ファイアーエムブレム覚醒 ~虹が生み出した物語~ 作:ユイリー
間章11(外伝13):傭兵戦争
大変お待たせしました…
ここしばらくは仕事場で新しいところについていたので(しかも重要そうなところガクガクブルブル)最新が遅くなりました…。
でも完結は目指します……。
けどもう一つの作品については…もしかしたら読んでくださった&待っている方には申し訳ないのですが、最新ができるかどうか…。
(向こうは一話一話長いので中途半端で終わると変になるため)
とりあえず、こちらが完結してから考えます。
今回からマークの別人格(性格)が出てきます。
一応、モデルキャラがいますが、別に記入はしないです。
知っている人には「あ、こいつか。」ってわかるぐらい。
ただし完璧でない。大丈夫、どこか変。
~ルフレSIDE~
「村長! 俺ぁ悔しいよ!」
「やむを得まい…奴らの首領は元ヴァルム帝国の将軍だというし…」
イーリスに戻ってきてからすぐ近くの村でその話は聞いた。
「ヴァルムの…? 失礼だが、詳しい話を聞かせてくれないか。」
「なんだ、あんた。」
「クロムという。」
「クロム…イーリス国のクロム様?!」
「村長! この人なら俺たちを助けてくれるんじゃないか?」
「事情によっては、手助けをさせてもらうが。」
「ありがたいことです…。じつは――」
話を聞くかぎり、村の財産を奪われたという。
「ここが村の人たちが言っていた城か。
奪われたという村の人たちの財産。すべて取り戻すぞ。
マーク、ここからの位置だとどれだけわかるか?」
クロムさんがマークさんを見る。
が、彼はじーと中を見ていた。彼らしくない。
「はっ、もしかして僕に言っています!?スミマセンスミマセン、無視してスミマセン!」
突然謝り始めて近くにいた人たち――クロムさん、私、ティアモさん、ホークさん、ロンクーさん、セルジュさん、ガイアさんは驚く。
「マークって彼ですよね、スミマセン。嫌な予感がするって引っ込んで行ったんですよぉ…。
いきなり僕に押し付けないでくださいぃぃ…僕も暴れていいんですかぁぁぁ…。」
「え…と、聞いてもいいかしら。」
「はい、なんでしょう。」
ティアモさんがつぶやくとすぐに返事をした。
「さっき“マークって彼”っていっていたわよね?もしかしてあなた、名前が違うのかしら?」
「あ、はい…。異界で記憶喪失になっていながら各世界に行っていたんですが、
名前も憶えていなくて…その世界ごとの人に名前つけてもらったんです。
あ、僕の名前はスカラートっていいます、ほかのみんなも名前が違うんです。
詳しくはほかの人に会ってから聞いてください、説明下手でスミマセン。」
「そ、そうか…たしか記憶は引き継いでいるんだったよな?」
「はい、違うのは性格の差だけです。
感情も少し差がありますが、僕は僕でちゃんとティアモさん好きですよ。」
彼―スカラートさんは笑顔で言う、あ、ティアモさんの顔が真っ赤で横向いている。
彼の笑顔はマークさんとも違うものだったからだろうか。
「ひとつ聞いてもいいでしょうか。」
「なんでしょう。」
そこにホークさんが聞く。
「みなさん各自自分の名前があるようですが、一番初めに記憶を失う前――
つまり親からもらったであろう名前は覚えていないのですか?」
彼は悲しそうな顔で、
「すみません、そこだけは覚えていないんです。
妹とはぐれ、異界で旅をした。でも異界に行く前に持っていたはずの名前は思い出せないんです。
一番初めに異界で旅した彼は知っているかも知れませんが、彼は表に出るのは
やること終わってからだって言って出てこないんです。
以前言った、真実の泉で出てきた彼です。おとなしくしているっていった。」
「どれだけ複雑なんだよ、お前ら…。」
「スミマセンスミマセン!ここでは一応皆さんの前でマークと名乗っているので、
できる限り反応はします、スミマセン!」
「ところで聞きたいことがあるが。」
ロンクーさんが言った。
「お前たちの区別はどうつければいい?」
「性格と癖しか差がありません、スミマセン!」
これだけだった。
「は、話に戻りますね…。
建物は2つ入る場所があります。ここと、あちらです。
壁が多いので詳しくはわかりませんが、階段があったら抑えたほうがいいです、スミマセン。」
「なら、こっちから攻めるか。いけるか?」
「はい、大丈夫です。」
「あ、僕はあちらに行ってみます。少々気になる言葉を聞いたので。」
「わかった、少しそちらに送ろう。行くぞ!」
~マーク(スカラート)SIDE~
全く失礼です。僕なんかがうまくいけるはずないのに…。
とりあえず、気になった言葉がこちら。
「はあ…なんであたしがこんなこと。あれさえ取り返せば…
そうだ。ホラントさんに話してみよう。一緒にここを抜けようって。」
女の子の声だ。
なにか事情がある様子。話聞いてくれるかな…?
「あ、あの…。」
「なに?何の用?」
「えっと、突然話しかけてスミマセン!
その、ホラントさんってどんな人ですか?」
「はぁ?なんであんたなんかに教えなきゃいけないのよ。」
「スミマセンスミマセン!間違って倒したりしないようにするためです、スミマセン!」
「スカラート、落ち着いたらどうだ…。」
僕と一緒に来ていたロンクー
「……もしかして、あんたたち、クロム様の軍の人?」
「はい、そうです。スミマセン!」
「いちいち謝んないでよ、まったく…。」
と言いながらも彼女はホラントさんらしき人の特徴を教えてもらった。
「んじゃ、あたしはホラントさんに話があるから。」
と行った。
その先で、
「こんなところで子どもがなにをしている?」
「誰が子どもよ――って、あなたもしかして敵の指揮官!?」
「お前たちから見れば、そういうことになる。」
「と、ということは、あなたがクロム様?
ルキナのお父さんの。」
「! ルキナを知っているのか?
そうか…お前も未来から。」
「そうよ。話が早いじゃない。
ふーん…これがあのクロム様ねぇ…。顔はまぁまぁってとこかしら。」
「何だ、人の顔をじろじろと…。敵じゃないとわかったら、一緒に来い。」
「…誘い文句としてはイマイチね。気持ちは嬉しいけど…
あたしはネルソンから取り返さなきゃならないものがあるの。
それまでは一緒に行けないわ。」
「だったら、お前が取られた物も俺たちが取り返す。
それで、お前がそちら側についている必要はなくなるんだろう?」
「まぁそうね。
…じゃあそのついでに、あの人も助けてあげてよ。
ホラントさんっていう冴えないおじさん。ちょっと訳ありなのよねー。」
「それはかまわんが、すぐに話が通じるのか?」
「あ、それはだいじょうぶ。あたしが直接話せばすぐよ。
あと、ホラントさんは好きでネルソンに従ってるわけじゃないから。
傷つけないであげてよね。」
「…わかった。気をつける。」
という会話が聞こえた。
「やけに気にかかるな?」
ロンクーさんが僕に言う。
「えっと…髪の色。」
「は?」
僕にはわかった、彼女はきっと。
だからマークは嫌な予感と言った。
でも、それは彼視点だ。僕にとっては特に感じない。
まあ、彼の嫌な予感は古傷の意味だろうけど。
そんなこんなでちょうど、彼女とホラントさんらしき人の会話が聞こえた。
「ホラントさん!」
「セレナ、どうしたんだ?持ち場を離れると…」
「あたし、もうすぐこの軍を抜けます。
それで、その…ホラントさんもいっしょに抜けませんか?」
「…悪いな。俺はここを離れるわけにはいかない。
こんな時代に家族を食わしていくには…汚れ仕事もしなきゃならん。」
「なに言ってるのよ!
あたし、知っているわよ!?ホラントさんの奥さんに赤ちゃんができたこと!」
「…あいつ、余計なことを。」
「赤ちゃんのこと、愛しているんでしょ?もちろん、奥さんのことも。」
「ああ…もちろんだ…」
「だったら、自分に正直になって!
あたしは、親がどんなに子どもを愛するものなのか知ってる!
親に愛された子どもが、親を失うことがどんなにつらいことなのか知ってる!
そんな悲しい子…これ以上増やしちゃいけないの!
お父さんお母さんは、子どものそばにいてあげなきゃいけないの!」
「セレナ…お前もしかして…両親を…亡くしているのか…?
………そうだな、セレナの言う通りだ。俺はここを抜ける。」
「ほんとに?」
「ああ。お前と、生まれてくる子に誓う。」
そんな会話が聞こえた。
~ルフレSIDE~
敵の将を倒し、村の財産を取り戻すと村長がやってくる。
「ありがとうございました、クロム様。これで飢えずに済みます。
あなたは噂通りのお人でしたな。我々民衆を助けてくれる英雄です。」
その話の後で少女――セレナが自分の宝物を見つけたこと、そして母親――ティアモさんとの感動的な再会をしていた。
その裏で――
「お前はあれがわかって気にかけていたのか?」
「まあ、そうですね。ほとんど勘です。」
とツインテールにしている銀髪の少女――セレナを見ていたスカラートさんとロンクーさんがいた。
ところでさきほど、「
* * *
~ルフレSIDE~
王都へ帰還の途中、傭兵団同士で衝突しているのが見えた。
「何だ?」
「傭兵団同士のいさかいのようですね。よくあることです。
しかし、こんなところで争いを始めるとは…
巻き添えになる付近の住民には迷惑な話でしょう。」
「仕方がない、止めに入るか。」
だが、止めに入る前に交戦に入ってしまった。
「まずいな、交戦が始まったか…話が通じる状態じゃなさそうだな。」
「そのようです。戦いを早く終わらせるには…
いっそどちらかに味方するのが手っ取り早いかもしれませんね。」
「一方は騎馬中心…もう一方は重歩兵中心…
どちらに味方すべき、か…」
そこへ、
「おう、あんたらも傭兵か?良いところに来たぜ!
俺たちジラル重装団に味方してくれりゃ報酬は弾むぜ!」
「おうおう!ならこっちに味方してくれよ!
俺たちディン騎兵団に味方してくれりゃ報酬は払うぜ!」
「どうする、ルフレ。どちらの味方につくべきか…。」
「どうしましょうか…」
どちらにも利点や不利点がある。
そのへ、
「ならさ、両方とも敵に回せばいいんじゃない?wwwwww」
なぜか笑いながらマークさんがやってくる。
スカラートさんでない、誰か。
ちなみに、ここしばらくマークさんは引っ込んでいるらしくスカラートさんが処理していた。
…おもに自分の天幕で隠れているけれど。
「つまり、両方まとめて倒すのか?」
「当然でしょwwwwこのままいけばまた繰り返すでしょうしwwww」
異様に笑っている気がする。
スカラートさんは謝ってばかりだけど。
「本気か?思い切ったな…
だが隠れている敵がいるかもしれん。それでもやるか?」
「大丈夫っすよwwww
騎兵側と重歩兵側で分ければいいですしwwww
指揮もクロムとルキナでわければいいじゃんwww
最悪、ルフレでもいいしww
あ、でも騎兵側に弓持ちいるんでwww天馬騎士は気をつけてなーwww
重歩兵側にはーあー…賢者もいるなぁ…
んじゃ、賢者の範囲に入らないようこちらも防御高めと回避高いやつで固めてから
魔法使えるやつらで重歩兵たおそーぜwww
ちなみに重歩兵側のリーダーは村の奥に、騎兵側のリーダーは林の奥にいるぜ☆
あと、壁の向こうの重歩兵側にタグエルがいるよwwww
あ、俺の名前はヴェルデっていうぜーww
こういうのは俺のほうが有利だから出てきちゃったぜ☆」
「……よくわかるな。」
クロムさんも私もびっくりです。
「んー、俺の個人スキルのおかげ、かな。
んでどーすんの?最終決定はお前にかかっているぜ。」
「…わかった、行こう!」
チーム分けをした。
重歩兵側はクロムさん、マークさん(ヴェルデさん)、カラムさん、ロンクーさん、フレデリクさん、ガイアさんといった防御or回避高い人たちと、
マリアベルさん、リヒトさん、ヘンリーさんといった魔法が使える人。
騎兵側はルキナ、私のほかにウードさん、アズールさん、ブレディさん、ジェロームさん、セレナさん、シンシアさんといった子世代の方に、
弓対策持ちのティアモさん、ホークさん、オリヴィエさん、ミリエルさんといった方々に分けた。
他にも記入していない人もいますけれど。
~マーク(ヴェルデ)SIDE~
まじでうけるwwwwwwwwwww
いつまでマーク、引っ込んでいるんだろうなーwwww
とちらにせよ、避けられないのにwwwwww
さーてと、こちらはっと。
「おい。」
クロムがタグエルの青年に声をかけていた。
「うひゃい! い、いきなり声をかけるなよな! 寿命が縮んだだろ!」
「目の前に立って声をかけただけで、怯えながらキレられたのは初めてだ。」
俺も見るの初めてだわーwwwwww
「れ、冷静な切り返し…大物の風格だな…
戦ったら寿命が縮みそうだ…」
「なあ、死ぬのが怖いなら降伏してくれ。無用な血は流したくない。」
「わ、わかった!あんたの言うとおりにする!」
切り替え早いwwwwwwww
さくっとそれぞれの作戦をやって終わったころ――
「クロム様、戦闘は終了しました。
これで、ひとまず村に被害が広がることもないでしょう。」
フレデリクがやってきた。
「そうか。しかし、なぜこんな争いが起こったんだ?」
「戦乱の世では、無理もないでことです。
畑を耕せば荒らされ、物を売れば奪われる…
それならいっそ、山賊や傭兵にでもなった方が良い。
今、各地では武を売りにする傭兵団があふれ返っているそうです。」
「平和が来ない限り…状況は変わらないということか。
なら、俺たちが取り戻すしかないな。その平和を。」
「はい、クロム様。」
そこへ村人がやってくる。
「傭兵団をまとめて追い払っていただき、ありがとうございました。
あの乱暴者たちには困っていたのです。こちらはお礼です。」
「わかった。ありがたくもらっておく。」
その背後でさっきクロムが声かけたタグエルの青年――シャンブレーが母親のベルベットと再会していた。
さあて、あとは王都に帰るだけだな☆
今回からマークの他人格(性格)が登場して本人でていません(笑)
それぞれの特徴はこちら。詳しくはみんなの部屋にて書き込みます。
・スカラート
『封印の剣』の世界を旅した人格(性格)。
マークと比べて謝り癖がある。
個人スキルとして攻撃が必ず勇者系の武器と同じになる、つまりどんな武器でも最低2回、最大4回攻撃、勇者系の武器を持てば(物語で持つことはないだろうが)8回は攻撃できる。
チートだわ…ただでさえチートなのに。
名前つけたのは…正直考えていないけれど、たぶん主人公。
・ヴェルデ
『烈火の剣』の世界を旅した人格(性格)。
マークと比べて笑いの沸点が低い。が、真顔になると何かあると定評(by知り合い一同(烈火組))。
個人スキルとしては他の人格(性格)と比べて視野が広く、俯瞰で見ることができる。
詳しく言うならば他皆は飛行ユニットの力を借りて上空から見ることと、ヴェルデ本人は力借りなくても上空から見ることができる。
ついでに、ほかは建物内は遠くからしか見れないが、ヴェルデ本人には俯瞰で見れば上空から見れるらしい。
つまり、建物内でもマップ見係(他より優秀)。
名前つけたのはおそらく、緑髪の女の子だと思うの。
以上です。
今回でたダジャレは半分以上は私の趣味ですが、半分くらい伏線です。
あの先輩は素晴らしいと思うんだ。ぜひネタ帳見せてくださいと言いたいくらい。
ちなみに職場でFEのことを知る先輩がいました。
封印と聖魔のカセット(略して5千円ほどのチョコレート)をお借りしました。
プレイしようにも今は他にはまっているものがあって…。
お返しするのはだいぶ先ですと言ってあるので大丈夫だと思いますがね。
では今回はここまで。
答えられる範囲内ならば、質問もある程度受付ますのでお気軽に。
一言感想くださればなによりです。