あの戦いから少し日にちが経ちました。
戦いの後すぐ、適当に町を探検していたら道端に諭吉さんがあったので拝借させてもらい、ネットカフェで睡眠をとりました。
ん?それは窃盗じゃないかって?
「バレなきゃ犯罪じゃないんですよ......」
あと私の衣服に収納スペースがあったの凄くないですか?...全然凄くないですと?え?バールとか収納できるんだから凄くないですと?あんたバカァ!?ですよ。
四次元ポケットみたいなものなんですよ?青ダヌキと一緒なんですよ?凄いでしょうどう考えても。
話逸れたんで戻します。
その収納スペースにはバール、手榴弾の他に色々ありました。
まず、銀行手帳とそのICカードです。手帳覗いてみたら0が11個ぐらいありました。何ですかこの財政チート。流石ニャル子さん有給300年もある上に活躍しかしてこなかった分のお金があるんですね。道理で色んなものが買えるわけですよ。あぁ恐ろしい恐ろしい。
次に身分証明書です。名前の欄は、
「ニャルラトホテプ・ラヴクラフト」と書かれていました。神様が命名してくれたのでしょうか、凄く感謝です。
その次に「A・S・マンタ『すごいぞぼくらのうちゅうC.Q.C.』シチズンブライト出版、2009年」がありました。
これは伝説と言われた教科書です。
中身を覗いてみるとあの馴染みのある文章が見えました。
あなたがうちゅうC.Q.C.だとおもうものがうちゅうC.Q.C.です。
ただしたにんのどういをえられるとはかぎりません。
最後まで読みましたが全部ひらがななんですよ。凄く読みづらかったですが面白かったです。
最後にスマホとノートPCでした。
宇宙産だからでしょうか、落としても全然割れないし色んな機能付いているわりに動作が軽いです。ちなみに容量は4TBでした宇宙......恐ろしい子...!
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あれから更に数日が経ちました。
なんやかんやあって今中学校にいます。
3日目に銀行手帳の中に紙が入っててですね、神様が中学校生活から始めなさいだとか。まともに学校生活ができなかった私に対しての施しでしょうか。凄くありがたいです。それと住居は学校から少し離れたアパートに構えています。
ちなみに私は外国から来た編入生ということらしいです。何から何までありがとうございます神様。
「それじゃあ中に入って自己紹介を頼む」
「は、はい」
うーん緊張するなぁ。ここは掌に人と書いて飲み込むといいらしいですね。あれ?頭の中で何か...
「フハハハハハ!!!愚かな下等生物め!今すぐ塵にしてくれるわ!!!!!フーッハッハッハッハ!!!!!」
「早く入って来なさい」
「すんません」
怒られてしまいました。
しぶしぶ教室に入ります。
椅子に座っているみんなは目を輝かせていました。
まぁ無貌の神ですし。おすし。
『おぉ〜』
「かわいい〜」「すごくきれいだね〜」
なんかそう言われると恥ずかしいですよ。
あれ、空いている席が2つありますね。休みの方がいらっしゃるのでしょうか。
「では自己紹介よろしく」
「はい」
昨日一日中掛けて考えた自己紹介!とくとご覧あれ!(大嘘)
まず、黒板に名前を書きます。
そしてみんなに振り返り、あのポーズをします。そう、もちろんニャル子さん定番のライダー変身のポーズです。
「いつもニコニコあなたの背後に這いよる混沌ニャルラトホテプです!」
次に荒ぶる鷹のポーズをしました。安定のキレ重視です。
「好きなものはアニメ全般!得意なものは...声真似!皆さん、よろしくお願いします!」
『...............』
あ、あれ?もしかして滑った?
あんなに時間を掛けて考えた自己紹介なのに...(大嘘)。
みんなだんまりは良くないですよ。私、泣いちゃいますよ?涙ちょちょギレまくりっすよ!になりますよ?
「あ、先生呼び方はニャル子でいいですよ?」
「そ、そうだな。ニャル子くんの席は後ろのあの席だ。これから数ヶ月、よろしく頼むぞ」
「はいー」
先生に指示された席に向かいました。やっぱり珍しいのでしょう。他の生徒たちが私のことをチラチラ見てきます。見るならもっと堂々としてほしいですね。
「隣失礼しやっす」
「どうぞ」
隣の席の方は私から見ても綺麗な方でした。
名前はえーっと...
「私の名前は小日向 未来。小さい日向に未来って書くの。よろしくね、ニャル子ちゃん」
「こちらこそよろしくお願いしますよ!未来さん!」
「ニャル子くんうるさいぞ」
ありゃりゃ、また怒られてしまいました。
まあともあれ自己紹介は終わりました。しらけましたがなんとかなるでしょう。してみせる!
その後は普通に授業があり、休み時間には質問されまくって自由な時間はほぼ無く、いつの間にか放課後になっていました。
そしてさっきから疑問に思っていたことが。
「未来さん未来さん」
「なあに?ニャル子ちゃん」
「あそこに空いている席の人はどうしたんですか?」
「!.....」
未来さんは驚いた顔をした後、表情を暗くしてしまいました。なんか良からぬことが起きたのでしょうか。
「あの席の人は立花 響っていう娘なの。ある日事故で大怪我しちゃって...今は意識あるけど危険な状態だったんだってお医者さんが言ってた」
「そう、ですか...」
凄く悲しい出来事だったんですね。自然と私の心も悲しくなっていきます。入院は凄く辛いですよ。特に人工透析は。血を抜かれては戻されの繰り返しですから。あれは辛かったなぁ〜。
「そうだ!ニャル子ちゃんも一緒に響のお見舞いに行こうよ!」
「え...?」
流石に怪我人に向かって自己紹介は厳しいですよ。
しかも初対面なのにお見舞いだなんて普通じゃないですよ。
「大丈夫。響とニャル子ちゃんならすぐ仲良くなれるよ!」
「そういう問題じゃないんですよ未来さん」
「善は急げって言うじゃない?それじゃあ行きましょ?」
「あぁ!手を引っ張らないでー!」
こうして私は病院に連れて行かれるハメに。
お見舞い品はスーパーで果物を買って行きました。喜んでくれるといいのですが。
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「ここで少し待っててね」
「分かりました」
コンコンコン__。
「小日向 未来です。入るよ、響」
そう言って未来さんは病室に入って行きました。
「いつもごめんね〜未来」
「大丈夫だよ響。響は身体大丈夫?」
「へいき、へっちゃらだよ。こんな傷、早く治してすぐに戻るよ」
会話を聞くと凄く仲がよろしいご様子です。本当に私がここにいていいのでしょうか。今更ながら不安が...。
「そうだ、私たちのクラスに新しい転校生が来たの。響にも紹介するね。ニャル子ちゃん!入って来て」
未来さんに呼ばれました。しぶしぶと病室の中に入ります。
「どうもーニャルラトホテプっていいま...!?」
目の前にいた少女を見て驚きました。
嘘でしょう。こんなことってあるんですか...。
「え...嘘...あの時の...」
「響この娘のこと知ってるの?」
まさか、私が転生したところにいた、血だらけの少女がこの娘だったなんて...。こんな偶然があるんですか...。
なんだろう。
凄く気まずい。
艦これネタとエヴァネタを少々入れて見ました。