ガルーダDxD(仮)   作:挫梛道

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女性陣のターン!
 


禍の談(笑)

≫≫≫

「う~む、てっきり猫姉妹ならぬ、発情した猫科の猛獣姉妹に襲われたとばかり思っていたら…」

「予想の斜め上だったね…」

「…放っといて下さい。」

「これからは、"師匠"と呼んでやるよwww」

「殴って良いか?殴って良いよな?!」

 

▼▼▼

「大体 白音ちゃんて背はチビッ子なのに、どうして そんなに胸が大きいのよ!?」

…サトルがライザー達から尋問(笑)されていた頃。

白音と黒歌は亡命悪魔女子達との会話に興じていた。

それは何時の間にか話題が胸の大きさの話となり、元・駒王学園1年の…慎ましい胸をした…少女が白音に ややキレ気味で、不条理とばかりに尋ねる。

彼女…仁村留流子からすれば、背丈は自分の方が高いのに、明らかにバストサイズでは自分より勝っている同級生に、納得が行ってない様子だった。

 

「黙れ処女っ子。

それは勿論、この胸にはサト君への愛が詰まっているからです。

いーえ、正確には、サト君から愛を一杯(いーっぱい)に詰められているからです。」

「「「「「ま゙?!」」」」」

「ふっ!」

すると白音は、それに対して勝ち誇ったような どや顔で応えていた。

それには質問した当人だけでなく、他のソーナ眷属も その意味を理解すると同時、顔を真っ赤にして固まってしまう。

 

「サトルは昔っから、ドスケベだったにゃ。

10才の頃から私や白音の おっぱい、揉み揉みしていたにゃ~♪」

「「「「「「「「「「え゙ぇえーーーーーーーーーぇっ??!」」」」」」」」」」

そして続く黒歌の言葉に、今度は その場の女子殆どが声を上げて驚いた。

 

「じゅ、10才って…」

「小学4か5よね?!」

「大丈夫です。その頃は まだ、直で無くて服の上からでしたから。」

「「「そりゃそーでしょーよ!」」」

「…あ、でも一緒に お風呂入った時は、直揉みの後に ちゅーちゅーされてたにゃー。」

「ドスケベサト君です。

私や姉様のアソコをチラ見しながら、アソコを元気にしてました。」

「「「「ぅおをお゙ぉいっ!?」」」」

「大体 白音さんも黒歌さんも、そそ、そーゆーのって、平気だったのですの?」

「別に? 『仕方無いなぁ…』ってのも有りましたが、それでも大好きな男の子にされて、少しだけ恥ずかしいけど…普通は寧ろ嬉しいと思うのですが?」

「サトルだからにゃ~♪」

「それと、勘違いしないで下さいよ?

当時は まだ、()()迄してた訳じゃないですから。」

「「「「「「「当たり前よ!」」」

           でしょ!」」

           だ!」

           ですわ!」

何気に色々と曝されているサトル。

…と言うか、お題(テーマ)がサトルと猫姉妹の過去に移行していた。

因みに白音に突っ込みを入れているのは、未だ()()()なソーナ眷属の皆さん、そして金髪ドリルの少女。

 

「ガルーダさん、なかなか やるわね!」

「男の子ですからね。」

「えっちぃです。」

「ライザー様も そんな感じでしたね。」

「確かに少し早い気もしますが。」

「「「「少し処じゃないから!」」」」

一方、既に()()()()なライザーやディオドラの眷属達は、笑いながら聞き入っている。

 

「てゆーか神代君、実は兵藤並みに むっつり?」

「おい貧乳処女(るるきち)、サト君をあの性犯罪者と同じみたいに言うのは止めて貰おうか?」

「だにゃ!

確かにサトルはドっ変態だけど、それは私達に対してだけだにゃ!」

「ごめんなぃ…って、い、今、()()()()()()()()()()()()()ぁ?!」

「ふっ!」

その後の仁村の発言に、白音は少しだけ本気で怒り、その返しに対しての赤面しての彼女の突っ込みに、白音は またまた勝ち誇った どや顔で切り返す。

 

「因みに、最初に最後迄()()のは、小学6年の時ですね。」

「「「「「「「「「「え゙っえぇえぇえ゙ーーーーーーーーーぇっ??!」」」」」」」」」」

そして更なる爆弾を投下する白音。

これには その場の者が再び大絶叫。

 

「しょ、しょしょ…小6って、12才よね?」

「はい。でもサト君は誕生日が まだでしたから、11才ですね。」

「流石に それは、早いだろ?!」

「…因みにイルネルって、初めては何時頃だったっけ?」

「14の時だよー。」

「悔しー。先越されてたー。」

「【凶報】我が主より、強者が存在していた件www」

「て、てゆーか、どうやったら その年で そーゆー展開になるんですか?」

「ふっ、恐らくは初めて発情期となり、どう抑止したら良いか分からない時に、ガルーダ殿を襲った…と云った処だろ。」

「ち、違いますよ!そんな時は前々から、きちんと1人で鎮めてましたよ!…って、ななな、何を言わせるのですか?!」

「ほほぅ?…それなら どういう経緯で そうなったか、話して貰おうか?」

「どうせ黒歌さんも、その時 一緒だったんでしょ?」

「「に゙ゃっ?!」」

「本当に そうだったんだ…」

「さあ、洗いざらい、全てを話すのよ!」

「「も、黙秘権は…」」

「「「「「「「無い。」」」」」」」

 

 

◆◆◆

以下、白音の証言。

 

 

それは ある晴れた日の学校の帰り道、公園の茂みの中で大学生か社会人かが、合体してるのをサト君と2人で目撃してしまって…

だけど流石に()()は、お子様ながらに見ちゃいけないモノだと思い、逃げる様に走り去って帰宅した訳ですが…

あ、因みに その頃は、修行の関係でサト君は私の実家(京都)に住んでいました。

そして その後、『アレって本当に気持ち良いのかな?』…って話となり、互いに悶々としてしまい…

 

 

 

≫≫≫

「あの時はビックリしたにゃ。

家に帰って部屋に入ると、いきなり白音とサトルが裸になってて、互いのアソコを舐めたり銜えたりしてたからにゃ~!」

「"檜佐木〇兵"ってゆーヤツだな!」

「…で、それを止めるで無く叱るで無く、自分も素裸(すっぱ)になって乱入しました、まる…と。」

「そりゃ勿論だにゃ。」

「で、でも、神代君と東絛さんは同い年だから、まだ良い…ぃぇ、良くないですが、黒歌さんは当時15だったのですよね?」

「15女が11の男の子に手を出すのは、流石にアウトじゃないかしら…」

「びっちぃです。」

「そ、その時は、妹に先を越されたら大変だと、焦ってたんだにゃ!」

「それでも結局、サト君と最初に()()のは、私でしたが。

…ふっっ!!サト君のDT、大変 美味しく頂きました♡」

「う、煩いにゃ!…参考迄に、サトルは当時、身長も170に届くかどうかって位で、〇んぽも既に、大人ち〇ぽだったにゃ~♡」

「「「「「ま゙…(〃▽〃)」」」」」

「ついでに言えば、白音の おっぱいも、その時 既に今のソーナやエミリアよりも大きくなってたにゃ!」

「サト君に10才の頃から、揉み揉みされてた成果です。」

「「か、関係無いでしょ?!」」

「ふっ!」

 

 

…そして、御題はサトルから他の者に変わって行く。

 

 

 

「私は元々、ライザー様の世話役だったのですが、あの御方は幼い頃から、私のスカートを捲ったり お尻や胸を触ったり、一緒に お風呂に入ろうとするなセクハラ男…コホン、かなり ませた男の子でしたが…」

「う…お兄様が、スイマセン…」

「そのセクハラは、ライザー様が12才になった頃に鳴りを潜めたのですが…

それはライザー様も、黒歌さんが言う処の大人ちん〇゚になったので、恥ずかしかったのでしょう…

そして あの方が15才の時に悪魔の駒(イーヴィル・ピース)を授かり、私を女王(クィーン)とした時に、土下座されて『お願いします!』って嘆願されて…

まぁ私としては、今までに散々とセクハラしておいて、何を今更…だったのですけどね。」

 

≫≫≫

「私も同じ感じですか。

あの方が16の誕生日の夜…既に私は女王(クィーン)だったのですが、いきなり必死に土下座ですよ?

(キング)なのだから、強要すれば それで良い筈ですのに、あの方は真面目と云いましょうか…

でも、其処が良いのですがね♡

…あ、私はセクハラは されてないですよ!

そして先日、その事を知ったミスラ様がサイラオーグ様に『きちんと責任取りなさいよ!』と大説教。

あの方は元々に その心算だったのでしょうけど、晴れて御家公認?に、なりましたわ。」

 

≫≫≫

「…次は、私の番か。

私の場合、特に土下座は されなかったが、主が脱・DTに必死だったのは、同じだな。

今は仲間が多過ぎて、流石に2人っきりでと云うのは無理だが、当時は…な。」

「そーね。で、ディオドラ様…当時14才のDTを私とヨシコの どちらが頂きますするかで、揉めてたわよね。

結局はヨシコだったけど。…チィッ!」

「ふっ…、あの時のディオドラ様は、今では想像出来ない位に初々しかったぞ。

『触っても良い?舐めても良い?』って、不安そうな顔で その度に聞いてきてな。

私も初めてで緊張していたのだが、それを見たら もう、年上の余裕を見せるしかなくてな。

…良い思い出だよ。」

「うそ?」

「信じられないわ!」

「チィッ!やはり あの時、グーを出したのは失敗だった…!」

「そうか…マスターにも その様な時期が有ったのか。

私とイリナの初めての時は、普通にリードしてくれたのだが…」

「だ、ダメ…思い出しただけで鼻血が…」

「ついでに…ディオドラ様、一番最初、初めて口でシタ時は、3秒位で…」

 

…その後、少女達は主の筆下ろしから、最近のプレイの話…当人(おとこ)達が その場に居たら、必死で止めに入る様な内容の話で盛り上がる。

 

「「「「「「…………。」」」」」」

そして その内容に付いて行けない少女達も居るが、

「…それで、ソーナは何時、げんしろーと えっちするにゃ?」

「ぷぶっふぁああっ!?」

そんな少女の1人に話を振り、会話に参加させようとする者が、約1名。

 

「な、な、な、な…??!」

「ななな…じゃないです、ソーナ先輩。

ジュース噴いてないで、さっさと答えましょう。」

…撤回。2名。

 

「…じゃ、なくって!

どーして私と匙なんですかっ?!」

話を振られたソーナは今まで以上、顔を赤くして猫姉妹に問い質す。

 

「そんなの決まってるじゃないですか。

匙先輩がソーナ先輩の事 好きなのにヘタレて何のアクションも起こせないから、此方を焚き付けてるんですよ。」

「はぁあ?!…って、匙が私の事をぉ?!

え?…えぇぇえぇっ??!」

「…もしかして、気付いてなかったんですか?」

「嘘にゃ!?」

「マジ?」

「あー、これは…」

「無い、無いわー。」

「「にぶーい!」」

「…ソーナ・オリムラ。」

「ある意味 酷い主だな。」

「これはヴリトラ君に、同情するわ。」

「「「「会長…」」」」

白音の投下した爆弾第2弾に、驚き動揺するソーナ。

そして そんな彼女に対して、他の女性陣の方が、驚き呆れていた。

 

「え?皆さん…皆さんは匙が私の事を…って、知っていたのですか?」

慌ててソーナは自身の下僕に その真偽を尋ねると、

 

コクコクコクコク…

 

生徒会メンバー(元)は揃って、無言で何度も首を縦に振り頷く。

 

「そ、そんな…で、でも、匙は私からすれば、弟みたいなものだし、てっきり桃か留流子と…

え…えぇ?!」

しかし どうやら、彼女は本気で その想いに気付いていなかった様だ。

 

「「しかし、種は蒔かれました。」

           たにゃ。」

「良ーい、皆?

あの2人には変な ちょっかい出したりせず、遠くから生暖かく見つめるだけにするのよ?」

「これは下手に外からテコ入れしたら、逆に くっつかなくなるパターンだからな!」

「「「「「「「了解(ラジャ)!」」」」」」」

「これはサトルや兄貴達にも、伝えておかにゃいと!」

…しかし、それも既に過去形。

今後の 面白楽しい 進展に期待して、少女達(ソーナ眷属含む)は それを戦いに活かせたら何者にも敗けぬであろうな、そんな固い結束を見せるのだった。

 

「…それでは次は!

地雷を踏むのを恐れたか、途中から全く会話に参加しなくなっていた…

先日めでたく卒業した、シーグヴァイラさん!…と、バフィールさん!

初めての感想は?

「「え…?えぇえっ?!」」

「今更 自分達だけ黙りなんて、有り得ないにゃ!」

尚、次の少女達の標的(ターゲット)は、【日本神話】の冥界侵攻時、自領を攻めてきた大国主神の愛人となる事で生き延びる事が出来たシーグヴァイラ・アガレスと、彼女の騎士(ナイト)な模様。

 

「はわわゎ…」

この不意の名指しに、元・大公家の姫君である眼鏡の少女は、最高にテンパってしまうのだった。

 

 

 

 

 

「そ、その…大国主様は…す、凄く、(やさ)しくして下さいました、です…ポッ。」

 




 
①女って、怖いですね…((( ;゚Д゚)))
今回、1番の被害者は誰になるのでしょうか?(笑)
 
②セイジョ☆スキーの眷属は、43話の後書き参照。
 
 
感想よろしくです。

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