T-800(エンドスケルトン)になった俺氏死なないように生きていきます(旧) 作:automata
はい、でもまだ忙しいので次も遅くなると思います。
すまない・・・本当にすまない。
誰もが寝静まる真夜中にターミネーターは自室でハードボーラーの整備をしていた。
パーツ単位まで分解して、清掃する。綺麗になった後、元の状態に組み立てる。
カーテンを開けて、外を見ると日が昇っていた。
ターミネーターには現在の自律人形にもあるスリープモードや飲食する機能がない。
スプリングフィールドが作る料理も美味しそうと感じるけど食欲は湧かない。
これだけ夜遅くに起きても眠くないし、疲れも感じない。
自分の前世の記憶が砂のように崩れて消えていく。
改めて自分は人間ではなくなったと実感する。
思いふけっていると、射撃訓練場から発砲音が聞こえてくる。
みんなも起きたのだろう。
ターミネーターは新たな日課の射撃訓練のため、ハードボーラーを片手に射撃訓練場へと向かった。
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レナ「あれ?ターミネーター?」
ターミネーター「指揮官、どうしてここに?」
デザートイーグルを片手で撃つレナがいた。
レナ「私は日課の射撃訓練よ。腕が鈍っちゃうからね」
あといい筋トレになるからねと付け足すレナだが、ターミネーターは(50口径のマグナム片手で撃つか普通)と心の中でツッコむ。
ダネル「指揮官おはよう」
レナ「あっ、おはようダネル」
ダネルがやって来る。だが、何時ものライフルではなく、カメラを持っている。
ターミネーター「おはよう」
ダネル「指揮官、写真一緒に撮ってくれないか?」
レナ「えっ、今日も?」
ダネル「・・・ダメなのか?」うるうる
レナ「そっそんなことないよー!ターミネーター、シャッター押してもらえない?」
ターミネーター「はいはい」
そう言って、ターミネーターにカメラを渡して、ツーショット写真を撮る。
ダネル「ありがとう指揮官」
レナ「いいよ、にしても最近よく写真撮ってるね」
ダネル「まあな、ハマってるんだ」
ダネルはカメラを持って、射撃場から去って行った。
レナ「ごめんね、網の外にしちゃって」
ターミネーター「蚊帳の外だよ」
ダネルの自室。
電気をつけると壁と天井は見えないくらいある大量の写真が部屋を覆い尽くしていた。
どの写真もレナのツーショット写真、または盗撮した写真。
パソコンを起動して、さっき撮った写真のデータをパソコンに移し、プリンターで印刷して、壁に貼り付ける。
ダネル「ふふっまた増えた」
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いつもの執務時間。
グリフィンはやることが多い。作戦の立案から現在ある資源の管理、弾薬などの消耗品の管理、部下達のコンディション管理と様々だ。
レナは目の前にある書類を捌く。
レナ「カリーナ、この書類タイプライターで打っていい?」ジャキン
カリーナ「タイプライター(物理)はダメです」
レナ「(´;ω;`)うぅぅ」
カリーナ「涙目になってないで書いて下さい。それ上層部に提出する重要な書類ですよ」
レナ「畜生・・・これだから役人共は、畜生・・・」
こんなやりとりをしているが、書類を書くスピードは落ちていない。
ーーコンコン
レナ「はぁーい」
M1911「指揮官さま、本日着任された方達を連れてきました」
M1911が開けたドアからひょっこり頭だけ出してきた。
レナ「どうぞ」
UMP9「レナ〜♪」
レナ「うぉっと」ボフっ
入るや否や真っ先にレナに突撃するUMP9。
二度と離さないと言わんばかりにレナに抱きつく。
UMP9(あー♪レナの匂い、レナの体温、電脳世界の偽物でも別人でもない本物のレナだー♪でも、何だろう変な匂いがする。女の匂い、嫌な匂いだなー。私が上塗りして、私達のものだって教えてあげなきゃ)
UMP45「久しぶりね、レナ。いや、今は指揮官かな?」
レナ「呼びやすい方でいいよ。45、久しぶりね」
45とやり取りをして、レナはナインを引き剥がすと416に近づき、頭を撫でる。
レナ「久しぶりね、シロちゃん」
HK416「ひ・・・久しぶり」
頰を赤らめながら、小声で答えるシロこと416。
UMP9「ププッ、何そのラブコメ全開の上がりっぷりw」
ナインは笑いを堪えながら、416を茶化す。
そのお返しに416はナインをぶん殴るが、外れる。
UMP9「うぉ、っと、何するのよ!」
HK416「今度余計なこと言うとぶっ殺すわよ」
UMP9「そこは口を縫い合わすじゃないの!?」
HK416「殺した方がその口も閉じるでしょ?」
レナ「さてと、グーイは?」
UMP45「あそこよ」
45の指す先にはレナの座っていた椅子でG11が寝ていた。
レナ「おーい、グーイ?起きてるー?」
11をツンツンと突いたり、揺らすと、少し目を開ける。
G11「ん、レナ〜あたしの部屋ってまだ開けてる?」
レナ「開けてるよ」
G11「ん、寝てくる」
フラフラとゾンビみたいにおぼつかない足取りで部屋に向かう。
UMP45「ふふ、相変わらずね、レナ」
レナ「そっちも相変わらずね、さてと、各員自室に戻ってよし、解散」
その一声で先に戻ったグーイを除く404小隊は自分の部屋に戻っていく。
カリーナ「指揮官様から聞いてましたけど、凄い濃い部隊ですね」
レナ「そうかな?私は普通だと思うんだけど」
カリーナ「指揮官さまは軍属時代に404小隊よりヤバいのがゴロゴロいたのですか?」
レナ「軍法会議一歩手前になった爆弾魔とか麻酔を一切使わない衛生兵とか他にも色々といたわね。でも、腕は超一流だし、個性が強いからそれはそれで楽しかったけど。あっ、そう言えばみんなも軍辞めたって聞いたから今頃何やってるんだろ?」
カリーナ(そんな狂人達と一緒に平然と過ごしてた指揮官さまも狂人だわ)
そう言って、レナは最後の書類を書いて、書類の山に積むのだった。
午前9時に書類仕事を開始してから2時間25分経過。自己記録更新ならず。
レナ「今日の仕事終わりっと。午後にも新しい戦術人形が来るよね?」
カリーナ「そうですね。名前は確か・・・M4A1。この前の作戦で救出した人形ですね」
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ターミネーターは使っている銃器のことについて、考えていた。
ハードボーラーの射撃訓練をしている時、撃ちまくっていた。ハードボーラーの装弾数は7発、マガジンが空になったら、リロードする。
なのに、7発以上撃てる。数え間違えたかと思い、マガジンを抜いて確認するとマガジンには弾がフルで入っていた。
ターミネーター(あれか?某生物災害とかアクション映画でよくある弾無限化スキルみたいなやつか?)
試しにハードボーラーを持って、とにかく的に撃ちまくる。
ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!
5分以上撃ちまくったが、弾は切れなかった。
つまり
ターミネーター(よぉし!勝った!この戦い勝ったわ!)
弾の管理をしなくていい、戦闘中に弾を気にしなくていい。
そんな嬉しい誤算にガッツポーズをして、心の中で狂喜乱舞するターミネーター。
マガジンポーチには仲間のマガジンでも入れときますかと仲間のマガジンに弾をこめる。
いざマガジンポーチに入れようとポーチを開けると、中は全く見えないくらい真っ暗だった。
フラッシュライトを当ててみるが、先は見えない。
このブラックホールみたいなポーチに恐る恐る自分の手を突っ込むというトチ狂ったことをする。中はポーチの底が分からないほど広く感じた。何かあるかなと考えて探っていると固い感触を感じる。それを握って、ポーチから手を出すと手にはマガジンを持っていた。
今度はポーチをひっくり返すとジャラジャラと様々な種類の銃の弾とマガジン、さらにはロケットランチャーの弾頭までもが滝のように出てきた。
ターミネーター(っしゃあ!仲間に渡す弾も無限!勝てる!勝てるぞ!)
再び狂喜乱舞するターミネーター。嬉しさのあまりに小躍りする。
側から見たら、物凄くシュールな光景だ。
興奮もある程度収まるとある事に気づく、さっきポーチでひっくり返した時に出てきた大量の弾とマガジン。
辺り一帯に散乱していて、これ掃除しなきゃと思った。
このあと、1つ1つ弾薬箱に入れて、武器庫にしまった。
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人力 29095
弾薬 99999
配給 29570
パーツ 29408
レナ「あれ?弾薬数え間違えた?」
無限弾
アクション映画、ゲームでよくある幾ら撃っても弾が切れない不思議アイテム。
ターミネーターの場合アイテムではなく、スキルという形になっています。
ポーチ
見た目はどこにでもあるポーチ。レナの基地の武器庫に押し込まれていたもの。
その正体は無限の弾製(アンリミテッドバレットワークス)。
無限に弾薬やマガジン、ロケットランチャーの弾、グレネードにミサイル、砲弾、エネルギー兵器のカートリッジも出てくるチートアイテム。