魔法×転生×ハンター(仮)   作:世界の疲労者

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物語がそろそろ動き出します。
原作感が全然ないのに3話目です。


別れと始まり

俺は家を出る事にした

とりあえず今後の目的も決めている

ハンター試験…

これに合格できれば俺でも身分証明ができたり、いろいろと優遇されるらしい

難関中の難関と言われる試験らしいが俺には魔法があるから大丈夫だと思う

それに落ちたら落ちたでも困らない

この町を離れる事には変わらないのだから

別に家を追い出された訳ではない

ここでの生活も2年も経つとリリさんと俺はかなり家族のような関係に近づいていた

元々外面は良かった方なので見た目はともかくトラブルらしいトラブルもなかったのだが…

それでも安心感と信頼は得ようと思って得られるものではなかった

施設でもそれは同じだった

先生はいたが俺を個で見ていたのではなくて群で見てた

同室の子供達にもずっと気味悪がられていた

でもリリさんは見知らぬ俺を助けただけでなく

時には心配したり

時には怒ったり

一緒にご飯を食べたり

体調を崩せば看病をしてくれたり

はじめての経験だった

だから大切だった

だからこそ気づいた

「ねぇリリさん?最近何かおかしいよね?」

リリさんが山の知人宅から帰ってきた日に意を決して聞いてみた

「それに私の方を見て考え事してるみたいだけど…やっぱり迷惑かけてるよね?」

たぶん今の俺なら一人で生きてく事もできるとは思う

リリさんが困っているなら出ていくのは問題ない

「何を言ってるの!?」

リリさんは怒っている

でも知ってる

「私の事で町でいろいろ言われてるんでしょ?」

何処から来たかわからない

目付きの悪い気持ち悪い体をした子供

魔獣が化けてる

直接言われてはない

きっとリリさんが守ってくれていたんだと思う

それでも限界があるんだろう

予想できる事だ

俺だけじゃなく、今後はリリさんも標的になりつつあるのだろうと

「だから出て「だめ!行かせない」

抱きしめられた

「引っ越そうか」

 

***********

 

「これも試すか」

 コネクト・プリーズ

魔法陣から出てくるバイク

「名前忘れたけどバイクまで出るのは便利だな」

乗れるのかが心配だけど後で練習しよう

 

 ドライバーオン

 シャバドゥビタッチヘーンシーン

 シャバドゥビタッチヘーンシーン

 フレイム・ドラゴン

 ボウボウボウボウボウ

「な!?く、解除」

いきなり目眩がした

急激な疲労感が襲う

「ハァー、ハァー、しんどい」

かなり体力を持っていかれたようだ

TVの内容を思い出して順番に試していたのだが

確かに普通の変身でも疲れたけど大した事なかった

だが今使ったドラゴンの指輪は無理だ

持って1分というところか

TVでは確かかなり強かったはずだけど使いこなせなければ意味ない

「よっこらしょ、これはしばらく封印だな」

ため息をつきながら地面に腰を下ろす

「結局使えるのは4つの変身と11個の魔法、3体の召喚だけか」

まぁ本来ありえない力がこれだけ使えればすごいと思う

この力があれば死ぬこともないだろう

他にも役に立つはずだから少しでも鍛えておいた方がいいかもしれない

「もう少し練習しとくか」

 

ーなぁ聞いたか?ー

ーあいつだろ?リリさんの所のガキー

ーあぁ、猟師のおっちゃんがあいつの腕が大きくなったの見たってー

ー実は俺も見たー

ーえ?ホントかよ?どんな感じなんだ?ー

ー銃みたいなのを撃ってたんだが普通の弾じゃなかったー

ー武器まで持ってんのか、怖いなー

ーそれと姿が変わったんだよー

ー変わった!?ー

ーそ、それって人に化けた魔獣なんじゃないか?ー

ー……………ー

 

人に見られていた

人の口に戸はたてられない

そして人は勝手に俺に恐怖した

 

***********

 

「ここじゃなくても生活できるし、どうせなら都会の街にでも行く?」

抱きしめながらそう言うリリさんに俺の答えは決まっていた

「ごめん、リリさん」

そっと離れた

離れないと決心が鈍りそうだから

「リリさん、今までありがとうございます」

泣いていた

「私、いや俺が一緒にいたら、リリさんを危険な目に合わせると思う」

泣いてるのは俺なのかリリさんなのか

「俺は親がいないから、これがそうなのかはわからないけど…リリさんがお母さんなら良いと思った」

きっと二人ともだ

「いつか戻ってくる…その時はその…母さんと呼んでいい?」

もう一度抱きしめられた

「ユウ…あなたは今までもこれからも大事な息子よ」

温かかった…

 




次からはハンター試験ですね。
原作キャラはどこからにしようか迷い中です。
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