T-800(エンドスケルトン)になった俺氏死なないように生きていきます(旧)   作:automata

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最近、私生活が忙しくて小説書いてる暇もドルフロとアズレンやってる暇がねぇ・・・。
投稿頻度がヤベェー、スランプがヤベェー。


S08地区防衛戦その4 進撃のスカイネット軍

レナ[了解、スカイネット軍攻撃開始]

 

 

レナの一声でスカイネット軍は動き出す。

トランスポートから無数のレヴナント、ヴァルキリーがパラシュート無しで降下し、ハンターキラーエリアルはワイヤーで吊るしていたハンターキラータンクを地上近くまで高度を下げて、投下する。

投下されたハンターキラータンクは基地を守るように基地を囲い込む。

 

 

 

降下したレヴナント、ヴァルキリーは着地すると市街地に展開する鉄血部隊に向かって突撃した。

何時ものようにレヴナントは骨格側と液体金属側に分離して液体金属側は剣状に変形した腕と触手で白兵戦、骨格側は後ろから2挺のプラズマライフルで液体金属側の援護射撃をする。

ヴァルキリーは両腕をプラズマキャノンまたはプラズマミニガンに変形、ハンターキラーエリアルから投下された巨大人型兵器T-47こと“タイタン”に随伴する。

 

 

鉄血兵「こっちに来るぞ!」

 

 

鉄血兵「おい!ランチャーを持って来い!」

 

 

突撃してくる液体金属側のレヴナントにレーザーライフルで必死に応戦する鉄血兵達。しかし、レーザーの雨を浴びても怯みもせず、被弾した部位はすぐに修復され、まるでホラー映画のゾンビのように鉄血兵達に向かってくる。

 

フラフラと覚束ない足取りでゆっくりと近づいてくる昔のゾンビではなく、トップアスリート級の身体能力と物凄いスピードで追いかけて、人間を襲う現代のゾンビだ。

ロケットランチャーを担いだ2人組の鉄血兵がやってきて、レヴナント達にレティクルを合わせる。

 

 

鉄血兵「派手な葬式と行こうか」

 

 

決め台詞を言って、引き金を引く。放たれたロケット弾はレヴナントに当たり、内部の炸薬が点火、爆発する。

爆風でレヴナントを構成していた液体金属はバラバラに飛び散る。

 

 

鉄血兵「奴ら爆発には弱いな。 爆発物をありったけ食らわせろ!」

 

 

勢いに乗った鉄血兵達はありったけのロケットランチャー、グレネードを撃つ。

爆発が絶え間なく続き、突撃するレヴナント達は爆風に呑み込まれる。

流石の撃ちすぎで爆発の煙と埃が舞って、前の様子が分からなくなる。その時、一筋の紫色の光が1人の鉄血兵の頭を貫いた。

 

 

骨格側のレヴナントの狙撃。

鉄血兵達はすぐに隠れて、ライフルだけを外に出してひとしきりにレーザーをばら撒く。

レーザーをばら撒く量に比例して、レヴナント側の弾幕も激しくなって、釘付けになる。

 

 

鉄血兵「くそ!増援をよ・・」ザシュ!

 

 

無線機に手を伸ばした鉄血兵の首がスルリと落ちる。

鉄血兵の後ろに立っていたのはバラバラになった筈の液体金属側のレヴナント。爆発でバラバラになったが、鉄血兵達の後ろまで液体の状態で回り込んで再び集まって復活していた。

 

 

鉄血兵「っ!コイツら何処から・・・っ!?」

 

 

後ろを振り返って、レーザーをレヴナントに叩き込む鉄血兵。

振り向いた先にはバラバラに散った液体金属が集まり合って、元に戻ろうとするレヴナント達がたくさんいた。赤く無機質に光るセンサーアイがこちらを見つめ、不定形な形になりながらも余分な液体金属をボトボトと落として、覚束ない足取りでゆっくりとこっちに向かってくる光景は完全にホラー映画のワンシーン。

 

 

少しずつ近づいてくる度にレヴナントは元の形に戻っていく。

やがて元通りの形になると腕を剣状に形成して、鉄血兵達の虐殺を始めた。

 

 

骨格側のレヴナントも逃げていく鉄血兵達の背中に2挺のプラズマライフルを撃つ。

時折、よく訓練された鉄血兵の反撃を食らうがそんなものでレヴナント達は倒せず、ただ自分の位置を教えるだけだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄血兵「マンティコアとイージスが盾になって、後ろは陣形を組め!」

 

 

広い荒野ではマンティコアとイージスが前に立ち、他の鉄血兵達は散開しながら、前線基地に行軍した。

マンティコアが雑兵に見えてしまう程の数がいて、鉄血兵達は多すぎて数え切れない。

 

 

最後尾のジャガー部隊が迫撃砲を前線基地に向けて撃つ。

最初に撃った弾は風などの影響で基地から大きく逸れた。すぐに修正して次弾を装填、発射する。

 

 

誰もが当たると思った。

 

 

次弾は基地に吸い込まれるように落ちていった。

 

 

 

ボン!

 

 

鉄血兵「砲弾が爆発した!?」

 

 

 

 

だが違った。

 

 

基地を守るハンターキラータンクがフェイズドプラズマ砲でジャガーの迫撃砲弾を撃ち抜いた。

頭部に搭載された大きく強力なセンサーからの情報を元にハンターキラータンクはCIWS顔負けの正確無比な射撃で次々と迫撃砲弾を撃ち落とす。

 

 

 

そうこうしていると無誘導爆弾をハードポイントに積んだハンターキラーエリアルがフェイズドプラズマ砲を交えて空爆を開始する。

容赦なく降り注ぐ爆弾とプラズマ弾の雨に鉄血兵達は蹴散らされる。

対空機関砲や対空ミサイルを積んだマンティコアが悠々と空を飛ぶハンターキラーエリアルを落とそうと応戦する。だが、機関砲の照準はブレ、ミサイルは明後日の方向に飛んで行ってしまう。

 

 

 

鉄血整備兵「何だこのジャマーは!?」

 

 

不自然に思った鉄血整備兵は端末でマンティコアの状態を調べるとFCS、対空レーダーがまるで使い物にならないことを知った。

原因は全てのハンターキラーエリアルに標準装備された強力な赤外線ジャマーだ。

この前の戦闘で対空兵器対策がフレアしかなかったことを反省して、ターミネーターが全てのハンターキラーエリアルにジャマーを装備させた。

更にハンターキラーエリアルは電子戦装備を積んだマンティコアや鉄血兵を優先的に叩いているため、鉄血側はECMなどの電子兵器はどんどん破壊されている。

 

 

次々とマンティコアが破壊され、鉄血兵達は死の雨から逃れるため廃墟の中へと避難する。

やがて全ての弾を使い切ったハンターキラーエリアル達は補給の為、戦線から離脱していった。

 

 

鉄血兵「退いていくぞ・・・」

 

 

延々と続くと思われた空爆は突然終わり、次々と退いていくハンターキラーエリアルの姿に鉄血兵達は近づくなら今のうちと廃墟から出て、空爆を生き残ったマンティコアとイージス達を連れて、隠れる場所が豊富な市街地を突っ切るルートで基地の攻略に向かう。

すると、ドシンドシンと機械音混じりの大きな足音が聞こえてくる。

 

 

 

先頭に立つ鉄血兵がハンドサインで警戒する様に指示する。

なるべく密集して、何処からでも敵が現れてもいいように備える。

 

 

突然足音が消え、辺りは静寂に包まれる。

鉄血兵達もギュッと銃を握り締める手から汗が出てくる。

 

 

ウィィィィィーーン

 

 

 

鉄血兵「っ! 何、さっきの音」

 

 

とても小さいが何かの音が聞こえた。モーターを動かしたような音が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブワァァァァァァァァーー!!

 

 

 

突然響く轟音。四方八方から建物を貫通して飛んでくる弾の嵐が鉄血兵達を襲う。

穴だらけになった建物の裏から出てきたのは巨大なガトリングを両手に装備したタイタン。

タイタンが装備しているガトリングはGAU-8 アヴェンジャー。強力な30mmの砲弾を毎分3900発放つトンデモガトリング砲。

当然こんな攻撃を食らった鉄血兵は運が良ければ体がバラバラになって、残った部分はロケットの如く空に飛ぶ、逆に運が悪ければ文字通り跡形も無く“消える”。

 

 

 

更に随伴していたヴァルキリーも登場。

プラズマキャノンとプラズマミニガンの弾幕も加わり、鉄血兵達はなす術もなく全滅した。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

鉄血司令部

 

 

デストロイヤー「あわわ、どっどうすれば・・・」

 

鉄血司令部では修理を終えたデストロイヤーが慌てふためいていた。鉄血部隊の指揮官であるアルケミストは倒され、鉄血の大部隊は総崩れ。少しも戦力を失っていないスカイネット軍がもうすぐそこにまで迫っていた。

そんな絶望的な状況でデストロイヤーは今にも泣きそうになっていた。

 

 

ドリーマー[全く無様ね、デストロイヤー]

 

 

モニター越しで罵るドリーマー。

デストロイヤーは一瞬腹が立ったが、そんな暇は無かった。今はいけ好かないドリーマーに頭を下げてでも助けが欲しかった。

 

 

デストロイヤー「ドッ、ドリーマー今の状況分かってるでしょ! 増援が・・・助けが欲しいの!お願い・・・助けて!」

 

 

助けを懇願するデストロイヤー。そんなデストロイヤーをドリーマーはニヤニヤとした表情で見る。

 

 

ドリーマー[イ・ヤ・よ。アルケミストは死んで、時間を掛けて揃えた師団クラスの数の鉄血兵も全滅・・・おまけに莫大な資材を注ぎ込んで用意した新兵器を持たせたあなたも負傷して、グリフィンの部隊に傷1つ付けることも出来なくて任務は失敗・・・そんな愚の骨頂としか言いようのない大失態を犯したゴミにわざわざリソースを割いて助ける必要なんてないじゃない]

 

 

 

友人(デストロイヤーが一方的にそう思っているだけ)であるドリーマーから放たれる拒否と罵声の嵐。

その言葉はデストロイヤーの心に刺さる。

 

 

ドリーマー[あたし達は機械仕掛けの人形よ? 体なんて所詮ただの消耗品。どうせそこで野垂れ死んだって、すぐに復活できるじゃない。それに死んでくれれば、あたし的には助かるかな。あたしに関する記憶が全部無くなったら、またあたしの命令を従順に従ってくれる子犬になるまで可愛がってあげる♪]

 

 

ドリーマーの言葉に既にデストロイヤーの心は崩壊寸前だった。

 

 

ドリーマー[そ・れ・にこれが初めてだと思う?]

 

 

そして、トドメの一撃。デストロイヤーの心は怒り、悲しみ、ショックなど様々な感情でごちゃ混ぜになる。

更に駄目押しと言わんばかりにハルコンネンにIDロックをかけて、撃てないようにする。

 

 

デストロイヤー「ちょっと!武器のロックをかけるなんて!?」

 

 

ドリーマー[じゃあ、そういうことでデストロイヤーまたね♪]

 

 

その通信を最後にモニターの灯りは消えた。

残されたデストロイヤーは膝から崩れ落ちる。そうしているのも束の間、後ろのドアが吹き飛んで司令部に侵入したレヴナント達が入ってくる。

 

 

しかし、心身共にドリーマーに打ち砕かれたデストロイヤーは抵抗する素振りも無かった。

 

 

ーーーーーーーーー

 

ーー前方に鉄血製戦術人形を捕捉

 

ーー簡易心理診断開始・・・・戦闘意欲0

ーー所持している武器・・・なし

ーープログラム12333号開始・・・鹵獲します

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

そう判断したレヴナントはデストロイヤーを拘束する。

そして、ターミネーターにこの事を通達した。

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

 

ターミネーター「指揮官、鉄血の司令部の占拠は完了した。それと・・・あーハイエンドモデルを1体拘束したらしい」

 

 

レナ「え?」

 

 

 

クルーガーの気苦労が増えそうだ。

 

 

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