ガルーダDxD(仮)   作:挫梛道

1 / 114
 
【警告!】
この作品は、かなり原作主人公側アンチ(作者基準)と、なっております。
故に、原作至上絶対主義…原作主人公マンセー原作ヒロインマンセーな諸氏皆様は、閲覧せず、即座にブラウザバックをお勧めします。
 
※今作品は、偶に本来ならば「~は」な文章を「~わ」と表現している事が有りますが、あれ等は全てワザと、意図的ですので、それで理解と納得、お願いします。

 


駄肉姫(笑)

 

「な…何なのよーっ!!これっ!!?」

 

都内某市に在る駒王町。

その町の やや真ん中に位置する、マンモス学校、駒王学園。

そして その、本校舎とは やや離れた場所にある、旧校舎と呼ばれる学舎の一室にて、1人の少女の激怒な声が響き渡った。

 

「「「…………………………。」」」

その様子を、何とも言えない表情で見ているのは、3人の若い男女。

憤怒な少女…リアス・グレモリーを部長とした、オカルト研究部の部員である。

 

「巫山戯ている…

巫山戯ているにも程があるわ!

この私を散々と虚仮にしてくれた発言の数々…万死に値するわ!!」

ノートパソコンを開き、リアスが目にしているのは、とあるサイトの掲示板に書き込まれた、とある地域の管理者に対する評価や意見の数々。

 

※※※

 

■上からの指示が無いと、管理者としての仕事、しないの?

先に はぐれの存在を感知して、事前に対応処理しとけっての。

全く…俺が先に動いてなけりゃ、あの町の死人、倍とは言わないが、3割増だぜ?

常日頃から、パトロール等に勤めてない証拠だよな。

 

■てっゆーか、死人出してる時点で管理者としてアウトーっ!!だよね。

しかも、その後の処理も、手抜きってか杜撰其の物。

身内を含む、被害者を知っている者に対して、その者に関する記憶を全て消し、あたかも『最初から存在していなかった』みたいな感じで済ませているし。

多分、当人は、『家族を悲しませたくない』とかほざく心算だろうが、被害者当人に対してのケアは、ナッシング。

死人に対しては、何も無しで良いとでも思ってんの?

バカなの?…ってか、バカだろ?

これさ、俺が、あの人達に報告して処理してなけりゃ、あの町って弔われない死者の魂が跋扈して、まさにゴーストタウンになってる所だぜ。

そーゆーの、全然、理解出来てないだろ?

 

■下っ端も同様。

それ等に気付いてないから、自分の主に突っ込まないんだろな。

無能の下っ端は、やっぱり無能?(爆)

 

■もしかして、脳味噌に届けるべき養分が全て、その御立派な お乳に行ってるんですかー?www

とある御方は、こう仰っています。

「胸ばかり太った無駄な肉、略して駄肉」

ん、上手い事、言う。

よし皆、今後は このサイトにて、彼女の事は、"駄肉姫"と呼ぶ事にしようぜ!

 

※※※

 

…等々、等々。

 

…一応、解説しておく。

とある地域…日本某所・駒王町

管理者…リアス・グレモリー

…の事である。

そして彼女は実は、人間では無く、"悪魔"と呼ばれる人に非ざる種。

他次元…とでも表現すべきか、悪魔、そして堕ちた天使達が住まう"冥界"と呼ばれる世界。

リアスは その世界で、それなりの名家であるグレモリー家の者である。

2年前、グレモリー家の時期当主としての修行の一環として人間界へ。

悪魔達が所謂"土着の者達"に対して何の断りも無く、勝手に自分達の縄張りを主張し管理者を名乗っている地域…駒王町へと、新たな管理者として、自身の下僕達と足を踏み入れていたのだが、どうやら管理者としての彼女を知る者からの評価は、芳しくない様だった。

 

「誰よ!?このサイトの主は?

見つけ出して、文句言ってやるわ!

ギャスパー!貴方なら、このページを作ったのが何処の誰なのか、特定出来るわよね?!」

「そ…それが…」

この管理者としての資質を問う様な書き込みの数々に、リアスの怒りは天元突破。

リアスの呼び掛けに、白金色のボブカットの少女…もとい、少年…ギャスパー・ヴラディが、自信無さげに答える。

曰わく、この一連の自分の主を、ボロクソに言われた投稿を偶々に見つけた少年は、既に発信元を調べてみたのだが、それ等は決して統一されておらず、北海道の一般企業から、沖縄県警本部、福岡県のネットカフェ…更には国内だけでは無く、スペインの一般人の自宅にアメリカ国防総省の統括室、果てには北○○の将軍様の私室…と、時と共に、本当に世界中の様々な場所のパソコンや携帯端末を発信源として、投稿されていたのだ。

 

「何なのよ!!

この【ガルーダ】って人物は?!

一体、何者なの!?」

「…とりあえず、只者では無いでしょう。

仮に これ等が全部 同一人物だとして、世界中の アチコチから書き込みなんて、少なくとも、転位術式に秀でているのだけは判りますわ。」

「…人間界から このサイトにアクセス出来る。

この時点で、相当な能力の持ち主だと思います。

尤も、この人物が"人間"だとは、限りませんが…」

「冥界のサイトですからね。

現在の冥界に不満を持つ者、若しくは反勢力の者と見るべきでしょうか。」

「…或いは本当に駒王町の住人で、部長が町の管理者と知っている者。

その上で、管理者として認めていない人物…?」

ガルーダと名乗るサイト主に憤慨なリアスに、リアス以上にグラマラスな黒髪の少女と、端正な顔立ちの金髪の少年が、件の人物に対しての印象を述べる。

 

「そうですわね…。

部長の容姿を駄肉www…と形容するから察するに、私達の事を それなりに知っている人物。

それに、あくまでも悪魔云々でなく、"町の管理者"に対しての発言…

駒王の生徒…でないにしても、駒王町に在住している者という事だけは、間違いないと思いますわ。」

「え?そうなの?…って朱乃!

貴女 今、"駄肉"で笑ったわね?!」

そして、黒髪をポニーテールに結った、やはり豊かな胸な少女…姫島朱乃が、自己分析を語り出した。

 

「この人物は、私達とは別に、この町の不法侵入者に対する、パトロールを行っている。

そして はぐれによる犠牲者達を、何処かの…恐らくは個人ではなく、組織に頼み、弔って貰う事で、その魂が町を徘徊しないように努めている。」

「…つまり この人物は、僕達が頼り無くて信用出来ないから、且つ自分が この町で平和に暮らしたいから仕方無く、行っているって言いたいのですか?」

「…そう思って、良いでしょう。

しかも、この書き込みに対する、肯定的と言いますか、好意的なコメントの数…」

「だ、黙りなさい!

ギャスパー!このコメントした者達も、特定しなさい!

こっちは冥界の住人でしょう?

一体どういう心算なのか、きっちりとOHANASHIしてあげるわ!!」

「ぶ、部長、それは止めた方が…」

「書き込みの内容は事実なのですから、そんな事したら、横暴貴族とか言われて、余計に評判を貶めてしまいますよぉ!」

「じ、事実って何よ?!」

朱乃の分析に、更なる怒りを爆発させるリアス。

その暴走に、ギャスパーと金髪の少年、木場祐斗が慌てて宥めに入った。

 

「…だったら!」

 

カタカタカタカタカタカタカタカタカタ…

 

キーボードを叩き、件のサイト掲示板に、自らが物申そうとしたが、

 

※※※

 

◇ちょっと!黙っていれば好き放題言ってくれて!いい加減になさい!!

 

◇え?もしかして駄肉姫本人?

 

◇だったら、どーなのよ?それと、駄肉言うな!

 

◇本人、キターーー \(゚∀゚)/ ーーー!?

 

◇スレ主さーん!見てるかーい?駄肉姫本人様、登場だよー!

 

◇いや、無い無い。

一応は純血の上級な貴族様なんだから、こんなサイト如きで、いちいち目くじら立てて文句言ってきたりしない。 

 

◇こんなサイト如きって…ガルーダ氏に失礼だろ?

今すぐ謝罪しなさい。

 

◇すいませんした m(_ _)m

 

◇てゆーか、誰だよオマエ?貴族様を名乗るのは、流石にシャレにならないと思うぜ?なりすましや荒らしは、余所のアイドルとかの掲示板でやってくれ。

 

◇余所でもダメだろwww

 

◇荒らし、駄目。絶対!

 

◇その貴族様をディスるのは、無問題すか?(笑)

 

◇ディスるとは違うしょ?

喰王町の管理者としてダメダメらしいから、それについて意見や指摘してるんだし。

 

◇ ↑

"駒"王な。何を喰うつもりだ?

美味しいの?www

 

◇え?ごめん、マジ勘違い(笑)

 

◇真面目な話、一応は、あの町の管理者なんだろ?マジ本物さんが、自分の管理者(笑)っぷりを棚に上げて、わざわざ こんなサイトに文句言ってきたりはしない。仮にガチ者なら、リアルに無能だぜ。

 

※※※

 

「くっ…」

即座にサイト掲示板は、それに対する返信コメントで盛り上がるが、ネット住人達には、当人と信じて貰えず、なりすまし・荒らし扱いで、全然 相手にさせず終い。

 

「あ…?」

そんな中、パソコン画面を見て、木場祐斗が一言。

 

「部長…ガルーダが、新しいコメントを投稿しています。」

「はぁ!?こ、今度は何よ?!」

 

※※※

 

■当サイトに、ウェルカム駄肉姫当人?様。

駒王の管理者を名乗るなら、こんな駄サイト如き(orz)にコメントしてる暇があるなら、きちんと仕事、して下さい。

たった今、また町の人間を襲おうとしていた はぐれ悪魔、またまた私が始末しましたが、どうせ貴女、この侵入者に気付いてないんでしょ?

これじゃあ、本当に『自称:管理者(笑)』になってしまいますよ?

あ、今回、襲われた被害者の人は無事ですから、御安心を。

 

追伸。

はぐれの屍は、"何時もの場所"に棄てて置きましたので、後の処理は宜しくお願いします。

 

※※※

                  

「なぁっ!!?」

                  

どたどたどたどたどたどた…

 

その書き込みを見て、慌てて外に走り出る、リアス達オカ研一同。

 

「…………………………。」

「あ~らあらあらあら?」

「あははは…」

「ま…また、ですかぁ?」

旧校舎の正面玄関前、彼女達の視界に入ったのは、異形の者の屍が1つ。

部員達のリアクションからして、それは初めての事では無さそうだ。

 

「…って、前々からの これって、ガルーダの仕業だったんですね?」

「くっ…

毎回毎回毎回毎回毎回毎回毎回毎回!!

巫山戯ているのっ?!

悪魔(ひと)を馬鹿にするのも、いい加減にしなさい!!!!」

 

ボンッ!!

 

怒声と共に、リアスの掌から特大の黒い魔弾が屍に向けて放たれ、それが着弾した屍は、その周囲、真円に抉られた地面と共に、跡形も無く消滅した。

 

「ハァ…ハァ…

ガルーダ…何処の何者かは知らないけど、絶対に所在を突き止めてやるわ!

そして…只では済まさない!!」

既に抗う事無い屍相手にも拘わらず、怒りの儘に、かなり本気の魔力の弾を撃ったリアスが、肩で息をしながら呟く。

 

 

その頃、部室の机に置かれたパソコンの画面、件のサイトに、新たなコメントが投稿されていた。 

 

 

 

※※※

 

■そう言えば、俺が存在を感じたのは3日前なんだけど、駒王町に堕天使の一派が忍び込んでいる様ですが、駄肉姫と愉快な仲間達の皆さんは、それに気付いて、対策とか練っているんですかね?

自称:町の管理者(笑)として。

 

※※※

 

 

 




 
主役は次回から登場します。
 
 
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。