【警告!】
この作品は、かなり原作主人公側アンチ(作者基準)と、なっております。
故に、原作至上絶対主義…原作主人公マンセー原作ヒロインマンセーな諸氏皆様は、閲覧せず、即座にブラウザバックをお勧めします。
※今作品は、偶に本来ならば「~は」な文章を「~わ」と表現している事が有りますが、あれ等は全てワザと、意図的ですので、それで理解と納得、お願いします。
「な…何なのよーっ!!これわっ!!?」
都内某市に在る駒王町。
その町の やや真ん中に位置する、マンモス学校、駒王学園。
そして その、本校舎とは やや離れた場所にある、旧校舎と呼ばれる学舎の一室にて、1人の少女の激怒な声が響き渡った。
「「「…………………………。」」」
その様子を、何とも言えない表情で見ているのは、3人の若い男女。
憤怒な少女…リアス・グレモリーを部長とした、オカルト研究部の部員である。
「巫山戯ている…
巫山戯ているにも程があるわ!
この私を散々と虚仮にしてくれた発言の数々…万死に値するわ!!」
ノートパソコンを開き、リアスが目にしているのは、とあるサイトの掲示板に書き込まれた、とある地域の管理者に対する評価や意見の数々。
※※※
■上からの指示が無いと、管理者としての仕事、しないの?
先に はぐれの存在を感知して、事前に対応処理しとけっての。
全く…俺が先に動いてなけりゃ、あの町の死人、倍とは言わないが、3割増だぜ?
常日頃から、パトロール等に勤めてない証拠だよな。
■てっゆーか、死人出してる時点で管理者としてアウトーっ!!だよね。
しかも、その後の処理も、手抜きってか杜撰其の物。
身内を含む、被害者を知っている者に対して、その者に関する記憶を全て消し、あたかも『最初から存在していなかった』みたいな感じで済ませているし。
多分、当人は、『家族を悲しませたくない』とかほざく心算だろうが、被害者当人に対してのケアは、ナッシング。
死人に対しては、何も無しで良いとでも思ってんの?
バカなの?…ってか、バカだろ?
これさ、俺が、あの人達に報告して処理してなけりゃ、あの町って弔われない死者の魂が跋扈して、まさにゴーストタウンになってる所だぜ。
そーゆーの、全然、理解出来てないだろ?
■下っ端も同様。
それ等に気付いてないから、自分の主に突っ込まないんだろな。
無能の下っ端は、やっぱり無能?(爆)
■もしかして、脳味噌に届けるべき養分が全て、その御立派な お乳に行ってるんですかー?www
とある御方は、こう仰っています。
「胸ばかり太った無駄な肉、略して駄肉」
ん、上手い事、言う。
よし皆、今後は このサイトにて、彼女の事は、"駄肉姫"と呼ぶ事にしようぜ!
※※※
…等々、等々。
…一応、解説しておく。
とある地域…日本某所・駒王町
管理者…リアス・グレモリー
…の事である。
そして彼女は実は、人間では無く、"悪魔"と呼ばれる人に非ざる種。
他次元…とでも表現すべきか、悪魔、そして堕ちた天使達が住まう"冥界"と呼ばれる世界。
リアスは その世界で、それなりの名家であるグレモリー家の者である。
2年前、グレモリー家の時期当主としての修行の一環として人間界へ。
悪魔達が所謂"土着の者達"に対して何の断りも無く、勝手に自分達の縄張りを主張し管理者を名乗っている地域…駒王町へと、新たな管理者として、自身の下僕達と足を踏み入れていたのだが、どうやら管理者としての彼女を知る者からの評価は、芳しくない様だった。
「誰よ!?このサイトの主は?
見つけ出して、文句言ってやるわ!
ギャスパー!貴方なら、このページを作ったのが何処の誰なのか、特定出来るわよね?!」
「そ…それが…」
この管理者としての資質を問う様な書き込みの数々に、リアスの怒りは天元突破。
リアスの呼び掛けに、白金色のボブカットの少女…もとい、少年…ギャスパー・ヴラディが、自信無さげに答える。
曰わく、この一連の自分の主を、ボロクソに言われた投稿を偶々に見つけた少年は、既に発信元を調べてみたのだが、それ等は決して統一されておらず、北海道の一般企業から、沖縄県警本部、福岡県のネットカフェ…更には国内だけでは無く、スペインの一般人の自宅にアメリカ国防総省の統括室、果てには北○○の将軍様の私室…と、時と共に、本当に世界中の様々な場所のパソコンや携帯端末を発信源として、投稿されていたのだ。
「何なのよ!!
この【ガルーダ】って人物は?!
一体、何者なの!?」
「…とりあえず、只者では無いでしょう。
仮に これ等が全部 同一人物だとして、世界中の アチコチから書き込みなんて、少なくとも、転位術式に秀でているのだけは判りますわ。」
「…人間界から このサイトにアクセス出来る。
この時点で、相当な能力の持ち主だと思います。
尤も、この人物が"人間"だとは、限りませんが…」
「冥界のサイトですからね。
現在の冥界に不満を持つ者、若しくは反勢力の者と見るべきでしょうか。」
「…或いは本当に駒王町の住人で、部長が町の管理者と知っている者。
その上で、管理者として認めていない人物…?」
ガルーダと名乗るサイト主に憤慨なリアスに、リアス以上にグラマラスな黒髪の少女と、端正な顔立ちの金髪の少年が、件の人物に対しての印象を述べる。
「そうですわね…。
部長の容姿を駄肉www…と形容するから察するに、私達の事を それなりに知っている人物。
それに、あくまでも悪魔云々でなく、"町の管理者"に対しての発言…
駒王の生徒…でないにしても、駒王町に在住している者という事だけは、間違いないと思いますわ。」
「え?そうなの?…って朱乃!
貴女 今、"駄肉"で笑ったわね?!」
そして、黒髪をポニーテールに結った、やはり豊かな胸な少女…姫島朱乃が、自己分析を語り出した。
「この人物は、私達とは別に、この町の不法侵入者に対する、パトロールを行っている。
そして はぐれによる犠牲者達を、何処かの…恐らくは個人ではなく、組織に頼み、弔って貰う事で、その魂が町を徘徊しないように努めている。」
「…つまり この人物は、僕達が頼り無くて信用出来ないから、且つ自分が この町で平和に暮らしたいから仕方無く、行っているって言いたいのですか?」
「…そう思って、良いでしょう。
しかも、この書き込みに対する、肯定的と言いますか、好意的なコメントの数…」
「だ、黙りなさい!
ギャスパー!このコメントした者達も、特定しなさい!
こっちは冥界の住人でしょう?
一体どういう心算なのか、きっちりとOHANASHIしてあげるわ!!」
「ぶ、部長、それは止めた方が…」
「書き込みの内容は事実なのですから、そんな事したら、横暴貴族とか言われて、余計に評判を貶めてしまいますよぉ!」
「じ、事実って何よ?!」
朱乃の分析に、更なる怒りを爆発させるリアス。
その暴走に、ギャスパーと金髪の少年、木場祐斗が慌てて宥めに入った。
「…だったら!」
カタカタカタカタカタカタカタカタカタ…
キーボードを叩き、件のサイト掲示板に、自らが物申そうとしたが、
※※※
◇ちょっと!黙っていれば好き放題言ってくれて!いい加減になさい!!
◇え?もしかして駄肉姫本人?
◇だったら、どーなのよ?それと、駄肉言うな!
◇本人、キターーー \(゚∀゚)/ ーーー!?
◇スレ主さーん!見てるかーい?駄肉姫本人様、登場だよー!
◇いや、無い無い。
一応は純血の上級な貴族様なんだから、こんなサイト如きで、いちいち目くじら立てて文句言ってきたりしない。
◇こんなサイト如きって…ガルーダ氏に失礼だろ?
今すぐ謝罪しなさい。
◇すいませんした m(_ _)m
◇てゆーか、誰だよオマエ?貴族様を名乗るのは、流石にシャレにならないと思うぜ?なりすましや荒らしは、余所のアイドルとかの掲示板でやってくれ。
◇余所でもダメだろwww
◇荒らし、駄目。絶対!
◇その貴族様をディスるのは、無問題すか?(笑)
◇ディスるとは違うしょ?
喰王町の管理者としてダメダメらしいから、それについて意見や指摘してるんだし。
◇ ↑
"駒"王な。何を喰うつもりだ?
美味しいの?www
◇え?ごめん、マジ勘違い(笑)
◇真面目な話、一応は、あの町の管理者なんだろ?マジ本物さんが、自分の管理者(笑)っぷりを棚に上げて、わざわざ こんなサイトに文句言ってきたりはしない。仮にガチ者なら、リアルに無能だぜ。
※※※
「くっ…」
即座にサイト掲示板は、それに対する返信コメントで盛り上がるが、ネット住人達には、当人と信じて貰えず、なりすまし・荒らし扱いで、全然 相手にさせず終い。
「あ…?」
そんな中、パソコン画面を見て、木場祐斗が一言。
「部長…ガルーダが、新しいコメントを投稿しています。」
「はぁ!?こ、今度は何よ?!」
※※※
■当サイトに、ウェルカム駄肉姫当人?様。
駒王の管理者を名乗るなら、こんな駄サイト如き(orz)にコメントしてる暇があるなら、きちんと仕事、して下さい。
たった今、また町の人間を襲おうとしていた はぐれ悪魔、またまた私が始末しましたが、どうせ貴女、この侵入者に気付いてないんでしょ?
これじゃあ、本当に『自称:管理者(笑)』になってしまいますよ?
あ、今回、襲われた被害者の人は無事ですから、御安心を。
追伸。
はぐれの屍は、"何時もの場所"に棄てて置きましたので、後の処理は宜しくお願いします。
※※※
「なぁっ!!?」
どたどたどたどたどたどた…
その書き込みを見て、慌てて外に走り出る、リアス達オカ研一同。
「…………………………。」
「あ~らあらあらあら?」
「あははは…」
「ま…また、ですかぁ?」
旧校舎の正面玄関前、彼女達の視界に入ったのは、異形の者の屍が1つ。
部員達のリアクションからして、それは初めての事では無さそうだ。
「…って、前々からの これって、ガルーダの仕業だったんですね?」
「くっ…
毎回毎回毎回毎回毎回毎回毎回毎回!!
巫山戯ているのっ?!
ボンッ!!
怒声と共に、リアスの掌から特大の黒い魔弾が屍に向けて放たれ、それが着弾した屍は、その周囲、真円に抉られた地面と共に、跡形も無く消滅した。
「ハァ…ハァ…
ガルーダ…何処の何者かは知らないけど、絶対に所在を突き止めてやるわ!
そして…只では済まさない!!」
既に抗う事無い屍相手にも拘わらず、怒りの儘に、かなり本気の魔力の弾を撃ったリアスが、肩で息をしながら呟く。
その頃、部室の机に置かれたパソコンの画面、件のサイトに、新たなコメントが投稿されていた。
※※※
■そう言えば、俺が存在を感じたのは3日前なんだけど、駒王町に堕天使の一派が忍び込んでいる様ですが、駄肉姫と愉快な仲間達の皆さんは、それに気付いて、対策とか練っているんですかね?
自称:町の管理者(笑)として。
※※※
主役は次回から登場します。