邪神絶唱ニャルラトホテプさん。   作:とろばこ

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新元号は「令和」だそうですね。いいと思います。
どうでもいい話ですが私の趣味は切り絵です。


暴走ですと...?

「ラブを制作(クラフト)戦いながら、ねぇ!」

 

ある歌詞を歌いながらノイズを名状しがたいバールのようなもので次々と撃破していきます。

いつしか響さんがシンフォギアを纏った時よりも多くのノイズがいるのでバールだけじゃ一苦労です。

冒涜的な手榴弾を使いたいのですがここ、薬品工場ならしいので使ったらここ一体吹っ飛びます。もしかしたら響さんも死んでしまうかもしれないので、使えません。ということは...やっぱりあれを使うしか。

 

「宇宙CQC劇場版口にするのもはばかられる以下略!」

 

スカートの中から最近バールより使用頻度が高いような気がする口にするのもはばかられる対艦チェーンソーを取り出しました。まだまだ、私のバトルフェイズは終了してませんよ?

 

「速攻魔法発動!外なる闇で待ちうけるハーモニクス!」

 

そう宣言し、カードを墓地に送ると私の分身が...

 

「ありゃ?私の分身出てきませんね。どうしたんですかこのポンコツは」

 

チェーンソーを斜め45度から引っぱたいてもうんともすんとも言いません。ワンチャン壊れた?

それなら一旦分身を戻しましょう。その後また外なる闇で待ち受けるハーモニクスを使えばいいでしょう。

 

「新しい宇宙CQCパート10、形なく知られざるアブソーブ」

 

静かに宣言すると透明な分身が私の影へ戻っていきました。これでもう一回外なる闇で待ち受けるハーモニクスを使えば...あれ、今何時でしたっけ。

 

「きえぇえぇぇぇええぇぇええ!!!!!」

 

なんてことをしてしまったんだ私は!まだ三限目の授業じゃないですか!急に分身体が消えたらサボったと思われるじゃないですか!うわああああ!!!!!

 

「......私は怒ったぞ!フリーザ○!!!!!」

 

これはノイズのせいだ。きっとそうなんですよ。自分の失態を他人に擦り付ける邪神の鏡。

なんで結界張っとけと言わなかったんでしょう。ホント、こういう場面で抜けているんですよね、私。

 

「貴様らには死よりも恐ろしい混沌を見せて差し上げましょう...。宇宙CQCエンハンサー!!!」

 

そう宣言すると私の身体から光が発し、少女タイプの身体を分解。より戦闘に適した身体を再構築されていきました。そして瑞々しかった柔肌を漆黒の硬質に組み替えられ、いつも通りの普段着をすべて取り払い、夜空よりも深い黒い装甲に変換します。装甲の表面に赤いラインが走り出しました。

美少女の顔も必要ないです。その代わりに激しい戦闘でも大事な頭部を守れるようにフルフェイスタイプの装甲に変換されました。全身も耐熱、耐弾、耐刃、耐衝撃仕様のボディアーマーに。

しかし機動性を確保するために細身のシルエットをとる。

そうして再構築された私の最強のフォーム。ニャルラトホテプ星人は自分が最も強いと思える容貌に己の身体を再構築させることができます。

これがニャルラトホテプ星人の最強フォーム、フルフォースフォームです。

ちなみにこの文は這いよれ!ニャル子さんの文庫から丸々引用しています。みんな許してね。

余談ですが仮面なライダーって中盤ぐらいで最強のフォームになりますよね。ク〇ガは例外ですが。

 

「さて、汚物は消毒だオラァ!!!」

 

ノイズたちは私に攻撃してきますが、そんな攻撃は無意味に等しいです。ただでさえ美少女フォームの身体に傷一つ負わすこともできないのに、フルフォースフォームに攻撃するとどうなるか。答えは簡単です。

 

「プギィャア!!!」

「そんな生ぬるい攻撃で私を殺せるとでも思ったんですか?そう考えていたなら滑稽ですね」

 

私に攻撃してきたノイズたちは炭素の塊へと姿を変えました。それでも学習せずに突っ込んでくるノイズの皆様。クロックアップを可能としている私にとっては鼻クソをほじってても避けられます。汚い表現ですが仕方がない。

でもそんなことは気にしていたらダメです。

私は片っ端からノイズを鉄拳制裁していきました。クロックアップをしているおかげか、美少女フォームよりスムーズにノイズを屠れます。美少女以下略でもクロックアップはできるのですが、如何せん疲れてしまうんですよ。だからあまりやらないんですよね。しかし面白いぐらいに潰れてくれますね、この子たちは。

 

そうこうしているうちに周りのノイズたちの消毒は終わり、黒煙も晴れていきました。少し離れたところに響さんたちがいます。いつしか見たタイツの少女も。

響さんはノイズを一体ずつ確実に倒していきました。修行を始めてから最初の方は殴る、蹴るの行為を迷いながらやっていましたが今は見違えるほどに変わっていました。拳を引いて打ち出すまでのプロセスに迷いが見られません。響さんって天才なんですかね?勉強はからっきしですが。

 

「私も響さんの元に行きますか」

 

そう呟き、私は響さんの元へ駆け出しました。このフォームの欠点を言いましょう。力が強すぎて足が着地するたびにアスファルトが破壊されていきます。

 

 

 

 

 

 

 

/////

 

 

 

 

 

 

「お待たせしました、響さん」

「この声...ニャル子ちゃん!?どうしてそんな姿に!?」

「細かい話はあとで。今は目の前の敵に集中です」

「うん!」

 

響さんは元気な返事をすると真剣な顔に変わりました。切り替わりが早いですね。

さて、ノイズの殲滅は響さんに任せてと。私はなんか高いところで偉そうに突っ立ってるタイツの少女に向かってジャンプしました。

 

「お久しブリ大根ですね」

「...ケッ。私は久しぶりだとは思ってねぇけどな!」

 

少女は私に向かって最早テンプレと言わざる負えない鞭で攻撃してきました。知能のあるヒューマンなんですから少しは学習しましょうよ。響さんを見習ってください。ほら、あんなに戦えてる。

 

「遅い!」

「何ッ!?」

 

私は鞭の攻撃を素早く避けて、相手の懐に入りました。宇宙を握りつぶさんが如く拳を力いっぱい握り、相手に目掛けて攻撃を繰り出します。

 

「左フック!」

「うッ!」

 

タイツの少女は横っ腹に本気のフックを喰らい、くの字に折れて血を吐きました。ぴちゃぴちゃ、と足元に赤い液体が落ちる。

 

「右フック!」

「ごふッ!」

 

今度は反対側の横っ腹に鋭いフックを突き刺しました。少女の顔が苦痛で歪んでいきます。まだまだですよ。

 

「ボディブロー!」

「がはッ!」

「ヘビィブロー!」

「うげッ!」

 

左の拳でボディを、右の拳で心臓部を思いっきりぶん殴りました。小さな悲鳴と共に血を吐いていきました。少女のお腹は青紫色になっており、この装備の自己修復が間に合わない状態でした。

 

「さて、これで最後です」

 

そう少女に呟きながらポキポキと拳を鳴らしながら迫ります。

 

「や、やめ...」

「やめてと言われて止める邪神なんか邪神じゃないんですよ。さぁ歯を食いしばりなさい」

 

そう言って少女の髪を掴み無理やり立たせた後、両手に拳を作り、大きく引きました。

 

「フィニッシュコンボ!」

 

そう叫び、私は拳を突き出しました。右の拳でボディブロー。再度右拳を引いてアッパー、最後に左拳でストレート。そのまま体重を乗せて打ち抜きました。

少女はきりもみしながら宙を舞い、吐血をまき散らしながら地面へ落下していきました。

 

「うーん、やりすぎたかな...?」

 

今更ながら罪悪感が乗っかかりました。装備を纏っているとはいえただの少女。一発殴るぐらいが丁度良かったような気がします。でも...悪だから仕方がない。そう、仕方がないんですよ。

 

「さてさて、響さんはどうですかな?」

 

響さんを見てみるとなんとかノイズと張り合えていることが分かりました。でも時々ノイズの攻撃を喰らっています。加勢したいところですが、今回は大人しく見守っていたいと思います。

そう思っていたらノイズが私に突っ込んできました。軽く腕を振るって塵にして差し上げました。ホントに邪魔。

 

観戦を再開すると了子さんの近くに置いてあった横長のジュラルミンケースの中から大型の剣がケースを突き破って出てきました。あれがデュランダルという完全聖遺物ですか。禍々しいオーラを感じます。呪われているのか、邪神の加護がついているのか分かりませんが、あれは危険な香りがします。

 

「チックショウがぁ!!!」

 

さっきまでそこら辺で転がっていたタイツの少女がそう叫び声を上げてデュランダルに向かって飛びました。しかし、

 

「渡すもんかぁ!」

 

少女の背中に響さんがタックルをし、デュランダルを掴みました。その瞬間、周りの空気が変わりました。

デュランダルが強い光を発し始めたのです。

 

「うがああああああああああああ!!!!!」

 

響さんは大きな咆哮を上げ始めました。そしてそれに応じるかのようにデュランダルは更に力強く発光し、金色に輝く刃が出現しました。

 

「そんな力を私に見せつけるなぁ!!!」

 

少女は杖らしきものを突き出し、ノイズを繰り出しましたが、それも無意味に終わりました。

 

「おおおおおおおおおおお!!!!!」

 

響さんが耳をつんざくような声を発し、少女に向かってデュランダルを振り下ろし始めたのです。近くにいたノイズはその圧倒的な力の前になすすべもなく塵も残さず消し飛びました。

 

「危ない!」

 

咄嗟に身体が動き、私はタイツの少女に向かって飛び出していました。クロックアップをしているおかげか、すぐに少女を抱えて避けることに成功しましたが、威力が強すぎたのでしょう。衝撃で少女は気を失ってしまいました。あれがデュランダルの力なのでしょうか。普通じゃ考えられない威力に驚きを隠せません。

 

「なんなんでしょうか...あの剣は...」

 

そう呟きましたが、その声は爆発と建物が崩れる音でかき消されました。少女を見てみると、さっきのタイツ姿ではなく、ワインレッドの服を身にまとい、手には杖のようなものを持っていました。一応回収して弦十郎さんに渡しておきましょう。私が持っているとなんか不安ですし。

とりあえず、この娘どうしましょうか。私の家に誘拐でもしておきましょうか。また何かされたら困るし。

 

「ちょっと用事ができたので一旦家に戻ります」

『何かあったのかニャル子君!?』

「いえ、特には何もないですよ。特には」

 

空を見上げながら私はそう言いました。

これから何が起きるのでしょうか。先が不安です。神様、もっとイージーな世界にしてくださいよ。そう願っても伝わるはずがないんですけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




~ネタ集~

「「新しい宇宙CQCパート10、形なく知られざるアブソーブ」」

angel beats!にでてくる立華 奏の分身を戻す能力。そこのあなた、お前angel beats!好きすぎかよ、なんて思わないでください。自覚してます。

「「......私は怒ったぞ!フリーザ○!!!!!」」

ドラゴンボールのネタです。最早隠す気がない。エロゲのピー音並みに隠す気がない。

「「さて、汚物は消毒だオラァ!!!」」

北斗の拳のモヒカンのネタです。ちなみにうp主はレイが好きです。

「クロックアップを可能としている私にとっては鼻クソをほじってても避けられます。汚い表現ですが仕方がない。」

仮面ライダーカブトの技の一つです。後半は関係ありません。

「「左フック!」
「右フック!」
「ボディブロー!」
「ヘビィブロー!」
「フィニッシュコンボ!」」

バイオハザード5のクリスさんがウェスカーに体術をかけるときのラッシュです。バイオ5のクリスさん使いづらいんですよね。

~ネタ集終了~

クリスのファンの皆様すみませんでした。

なんかいきなりお気に入り件数が増えてなんじゃこりゃー!とRotter Tarminationしています。
あと9月まで勉強しないといけないので投稿速度が遅れます。
なんとか5月の終わりまでに一期を終わらせたいと思っているのですが、もし遅れたらすみません。
次回もお楽しみに。
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