ファイアーエムブレム覚醒 ~虹が生み出した物語~ 作:ユイリー
15章:解放の狼煙
あとがきにてクラスチェンジした3人のクラス先を載せておきます。
訪問で手に入れれるアイテムは変なものが多いのはよくあることです。
~ルフレSIDE~
数時間後、私たちはようやくヴァルム大陸に着くことが出来た。
「ようやくたどり着いたな。ここがヴァルム港か…
!あれは…?」
「女性が一人、ヴァルム軍に追われているようですね…」
クロムさんの言葉に私もそちらをみると、一人の女性がヴァルム軍に追われていた。
「放ってはおけないな。救出に向かうぞ。」
私たちは戦闘の準備をした。
どちらにせよ、ヴァルム軍がいるなら戦いは避けられないはずだ。
~マークSIDE~
女性が追われていることと、ヴァルム軍がいるということで戦いが始まった。
「はあっ、はあっ…!
イーリスの船が…港に入ったか…!」
少し離れたところから女性の声がした。
「いたぞ!こっちだ!」
「くっ…!」
「追えっ!逃がすな!!」
やはり追われているようだ。
「まずは、あの女性を助けるぞ。」
「うん、この港にはいくつかの家がある。
扉も開いているし、訪問して話を聞くのもありだね。」
クロムにそう言ってから僕は僕で戦いに行く。
「えーい、リザイア~」
「へ、ヘンリーさん…あ、あまり前にでないでください…」
「大丈夫だよ~。だって、オリヴィエがいるんだもの~」
と、ヘンリーとオリヴィエの会話が聞こえた。
船の上でお楽しみがあったようで(語弊のある言い方だが)いつの間にか一緒にいた。
しかも……
「ロンクー、大丈夫かしら。」
「ああ、俺は大丈夫だ。」
と、僕の親友はセルジュと一緒にいた。
こちらもお楽しみが…というか、ちゃんと会話内容聞こえたけれどね。
~回想~
「ねえ、ロンクー。今日は調子悪いんじゃないかな。
いつもと技のキレがないよ?」
「…そうかもしれんな…
すまん、今日はこれくらいでいいか?」
「うん、お大事にー。」
船の上でも訓練は欠かせていない。
しかし、この日はロンクーの調子が悪いようだった。
「あら、マーク。ロンクーを見ていないかしら。」
「ロンクーならさっきまで手合せしていたよ。
調子悪そうだったけどね。」
「そう…ならごめんなさいね。」
そう言ってセルジュが立ち去っていったのでこっそりとついて行ったのだ。
その結果、ロンクーの過去の一部を知った。
推測するに、その過去のせいで女性が苦手になったのだろう。
しかし、手始めにミネルヴァと空のデートはやめた方がいいぞ。
まあ、なんだかんだで互いに好意を持ち始めた…らしい。
~回想終了~
ってなわけでお祝いに昇格の杖使ってクラスチェンジさせたけどね。
さて、回想話は置いといて、訪問でもするかなー。
「ヴァルム皇帝のヴァルハルトは、圧倒的な軍で大陸を支配しています。
逆らう者には容赦なし…私の故郷も戦争で滅ぼされました…
どうか、この地をヴァルムの支配からお救いください。
この杖は遠くの味方を癒すもの。少しでもお役に立てれば…」
と、リブローをいただきました。
「そっちはどうだい?」
「ええ、なにか不思議なものをいただきましたが…」
ホークと合流して情報をもらう。
どうやらヴァルム帝国の皇帝はヴァルハルトという名で、大陸最強の騎馬軍を擁し、
自身も大陸無双と恐れられるまさに覇道の王と呼ばれるくらいの男らしい。
他にもヴァルハルト皇帝を打倒しようとする解放軍が各地で動いているらしい。
まあ、今はいい。
とりあえず…
「なんだろう、これ。」
デルフィの守りというアイテム(封印の剣/烈火の剣のアイテム・飛行系特攻無効)にナイトリング(聖戦の系譜/蒼炎の軌跡のアイテム・攻撃後、再移動できる)!?
ちょっとまて。なんで異界のアイテムが入手できるの!?
…うん、前者はティアモに、後者はホークに渡しておくか…。
残りの1個は金塊(大)だったのがなんか安心した…。
そうしていくうち、戦闘は終わっていった。
~ルフレSIDE~
ヴァルム軍との戦闘が終わり、助けた女性がやってくる。
それだけじゃなく、仲間の大半もやってくる。
話を聞きにきたのだろう。
「かたじけない。やはり、噂通りの強さだな。
私はサイリと申す。解放軍の者だ。」
「解放軍?」
クロムさんがサイリと名乗った女性に聞き返す。
「うむ。ヴァルム帝国皇帝ヴァルハルトに立ち向かう者たちのことだ。」
「ヴァルム大陸の中にも抵抗勢力がいたということか。」
「左様。ヴァルハルトの厳しい支配に抵抗を示す者は少なくはない。
まだ各地の有力者がそれぞれ兵を集めているだけだが…
それがひとつにまとまれば、大陸を二分するだけの勢力になる。
そう思い、私は孤軍にて大陸中を駆け回っていた。」
「だったら、さっさとやりゃあいいじゃないか。」
フラヴィア様が会話に挟む。
「残念ながら、そう簡単にはいかぬのだ。
単に自分の土地を守りたいだけの者もいるし時期を見て寝返ろうとしている者もいる。
それぞれの思惑があって一つにはならない。全員をまとめあげる旗印が必要なのだ。」
「それをあんたがやろうってんだろ?」
「いかにも。しかし…私の言葉を聞こうとしない者も多い。
我が兄がヴァルハルト側についているという事情もある。」
「おいおい、身内があっち側か。なんでそんなことになっているんだ?」
「…理由はわからぬ。なぜ、兄は…レンハは…
だが、兄とは縁を切った。戦場で会えば…私がこの手で斬る。」
「別に斬らなくてもいいんじゃないかな。」
サイリの言葉にマークさんが口を挟む。
「僕は君のお兄さんを知らない。会ったこともないし話したこともない。
けれど、よく知っている君が理由を知らないでいるならば、君には言えないことがあるかもよ?
たとえば、人質を取られている、とか。逆らったら君を殺す、とかね。
まずは真っ向から話してみないとわからないよ。
殺したら、そこで終わりだしね。」
「…そう、だな…。
ヴァルム帝国軍は百万を超えたとも言われている。
解放軍の意志をひとつにまとめねば、ヴァルハルトの覇道の波に呑み込まれてしまう。」
「ひゃ、ひゃくまん!?す、すごい数だよおにいちゃん!」
「左様。そこに、あなたたちがヴァルム艦隊を破ったという報せが入ったのだ。
その報せは、各地の抵抗勢力に大きな衝撃をもたらした。
今が一丸となれる最後の機会やもしれないのだ!
頼む!あなたたち力も貸して欲しい!」
サイリさんは頭を深く下げる。
「クロム様、いかが致しますか?」
「…………
…俺には、守りたいものがある。守りたい人がいて、守りたい国がある。
それに…つかまなければならない未来もある。」
「お父様…」
「それを実現する手段が戦いであることが正しいことなのかはわからない。
わからないから俺は…先頭に立って戦おうと思う。
間違うなら、誰よりも先に間違って、誰よりも早くそれに気づきたい。
同じ過ちで、多くの人が大切なものを失わないためにも。
だから…力を貸す。俺たちが、この支配を止める力になる。」
「感謝いたす…!では我らの計画をお話ししよう。」
サイリさんの顔あがった。
「…ヴァルムには古くから神竜信仰があり、多くの民たちは熱心な信者だ。
特に人々の絶対的な祟拝を集めているのが、神竜の声が聞けるという巫女様…
今はヴァルム帝国に捕まっているが…神竜の巫女様を助け出すことができれば…」
「神竜の巫女ですか…今、その人はどこに?」
「ヴァルム大陸には、【ミラの大樹】という神木がある。
巫女様は大樹に建てられた神殿の中に幽閉されている。」
サイリさんが、ヴァルム大陸の地図で場所を示す。
「やるべきこと、進むべき先が決まっているのなら迷うことはない。行こう。」
私たちは目的地へ向かう準備をし始めた。
が。
「クロムー、大変だよー。」
マークさんが、ティアモさんと共に出かけていたところ戻ってきた。
「どうした、マーク。」
「サイリから聞いたポイントと上空からみたけど、確かに【ミラの大樹】らしき大樹は発見できたよ。でも…」
「でも?」
「途中の道が土砂崩れが起きて地図の…上の方から回り道しないと行けなさそうだよ。」
「な、なんと…」
マークさんが地図を取り出して私たちに見せる。
「ここからのルートがおすすめかな。完全に遠回りだけど。」
「仕方がない。それしか道がないならばな。」
どうやら目的地に着くまでまだまだありそうです…。
クラスチェンジした方々。
セルジュ:ドラゴンナイト→ドラゴンマスター
ロンクー:剣士→ソードマスター
ヘンリー:ダークマージ→ソーラサー
子世代がすんなり登場させるためにこの流れにしました。
では今回はここまで。
よろしければ一言感想くださればなによりです。