駄文短編集   作:完全怠惰宣言

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初回限定新規アニメーションを見て滾ってしまった結果の産物です。
色々と申し開きの仕様もありません。
筆不精なので、続きの予定が立ちません。
それでも良いから見てやんよという心の広い方はどうぞ。


境界線上のホライゾン ―道化師は喜劇を舞う―

第 劇 境界線上の対立者たち

 

 

 

副題「世界を巻き込んだ盛大にはた迷惑な親子喧嘩開始」

 

 

 

王の隣にはいつも道化師がいた。

 

道化師は自分の王と女王の生きるこの世界を喜劇として演じ切ることを誓っていた。

 

切欠はもうとうの昔に忘れていた。

 

王と女王の隣に立つことを許された道化師はふと背後を振り返る。

 

 

 

そこには

 

 

 

弁舌により政という戦場で戦ってきた色々と足りていない元男装政治家がいた。

 

 

 

軍師として戦場を駆け巡り手柄を上げ続けた厨二眼鏡オタクがいた

 

 

 

商人として金と会談により常に戦い続けた金に汚い腐れ守銭奴商人がいた。

 

 

 

そんな商人を支え続け常に笑顔を絶やさなかった金と旦那に狂った女がいた。

 

 

 

役職に相応しい一騎当千の身心育ちがいい天然系我侭うっかり脳筋娘がいた。

 

 

 

礼儀正しく真面目な努力家でありながら最近武蔵に染まってきた武人がいた。

 

 

 

巨大な両腕義腕に高い戦闘能力を有するどこか抜けた旦那LOVEの奥方がいた。

 

 

 

自身の技術を惜しみなく披露しながらも嫉妬と怨念に塗れた犬臭い忍がいた。

 

 

 

そんな旦那に嫁いだ純粋無垢だが天然で、無自覚に火種をばらまく聖女がいた。

 

 

 

豪毅かつマイペースで、悪びれない異端審問官の姉好き航空系半竜がいた。

 

 

 

そんな半竜と添い遂げるために出奔してきた武勇に優れた姉系ヒロインがいた。

 

 

 

黒魔術を行使する朗らかな笑顔が似合う陽気なクッション六枚翼の墜天がいた。

 

 

 

白魔術を巧みに操る奇腐人作家である濡れやすい黒髪黒翼の匪堕天がいた。

 

 

 

種族特性を生かし成長し戦場を共にした胸部装甲が不憫な銀狼の騎士がいた。

 

 

 

武神の肩に立っている機関部で働く右腕義腕のクールな姉御肌の少女がいた。

 

 

 

無垢な命を愛でる生命礼賛、否、幼い子供をこよなく愛すロリコンがいた(死ね)。

 

 

 

色の濃い肌に頭にターバンを巻いている存在感梅組最強の少年がいた。

 

 

 

人当たりがよく精神面で頼りになる全裸マッスルのインキュバスがいた。

 

 

 

漢らしい性格の子供から慕われる耐久値皆無のスライムがいた。

 

 

 

上半身裸でバケツヘルムを被った意外と豊かな表現をする大柄な少年?がいた。

 

 

 

口数少なく無愛想な職人気質だったがキャラ崩壊してしまった現在、よく笑い無駄に爽やかになった少年がいた。

 

 

 

真面目で明るいが見た目が幼く、背も低いが胸も薄い色々と貧しい従士がいた。

 

 

 

権限の奉還と能力の封印を行い還俗した色々天然な車椅子を押した少女がいた。

 

 

 

車椅子に乗り「???」を抱かかえる歯に衣を着せぬ物言いをする心優しい少女がいた

 

 

 

盲目でありながら誰よりも優しく、誰よりも仲間を信じる前髪教の女神がいた。

 

 

 

涙を流しながらも帰る場所を守り続けてくれた欲望駄々洩れの巨乳の巫女がいた。

 

 

 

咲き誇り皆を鼓舞し続けてきた淫乱かつ我が道ノンストップの天鈿女命がいた。

 

 

 

種族も性別も縁を結んだ時間すらバラバラだが何においても頼りになる仲間が自分たちの後ろにはいつもいてくれた。

 

そして、道化師は改めて横を向く。

 

 

 

そこには、昔と違い自動人形の身体を得た初恋の義妹が無表情決めてお茶を飲んでいた。

 

そこには、馬鹿でお気楽で無能扱いされているが実際はどうか不明な親友がいた(全裸で)。

 

 

 

「ん、おぉぉぉい、どしたよ親友」

 

 

 

感慨深そうにため息をついてしまった道化師に全裸の王が声をかける。

 

 

 

「あー、いやな世界の命運をかけて戦う場であることはわかっているんだがな。

 

 なんつうか、こうさ「世界の行く末を決めるための壮大な親子喧嘩に巻き込まれる皆様が哀れですね義兄様」言うなよホライゾン」

 

 

 

道化師の言葉を横からバッサリと女王が斬り付けて持って行ってしまった。

 

 

 

「まぁ、そうだな、しかもこの親子喧嘩の原因の9割がオレ等だぜ親友。

 

 割合分配するとお前が6割だけどな」

 

「言うなトーリ、考えないようにしてるんだから」

 

「ですが、あちらの“要求”も考えるとこちら側の“皆様”の“殺る気”が良い具合で上昇しておりますので、えぇ可愛い姪甥義妹共々好かれているようでホライゾン的には鼻が高いです。決して、決して後数年は義兄様の膝枕を独占したいなどと考えておりませんので気楽に観戦させていただきますが」

 

「ホラ~イ~ゾ~ン、よければこのオレの膝枕が空いて「全裸の方はご遠慮します」チキショー、親友悔しいから後で「いいから真面目に宣誓しろ馬鹿」義兄妹揃ってオレのセリフに被せるなよ」

 

 

 

なんとも締まらないが、いつも通りの空気に周囲からも笑い声が漏れている。

 

それでも、これがオレ達で、ココがオレのいる場所なんだと思い知らされる。

 

 

 

「ほんじゃま、さぁてさて、世界賭けた親子喧嘩になってきた部分もあるけど取り合えずリ・ベ・ン・ジ、リベンジ!!いつも通り挑戦者で行こうぜ“オレ達”」

 

「”初心忘るるにべからず”、でござるなトーリ殿、勝って夫婦円満家内安全幸せ家族計画でござるよ」

 

「ま、一回負けてしまっていますから、例えここで完敗させられても“要求”を呑むだけですので、気が楽ですね。リラックスリラックス」

 

「ダメですよホライゾン、絶対勝ちますよ、今回は絶対に何があってもどんな手を使ってでも何をやらかそうとも勝ちますよ絶対に」

 

「んふ、まぁ善いわ、愚弟・おバカ後ろでこの賢き姉「賢姉」が応援してあげているんだからサブくないように頑張るのよ。おバカは私を抱きしめて暖房替わりでもよくってよ」

 

「とは申しましても、現在外気温はマイナス70℃前後と判断できます、お姉ちゃんとしてはあまり無茶をしてほしくないと考えております―――以上」

 

「「「「「「「「―――以上」」」」」」」」

 

「なるほど、マイナスだけに「正純、頼む、黙れ」なんだよマサムラ私も少しは緊張を解そうとしてだな」

 

「何、正純今何言おうとしての戦闘前に凍死させる気なのアァン」

 

「ガッちゃんドウドウ落ち着こうよ、そろそろ装備の準備しようよ。あの子たちに思い知らせたいし」

 

「ですわね、それにあちら側もそろそろ我慢の限界のようですしね」

 

「ほんじゃま、親友よ最後にビシッと決めてくれい」

 

「ホントにお前らは・・・・・・・・。良いか最低でも全員生存、最高で全てを丸く治める、いつも通りで難しいけどよろしく頼む」

 

 

 

これはありえたかもしれない歴史の歩み。

 

 

 

「大罪術式」

 

 

 

道化師という役割を得た存在が王や仲間と共に最善を目指す物語。

 

 

 

「神演ノ鬼札クラウンクラウン、発動」

 

 

 

夢現ゆめうつつの境界で描かれる大衆演劇。

 

 

 

「さぁ、世界を賭けた盛大な親子喧嘩、始めようか」

 

 

 

お気に召すなら足を止め彼らの舞台をどうかご観覧していっていただきたい。

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