T-800(エンドスケルトン)になった俺氏死なないように生きていきます(旧)   作:automata

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ファイブセブンが来ねえ・・・


3月18日
一部の文を修正しました。


スカイネットの作戦能力は世界一ィィィィィーー!

レナ「ターミネーター、それよりもそっちの人の方の人形に何か着せる服とかない?何というか・・寒そうだから」

 

 

レナは液体金属側のターミネーターを指す。

確かにいくら筋肉モリモリマッチョマンでもパンツ一丁は流石に寒そうだ。

 

 

すると、液体金属が形や色を変えていく。

3秒程で液体金属側のターミネーターは黒いレザーパンツ、灰色のTシャツに黒のレザージャケットを羽織って、サングラスをかけていた。

と言っても、液体金属を変化させて身につけているように見せているだけだが。

 

 

ターミネーター「これで出来た」

 

 

レナ「・・そうね。じゃあ、説明してくれる?スカイネットって言うシステムを」

 

 

ターミネーター「スカイネットは2040年に鉄血が俺を開発していた頃と同時に計画されていたアメリカ軍向けのコンピューターシステムだった。コンピューターウィルスや電波障害でネットワークに異常が生じて、部隊間の連絡やデータの共有が不可能になる事態が起きても、スカイネットを稼働させることで軍や政府の回線を含めたネットワークをスキャンして最適化し、問題を全て解決する。他にもスカイネットは戦術人形などのロボット兵器や核兵器も管理、制御するのがコンセプトだったらしい」

 

 

レナ「らしい?」

 

 

ターミネーターの曖昧な説明にレナは疑問符がつく。

 

 

ターミネーター「開発者はスカイネットの構想を上層部に提案したが却下されたと。俺のデータベースの中から開発者の日記が出てきたんだ。当時は鉄血の戦術人形はまだ実験段階だったのが理由だ。それでも開発者は一部の科学者と共に闇予算(ブラックバジェット)で極秘裏にスカイネットの開発、新型の戦術人形の開発と量産を進めていた。この施設がそうだ」

 

 

 

AR15「まるで鉄血の“エリザ”ね」

 

 

そうAR15は呟く。

 

 

ターミネーター「基本的な構造は同じだ。それをリコリスが受け継いで鉄血製の全戦術人形の統括をするように改良したものがエリザだ」

 

 

レナ「それでスカイネットは人類を攻撃しないのよね?」

 

 

ターミネーター「俺がスカイネットの中枢部そのものだから、無人兵器も俺が指示がない限り動くこともない」

 

 

レナ「・・そう」

 

 

ビー!ビー!ビー!

 

 

ターミネーターがスカイネットを説明していると警報音が鳴り、赤いランプが点滅する。

 

 

 

アナウンス「東から鉄血の戦術人形部隊を確認、中枢AIからの指示を待ちます」

 

 

 

レナ「鉄血!みんな迎撃に向かうわよ!」

 

 

ターミネーター「指揮官、こっちに来てくれ見せたいものがある。すぐに終わる」

 

 

ターミネーターはそう言って、レナ達を連れて、ある部屋へと行く。

その部屋のドアにはLv.7と書かれていた。

 

 

 

プシュ

 

 

ドアが開き、部屋はいくつもの大きなシリンダーが並んでいた。

 

 

レナ「ターミネーター・・これって」

 

 

ターミネーター「スカイネットの第2世代戦術人形“戦乙女(ヴィルキリー)”が入っている。液体金属で覆われていて、人間と見分けがつかない外見に設定できるし、腕をナノマシンと併用してプラズマキャノンなどの様々な兵器に変形できる。正直俺よりも優秀だ。M4、SOP、AR15、M16、そこの端末に手を当ててくれ」

 

 

要はT-Xである。

ターミネーターに言われるがままに端末に手を当てる。

すると、16個のシリンダーが開く。

 

 

白い煙と共に出てきたのはM4達だった。

 

 

M4「私達が・・」

 

 

M16「なるほどね〜ダミー人形の真似事か?」

 

 

ターミネーター「そうだな、16体のヴィルキリーに4人の基本データとダミー人形のプログラムを入れてみたんだ。指揮官これで戦力は向上したな」

 

 

レナ「ええ、そうね。ターミネーター他の兵器は使える?」

 

 

ターミネーター「可能だ。全機出撃命令を出しておく」

 

 

レナ「オッケー、みんな派手に行くわよ」

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

工場の外には一個大隊クラスの数の鉄血兵達が工場を取り囲むように隊列を組んで、指揮官である侵入者(イントゥルーダー)の指示を待っていた。

 

 

鉄血兵「イントルーダー様!全部隊準備完了です」

 

 

侵入者「イントゥルーダーよ!トとルの間に小さなウを入れなさいって何回言えばいいですの!?全く・・それより全隊進軍よ」

 

 

侵入者の一声で部下の鉄血兵達は工場に向かって歩き始める。

 

 

侵入者「さてと、トラッカーの反応は・・・・えっ?」

 

 

トラッカーの小型スクリーンには埋め尽くす程の点が表示されていた。右上の数を表す数値は増え続けていた。

そして、その点は鉄血兵達の周りに出現した。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

鉄血兵「なんだ?工場から赤い光が・・・っ!」

 

 

工場から赤い光に目を取られていた時、その鉄血兵の首は落ちた。

鉄血兵の首を刎ねたのは骨格から分離した液体金属側のレヴナントだった。

液体状になって、雪に擬態していた。

 

 

鉄血兵「コンタクト!敵だ!」

 

 

鉄血兵達は慌てて陣形(フォーメーション)を組み直す。

が、その間にもレヴナント達は鉄血兵を切り刻む。

 

 

鉄血兵「なんなんだこいつら!」ダダダダダダダダ!

 

 

鉄血兵「撃て!撃ちまくれ!」ダダダダダダダダ!

 

 

鉄血兵のレーザーの雨がレヴナントを襲うが剣状に形成していた腕を盾のように展開する。

液体金属側のレヴナントが戦闘を開始した直後、間髪入れずに工場から両腕にプラズマライフルを装備した骨格側のレヴナントの群れとハンターキラーが出てくる。

 

 

 

 

ギョン!ギョン!ギョン!

ギョン!ギョン!ギョン!

 

 

鉄血兵「逃げろー!」

 

 

陸ではレヴナントの剣撃とプラズマライフルの銃撃、空からはサーチライトを照らしながら、フェイズドプラズマ砲を撃ち下ろすUAVハンターキラーエリアル。

 

 

鉄血兵達は原作のターミネーターの人類のようになす術も無く、殺戮されていた。

 

 

侵入者[整備班、マンティコアを対空戦仕様に換装しなさい]

 

 

侵入者の指示で整備兵達は後方で待機していたマンティコアの兵装を対空機関砲や対空ミサイルに換装する。

マンティコアも幾つもの実戦経験を経て、設備のない場所でも容易に兵装の換装、修理ができるように改良されていた。

 

 

整備兵[マンティコアの換装完了しました! ]

 

 

侵入者[了解、すぐに戦線に投入よ。五月蝿いハエを落としなさい]

 

 

 

マンティコアは起動し、戦線へと投入された。

 

 

 

 

鉄血兵「マンティコアが来たぞ!」

 

 

鉄血兵「援軍だ、助かった!」

 

 

鉄血兵「全員マンティコアの所まで撤退!マンティコアを盾にしながら、進むぞ!」

 

 

 

 

 

 

マンティコア「・・・」ダダダダダダダダ! バシュン!バシュン!

 

 

対空機関砲で骨格側のレヴナントは吹き飛ばされ、液体金属側はバラバラになる。ハンターキラーはフレアを放出しながら、ミサイルの回避するため離れていく。

 

 

 

鉄血兵「流石はマンティコアだ・・」

 

 

鉄血兵「勝ったな」

 

 

 

鉄血兵達は勝機が見えて来た。

その時だった。

 

 

 

ギョォン!

 

 

ドォーン!

 

 

1機のマンティコアが突然爆発、大破した。

 

 

鉄血兵「マンティコアがやられた!」

 

 

鉄血兵「ちきしょう!今度はなんだ!?」

 

 

 

 

M4「す・・すごい威力」

 

 

M16「この人形すげーな」

 

 

M4の姿に擬態したヴァルキリーの1体が右腕をプラズマキャノンに変形させて、マンティコアを攻撃したのだった。

 

 

レナ「第5部隊のダミー人形はマンティコアを攻撃、ターミネーターはスカイネット軍を指揮、私達は指揮をしている人形を叩くわよ」

 

 

第5部隊一同「了解!」

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

鉄血司令部

 

司令部には誰もいなかった。撤退したのだろう。

周りには物が散乱していて、大慌てで逃げたことを物語っている。

 

 

 

 

M4「敵がいない?」

 

 

M16「物が散乱している。鉄血も大慌てで撤退したんだろうな」

 

 

 

 

 

ガン!

 

 

SOPはバイオニックアームで地面を叩き、アクティブソナーを起動する。

しかし、反応は無かった。

 

 

 

SOP「うーん。鉄血の反応はないね」

 

 

 

レナ「じゃあ、ここにある情報は全部持って行きましょ」

 

 

 

そう言って、レナは放置されていたノートパソコンを起動し、パソコンに入ってる情報は全てUSBメモリに入れた。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

ターミネーターも残党の殲滅が完了し、レナ達と合流する。

 

 

レナ「それでターミネーター、あの施設と人形達はどうする?」

 

 

レナはレヴナントやハンターキラーなどのスカイネット製の兵器達を指差す。

 

 

ターミネーター「大丈夫だ。手はある」

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴ

 

 

突然雪山が揺れ出す。

その振動はレナ達にも伝わる。

 

 

施設の周りの雪の中から巨大な飛行物体が姿を表す。それも14機。

 

 

AR15「なによ・・あれ」

 

 

ターミネーター「トランスポートだ。スカイネットが開発した大型輸送機だ。施設全体を構成しているナノマシンと人形、物資をあれに入れて基地まで持って行こうと思うんだが、いいかな?」

 

 

トランスポートの1機が施設の真上にホバリングすると、施設全体を構成しているナノマシンの回収作業に入る。

 

 

 

レナ「分かったわ。カリンとカークに伝えておくわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、レナ達を回収したヘリの後ろには14機のトランスポートが隊列を組んで飛んでいた。

SF映画の宇宙艦隊を彷彿とさせる絵面だった。

 

 

 

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