T-800(エンドスケルトン)になった俺氏死なないように生きていきます(旧)   作:automata

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今回は短めです。ご容赦ください


究極の飲兵衛に究極の酒を与えた結果がこれだよ

吹雪が吹き荒れ、ホワイトアウトが発生している夜の雪山。

鉄血によって支配されたこの場所に5人の人影が見える。

 

 

AR15、SOPⅡが新たに加わった第5部隊とM727を持ったレナは白い防寒具に身を包み、銃には迷彩目的で白テープを巻いていた。

今回の作戦はレナと第5部隊だけでAR小隊最後のメンバーM16を救出する作戦だった。

 

 

いつものように全部隊動員してやってくる敵を蹴散らしていけばいいじゃないと思うが、今回の作戦領域は雪山。この雪山は雪崩が頻繁に発生し、ホワイトアウトも発生上、無線も使えないときが多い。とてもじゃないが大部隊を率いて進軍するのは危険すぎるし、時間がかかり過ぎる。そのため今回は少人数での作戦になった。

 

 

 

ちなみにターミネーターはAR18とSPAS12を持っている以外はそのまま。生体部品を使ってない彼にとって防寒具は必要ないからだ。

 

 

M4「この雪山で姉さんはずっと1人で戦ってたのね・・・」

 

 

レナ「M4、まずは寒さを凌げそうな場所を探しましょ。M16はそこにいるかもしれないわ」

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

一方同じくM16を探す鉄血部隊は・・・

 

 

 

鉄血兵A「ヘックシュン!うう・・・本当にここにM16がいるの?」

 

 

鉄血兵B「上はここにM16がいる可能性が高いって言ってたでしょ?」

 

 

鉄血兵A「でもさーあれからかれこれ9時間も探してるんだよ。それなのに痕跡1つも見つからないんだよ」

 

 

ターミネーターに改変されたデータによって、M16がいない全く別の場所を探させられた。

 

 

鉄血兵A「そう言えばさ、別の所で斥候していた部隊から連絡は来たの?」

 

 

鉄血兵B「今は天候が荒れてて通信が繋がらないらしいの。まっ大丈夫でしょ」

 

 

鉄血兵A「ふーん」

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

レナ「あのログハウス、電気ついてるわね」

 

 

M4「あそこに姉さんが・・・」

 

 

AR15「私達は鉄血に追われてたのに・・・」

 

 

SOP「ねぇねぇ!あそこに着いたら暖かいもの飲もうよ!何かあるかも知れないし!」

 

 

レナ「着いたら少し休憩ね。このまま強行軍は危険だし」

 

 

そして、レナ達はログハウスに近づく。

 

 

ターミネーター「うん?」

 

 

が、歩いていたターミネーターは突然止まる。

 

 

レナ「どうしたの?」

 

 

ターミネーター「いや、ここだけ雪にしては変な感触を感じるんだ」

 

 

疑問に思ったターミネーターは積もった雪を掘り、その感触の正体を探る。

 

 

ターミネーター「これは鉄血兵の死体だ」

 

 

掘って出てきたのは鉄血兵の死体だった。

死んでからそれなりの時間が経っている。

 

 

レナ「鉄血兵の死体?」

 

 

ターミネーター「ああ、1体だけとは限らない。この辺りにもまだ何体か雪に埋もれている筈だ。装備から見てこいつは斥候だな。となると・・・・・早くここから離れないと異変を感じて敵が探しに来るぞ」

 

 

レナ「そう・・みんな休憩は無しよ。M16を確保したら、すぐにヘリのランディングゾーンに行くわよ」

 

 

SOP「ええ〜、休憩無し〜」

 

 

AR15「ほら、文句言わないの」

 

 

レナ「ターミネーターは窓から中の様子を見て来て。私達が周りを警戒するわ」

 

 

ターミネーター「了解」

 

 

レナの指示通り窓からこっそり中の様子を見る。

ターミネーターが目にしたものは・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

M16「zzzz」

 

 

M16が酒に囲まれて爆睡していた光景だった。

既に空の酒瓶は数知れず、相当な量を飲んでいたことを物語っている。

テーブルにはソースのような跡がついた皿が何枚も重なっていた。大方ツマミか何かを食べていたのだろう。

 

 

ターミネーターは気まずそうにレナ達の元に戻り、ログハウスで見たものを報告する。

 

 

 

レナ「どうだった?M16はいた?」

 

 

ターミネーター「M16はいた・・・だが・・」

 

 

M4「姉さんに何かあったんですか!?」

 

 

心配のあまりにターミネーターに近づくM4。あの状況をどう言おうかとターミネーターは悩んでいた。

 

 

ターミネーター「いや・・その・・(ええい!もうどうにでもなれ!)・・・酒盛りしてて爆睡してました」

 

 

正直に包み隠さずM4に伝える。すると、M4の目からハイライトが消えて、沈黙する。

 

 

M4「フフッ・・あのクソ姉め・・1週間前に禁酒するって言ったくせに・・」ブツブツ

 

 

レナ「え、M4?」

 

 

M4「指揮官?」

 

 

レナ「ヒェッ」

 

 

M4「早くあのクソ姉を叩き起こしに行きましょう?」ハイライトオフ

 

 

レナ「あっ、アイアイサー!すぐに準備します!」

 

 

敬礼して敬語で話すレナ。

ドアをピッキングで開けようとするが、M4は気にせずドアを蹴破った。

 

 

ドガッ!

 

 

M16「うーんむにゃむにゃ・・なんだ〜?こんなと・・・き・・・に・・・」

 

 

気持ちよく寝ていたM16は起き上がると目の前には笑顔のM4が腕を組んで仁王立ちしていた。目は笑ってないが。

 

 

M4「姉さん?」

 

 

 

M16「よっ・・・ようM4・・おっ・・遅かったじゃないか」

 

 

ガタガタと震えながら、M4に声をかける。が、M4は微動だにせず笑顔のまま。

 

 

M4「姉さん1週間前に約束しましたよね?禁酒するって」

 

 

M16「えっ・・・あっ・・・その・・許してヒヤシンス」ペロ

 

 

M4「姉さん?

 

 

M16「この度は約束を破ってしまい、誠に申し訳ありません。この事態を重く受け止め、再発防止に努めて参ります」

 

 

スタイリッシュに土下座を決めるM16。

M4はため息をついて、こう言った。

 

 

M4「はぁ・・・とりあえず、すぐにランディングゾーンに行きますよ。お説教はその後です」

 

 

M16「おお・・感謝・・M4様に圧倒的感謝」

 

 

 

 

 

とそんなやりとりを見ていたレナとターミネーターは・・・。

 

 

レナ「M4って怒らせたら怖いね・・・」ヒソヒソ

 

 

ターミネーター「だな・・」ヒソヒソ

 

 

 

 




M4「私を怒らせると怖いですよ?本当に」(サタン感)


まぁ、何だかんだでM4さんって結構口が悪い(ピンポーン)・・おや?誰か来たようだ。
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