「はいどうも皆さんこんにちは! 中川かのんです!
第3回キャラクターコメンタリー、スタートです! パチパチ~」
「2人だけで拍手してもな…
と言うか、こういうのってゲストとか呼ばないのか?」
「う~ん、案はあった、って言うか最初は桂馬くんもゲストで『私と誰か』っていう組み合わせでやる予定だったみたいだよ」
「予定ねぇ……」
「その時の第2回のゲストは『頭を打って記憶の一部を失ったエルシィさん』だったんだけど……」
「いやに具体的なゲストだな」
「女神モードじゃない小悪魔のエルシィさんを出したかったみたいだね。
でも、桂馬くんの時と違ってあんまり会話が広がらなくて……」
「あいつにまともなコメントを求めるのはお前でも無理だったか……」
「そういう訳で、結局私と桂馬くんで回す事になったみたい。
私としても桂馬くんと2人っきりで嬉しいよ」
「……僕達2人が固定として、その上でゲストを呼ぶとかはしないのか?」
「だって、3人以上だと台本形式にしないと誰が誰の台詞か分かりにくいじゃん」
「そういう理由なのか!?」
「割と重要な理由だよ。
だって、台本形式になったらスペースの関係で私の名前が『中川』って苗字呼びされるか、あるいは『かの』って中途半端に区切るはめになるんだよ!!」
「『かのん』にすると3文字のスペースが必要なのか。
確かに少し見づらそうだな」
「うん。筆者さんとしてもどういうレイアウトにするか無駄に迷うし、無駄に作業が増えるからやりたくないみたいだね。
それじゃ、今日も始めていこう! VTRスタート!」
『……あれ? 駆け魂を放置したらどうなるんだ?』
『あれ? 言ってませんでしたっけ?』
『悪人の魂だという事しか聞いてないな。だよな?』
『うん、そうだね。何か悪者だから倒そう……ってくらいしか』
『そうでしたか。えっとですね。駆け魂を放置すると育ってゆき、やがて隠れた女の子供として転生します』
「例の問題発言だな。結局どういう解釈が正しいのやら」
「アニメ版ではハクアさんも言ってた台詞だけど、『隠れた女の子供として転生する』っていう言葉をどう解釈すべきかが問題だね。
筆者さんの場合は……
『隠し子として転生』と読み替える。
『父親に認知されてない子供として転生』
『父親が不明な子供として転生』
『父親不在で転生』
『処女懐胎?』
って事になったらしいよ」
「お、おう……」
「他には、ある読者さんが他の案も出してくれてたね。
輪廻転生システムを乗っ取って、本来供給される『浄化された新しい魂』を押しのけて転生するっていう案を。
この場合は、普通に結婚して子供が生まれる時にその中身が悪魔って事になるね。
嫌な話だね……」
「……そうだな」
「本当に転生するまで放置する展開は原作でも本作でも無かったもんね。
首輪を壊した今の私たちなら駆け魂の成長を見守る事もできるけどそんな事をする気は無いし……」
「……意外と平気そうだな。お前」
「え? うん。だって、終わった事を気にしててもしょうがないもん。
後遺症があるわけでも……あれ? 無いよね?」
(無いはずだ)
「うわっ、メルクリウスさん!?」
(あの程度の魂が深刻な影響を残せるとは思えん。
気になるなら一応後で診察させてもらうが、必要は無いだろう)
「う~ん……分かった。ありがとう」
「2人きりじゃなくてメルクリウスはちゃんと居るんだな」
「今までも居たはずだよね。最低限だけ喋るって事かな」
『あ、あの……桂馬くん』
『どうした?』
『あの……手、握ってて欲しいの』
『……』
「……あれ?」
「どうした?」
「この時の桂馬くん、直接手を繋いでるのに反応してない」
「ああ、それか……単純に僕のペースで行動してるからだろう。
お前から突然握られたら多分振り払ってる」
「……ちゃんと桂馬くんからの行動を待って良かった。ホント」
『僕も最初はそう思ったが、この状況にもっと適したルートがある』
『……?』
『それは……『許嫁ルート』だ!!』
「原作者による神のみの次の作品『なのは洋菓子店のいい仕事』が無かったら絶対に思いつけなかった。
というのはうちの筆者の言葉だな」
「言葉さんに感謝だね」
「今回の章のサブタイトルもかなり影響を受けて……と言うかほぼ丸パクだな。
『許嫁の物語性』というタイトルの論文(?)を言葉が書いていた」
「本章のサブタイは『許嫁の定義と物語性』だったね」
「定義という言葉を足しただけだな。
まぁ、本章の場合はその『定義』が非常に重要だったわけだが」
「この章が終わった後の私による桂馬くん攻略でも『許嫁』っていう属性はすっごく役に立ってるよ。
焦らずにじっくりと時間を重ねて進めていく。それが大きな武器になるから」
「原作でヤンドルとか言われてた頃とは大違いだな……
ホント見事なもんだよ」
「積極性も大事だとは思うけど、桂馬くんを振り回すだけじゃ攻略なんてできないからね~。
私たちの関係はあくまでも対等。そうでしょ?」
「……ああ。そうだな」
『ペンダントは、協力者の一人である中川かのんの為のものだ。
羽衣と同じ素材でできており、必要となる魔法をいくつか入れてある』
「思えばここがインフレの始まりだったんだな……」
「筆者さん曰く、自分にはヒロインをインフレさせる悪癖がある……らしいよ。
前作でもヒドい事になってたし。
この時点で既に私が魔力と理力を使う予定だったらしいから、明らかに確信犯だね」
「確信犯って本来別の意味だが……まあいいか。
って言うかこの時点で決まってたのか」
「当時は『理力』って言葉は知らなかったらしいけどね」
「あ、私と桂馬くんが一緒に登校してる。
う~ん、微妙に距離が遠い。もうちょっと頑張ってよ私!」
「映像に言ってもしょうがないだろうが。
と言うか普通に手を繋げる距離だぞ? これ以上近づく気か?」
「うん。事故を装ってキスができるくらいの距離が理想かな!」
「おいコラ、事故を装ってキスする気満々じゃないか!」
「うぅ~、だって、桂馬くんったら私を放っておいて他の女の子とばっかりキスしてるんだもん!
私を放っておくなんて、バカじゃないの!?」
「強引に紫音の台詞に繋げたな……」
「駆け魂攻略の為のキスだから仕方ない事は分かってるけど……ちょっと嫉妬してるっていうのはホントだよ」
「そう言われてもな。『じゃあ今からキスするか』っていうのも違うだろ」
「うん。そんな一方的に施されるだけのキスなんて要らないよ。
自分で勝ち取ってこそだね!」
「フン。期待せずに待っておこう」
「ところで、この時も訊いたけど、桂馬くんの好きな女の子ってどんなタイプなの?」
「あの時も答えたが、そこに女子が居るなら、僕はいかなる相手でも攻略する」
「でもそれってゲームの話だよね。現実の女の子だったら?」
「……
好みも何も無いだろ」
「う~ん……じゃあ質問を変えるけど、素直な私とツンデレな私だったら?」
「ん? 素直ってのは大体いつも通りとして……ツンデレだとどんな感じになるんだ?」
「そうだね……コホン。
桂木桂馬、人前ならともかく2人きりの時はあんまり馴れ馴れしくしないでよね。
私たちはあくまでも偽の恋人、他の宿主たちを牽制する為だけの演技なんだから」
「ふむ……
そうか。偽の恋人作戦はそこまで嫌だったか。
お前にこれ以上迷惑をかけるわけにはいかない。あいつらにはちゃんと真実を話すよ。今まで悪かったな」
「んなっ、ちょっと! 何を言ってるの!? バカじゃないの!?
別に嫌だなんて一言も……」
「え? 嫌じゃないのか?」
「っっっっッ! かっ、勘違いしないでよね!
女神だのなんだの良く分からない疫病神がキライだから嫌がらせの為よ!
決してアンタなんかの為じゃないわ!!
……こんな感じかな♪」
「即興でよく組み立てられるもんだな」
「それ言うなら桂馬くんもよくアドリブで合わせられたね」
「似たようなキャラはゲームで300人は見たからな」
「なるほどね~。で、感想は?」
「ツンツンされても本音が分かってるからな……大きな差は無いが、まぁいつものお前の方が良いな」
「そっか……分かった。じゃ、いつも通り話すね。
か、勘違いしないでよね。桂馬くんに好かれる為にやってるんだから!」
「……そこは勘違いしようがないな」
『二人とも、お風呂沸いたからどっちか入っちゃいなさい』
『……エルシィ、先入ってくれ』
『は~い、それじゃあお先に頂きますね』
「文字だけだと分かりにくいけど、ここに居るのはエルシィさんじゃなくて変装中の私だね」
「……この場面は確か……っ!」
「あれ? どうしたの桂馬くん」
「い、いや、何でもない。
ちょっとトイレに行ってくる」
「分かった。じゃあ映像止めとくね」
「え、止められたのか……?」
「うん。あとトイレは反対側の出口だよ。脱出経路を探しても良いけど無駄だから早く帰ってきてね」
「……行ってくる」
~しばらくお待ち下さい~
「……ただいま」
「お帰り~。じゃあ続きだね。
……あれ? 私がお風呂に入った後に桂馬くんも洗面所に入ってる。
歯ブラシを咥えてても歯磨きせずにずっとゲームやってる。
あ、エンディング。でも2つ目のソフトが……
…………けーまくん。どういう事かな? 私の目にはお風呂の扉の前で出待ちしてるように見えるんだけど」
「そうか。不思議な事もあるもんだな」
「そうだね~。あっはっはっはっ」
「ははははは……」
「……桂馬くん。責任取ってもらうからね」
「い、いやいや待て待て! ちょっと待ってくれ!
あの時の事は……」
『きゃぁぁぁぁぁぁあああ!!!』
『あばばばばばばば!!』
「……と、即座に電撃を喰らった事でチャラのはずだ!」
「桂馬くん……私の裸はそんなに安くないよ!」
「いやいや、十分だろ! 一瞬チラッと見えただけだし、お前のスタンガンのせいでデータが飛びかけたしムチャクチャ痛かったぞ!
それにだ……」
『あの、桂馬くん、ごめんね。怪我してない?』
『ああ。大丈夫だ。こっちこそ済まなかったな』
『ううん、大丈夫だよ。
よく確認しなかった私も悪かったんだし』
「と、このようにお前の口から許しが出ている」
「うぅぅ~……どうして許しちゃったの、この時の私!」
「あえて真面目に答えるなら僕に嫌われたくなかったからだろうな」
「依存……かぁ。
この時から桂馬くんは気付いてた……と言うか確かめる為にあんなイベントを仕掛けたんだよね?」
「正確には距離感を測る為だな。
お前の事は最初は攻略対象としては見てなかったせいで正確な好感度が分かってなかった。
だからあのイベントからの反応で様子を見たわけだ」
「おかしいな。普通に犯罪のはずなのに筋が通ってるように聞こえる」
「犯罪スレスレの事故だからこそという面もあるな。
極端に攻撃的な反応から無関心まで、取る対応の候補が幅広いからこそソナーイベントとなり得る」
「事故……?」
「故意だとバレなければ事故だな」
「……私も事故を装って何かやってみようか」
「やめい!」
『きょ、今日も良い天気だね桂馬くん!』
『……おい、緊張しすぎだ』
「記念すべき私たちの初デートだね!」
「あの時は結構大変だったよな……」
「桂馬くんが『デゼニーシーを1日で全制覇』なんて無茶な目標立てるからだよ……
楽しくはあったけど一部のアトラクションが全く記憶に残ってないよ」
「……今度時間があったらまた一緒に行くか?」
「えっ、いいの? って、あれ? 桂馬くんがデートに誘ってくれた!?
ど、どうして……?」
「……なんとなくだ。
あの時とはまた違ったものが見えるかもしれないからな」
「……きっと見える。ううん、見せてあげる。
桂馬くんの許嫁としてね」
「場面は夕方か。そろそろ終わりだね」
「そうだな」
『良いわけが無い! これで終わりなんて嫌だ!』
「攻略が終わったら私たちの関係も終わり。
記憶も失って元の関係に戻る……か。
結果を知ってるからこそ呑気にコメントできるけど、あの時は凄く怖かったよ」
「だろうな。
ゲームでも記憶喪失というのは軽度なものから重度なものまで結構よく出てくるテーマだ。
人為的な記憶喪失と、それに対する恐怖というのはよく理解している」
「そこに付け込もうとするくらいだもんね。そりゃ知ってるよね」
「何だ? 怒ってるのか?」
「ううん、だって、桂馬くんは励ましてくれたから。
全力で記憶を取り戻して追いついてみせろって」
『どうすれば良かった、か。
なら、全力で記憶を取り戻せ』
『え!? そ、そんなの無理だよ』
『ったく、僕の事が好きだと言うならそれくらいやってみせろよ』
『でも、だって……』
『……中川、お前は僕の攻略を2週間だけだがずっと側で見てたよな?』
『うん』
『僕の事は信用しているか?』
『当然だよ!』
『なら僕からアドバイスだ。
僕を落としたかったら、僕の度肝を抜くような事を成し遂げて見せろ!』
『度肝を、抜く?』
『ああそうだ! お前はさっき言ってたな。『迎えに来てほしい』って。
僕はそんな事をするつもりは無い。
お前から僕に追いついてみせろ!!』
「……これか。
今だから言うが、この僕の台詞はその場凌ぎの出まかせだ。
本当に記憶が戻るなんて思っちゃいない。ただの詭弁だ」
「嘘だとしても、それは桂馬くんから出た言葉。
桂馬くんが私にくれた大事な言葉だよ」
「……フン」
「また照れてる。ホント素直じゃないね」
「…………
ちなみに、連載当初からかのんが『自力で記憶を取り戻す』というのは確定だったらしい。
『そもそも記憶が奪われない立ち位置を自力で獲得する』なのか、『物語後半でなんやかんやあって取り戻す』かは未定だったらしいが。
あくまでも連載当初の話で、この話を書いてた頃には前者に決まってたようだな」
「自力……一応自力なのかな?」
「『女神の宿主として記憶を与えられた、悪く言えば運が良いだけの存在』とは明確に分けたかったらしい。
それに、『女神が居る事』はストーリー上のヒロインとなる役には立っても僕のヒロインになるのには毛ほども役に立たないとか何とか」
「原作でも6人の宿主とはくっつかなかったもんね……」
「6人も居る時点で特別でも何でもない。
原作のあいつは攻略の記憶が無いにも関わらず恋愛をした存在だからこそオンリーワンの存在になれたんだろう」
「って事は……私も記憶を失ってた方が都合良かった……?」
「いやいや、お前の場合は『女神に頼らず記憶を自力で勝ち取った』上に『僕に勝つ事で立場を対等にした』とかいうオンリーワン過ぎる立場を獲得してるだろ」
「そっか……それもそうだね」
「かのんに女神が居なかったのはそういう物語の都合上のメタな理由もある。
『メインヒロインをかのんにする』事も連載当初から決定してたらしいしな」
『……桂馬くん』
『どうした? 自信が無いか?』
『……やっぱり私、桂馬くんの事大好きだよ』
『なっ!』
『ありがとう、桂馬くん。
必ず
『……まぁ、期待せずに待ってるよ』
『最後に一つだけ、お願いしていいかな?』
『どうした?』
『『かのん』って、呼んでほしいの。一度だけで良いから』
『……かのん』
『ありがとう、桂馬くん。
絶対に、また会おうね!』
『……ああ』
「ここに限った話ではなく、と言うかうちの筆者の書く話全般で『呼び方』というのは結構迷うらしい。
僕は原作において基本的に攻略ヒロインは下の名前で呼び捨てだ。
だが一部例外もある。長瀬先生とかな」
「明らかに目上の人をいきなり下の名前で呼び捨てにしてたら流石に神経を疑うよ……」
※ 公共の場だけでなくエルシィと2人きりの時の会話でも『長瀬』呼びを確認できました。
「当然だが攻略ヒロインでない相手、例えば二階堂は『二階堂』と呼び捨てにする」
「それもどうかと思うけどね……」
「そういった理由から筆者の判断としては『攻略ヒロインでもない顔見知りの女子』くらいであれば普通に名字呼びだろうと判断したようだ」
「ちひろさんの事かな!」
「お前の事だ。
というわけでお前の攻略編が始まるまでは遠慮なく『中川』と呼ばせてもらった」
「それは分かるけど……私の攻略が始まったら『かのん』呼びになるんじゃないの?」
「その時の事はそこまで詳しく覚えてないが……
簡潔に言うと、距離を掴み損ねてたからだな。
『今から恋愛するぞ』という状態でいきなり呼び方を変えてどういう反応になるか予想が付かなかった」
「でも、その距離感も例のイベントで調べたんだよね?」
「予想以上に近すぎたからむしろ遠ざけるべきだと判断した結果だな。
最後には名前で呼んだのは……最後だからこそのおまけだ。
……だったはずなのに、とんでもなく重要な伏線になるんだもんな……」
「筆者さんは全く想定してなかったってハッキリ言ってるよ」
「この段階で分かって話書いてたらバケモノだろ」
『♪~♪♪ ♪♪~♪♪ ♪♪~♪♪~♪~♪~♪♪~
♪♪~♪♪~♪♪~ ♪♪♪♪~♪♪~♪♪~』
「言うまでもないと思うけど、ここで私が歌ってる歌は『らぶこーる』だよ。
アニメ版の私のエンディングでも流れた歌だね。
"♪"と"~"しか使ってないけど、大体合ってるはずだよ」
「本サイトでは著作権の関係で歌詞の掲載は禁止。
但し、曲名のみは可だ。
まぁ、抜け道もあるらしいが……詳しくは知らん。今後執筆する予定がある人は自分で調べてみてくれ」
「最後の『あなたに』は歌詞なんじゃないかという気がしないでもないけど……」
「いやいや、アレはアニメ版ラストの台詞の引用だろう。決して歌詞ではない!」
「……そいういうコトにしておこっか。
ここまで神経質になる必要も無いと思うけどね」
『あの、桂馬くん。
私、ここ一週間の記憶が曖昧なの』
『……そうか』
『でもね、3つだけだけどはっきりと覚えてる事があるの』
『3つ?』
『まず、『私の中に駆け魂が居た事』、次に『桂馬くんがそれを何とかしてくれた事』』
『……3つ目は?』
『それはね、『桂馬くんにお礼を言う』って事』
『……』
『だから、言うよ。
ありがとう、桂馬くん』
『……ああ。どういたしまして』
「……問題の台詞だな」
「懐かしいなぁ。ここから始まったんだね」
「これが嘘だったって事だよな。完全に騙された」
「黙ってたらきっと疑われるから、率先して嘘を吐かせてもらったよ。
アイドルの演技力を舐めないでね!」
「確かにな。自力じゃ絶対に分からなかっただろう」
「桂馬くんに本気で疑われたら多分騙し通せなかっただろうけどね」
「そもそも疑わせなかったのはお前の実力によるものだろう。
見事だった」
「……それもそっか。
ありがと、桂馬くん」
「もうこんな時間か。
それじゃ、今回はここでお別れです!
次回、『属性定義と心のスキマ』は来週お送りします」
「ランダム抽選が始まる前の最後の固定ヒロインだな。
あと、本作では唯一となる小説版のヒロイン。
どうなることやら」
「それでは、また来週~」