魔法×転生×ハンター(仮)   作:世界の疲労者

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序章に引き続き、原作介入までの序盤部分ですね。


魔法使い

気がついたら元の部屋のソファーで寝ていた

さっきの男もいない

夢を見ていたのだろうか

「ふぅ、生きてるか」

安堵のため息

「縁起の悪い夢だ、疲れてるのかな?」

起きて改めて回りを見渡しても特に変わった様子もない

何もすることもないのでテーブルにあったジュースを飲もうとしたら扉が開いた

 ガチャ

入って来たのは先生…じゃなかった

「あら起きたの?体は大丈夫?」

全く知らないおばさんがいた

 

**********

 

俺は森の中で意識を失っていたらしい

それを見つけたおばさんが自宅に連れ帰ってきたと言っていた

体の斑点を見て怪我人と勘違いしたとも言われた

そして俺は身寄りのない子としてお世話になってる

あれから2年経った

ここでの生活で解ったことはいくつかある

まずここが元の世界ではないこと

言葉は通じているが文字も違うし、日本もその他の国も存在しないみたいだ

ちなみに今いる地域はドーレという港町

それと俺自身の体の事

体力や筋力がかなり高くなってる

拾ってくれたおばさん、リリさんにお世話になっているのだが家の手伝い含めて雑用をやっている

最初はリリさんも子供のできる手伝いなんてたかが知れてるとは思っていたみたいだがけっこう重い荷物でも普通に持てた

店のお使いで酒瓶5ケースとかを担げた時は自分が驚いたくらいだ

しかも成長してるのか今では体力筋力共に町一番だと思う位にはなってる

 

そして…異能力

 

 

***********

 

まだこの世界にきて一月位の頃

リリさんと一緒にドーレ近くの山に向かった

知人が暮らしていると言っていた

着いてしまうと特にすることもなく、リリさんが話をしている間に森の方に入ってしまった

子供の気まぐれというのか…

そしてキツネグマに遭遇した

 ゴオォォーー

 グルルルゥ

 バキッバキバキバキ

 グォォォーーーーー

巨大な野獣の接近と近くの木々を薙ぎ倒す凶悪な牙に足がすくんですぐに逃げる事ができなかった

目の前にいるキツネグマになすすべもなく食い殺される

その予想される未来に絶望より心の声が勝った

「死にたくない!死ねない!」

恐怖で押し潰されそうな中叫んだ

俺が最後の希望

 シャバドゥビタッチヘーンシーン

 シャバドゥビタッチヘーンシーン

 フレイム・プリーズ

 ヒーヒーヒーヒーヒー

何故そうしたかはわからないが体が勝手に動いていた

いきなり装着されたベルトに指輪

流れるような動作でベルトに指輪をかざす

赤い円陣形の模様が体を通過して

俺は変身した

 

***********

 

この異能力にはちょっと見覚えがあった

施設にいたときは自分もだがまわりはみんな子供

日曜日の朝から施設の子供は全員TVの前

【仮面ライダーウィザード】

俺は別に好きで見てた訳じゃないので内容はうる覚えだ

同室の子達が見てたのを一緒に見てたくらいだから

魔法使いの仮面ライダー

冗談みたいな異能力

肉体的な事も確かに凄いことだが…

まぁありえない成長でもないと思う…たぶん

でもこれはあきらかに常軌を逸してる

しかも使うとかなり疲れる

あの日もキツネグマを倒した瞬間に疲労感で倒れた

目を覚ましたら、また部屋にいてかなり怒られた

リリさんが探しに来てくれて倒れた俺を運んでくれたらしい

キツネグマの死体の側で倒れてたからかなり心配をかけたみたいで申し訳ない

 

今はだいたい一時間位維持できるようになったし、その後もいきなり倒れたりしなくはなったけど…

 




そんなに強くない主人公にする予定です。
【仮面ライダーウィザード】の能力って原作100%だとチートになりえるので。
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