魔法×転生×ハンター(仮)   作:世界の疲労者

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やっと原作キャラ登場
主人公の絡みはどうなる


選択と旅立ち

 ドキドキ

 ドキドキ

「ドキドキ2択クイィィーズ!!」

これが何度目かは忘れたけど毎回驚かせる必要あるのか疑問だ

「お前たち…あの一本杉を目指してんだろ?」

 

***********

 

俺が山の一本杉に向かったのはリリさんが教えてくれたからだ

山にいたリリさんの知人はハンター試験のナビゲーターをしてるらしい

ハンター試験は試験会場にたどり着くだけでも困難なはずなんだが俺は運が良かった

道も分かるし会場までは大丈夫だろう

そんな事を考えているといきなり声をかけられた

「お前の事は聞いとるよ」

目の前に立ち、俺を通せんぼする老婆と変なマスクを着けたやつら

「ここを通る為には本来はあるクイズに答えて正解しなくてはいけない」

もしかして道中にも試験官がいるのか?

けっこう面倒だな

「ではそのクイズを出して貰えますか?」

いつもの外面モードで話す

余計なトラブルを避ける為にフードを深くかぶり手足も見えないようにしているので怪しい風体なのはしょうがないが

「ユウだろ?リリの息子の」

一瞬知り合いかとは考えたが多分違うだろう

町の噂をある程度聞いてるのだろうか…

「そうですが?まさか素通りして良いとかですか?」

場合によっては別の道から行くしかないのかもしれない

「今は通せないよ、もちろんここ以外の道を使ったら即失格とする」

こちらの考えを先読みされたかのように言ってくる婆さん

ちょっとイラッとくる

「力づくで通れっていうなら相手になるけど?」

睨み付けながらゆっくりと近づいていく

 ザワザワ

婆さん以外のやつらが慌ただしくなっている

「無理矢理通っても失格とする」

足を止める

どうしろって言うつもりだ?

試験もしない

退く事もできない

かといって強行突破も不可となると…

「それはハンター試験を諦めろと?」

 

***********

 

三人組の受験者は2択クイズを沈黙で正解した

いや、1人激昂して婆さんに攻撃を仕掛けた奴がいたが

スーツ姿の男の一撃を猫目の青年が受け止めた

「なぜ止める!?」

「落ち着けレオリオ!」

「せっかくの合格を棒にふる気か?」

レオリオと呼ばれた男が疑問に顔を歪めた

そろそろいいだろう

「話の途中ですがちょっといいですか?」

婆さんの後ろから声をかける

「!?君は?」

青年がこちらを向く

「はい、私はユウといいます。クイズに正解したあなた方と一緒に会場に向かう予定の者です」

これが俺に与えられた課題

というよりも運の要素が大きい

通過者がいたら一緒に行く

もし1人も該当者がいなければ失格

「あなた方は正解しました…沈黙!それが正しい答えです」

スーツの男は信じられないというような顔をしてる

「このクイズに正解なんてありません!しかし回答は2択、つまり答えられないという沈黙しかないのです」

青年の方は気づいていたみたいだがあえて説明する

 ギギギギギ

「道はこっちだよ」

隠し扉があいて婆さんが促した

「ユウ、この子達と一緒に行きな」

「わかりました、では行きましょう」

先を歩くが後ろで少年が唸っている

「うーんダメだ!どうしても答えがでないや」

今まで一言も話していなかった少年

俺と同じ位の年か

「ハハハ、まだ考えてたのかよ!もういいんだぜ!」

「でもどちらを選んでも正解じゃないけどどちらか必ず選ばなくちゃならない時…どうする?」

少年の言葉に衝撃を受けた!

考えても見なかった

確かに…

いつかあるかもしれない別れ道

母さん…

 

***********

 

「あの子は行ったよ」

「…ありがとう母さん」

私は三年前のハンター試験で息子を失っている

遺体すら戻ってこなかった

だからあの子が私の所に来たときは息子の代わりという気持ちも確かにあった

でも今はあの子が息子とはっきり言える

そんなあの子に…ユウに私は酷い事をした

母さんに頼んで通常とは違う課題にした

できればあの子には試験を受けてほしくない

二度も息子を失いたくないから

そんな気持ちだった

失格になればそのまま戻ってくるだろうとも思った

母さんが言った

あの子を信じられないのかと

お前の息子だろうと

私はバカな母親ね

ユウは大丈夫

いつか帰ってくると言った

私はあの子を待っていればいい

 




今回も原作キャラはほとんど絡みなしでした
オリキャラである主人公を原作にどう馴染ませるかはこれからの内容次第になってしまうかもしれません
次回はちゃんと会話させたいな
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