が施され、断熱性もあるので暑い場所や寒い場所でもエアコンやヒーターを別途で用意したら、快適に過ごせるというチートテント。
キャンパーやアウトドア好きが見たら、「こんなのテントじゃねぇー!」と言うだろう。
ターミネーター(
そう思いシートを広げ、リモコンの赤いボタンを押す。
ポールが動き出したのか、モーターの駆動音を鳴らし、空気を入れて膨む風船のようにテントが立ち上がって、ものの数秒でテントが完成した。
後はワイヤーをテントに付けて、ペグを地面に固定するのだが、地面はアスファルト。普通にハンマーで打てる訳がない。
しかし、このペグもチートだった。頭に付いている小さなスイッチを押すと先端が赤熱化する。
この状態でアスファルトに打つとアスファルトを溶かして、深く刺さった。
ターミネーター(よし、後はこの作業を3回繰り返すだけか)
そんなに難しい作業ではないのであっという間に終わった。
レナ「テント出来たんだ。おおーいい感じじゃない!どう、このテント凄く簡単でしょ?」
ターミネーターが張ったテントを見に来たレナ。後ろにはもう既に複数のテントが張られていた。
ターミネーター「ああ、考えてたより簡単だったよ。このテント普通に民間で売ったら、大儲けできるんじゃないか?」
レナ「それはちょっと無理かな。確かに致命的な欠陥は無い良いテントだけど、いいテントの分お値段も結構いいのよ。普通の軍用テントの10倍以上はするからね」
ターミネーター「それを普通にポンポン使えるグリフィンって一体・・・」
M4「指揮官、そろそろ他の部隊も到着します!」
レナ「時間ぴったりね。ターミネーター、あそこの荷物をテントに入れるの手伝って」
ターミネーター「了解」
ターミネーターは大量の荷物をテントに運び、他の部隊の到着を待った。