T-800(エンドスケルトン)になった俺氏死なないように生きていきます(旧)   作:automata

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今回はこれで許してください。戦闘になったら楽に書けると思います。


ってなんだこの彫像?(目をそらす)誰が置いたんだ?うおn(ピチューン)


未知(ただのバカ)との接触

おす!おら・・おら・・あれ?自分の名前が出てこない?

 

 

確か俺は受験の帰り道でトラックにはねられて死んだはずじゃなかったのか?

そこは覚えてるし、言葉もわかる、常識もわかる、だが自分の名前が一向に出てこない。

 

さっきから自分のことばかり考えていたが周りが真っ暗なことにようやく気付く。でも、体は金縛りにあった時のようにピクリとも動かない。まさか、意識はあるけど、体は植物状態とかはよせよ。テレビで見たことあるぞ。あれめっちゃくちゃ怖かったからな。

 

 

そう思いながら必死に体を動かそうと試みるが、自転車のチェーンが切れた時のように全く動かなかった。

(まさかここで動けないまま死ぬなんてことはないよな?)と最悪な出来事が頭をよぎった瞬間だった。

 

 

 

ピピィ

 

 

診断プログラム実行中・・・

 

 

電圧・・・クリア

 

 

油圧・・・クリア

 

 

温度・・・クリア

 

 

基本OS動作確認・・・クリア

 

 

FCS動作確認・・・クリア

 

 

各パワーセル・・・問題なし

 

 

視覚センサー・・・問題なし

 

 

ダメージ率0%

 

 

プログラム完了 

 

 

全システムオンライン

 

 

抹殺者(ターミネーター)起動します

 

 

診断プログラムというものが終わり、一気に視界が広が(ガタン!)へぶっ!

 

 

ぐおお・・・なんか落ちたのか地面に叩きつけられた。

鏡のように磨かれたピカピカの床に自分の姿が映る。

視界にはFPSでよくあるインターフェースが浮かび、体は銀色に輝くロボットになってる。顔も赤いセンサーアイの骸骨になっている。有り体に言うとT-800みたいになっている。

 

 

ちくしょう・・今日の誕生日占い最下位だったからちくしy「動くな」ゑ?

 

 

そして顔を上げた途端女性に銃口を突き付けられる。

 

 

 

わけがわからないよ

 

 

 

 

 

 

前方に武装した人形を4体確認・・・

 

戦術データリンク接続中・・・

 

キーワード・・グラサン、帽子、タバコ・・検索中・・

 

 

I.O.P社製戦術人形《トンプソン》と断定

 

 

インターフェースは勝手に接続して検索が始まって銃を突き付けている女性をドルフロの戦術人形トンプソンだとか言ってやがる。寝言言ってんじゃねぇーよ。

 

 

トンプソン「おい、手をあげて、膝を地面につけろ」

 

 

でも、いくら体が銃弾を諸共しないT-800でも私のハートは豆腐以下のメンタルだから、大人しくパッと手をあげて膝を地面につける。

 

 

ああ・・もう本当にわけがわからないよ・・・

 

 

------------------------------------------------

 

 

抹殺者(ターミネーター)が目覚める数時間前・・・

 

 

どこかの古い鉄血工造の施設、その施設の中は至る所に疑似血液の血痕とオイルが壁や天井にべっとりついてシミになり、さらに弾痕がついている。床には大量の人の形をした金属の骨格が所せましと転がり、まだ電気は通っているのか天井の剥き出しになっているコードが時折紫電を走らせる。さながら地獄のような光景だった。

 

 

トンプソン「にしても酷い荒れようだな」

 

 

 

トンプソンは愛銃のトリガーを離さず、周りの惨状を見て独りごちる。

 

 

M1911「ここは蝶事件で暴走した鉄血人形が破壊した施設ですからね。なんでも敵味方の区別がつかなくなって殺しあったらしいです。あれからずっと放置されてたとか。」

 

 

トンプソンの独り言に特注でカスタマイズした白と黒の大柄な二丁のガバメントをガンプレイしながら答えるM1191

 

 

隊長のWA2000、トンプソン、M1911、G36の第1部隊はとある任務でこの施設にいる。消息不明になったAR小隊の足取りを掴むためだ。そして近くの支部の指揮官、つまり彼女ら第1部隊の上司であるレナ・オーウェンズにAR小隊の捜索の命令がきたのだった。

 

 

この施設も元は鉄血の戦術人形の生産工場だった。蝶事件直後工場で生産された人形が暴走、完全に機能が停止し、戦略的価値はないと判断され、放置されていた。しかし、最近になって施設はまだ稼働していることが明らかになった。この施設の端末を鉄血の戦術データリンクに接続し、部隊間の情報を手に入れることができるとレナは考え、第1部隊を送った。

 

 

ガン!ギギギギィィィィ!ガシャン!

 

 

・・・閉まってる廊下の隔壁をトンプソンは力ずくで開けて前に進む。

 

 

WA2000「ちょっとトンプソン!あんたまだ電気は通ってるからこのカード使えばいいでしょ!!」

 

 

と赤いカードをトンプソンに突き付けるWA2000。先ほど白骨化した人間の警備員の死体から拾ったセキュリティカードだ。使われなくなった戦車の装甲を利用した隔壁を強引に開けて派手な音がする。

 

 

この施設もいくら稼働してるからといってもボロボロの廃墟だ。最悪崩れて生き埋めになりかねない。

 

 

 

トンプソン「分かった、分かったっからー・・・うん?」

 

 

ため息混じりで答えてるとトンプソンはふと隔壁を開けた先の廊下の壁を見ると違和感を覚える。人間が見ても何も違和感を感じないが、機械である彼女には分かった。ほんの少し・・・ほんの少しだけ壁に付いている血痕に歪みがあると。トンプソンの感じた違和感に咄嗟に気づく仲間達、性格的にソリが合わない凸凹フォース(部隊)でも、これまで模擬戦で他の支部の部隊を一方的に倒した精鋭部隊なのだ。

 

 

WA2000の突きつけたカードを受け取ると違和感を感じた所にトンプソンはカードをかざした。

 

 

ピピィ・・ロックを解除します。光学迷彩解除

 

 

無機質な電子音とアナウンスが聞こえると、光学迷彩が解除されて、違和感の正体である扉が現れる。

 

 

ピピィ・・・ユーザー認証完了。ようこそダイソン博士。

 

 

セキリュティカードのお陰で開けることもできた。扉の先は下へ降りる階段があった。しかし、ここの蛍光灯は壊れてるのか、先は真っ暗だった。

 

 

WA2000「見てきなさいトンプソン。G36は援護を」

 

 

どっかの映画のお決まり死亡フラグを立てながら、見て来いと命令する隊長のWA2000。タバコとライターを取り出しながらへいへいと答えるトンプソンとかしこまりましたとメイドらしく答えるG36は服の中からナイフを取り出し、銃をしまう。

 

 

トンプソンは持っていた新しいタバコにライターで火をつけると、鮮やかな赤色の火が出る。タバコ型の発煙筒だった。それをすぐさま投げて、発煙筒の光を頼りに下の様子を確認するため階段を降りる。

 

 

M1911「・・・そんなスパイ映画みたいなのどこで手に入れました?」

 

 

呆れながらトンプソンに質問を投げかけるM1911。しかし、ガンプレイはまだやっている。

 

 

トンプソン「ボスにちょっとな。・・・っと、敵はいないな。降りてきていいぜ」

 

 

新しいおもちゃを自慢するように答えるトンプソン。敵はいないと判断し、仲間達に降りてきていいと伝える。

 

 

 

階段を降りた先に電子ロック付きのドアがあり、これもセキリュティカードで入ることができた。中は意外と綺麗だった。更にドアの上にセンサーが付いていたのか自動で電気がつく。

 

 

電気がつくと第1部隊は目の前のモノを凝視する。人形の内部骨格なのか、骸骨をロボット化したような人型ロボットがアームで吊るされていた。

 

 

G36「鉄血の新型人形の内部骨格でしょうか?」

 

WA2000「でも、構造とかは古いね。油圧システムを使った人形なんて今更時代遅れよ」

 

ただでさえ鋭い目つきが更に鋭くなるG36に答えるWA2000。鉄血のAIはこんな旧式の人形で何をしようとしてたのかしらと考えていると

 

 

M1911「皆さーん!こんなの見つけました!」

 

 

と言って何かを持ってくるM1911。持ってきたのはセキリュティトークンだった。

 

 

WA2000はセキリュティトークンを受け取るとロボットの近くの端末に差し込み、データを取ろうとキーボード上で指を動かす。

トークンがパスワードを自動で入力してくれる。

 

 

ピピィ・・・エ・・エ・・・エラ・・エラー

 

 

デ・・ータ・・・デ・・デデデ・・・デストロイ・・・ナインボー・・・

 

 

ジジジジィィィ

 

 

WA2000「あーもうなによ!ムカつく!!」

 

 

いきなり故障した端末相手に苛立っているWA2000にトンプソンが近づく。

 

 

トンプソン「いいかWA2000。こういう時はこうするんだよ。動けこのポンコツがぁ!!動けってんだYO!!」ガンッ!!ガンッ!!

 

 

WA2000「ちょっ!ちょっと端末が壊れるじゃない!」

 

 

トンプソンが端末に筋肉式修理術(ただ端末を叩く)をすると・・・

 

 

 

システム再起動

 

 

 

入力完了

 

 

トンプソン「この手に限る」

 

 

WA2000 G36 M1911「「「ええ・・」」」

 

 

直った。

 

 

しかし、トンプソン以外の3人は困惑気味に

 

 

 

起動入力完了

 

 

全員「「「「え?」」」」

 

 

診断プログラム起動中・・・

 

 

全システムオンライン

 

 

抹殺者(ターミネーター)起動します。

 

 

 

銀色のロボットを吊るしていたアームが離れ、未知の殺戮機械がその足で立ちあg(ガタン!)

 

 

落ちた・・・。足でうまく立つことができず、そのまま倒れた。

 

 

全員「「「「・・・・」」」」

 

 

 

頭を打ったのか手を頭につけて、軽く左右に首を振る。その動きは実に人間的である。

その見た目とは裏腹にかなり間抜けな様を見せる抹殺者(ターミネーター)

 

 

我に帰ったWA2000達は銃を突きつけトンプソンが動くなと警告する。その間にトンプソン以外の人形達は抹殺者(ターミネーター)を囲い込む。

 

 

言われた通り何一つ動かない抹殺者(ターミネーター)にトンプソンは手をあげて、膝を地面につけるように命令する。この命令も疑いなく従う。

 

 

そしてトンプソンは指揮官の無線回線を開く。

 

 

トンプソン「ボスこの人形どうすればいい?」

 

 

WA2000「手足を破壊してデータを取ればいいじゃない?まあ、この人形旧式だからいいデータは取れないと思うけど」

 

 

指揮官「えーっと、その・・・危険はなさそうだし・・・と、とりあえず基地まで連れてこれる?あっあと、施設のデータも全部回収して」

 

 

指揮官は人形の目を通して見ていた。あの間抜けすぎる様と中々エグイことをサラッと言うWA2000に頭の処理が追い付かず、しどろもどろになりながら指揮官は提案する。

 

 

全員「「「「了解」」」」カチャ

 

 

端末の戦術データリンクに関する情報を回収し、手際よく抹殺者(ターミネーター)に特殊合金製の手錠をかける。さながら警察に現行犯逮捕された犯人のようである。ここで経過した時間僅か2秒。

 

 

 

抹殺者(ターミネーター)(なんか捕まったんだけど)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




マヌケな様を見せたオリ主君。そりゃ、あの見た目で転んだりした固まりますよ。

誰だってそーなる、私もそーなる。
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