邪神絶唱ニャルラトホテプさん。   作:とろばこ

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ここから一期が始まります。



口にするのもはばかられる戦姫絶唱シンフォギア
這い寄る混沌、高校生になる!


私がブチギレてからあっという間に2年が経ちました。ニャル子です。

あの件からどうなったかというと、まず第一に響さんへのいじめがなくなりました。

また響さんのことをいじめると、私が叩き割った机のようにされるされないとの噂が流れたようですよ?流石に私はそこまでやりませんよ......多分。

 

私?私ですか。私はみんなからの見方っていうのが変わったそうです。

最初は元気いっぱいの外国美少女のように見えていたらしいですけど、今は混沌を呼び起こすものとして恐れられるようになりました。これぞ本来のニャルラトホテプがもたらす恐怖なんだなって思いました。自分でも何言ってるか分かりません。

 

あと受験しました。性格がねじくれた人たちとは一緒にいたくないと思ったので色々ある東京の学校に行こうかなと思っていたら響さんたちに、私立リディアン女学院に一緒に行こうと言われました。

ぶっちゃけ高校ならどこでもいいかなと思ってたんですけど響さんと未来さんの押しが強すぎて私が負けてしまいました。

 

私と未来さんは勉強に関しては大丈夫でしたが、3ヵ月も入院をしていた響さんは勉強に追いつけなかったそうです。なので1日3時間、響さんのために私の家で勉強会を毎日していました。毎回のごとく真っ白に燃え尽きた響さんを見て、失礼ながら面白いと思ってしまいました。

 

そんなこんなで受験当日。響さんと未来さんはすごく緊張していたそうです。集団面接もカミカミだったそうですよ。ちなみに私は大丈夫でした。テストは全部満点で、特待生として入学式にスピーチをやらされました。何度入学式サボろうかと思ったことか。

 

響さんと未来さんは寮生活をするとのことで、二人で一緒に暮らすことになりました。私は学校の近くにある1LDKのマンションを借りました。意外に交通や店なども充実しており、楽な暮らしができます。

 

そして入学式が終わってから約2ヵ月の今日のこと。

私は響さんと未来さんの3人でお好み焼き屋『ふらわー』にお邪魔していました。

 

「すっっっごく美味しいよ!おばちゃん!」

「分かります、分かりますよ響さん」

 

そうでしょうそうでしょう凄く美味しいでしょう。私が作ったわけじゃありませんが、本当に凄いんですよ。凄く美味しいんです。隠れた名店ってやつです。語彙力皆無ですね。

 

「響ったら口にソース付けて...はしたないよ」

「ん...ありがと、未来」

 

そういいながら未来さんはティッシュで響さんの口元を優しく拭いていました。

いやぁ、堂々といちゃついてくれますねこのお二人は。いいぞもっとやれ。

 

「それでね、それでね!リディアンにはあの翼さんがいるんだよ!」

「あーはいはい分かりました分かりました」

「響...それもう7回も同じこと聞いたよ?」

 

翼さんって言ったらあのツヴァイウィングの青い人ですよね。転生当時に見たスレンダー美人の方でしたっけ。アイドルは765か346ぐらいしか興味ないので分からないのですが、響さんが相当好きなアイドルだそうです。あ、響さんがお好み焼き全部食べちゃった。私少ししか食べてないのに。

 

「それでね!今日翼さんの新しいCDの発売日なんだ!」

「それも7回ぐらい聞きました」

 

響さんは同じことを何回も言ってきます。それほど好きで好きでたまらないのでしょう。この後CDショップに行って買ってくるそうです。ちなみにこの後私はゲーセンに行く予定です。

 

「おばちゃんご馳走様!また来るね!」

「「ご馳走様でした」」

 

「ふぅー食べた食べた!」

「私少ししか食べてないんですけどねぇ...」

「ごめんねニャル子...響ったら食いしん坊だから...」

「酷いよ未来ー!」

 

うーん、未来さんは事実を言ったまでなんですがねぇ...流石は好きなものはご飯&ご飯。炭水化物と炭水化物の夢のコラボレーションですね。熱々ホカホカです。

 

それから間もなくして、響さんはCDショップへ走っていきました。待ちきれなかったのでしょうか、私たちに声もかけず走り去っていきました。ご飯の後にあんな走れるなんて凄いですね。その元気を勉強に向けてほしいですよ、まったく。

 

「それじゃあ未来さん。私はゲーセン行ってくるので」

「そうなんだ。私は先に寮に帰ってるから」

 

そう言って未来さんは寮に向かっていきました。寄り道もせず響さんを帰ってくるのを待つ未来さん。これを夫婦と言わずなんというのでしょうか。

まぁいいや久しぶりのゲーセンです。コンビニでエナジードリンクを買うついでにお金を降ろしてきましょうか。

 

 

 

 

 

 

/////

 

 

 

 

 

ALL PERFECT!

 

「よっしゃあ!」

 

ゲーセンにたどり着いてから早1時間。ようやく目標の曲を攻略しました。

こんなにパーフェクトな身体の私ですが、自力で頑張っているんですよ。ゲームにずるなんてしたくないですからね。モノホンのニャル子さんと違って。

 

「次は何の曲をやりましょうか...あれ?」

 

後ろを振り返ってみると並んでいたはずの人たちが見当たりません。その他にも賑やかだったゲーセンは静寂に包まれていました。

 

「あれー。なんかあったんでしょうか」

〔太陽なんか眩しくって闇のほうが無限です!(どきどき)〕

 

おや、誰かから電話がかかってきたようです。

 

「はいはい、這いよる混沌ニャルラトホテプでーす」

『ニャル子!?今どこにいるの!?』

 

おや、未来さんが切羽詰まった声で私の居場所を聞いてきます。何かあったのでしょうか。

 

「まだゲーセンにいますが」

『今すぐそこから逃げて!ノイズが現れたって!』

 

そう未来さんが電話越しで叫んだ瞬間、

 

ドゴーン!

 

と大きな音を立てて壁が崩壊していきました。

 

「あー、未来さん」

『どうしたの!?何か大きな音がしたけど!』

「非常にまずいことが起きたんですけど」

 

その破壊された壁から私を覗くのは色とりどりのノイズたち。いや別に私にとって脅威じゃないんですけど。

 

『逃げてー!』

 

そう耳元で大きな叫び声が聞こえた後、電話は途切れました。スマホを見てみると何故か圏外と表示されました。なんででしょうね。まぁいいです。これで心置きなく戦えます。

 

 

「ふっふっふ...私にあったのが運の尽きでしたね...あなた方は死ぬ運命なのですよ!」

 

そうノイズに呟きスカートの中に両手を突っ込み、

 

「私の宇宙CQC劇場版大公開!口にするのもはばかられる対艦チェーンソー!」

 

 

思いっきり口にしましたが私はピンク色の大型のチェーンソーを出しました。

太古の昔に地球の神々がすんげー暇してた時に、自らが創造した人間を使って一つのゲームを思いついたのです。地上から天に続く塔を以下略してうんぬんかんぬんした伝説の武器です。ちなみにある呪文を唱えると魔装少女に変身できます。

 

「最初から最後までクライマックスですよ!」

 

コイルスタータを思いっきり引くと、低い音を轟かせて刃が高速回転を始めました。

 

「這い寄る殺法!邪神!大!切!」

 

天井に届かんばかりにジャンプをしてノイズ目掛けて切りかかります。

ノイズもそれにつられて私目掛けて飛んできました。

 

「えい」

 

そう覇気のない声で切りつけるとノイズたちは炭素の塊と化していきました。続けて2回、3回とノイズに向かって口にするのもはばかられる対艦チェーンソーを振り回します。

 

「うーん、あんまり減らないですねー」

 

目の前にはまだ沢山のノイズがいます。冒涜的な手榴弾を使ってもよいのですが、使うとこの建物が崩壊してしまう恐れがあるので止めておきます。ここ以外に家に近いゲーセンないんですもん。仕方がない。

 

「ここは、あれを使うしかないですね」

 

そう呟き制服のポケットから1枚のカードを取り出しました。

 

「私の宇宙CQC非公開シーンその1!」

 

取り出したカードをチェーンソーについていた改札機のセンサにかざしました。

【ガードベント】

 

「外なる闇で待ちうけるハーモニクス!」

 

そう高らかに宣言すると、私の隣に私の分身が現れました。英語で言うとアバター、仮面ライダーでいうところのイリュージョン、とある死後の世界ではハーモニクス、精霊とデートする世の中ではザフキエルのヘッド、忍者な里式の影分身の術です。

 

「いきますわよ、わてくし!」

[わかりましたわ、わてくし!]

 

2人の私は残りのノイズを蹂躙、もとい倒していきました。ゲーセンを覆いつくすようにいたノイズたちはものの数分で炭素の塊と化し、あっという間にいなくなってしまいました。

 

「ふぅ、一昨日きやがれってんですよ。戻っていいですよ、わてくし」

[疲れましたわ、わてくし]

 

疲れた表情でもう一人の私は闇の中へ消え去りました。

さて、これからどうしましょうか。とりあえず外に出ましょうか。決めたことはすぐに行動する、サバイバルの基本ですね。サバイバルなんて一切していないんですけど。ただの戦闘なんですけど。

 

いざ外に出てみるとあんなに綺麗だった街並みがボロボロに崩れていて最早世紀末のような感じでした。人っ子一人としていません。ノイズがでればあたりまえか。てへぺろ。

 

「なんでしょう、あの光は」

 

壊れかけた街を散策していると、少し遠くに子供を抱えた少女が屋根を走り回っています。その後ろにはノイズの集団が追いかけていました。その光景はアイドルを追うヲタクのような感じがしました。それにしてもどこかで見たような気がしなくもなきにあらず...そう思っているとその少女がこっちに近づいてくるではありませんか。

 

「ニャル子ちゃあああああん!!!!!」

「響さん!?」

 

なんとやってきたのはこれまたどこかで見たことあるような際どいモビルスーツを着た立花 響さんでした。

 

「どうしたんですかその姿は!」

「この子が親とはぐれちゃったらしくて、それで助けなきゃって思ったらこんな姿になってた。で、なんでチェーンソー持ってるの?」

「こまけぇこたぁどうでもいいんですよ。それより私がノイズの相手をするので響さんはその娘を連れて逃げてください」

「でもニャル子ちゃんが...」

「私のことは心配しなくても大丈夫ですよ、あなただって知っている筈ですよ?私の力を」

「...分かった。絶対無理しないでね」

 

そう言い残すと響さんは遠くへ走り去っていきました。これで何も考えずに戦えます。

 

「行きますよ!私の宇宙CQCパート5!」

 

スカートの中にチェーンソーをしまい、胸元から冒涜的な手榴弾を取り出し、栓を引き抜き、相手に投げつけました。

 

ちゅどーん!

 

大きな音を立ててやっぱりノイズの皆様は炭素の塊へと変換されました。

周りを見渡す限りノイズもいないようですし、お家に帰るとしますか。

 

「これにて一見落着...さて、お家に帰りますか」

「待ちなさい!」

「何奴!」

 

私を呼び止める声が背後から聞こえたので、背中から名状しがたいバールのようなものを取り出し、振り返りました。

 

「あなたは...」

「ようやく会えたわね...ニャルラトホテプ...」

 

私の目の前にいたのは際どいモビルスーツを着たスレンダー美人、片翼のセフィロス...じゃなかった片翼の一人、風鳴 翼でした。見た感じ少し身長は伸びたような気がしますけどお山は小山のままなんですね。

 

「う、うるさい!」

 

翼さんは顔を赤くしながら大きな声で言葉を発しました。

あやや、うっかり口が滑ってしまいました。てへペペロンチーノ。......つまんな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




~ネタ集~

「炭水化物と炭水化物の夢のコラボレーションですね。熱々ホカホカです。」
けいおん!!の「ごはんはおかず」のサビ前の歌詞。

「〔太陽なんか眩しくって闇のほうが無限です!(どきどき)〕」
言わずもがな這いよれ!ニャル子さんのOPです。

「ちなみにある呪文を唱えると魔装少女に変身できます。」
これはゾンビですか?のネタです。
ニャル子さんが言うとなると、
「んとん こるよ いは はしたわ どけだ ぐんみーちゃ でーりぶら」
ラブリーでチャーミングだけど私は這い寄る混沌 になると思います。多分。

「取り出したカードをチェーンソーについていた改札機のセンサにかざしました。【ガードベント】」
仮面ライダー電王と竜騎のネタです。

「「外なる闇で待ちうけるハーモニクス!」」

クトゥルフ神話に出てくる地球本来の神々、ヴォルヴァドスの別名とAngel Beats!の立華
奏のガードスキルの一種。分身する強すぎるスキル。

「仮面ライダーでいうところのイリュージョン、とある死後の世界ではハーモニクス、精霊とデートする世の中ではザフキエルのヘッド、忍者な里式の影分身の術です。」

最初から順に仮面ライダーディケイド、Angel Beats!の立華 奏のガードスキル、デートアライブの時崎狂三のザフキエル、NARUTOの影分身の術です。

~ネタ集終わり~

18日に終わらせようと頑張ってみましたが無理でした。
お気に入り件数があと少しで100超えることに驚きを隠せません。皆さん本当にありがとうございます。
文章力も語彙もない自分ですが、頑張っていきたいと思います。
次回もお楽しみに。



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