「とりあえずその四肢をバラさせてくれないか?」
手術台のような台の上で手足をこうされていた。いや…なんでさ…
(ヤバいヤバいヤバいヤバい!よりにもよってアルケミストかよ!)
四肢が拘束されて身動きをとる事さえ出来ずに、冷や汗が止まらない。
「なぁ…なんで四肢を解体するんだ?なんの変哲もない手足だと思うが?」
「ん?冗談はやめろよ。どう見てもそれはハイエンドモデル用だぞ?まぁ安心しろよ…痛くしないから大丈夫だよ…」
アルケミストは何かの薬品が入った注射器を持ちながら少しづつ近づいて来る。
じわりじわりと近づいて来るアルケミストに恐怖を感じ思わず大声を出して助けを求めた。
「安心しろとか言っといて乱暴する気だろ!薄い本みたいに!クソっ!誰かー助けてくれ!」
叫んでも、一向に誰かが来る気配はない。それを良いことに、アルケミストはその注射針を俺の首筋に突き刺した。
(あ、ダメだわ。)
「少しおやすみスチュアート。何、意識が戻らないなんて事はない筈だよ。」
そう言いながら、中の薬品を少しづつ注入していくアルケミストに恐怖を覚えながら意識が消え……ない。
(…あれ?なんで俺起きてんだ?)
「……あれ?間違えたか?」
困惑したアルケミストの横から見えた薬品のラベルには『電脳強制シャットダウン用ナノマシン』の文字が。
(あぁ…なるほど、効くわけないわ。)
「あー、言い忘れてたんだが…俺ってそういうナノマシンが効かないようになってるんだわ。」
「ほう…じゃあ全部試してみようか」
そう言うと手当り次第にナノマシンを注射してこようとするアルケミストは気づかなかったようだった。
ロックした扉が開いたことに。
「なっ!?やめ、ガッ!?」
メイドのノーザンライトボムがアルケミストに炸裂したあああぁぁぁ!!
足がピクピクと動くだけ!完全にノックアウトです!
(ってそんな実況してる所じゃないやろ…あかん、そもそもメイドってあいつやん。俺のこと普通に知っとるやん。どうしよう…)
1.アルケミストを助ける←アルケミストはノックアウト状態
2.そのまま留まる。←何故自分から死にに行く?
3.逃げる←この手に限る。
(よしここから逃げるんだよ!クソっ!取れろこのポンコツが!さっさと外れろつってんだよ!!)
ガチャガチャと拘束具を外して扉に走るも…
ガシッと襟首を持ち上げられてしまった。
「さて処刑人からの報告でもしやとは思いましたが…やはり貴方でしたか。お久しぶりです、アレク。」
「あぁクソ…やっぱり覚えてんのか…代理人。」
(こりゃダメだ。終わった。死んだ、絶対死んだわコレ。)
スカートの中のサイドアームが火を噴く未来が見える。
ん?つまりサイドアームが展開された瞬間下着が見えるってことj
ゴンッ!
「痛ぇ!お前のパワーで拳骨とか加減を考えろよ!」
「馬鹿なことを考えてる暇があるとでも?ほら、行きますよ。」
襟首を掴まれたまま、何処かに連れていかれる。なぜ殺さないのだろうと疑問に思ったが、なすがままに連れていかれるのだった。
(いやアルケミストはあのままかよ…)
「えぇ、アルケミストはあのままでも大丈夫でしょう。」
…サラリと心を読むなし…
勢いだけが勢い余ってクオリティがどうなってるのか自分でもわからん…
感想やアドバイス等、あったらお願いします…