「えーっと…」
確かここら辺だったはずなんだけどなぁ…
「あっ…ここかな?」
チリンチリン
「いらっしゃい」
「すいません、お電話頂いた井之頭なんですけども、ここで合ってますかね…?」
「井之頭…ああ!井之頭さんですか!お待ちしてました!」
よかった、合ってた
「どうぞどうぞ、お座り下さい! ちょ、ちょっとカタログ取ってくるんで待っててください!」
「あっはい」
行っちゃった…すぐ戻ってくるかな?
にしても…良い雰囲気の店だな…
「お待たせしました! えーっと…これなんですけど」
「あー…置き時計ですか」
「でですね、このカラーカスタム料500円て書いてるんですけどこれって何色でも大丈夫なんですかね?」
「これは…ちょっと…確認しましょうか」
「お願いします」
えっと…電話番号が…っと…
プルル…プルルルル…プルルルル…
『はいもしもし』
「すいません、私井之頭という者なんですが『はいなんでしょう』カタログにカラーカスタム料って書いてるじゃないですか『ええ…書いてますね』このカラーカスタムって何色でも大丈夫でしょうか?」
『大丈夫ですよ、あのー原色大辞典…だったかな?ネットで調べてもらったらそんな感じのサイトがあるんで、そこにカラーコードって言う#から始まるコードが書いてるんでそれを書いて発注してくれればその通りに出来ます』
「そうですか、分かりましたありがとうございます『はいどうも』では失礼します」
ピッ
「どうでした?」
「なんか、カラーコードって言うのを書いてれば大丈夫だそうです」
「カラーコードですか」
「はい、ちょっと待ってください」
先週新しく買ったばかりのノートパソコン、早速出番が来たぞ
「えーっと…このサイトの…#から始まる…これですね」
「あー、それを書けば良いんですね」
「そうらしいです」
「触って大丈夫です?」
「ええ、どうぞ」
「壁の色に合わせたいんで…この色とこの色が2つづつでお願いします」
「分かりました、じゃあ少々お時間を」
「はい!」
「よし、お待たせしました」
「あっ!終わりましたか!」
「はい、これで大丈夫ですね」
「ありがとうございます! ちなみに代金は…?」
「物と一緒に収納代行で使うような紙が届くと思いますのでそれで支払いをして頂けば大丈夫です」
「分かりました!」
「注文は以上で」
「はい、これだけです」
「では、私はこれで」
「はい!ありがとうございました!」
チリンチリン
よし、これで今日の仕事は終了
今は…1時前か…うーん
お腹が空いた…
「よし」
店を探そう
まずは左右どっちに行くべきか…
今日は…右で
蕎麦屋…今日はなんとなくご飯の気分だからまた後日にしよう
イタリア料理もなし、寿司…って気分でもないんだよなぁ…
なにか変わった店があればいいんだが…ん?
「上海料理…?」
上海ってことは中華だよなぁ…いやまて…わざわざ上海料理を名乗るということは何かがあるはず…
気になるが…中は普通…
「あのぉ~」
「えっ…あっはい」
「入りたいんですけど~」
「あっ、すいません」
チリンチリン
「いらっしゃいませー」
「やっほー千早ちゃん! 今日も─
この子達は…765プロのアイドルじゃないか
しかも全員いる…
765プロ御用達の中k…上海料理店か……よし、今日はここに決めた
チリンチリン
「いらっしゃいませー お一人様でしょうか 」
「あー…はい」
「ではお好きな席へどうぞー」
やっぱり内装はふつ…ん?
あれは346プロの高垣楓さんか?
トップアイドルまでくる店…期待が高まる
「はい、御絞りとこっちの透明のが水で茶色いのが麦茶です、烏龍茶もありますがそちらは有料です 注文決まったら呼んでください」
「はい」
さて、メニューは…1番人気が麻婆豆腐定食か、あとは…餃子定食、天津飯…キムチ鍋…? キムチって韓国…
他には…焼売、小籠包に北京ダック…上海蟹もあるな
う~ん悩む…
チリンチリン
「いらっしゃいませー」
「麻定の3 2つ」
「麻定時間かかりますけど大丈夫ですか?」
「えっ どうする?」
「小籠包とかいいんじゃない?」
「あーね、じゃあ小籠包は?」
「小籠包ならすぐできますよ」
「おっ えっと…「俺は2つ」 じゃあ小籠包4つで!」
「麻定の辛口2つと小籠包4つですね おばーちゃん!小籠包4つ!」
あっ小籠包、個数指定できるのか…よし
「すいません」
「はーい 注文ですね」
「えっと…麻婆定食を」
「麻婆定食ですね 辛さはどうしますか?」
「辛さは…「かっらぁぁぁああ!!!!」ん…?」
「大丈夫ー?」
「かりゃい…」
えっそんなに辛いのか…
「えっと…あれは?」
「あれは特辛ですね メニューには載ってない裏メニューです」
「なるほど…」
裏メニューなんてあるのか、でも今回は普通の辛さで…
「ちなみに普通ってどれになりますか?」
「中辛が普通ですね」
「じゃあ…中辛でお願いします」
「はい中辛ですね」
「あと…小籠包を2つと…北京ダックってどんなのですか?」
「北京ダックは…まぁ屋台で売ってるような感じのですね」
「あぁ…じゃあそれを1つ」
「はい」
「えーっと…とりあえずこれで」
「はい 麻婆定食の中辛が1つ、小籠包が2つ、北京ダックが1つでよろしかったですか?」
「はい大丈夫です」
「かしこまりました、では少々お待ち下さい」
よし、あとは待つだけ
「千早ちゃん!ご飯おかわり!」
ん?おかわり…? あっご飯2回までおかわり無料って書いてる
ん、なにか話してるな…
「───今何時ですか?」
「えっと…12時?」
えっ…今午後1時過ぎ…
あっ…おんぶして出て行っちゃった
「間に合うのかしら」
「まぁ大丈夫じゃないかな?」
「なによそれ」
「ご馳走さまでした」
『はやっ!?』
「しかし、これでは少し足りません…大将おかわり…!」
「おう、できてるよ」
『できてるの!?』
「うっうー、私もご飯おかわりですー!」
「ミキもおにぎりおかわりなの!」
「お待たせ、先に小籠包と北京ダックね」
「ありがとうございます」
待ってました、先に小籠包から…お酢と、醤油っと
「いただきます」
あっつ うん、やっぱり出来立てはうまいな
「はい、麻婆豆腐定食の中辛ね」
ついにメインの登場、見るからに旨いのがわかる色と香り
ん…!中辛だけどわりと辛い
ってことはあの特辛って相当辛いのか…よく食べるなぁ…って…あれは…倒れてる…
チリンチリン
「ただいま戻りました」
『早いよ!』
「いや、背負うものなければ5分もあればつきますし…」
旨かった
「ご馳走さまでした」
「すいません、会計を」
「はーい、978円になります」
「千円からで」
「はい、22円とレシートになります ありがとうございました」
チリンチリン
ふぅ…食った食った
流石アイドル御用達の店…また機会があればこよう
次回『約束』
???のうわさ
茶番書くのにすっごい時間かかる人がいるらしい