とある真っ白兎による未来改変   作:ヒトノミライ

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とある3期が面白くて勢いで執筆。



始まりの終わり:オワリノハジマリ

 

 

 空を埋め尽くす黒い軍用ヘリ。

 餌に群がる蟻のようにぞろぞろと歩み寄る不格好なパワードスーツ。

 それらが大きな音を立て、空を裂き地を揺らしている。

 それらはすべて、自分に向かってその矛先を向けている。

 この世界を一変させているこの光景をぼんやりと眺めながら、俺は思った。

 

 ―――あぁ、今なら真に理解できる。この力はいずれ、本当に世界を滅ぼしてしまうかもしれない、と。

 

 

 

○●○●○●○●○●○●

 

 

 

 ごく普通の人生だった。ありふれた人生だった。広く浅い友人関係、平均よりやや下の学力。そこそこの高校を出て、専門学校に進学し就職。別に不満はなかった。就職先は給料は安かったがほぼ毎日定時には帰れたし、有給だって別にいやな顔をされずにとれた。

 

 今を思えばこれは恵まれた環境だったのだろう。実家暮らしだったのもありアニメやラノベといった趣味にお金をつぎ込めた。

 今日も帰宅時に勝ったラノベの新刊をバックに積め、少し気分よく帰路についていた。

 別に注意不足だったということもなかったはずだ。横断歩道は青になっていたのはきちんと確認していた。

 運が悪かった、といえばそれまでだろうが信号無視して突っ込んできた白いバンに轢かれ、俺の意識は途絶えた。

 

 

 

 

目が覚めるとそこは見知らぬ天井だった。

 そして小さくなった体。きょろきょろとあたりを見渡すが、俺と同じくらいだと思われる子供たちが雑魚寝していた。窓から入る日の光から考えて、おそらく昼寝だろう。

 

これが俗にいう転生というやつか!

 

 柄にもなく興奮する自分がいる。当然だろう。最近アニメなどでよくやる転生に自分が体験するとは思ってもみなかったし。まぁそういった妄想はよくしていたが。

 

 これからどうするかうんうん悩んでいるいると、窓から入るポカポカした日差しとお子様ボディも相まってうとうとしてきた。そしてあっという間にこてんと倒れ、すやすやと夢の中へと旅立った。

 睡魔には勝てなかったよ……….。

 

 

 

 

 あれから数か月たった。この世界のことは大体理解できた。この世界は【とある魔術の禁書目録】のようだ。まぁ超電磁砲の可能性もあるが。

 だってテレビとかから『学園都市』やら『超能力』といった言葉が飛び交い、外にはドラム缶の形をした自動掃除ロボ。これはとある世界で確定だ。

とあるについてはそこまで詳しくはない。原作(新薬10巻まで)を読んだのも10年近く前だし、アニメも見ていたので大体の話の流れとかは知っているが、細かい部分はさすがに覚えていない。だが超電磁砲にも登場したものは結構詳しく覚えてる。

 

だからわかってしまった。俺が『置き去り』だってことに。

 

いや『置き去り』はヤバいって。俺の記憶通りなら、毎回人体実験とかで悲惨な目にあっているんですが。良いイメージは全くない。

だが幸いにも今生の俺の頭は良いようで、演算能力・記憶能力等が突出している。超能力開発での能力強度は頭の良さが重要だったはず。ならそれを鍛えていけば、一応能力開発とかは行われる筈だからそこでlevel4程度の能力が発現できれば、少しは明るい未来があるかもしれない。

 

この孤児院には流石学園都市といったこところか、いろんな参考書などあり学ぶに困ることはない。だから今日も今日とてえっさえっさと勉学に励んでいる。

一週間後には能力開発を受けると孤児院の大人達は言っていた。これまで鍛えてきた頭脳がそこで発揮されなければ未来は絶望だ。

 

なんとしても生き延びるんだ………。

 

 

 

 

 

To Be Continued___

 




早足。
次回はもうちょい文字数多くしたい……。
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