ファイアーエムブレム覚醒 ~虹が生み出した物語~ 作:ユイリー
間章4(外伝19):異界の旅人(覇道王道)
※この章は外伝19を変化したものです。
大体は変わりませんが、題にもなっているあの方は出ません。
間章5(外伝22):真実の泉
※タイトル変化はありませんが、やはりあの人物は出てきません。
ただし…ゲームではないので訪れた数だけ出てきます。持っている武器も多少違います。
ちなみに――クロムが弱い場合はクロムと錬成したリザイアの強化書持ちのソーラサーをぶち込んでずっと待機(HPが少ないときは回復するか、敵の場合は自分から攻撃したほうがいい)すれば少しターンがかかるものの確実に倒せます。半分が弱いクロムともう半分はソーラサーだけどリサイアもっていないですし。ただしこの章で生存で仲間に入る人物が死亡全開ですけれども、それを(前回の周データで)やりながら書いていたとかry
ただしスキルは武器節約、魔の達人、すり抜け、疾風迅雷、限界突破ですが。
間章6(外伝23):強者の園(蒼炎の勇者)
間章7(外伝21):剣の墓(剣聖再び)
※この2つの章も仲間になる人物はいません。
そもそも片方はすでにいますし。
タイトルが思いつかなくて場所通りになってしまって申し訳ありません…。
というわけでお待たせしました。
うわ……なんだかんだで1か月空いてしまった…。
申し訳ありません、最近忙しくて。
でも交代とかいろいろと今日から3連休です☆
といっても明日、予約ゲームを買うので進められるかどうかわかりませんがね。
あ、そうだ。パソコン買いました。
第33話
~???SIDE~
「困った……。」
なんでこんなところに出るのか不明だ。
とりあえず……
「この異形なモノを蹴散らしながら逃げるか…。」
~ルフレSIDE~
帝都の裏側にある墓場――
そこに屍兵がたくさんおり帝都の人々は不安を出しているそうだ。
「屍兵か。なんて数だ…」
現場は墓場らしく風も雨もすごい。
「ここの屍兵たちからはギムレーの力を強く感じます。
あの未来世界で人間を滅ぼした屍兵たちのよう…」
「ああ、俺にもわかる。
奴らは強い。これまで戦ってきた屍兵とは桁違いだ。」
「クロムさん、マークさんが手に入れた屍兵情報の1つはここのようです。」
「そうか。よし、片付けよう。」
「あ、クロム。」
そこへマークさんがやってくる。
「マーク、今回は輸送隊を任せてもらってもいいか?
今回の屍兵は今までよりも手ごわいようだからな。」
「それはいいけれど…
前方で一人の人間が戦っているよ。
服装からして旅人のようだけれど…
助けたほうがいいんじゃないかな?」
「なに?旅人1人でか?なら助けたほうがいいな。
よし、みんな。ここにいる屍兵は手ごわい。
気を付けていくぞ!」
「ん?お前ら…旅人か?」
ルキナとともに屍兵と戦っているときに一人の人物が近づいてきた。
明青の髪―しいていうならヴィオールさんの髪の色と同じ―の青年だ。
手に弓を持っているあたり弓使いか。
「私たちは…自警団の者です。あなたは…」
あえて自警団と言ったのはイーリス軍と言ったら変な誤解を生むのではないかと思ったからだ。
「俺はルクス。見ての通り迷子の旅人だ。」
「迷子?」
ルキナが怪しい人を見るようにルクスと名乗った人物を見る。
「そ。目が覚めたらこの辺りに倒れていたんだよ。
異形なモノに見つからなかったのは幸だが…」
ん?この人…屍兵でなくて“異形なモノ”と言った?
屍兵が現れて間もないころはその呼び方だったけれど…
いまでは屍兵と呼ばれているというのに?
「この辺りって…どこだ?大体でいい。大陸とか。」
「ここはヴァルム大陸ですが…。」
「……なぁ。ヴァルム大陸って、どこだ?」
しーん………
「えっと、イーリス大陸は知っていますよね?」
「???」
「おーい、ルフレ、ルキナ!」
そこへクロムさんとフレデリクさんがやってくる。
「?そこにいる男は?」
「俺の名前はルクス。見ての通り弓使いだ。」
「気が付いたらここで屍兵に見つからずに倒れていたそうです。」
「へー、あれ、屍兵っていうんだ。」
「初めて知ったのか!?」
「おう。」
「それどころか、ヴァルム大陸やイーリス大陸ですら知らないそうですが…。」
「ふむ…。」
フレデリクさんがなにか気が付いたようです。
「もしかすると、ルクスさんは異界の旅人ではないでしょうか。」
「異界の旅人?」
「ええ。こことは全く違う世界からの旅人です。
以前マークさんも異界を旅したことがある、と言っておられたでしょう。
異界は必ず同じ世界はありません。どこか違う所があります。」
「私の未来世界とこの世界とではお母様とマークさんはご兄妹ではありませんものね。
マークさんの性格も違った気がしますし。」
「未来からルキナたちが来た時点で違うと思いますが…。
そうするとルクスさんは異界から来てしまった、ということですね。」
「ふーん…」
「で、ルクスと言ったな。お前はこれからどうするんだ。」
「どーすっかね。……よし、決めた。
あんたらがよかったらキリがつくまであんたらに同行しよっかね。
異界で旅してた奴がいたってことは異界へ行く道も知ってそうだし。」
「…そうか。わかった。よろしく頼む。」
「んあ。……ところでひとついいか?」
「どうした?」
「俺、自分の名前は言ったけれど、
あんたらの名前、聞いていないんだけれど。」
「すまん。俺の名前はクロム。こっちがフレデリク。
そっちがルフレ、でルキナだ。
ほかにもたくさんいるからすまないが後は本人に聞いてくれ。」
「りょーかい。」
* * *
~マークSIDE~
次の屍兵情報へ向かう際中のことだった。
「真実の泉…?なんだそれは?」
「この地に伝わる伝承だそうです。遺跡の最奥には不思議な泉があり…
そこには、自分自身の真実の姿が見えるのだとか…」
「真実の自分か、か。そんなものは自分が一番よく知っている。」
クロムとフレデリクの会話が聞こえた。
「真実の自分、か……」
離れたところで僕はその話が気になっていた。
「…………」
「えっ…?」
気づけばそこには一人の女の子がいた。
明青の――ヴィオールの髪の色と同じ女の子が。
「あなたは真実……?それとも偽物……?」
「な、なに?何を言って……。」
「…………
真実を知りたいならついてきて……」
そういって女の子は奥へ行ってしまった。
「…………」
「どうした?マーク。」
「今そこに、女の子がいた…気がする…」
「気がする?」
「なんだか、様子がおかしかったんだ。真実を知りたければとか何とか…」
「…気になるな。追ってみるか。」
この辺りは屍兵がいない。
そして神聖な空気が漂っているためか、奥に行くのは少数になった。
まずは女の子を追うため僕とクロムが、ほかには――
「あれ、ほかのみんなは?」
「はぐれたようだが…。む、あそこにいるぞ。」
「これが、真実を映す泉――
悩みがあるなら泉に語りかけてみては?
そうすれば、答えを見つけられるそうです。」
「なにを言って――
何…?俺が、二人だと……?」
気づけばそこには僕と、クロムと女の子のもう一人の姿――
「――俺は真実の鏡。真実の自分自身だ。
自分自身と戦え。そうすれば真実が手に入れる……」
「こいつらを消すには、戦うしかないということか。
自分自身に勝つ…この上なく厄介な話だな…」
鏡のクロムは銀の剣、銀の槍、スレンドスピアを持っている。
対してクロムは封剣ファルシオン、銀の剣、キラーランスだ。
「でも、やるしかないね。」
僕は愛剣のアルカンシェルを持つ。ほかにも色々持っているけれど。
鏡の僕は銀の剣とボルガノン、トロンだけだった。
「珍しいな、鏡のマークが2種だけなのは。」
確かに、僕は全てと言ってもいいほど他の武器も扱える。
それなのに鏡の僕が剣と魔道書だけとは…
「ねえ、教えて。私が何者なのか。」
そして女の子はダークペガサスのようでトルネードと銀の槍を持っていたし、
鏡の女の子も同じものを持っていた。
「俺は誰にも負けん。もちろん、俺自身にも―――!」
二人は真実の泉から出てきた影――鏡の自分自身と戦っている。
なら僕は僕で、彼と戦おう。
「自分が何者か…もし答えがあるならば教えてくれないか?」
「―――――――」
剣と剣が交わる。
「――っ……!」
戦っているうちに僕は、“わかってしまった”。
もしかしたら、“最初から僕は逃げていた”かもしれない。
認めたくなくて、でもそれが真実で。
“彼”は“最初から”知っていて。
だからこそ僕に任せて。
“みんな”受け入れていたのに“僕”だけ受け入れなくて。
「――ああ、僕だけ違ったのかな…」
“みんな”と違うところ――性格とか一人称とか些細じゃなくて。
ふと気づけば鏡の僕は戦う前の何もなかった表情が、今では
いや、違う。
“彼”は鏡じゃなかった。“今の”僕は
だから“彼”は泉の力を借りて現れた。僕の前に。
「―――――――」
「ありがとう。…でも、まだ待ってほしいんだ。
キリがつかないとか受け入れられないじゃなくて……
うーん…言葉にするのは難しいんだけれども…。
ただ……」
「…………………」
まだ、やらなくてはいけない。
みんなにも知らせるわけにはいかない、あの作戦を。
「だから……」
「そのくらい、知っているさ。俺はお前だからな。」
「!」
さっきまで言の葉を放つことができなかった“彼”が言った。
「俺は待ってやるさ。お前がやることを、なすべきことを終わるまで。
けどな、ほかの奴らは待つかどうかは知らないぜ?
なにせ俺たちは“暴れたい年頃”なんだからな。」
結局は同じというわけで。
“彼”は僕に手を差し出す。
その手はもはや武器は持っていなかった。
「頑張れよ、“マーク”。俺は見守っているから。
あの案内人が言ったことが現実になるとは思わなかったがな。」
「……ありがとう、――――……」
僕は“彼”――“もう一人の僕”の手を握る。
そして―“彼”は消えていく。
いや、戻っていった。
「マーク、そちらも終わったのか。」
クロムのほうを見ると彼はあっちこっち怪我がありつつも剣を収めているところだった。
「やはり自分自身と戦うのは厄介だったな。」
「そうだね。でも――
自分が何者かは、自分自身で見つけろということかな…。」
「どうした、マーク。」
“彼ら”のことは大雑把に伝えたほうがいいかもしれない。
「あーうん、実はあの影――鏡の僕じゃなくて、泉の力を借りて出てきた僕だったんだ…。」
「……すまん、もう一度頼む。」
苦笑して僕はもう一度言う。
「簡単に言うと、僕、実は多重人格(仮)だったんだ。
たぶん、異界での旅していたとき毎回性格違ったしその影響かなって。
記憶は引き継いでいるから性格での意味かもしれないけれど。」
「そ、そうだったのか。
ということは俺の前にいるマークは…」
「最初あった時から今までは同じだよ?
みんな今まで黙っていたみたいだけれどこれから出てくるかもしんねーぞっていう警告付きで出てきたんだ。
僕以外だと…合計5人いるのかな?」
「5人もいるのか…。」
「そのうち1人はおとなしくしてくれるって言ってたけど、ほかはわからないって。
記憶は引き継ぐけど、行動するのはその人格がするから
戻った時にこいつはこんな行動とたのかよってわかるみたい。
僕は知らないけれど。」
「そうなんですか…。」
「うん、そうなんだ…って。」
さりげなくさっきの女の子が来ていた。
「なんか、巻き込んだ感じでごめんなさい。
あのとき私、記憶が混乱していたようで。
真実の泉の話を聞いたら記憶も整理つくかなって。
あ、私の名前はパリンと言います。」
「俺の名前はクロム。こっちがマークだ。」
「記憶が混乱していたって言っていたけれど大丈夫なのかい?」
「はい、大丈夫です。
それと、泉の私が教えてくれたのですが、ここは異界だそうで、
どうすればいいのでしょう…?」
「異界の旅人…ということなのだろうか。」
「そうだねぇ…。
あ、なら君がよければうちの軍に来る?
すべて?にキリがつければ異界の門と呼ばれるところに連れて行けるし。
ほかにも異界の旅人もいるし。」
「いいんですか?それならお願いします!」
パリンはペコリとお礼する。
「ところでそろそろ皆と合流しないと…。」
「そ、そうだな…。」
クロムが怪我した状態でフレデリクに見つかるとやばいので
戻る際に回復させておきました。
* * *
~ルフレSIDE~
私たちは第二の屍兵情報の所にきた。
「ここが…。」
その場所はきれいな草原。
ただし屍兵が多い。多い。
「手分けして戦うしかない。」
「それじゃあ左側はルキナリーダーの僕が行こうか?」
「右側はお父様リーダーのお母様ですね。」
「そうですね、片付けたら合流して中央を叩きましょう。」
というわけで私とクロムさん率いる隊は右側にいる屍兵に挑む。
そこで…
「あーもう、うざいなぁ…全然片付けられないよ…。」
女の子が1人いた。
「む、お前何者だ?」
クロムさんと私がその子に訊ねた。
「んー、誰?」
「俺はクロム、こっちがルフレだ。俺たちは住民たちの依頼で屍兵を片付けにきた。」
「あたしはルフェーラ。一応旅人よ。
いつも兄さんと一緒に旅しているけれど…
気がついたらこんなところで倒れていたの。
ここどこって言いたいところだけれどきっと噂の異界なんでしょうね…。」
「ということはあなたも異界の旅人、というわけでしょうか。」
「そうなんじゃないの?よくわかんないけれど。
……もしかして、帰り道知っているの?」
「俺たちの仲間に異界に通じる場所を知っている奴がいる。
今、俺たちは手を離せないが、キリがついたら案内もできるかもしれない。」
「なら、あたしあんたらについてくわ。
あんたらのルールに従うけれど、わかんないところもあるからそこだけはいっておくわ。」
「そうか、よろしく頼む。」
* * *
~マークSIDE~
そして僕たちは最後の屍兵情報の場所にきた。
「この遺跡は…。」
この地については話に聞いたけれど、サイリから聞いたほうがいいだろう。
「墓だ。我らが祖先…英霊たちのな。
ここは我らの故郷ソンシンとゆかりのある地でな。
かつて我らの祖先はこの地でただひたすらに剣を競った。
剣聖、剣魔、剣鬼…数々の名剣士が生まれては消えた。
ここはそのような剣に生きた者たちの墓だ。
だが、今ではその屍兵がうろつき、入った者は誰も帰らぬという…」
「なら早く片付けよう。――眠っている死者のためにも。」
~???SIDE~
「うーん……困ったなぁ…。」
すっかり迷子になった。
ここにいる明らかに殺意を出す敵と戦っているものの、
手持ちの武器が尽きる前にすべてを片付けれるか、逃げるか。
「どうしよう…。」
「ねえ、君、こんなところでどうしたの?」
誰かに声をかけられた。
~マークSIDE~
「ねえ、君、こんなところでどうしたの?」
前方で一人の少年が戦っている姿を目撃する。
「え?えっと…。」
少年は急に声かけられて驚くが、
「よくわからないけれど、迷子になったみたいで。
ここ、どこだろう…。」
「えっと……」
「はっ、まさか噂の異界とか!?
そうなったらどう帰れるのかな…。」
噂ってなんだい…
「異界に通じる門なら知っているけれど…。
僕、忙しいからキリがついたら案内してもいいけれど…。」
「そう?だったら僕も同行してもいいかな?
大丈夫、戦いならできるから。」
笑顔で少年は言う。
「あ、僕の名前はグリーンっていうんだ。よろしく!」
* * *
~ルフレSIDE~
屍兵の情報場所をすべて終わらせた後のことだった。
「これで全部か?」
「うん、そうだね。イーリスに戻る?」
「ああ、そうだな。」
「クロム様。」
クロムさんとマークさん、ルキナとともに話をしているとフレデリクさんが来る。
「どうした、フレデリク。」
「ついさっき助けを求める小瓶が届きました。
とある島で女性をさらい、いけにえの儀式を行おうとするギムレー教徒がいるとか。」
「なんだと?それは助けなければな。」
「それじゃあ、その島によってからイーリスに戻るというルートでいいかな。」
「ああ。」
「それじゃあ、その島がどこにあるか調べてくるよ。」
私も移動する前に輸送隊の確認を取って足りないものを補充しないと…。
お待たせしました。
今回は異界の旅人が4人加入しました。
後の話で出てくるかどうかは不明ですが、何もないよりはいいかと…。
かれらに関してはのちにみんなの部屋に記入しておきます。
さて、ルクス、パリン、ルフェーラ、グリーンですが、
外見等詳細はみんなの部屋に記入しておきますが、
ここで言うて置くことはルクス、ルフェーラに関しては私が以前使ったマイユニなのです。
そのころ私はデフォのルフレにちなんで“ル”から始まる名前を付けていました。
いまは小説書きで進めていないですし、その縛り?もやめましたしね。
10周(ルクス)超えましたし、前回で21周(ルフェーラ)クリアでしたし。
対してグリーン、パリンは妹がマイユニで作ったキャラです。
ちゃんと妹に許可とりました。
それと、マークの情報が入りました。
・多重人格(仮):マーク含めて6人格
ですね。
多重人格(仮)はついさっき決めましたが、以前異界で旅したときに記憶喪失で歴代のキャラと話すあたりで
性格もじゃっかん違うといいなーと思った結果こうなりました。
どんな性格がいいか大体は決めていますが、こんな性格はいかがってコメがあるなら大歓迎です☆
むしろ登場してきたらうまく性格が表れているかどうかわかりませぬが…。
では今回はここまで。
答えられる範囲内ならば、質問もある程度受付ますのでお気軽に。
一言感想くださればなによりです。