ファイアーエムブレム覚醒 ~虹が生み出した物語~   作:ユイリー

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外伝1:弱き者、それは

別名:クロムとドニの(主に会話の)独擅場(二人だから意味は違うが似たようなものだと思ってください)

外伝は出現した頃に書きます。
いつこんなことがあったかはゲームでも不明ですが、
こんなこともありましたよ、な感じで。
おまけのような感じですが、今後は出てくるでしょうし、
出てこないときもあります。

というか、外伝は主にクロム主体だからマイユニの会話組み込みが難しい…。
なので今回足らずも外伝ではルフレの台詞が少ないかも。
え?マーク?ほぼオリキャラだから問題ない(キリッ)



第6話

 

~ルフレSIDE~

 

今回は偶然にもクロムさんたちと出会ったあの町から右(東)の方角にある島に来ていた。

そしてそこでなべをかぶった少年が真っ青でやってきた。

 

「お…お願いだべ!おらを助けて…助けてくだせぇ!」

 

「なんだ?」

 

突然少年は助けてといった。

その原因がすぐ分かった。

その後ろから山賊がやってきたからである。

 

「待てよ、オラッ!」

 

そこにクロムがかばう。

 

「なんだぁ、てめぇ!邪魔するつもりかぁ!?

 …ああっ!て、てめぇはっ!」

 

山賊はクロムの顔をみて驚く。

 

「どうした。来ないのか?」

 

「くそっ…!」

 

そう言って山賊は逃げていった。

 

「さっきの男はなんだ?なにがあった?」

 

「えうっ…あ、あの…」

 

クロムはさっきの少年のほうをみるが恐怖で何も言えてない。

 

「大丈夫か?落ち着け。名前、言えるか?」

 

「ど…ド、ドニ…だべ。

 そ…そこの村に住んどる…村人…だべ。」

 

後ろでマークが

 

「ドドニっていうのかぁ…変わった名前だね。」

 

「そんな名前じゃないでしょー!ドニって言っているじゃないの!」

 

とボケ発言をしてリズが突っ込んでいた。

そんな声を無視してクロムは少年――ドニに聞く。

 

「よし、ドニ。事情を話してくれるな?」

 

「あ、あいつ、山賊なんだべ!おらの村をいきなり襲ってきただ!

 おらはなんとかここまで逃げてきたけんど、

 他のみんなは…奴らのアジトへ連れていかれちまった…

 お願いだべ!みんなを…

 村のみんなを助けてくだせぇ!」

 

「山賊か。どんなところにもこの手の輩は絶えないな。

 わかった、俺たちに任せてくれ。道案内を頼む、ドニ。」

 

「あ、あぁ!恩に着るべ!」

 

ドニの案内で私たちはそのアジトへ向かうことになった。

 

案内されていくうちに空はだんだんと暗くなり、夜になていた。

 

「こ、ここが奴らのアジトだべ…」

 

「わかった。行くぞドニ。」

 

「…おらが!?…でも、おら…戦ったことなんて…」

 

クロムさーん…なんでもかんでも共に行こうとしないでくださいよ…

と思ったが口には出さなかった。

 

「そうだったのか、すまん。ならここに残れ。」

 

「お…おら、母ちゃんを助けたい…でも…でも…!

 おら…ただの村人だべ…うまくできる自信がねぇ…

 おらがもっと強かったら…あんたらみたいに、強かったら…!」

 

「いや、強くなるんだ。今から。」

 

「今から…?」

 

「そうだ。最初から強い人間なんていない。最初から何でもうまくいくわけじゃない。

 だけど、強くなりたいなら変わることができる。

 今のお前には、お前にしかできないことがある。」

 

「う…うぅ…

 ……わかったべ。

 …ただの村人にだって…おらにだって…できることがある…!

 おらはおらの、できることをするべ!」

 

入り口に立ち、皆が準備する。

 

「みんな、準備はいいか?」

 

「…いよいよだべ…ごくっ。」

 

「マークさん、敵の職業はわかりますか?」

 

「そうだねぇ…アーチャーがちらほらいるからスミアは下げて。

 あとはほとんど戦士ばっかりだから攻めるなら剣を持ったほうがいい。」

 

「わかった。いくぞ!」

 

 

こちらに警戒しているが、視界に入ってこなければどうということはなく、

みんなの協力ですぐに倒すことができた。

 

「やったべ!おらたち…あいつらに勝ったんだべな?」

 

「そうだ、ドニ。お前は勝ったんだ。」

 

「あっ、母ちゃん!」

 

そこへドニの母親がやってきたようだ。

 

「あぁドニ、無事だったべか!よかった…本当によかった。

 村とこの子を救ってくれて、ありがとうございます、クロム様。

 さあ、ドニ。あんたからもクロム様に、ちゃんとお礼を言うべ。」

 

「クロム様。村を救ってくれて、ありがとうございますだ…!」

 

「いや。俺たちは手を貸しただけだ。村を救ったのはお前だよ、ドニ。

 これからもお前は強くなれる。その強さで、村と母さんを守ってやれ。」

 

クロムは立ち去ろうかと思ったがドニに呼びとめられた。

 

「あ!待ってくだせぇ、クロム様!」

 

「どうした?」

 

「…お願いが、あるんだべ。

 おらも…クロム様と一緒に…一緒に行かせて欲しいんだべ。

 お願いします!」

 

「ドニ!なにを言い出すべか!」

 

「おらは、もっと強くなりたい。この村をひとりで守れるくらい。

 今までずっと自信がなかったべ。おらにできることなんて何もないって。

 でも、おら…おらにできることをもっと追いかけてみたいんだべ!」

 

「そんな…農作業しか知らねえあんたじゃ、こんな立派な方たちのお役には…」

 

「俺はかまわない。

 ドニは、自分にできることで俺たちを助けてくれた。」

 

「本当ですか…そんな…クロム様に、ここまで言ってもらえて…

 いつのまにこんなに大きくなって…もう、子どもじゃないんだねぇ…」

 

「母ちゃん…」

 

「…行ってらっしゃい、ドニ。

 あんたが強くなって帰ってくるの…お母ちゃん待ってるべ。

 楽しみにして、待ってるべな。」

 

「…あぁ!いってくるべ、母ちゃん!」

 

「ドニ…無事に帰ってくるんだべよ…」

 

ドニの母親はクロムたちと共にいく息子の安全を祈った。

 

ドニと母親のやり取りに…

 

「いや~仲良きことは良いことで~」

 

マークがそう発言し、

 

「親子に兄弟…いいですね…」

 

私はそう発言した。

ところで最近マークの性格が分からなくなってきました…。

なぜでしょう?

 





今回はここまで。

外伝は本当に外伝で、特に外伝3は短いと思います…。
戦闘シーンが苦手な私に書けることは多分会話。
それなのに今回はクロムとドニの会話だけ。
寂しいです。
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