ガルーダDxD(仮)   作:挫梛道

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さぁ、祭りの始まりだ!
ネタに暴走(はし)るぜ!!
 
※今回は 2019/08/30 23:18に更新した話です。
それを踏まえて読んでいって下さい。
 


滅びの言霊祭り(笑)

 

「本当に、町の管理者って自覚有るのか?

あ・の・駄肉わっ?!」

サトル(ガルーダ)? 落ち着くにゃ?」

 

≫≫≫

…サトルはキレていた。

本来ならば、町の管理者を自称するリアス・グレモリーと その眷属達が行使する筈の、駒王町に出没する はぐれ悪魔の討伐。

しかしリアス達は、少なくともサトルからすれば、それを真面目に実行してる様には どう見ても思えなかった。

昨日の夜の話。

はぐれ悪魔の気配を感じ、ギリギリのタイミングでは有ったが、何とか犠牲者を出す前に、駒王に出没した その者を屠ったサトル達。

そして その後に、のこのこと現場に やってくると云う不様を晒したリアス達。

それについてのサトルの問い詰めに、逆ギレ込みな一悶着後の別れ際、かなり()の籠った発言では 有ったが、"無能"だの"紅髪の駄肉姫(トラッシュ・プリンセス)"だのな、本人からすれば かなり不名誉な二つ名を冠せられた自称・町の管理者に、その自覚を促した心算では有った。

しかし…

「マジ! マジに何やってんだよ?!

俺達が出しゃばれば、『自分達の役割』だって文句言う癖によ!」

その翌日の夜…即ち現在(いま)も、こうして町を徘徊している冥界からの出奔者を、被害者が出る前に闇に葬ったのは、その気配を逸早く察知したサトルと黒歌だったのだ。

しかも今回は、駄肉姫(リアス)達が遅れて現れる様子も無く。

サトルの憤慨は、リミットと云う器の中で上昇、その器を突き破る寸前に達していた。

 

「ほ~ら、これで落ち着くにゃ!」

 

むにゅぅ…

 

そこに黒歌が、その荒ぶる感情を鎮めるべく、サトルの右手を掴むと、その儘その掌をレオタード越し、自分の左胸に ぐいぃっと押し当てる。

 

「く、くr?! …………………。」

「ん…んぁん…!

ど~ぅ?少しは落ち着いたにゃ? 」

「ぉ…応…サンキュ、な…黒歌姉…」

そして これで本当に落ち着いてしまえる辺り、サトル(このおとこ)も大概である。

 

「…しっかし今更だけど、この町って日本国内でも本当、はぐれ悪魔が出る率、少し高くね?」

「え?サト…ルん、知らにゃかった?…ぁん!

それは…ね…」

…黒歌が言うには、はぐれ悪魔等、冥界からの出奔者は独自の転移術式を持つ者以外は、冥界と地上を結ぶ幾つかの(ゲート)を通る事になるのだが、その(ゲート)の1つが、この駒王町に存在しているから…らしい。

悪魔が駒王町を(勝手に)縄張りの1つとしているのも、それが理由だった。

 

「ん~、それでも…だな…

いや、それなら尚更、まるで選んでる様に、この町を…」

とりあえずの理解は出来たが、それでも この町に出没する はぐれ悪魔の多さに、今一 釈然としないサトル。

 

「多分、はぐれとなった奴等も、サトルの あのサイト見ていて、無能姫(リアス・グレモリー)が治める駒王町(このまち)が、一番安全に逃げられるとでも、思ってるんじゃ…ん!…にゃいか…しらんん?」

「へ?俺のせいかよ?

いや、いやいやいやいや!?」

黒歌の言葉に僅かながら、不覚にも納得してしまったサトル。

 

「と、兎に角だ、この死体、旧校舎(いつものところ)に棄てに行こうぜ!」

そして それを誤魔化すかの、その仮説から話を反らす、或いは逃避するかの如く、サトルは この場から立ち去る様に持ち掛ける。

 

「ん…ん! それは別に構わないけど、サっトル?

ぁ…あんた、…んあ! 何時まで(ひと)の おっぱい、揉み揉みしてるにゃ?

しかも、両手(ダブル)で。…あっあぁん!

ち、乳首、押すにゃ…ぃゃあん!? 」

…周囲に人払いや認識阻害の結界を張っているとは云え、この男も、本当に大概である。

 

▼▼▼

「(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)…」

「さ…サトルちゃま? 落~ち着~くにゃ?

後で白音と一緒にWぱふぱふ、してあげる・から?」

「……………………。」

そして、転移で学園旧校舎に到着。

サトルは再び、リミットブレイク寸前に。

最初は斃した はぐれ悪魔の亡骸を、建物の正面入口に放棄して、直ぐに帰宅する予定だったのだが、建物の…丁度、部室となっている部屋に、明かりが点いている。

何事かと思って使い魔を放ち、部室の様子を探らせてみれば、オカ研メンバー一同が、何やら話している風景だった。

 

「チィッ…駄肉が! 黒歌姉、帰るぞ。」

「…何を話してるかは、聞かないにゃ?」

「どうせ、依頼人との仕事の話とか その反省会とかだろ!

そんなのに、興味は無い!!」

 

ヴァ…

 

吐き捨てる様に言うと、サトルは転移魔方陣を展開した。

 

▽▽▽

 

「イッセー? あのガルーダについて、何か心当たりが有るの?」

「いえ…ガルーダ…じゃ、ないのですがね…」

その頃、オカ研部室では、ガルーダの素性について話しており、その事で兵藤一誠が何か心当たりが有るのか、口を開いていた。

 

「あのヤローと一緒に居た女の子…

背が小っちゃい方の子ですけどね…

もしかして あの子、学園(ウチ)の1年の、東條白音ちゃんじゃ、ないか…と。」

「えぇっ?白音ちゃん??!」

兵藤の口から出てきた、その容姿から学園マスコットと呼ばれているクラスメートの名前に、ギャスパー・ヴラディが、驚きの顔を見せる。

 

「…因みに、その根拠は?兵藤君?」

「あの子のレオタード越しの体型(ライン)、あれは白音ちゃんの其れと、寸分の狂いも無かった!

間違い無い!!」

リアスの下僕の1人…木場祐斗の質問に、鼻息を荒げながら、自信満々な どや顔で応える兵藤。

 

「あ、貴方…ねぇ…」

「あら…あらあら…」

それにはリアスと彼女の女王(クィーン)、姫島朱乃も完全な引き顔となり、

「大体 貴方、その東條白音さん?とやらのボディライン、一体 何時、何処で…

…あぁ、分かった…。

分かったから、もう、言わなくても良いわ…。

はぁ~~~~~~~~~~~~…」

その発言の突っ込み処を突っ込もうとした瞬間、その答えを聞く前に察する事が出来たリアスは、頭を痛そうに抱えて、更なる どん引き顔になる。

どうやら兵藤は、先日の覗き事件の際に、白音の艶姿、ボディラインを脳内保存していた様だ。

…仮にサトルが先程に、駄肉姫の今の怠慢にキレて帰宅する事無く、その儘 部室内の会話を窺っていたならば…今頃この部屋は血の海、如何に被害が軽くとも、少なくとも兵藤の両目は確実に潰され、脳漿が ぶち蒔けられていただろう。

 

「で、でも、あの女の子は髪が黒かったですし、声も全然、白音ちゃんとは違ってましたよ?」

そして此処でヴラディが、兵藤の推測に否定的意見を言うが、

「いーや!あれは、絶対に白音ちゃんだ!

髪の毛は染てるんだろうし、声が違うのは あの仮面に何か仕込みが有ったか、術式で変えてるに決まってる!

あの小さな身体に、あんな立派な おっぱいをした女の子なんて、他に居るもんか!

部長! 彼女は監視するべきです!

そして その役目は、言い出しっぺの この俺がぁ!!♪」

だがしかし、更に兵藤が、力説での反論。

 

「小柄で胸の大きな子なんて、探せば幾らでも居ますわ!」

「貴方、何だかんだ理由を付けて、その東條さん?の着替えとかを、また覗き見したいだけじゃないの?!」

「うぐっ?!」

「ば、バレたりしたら、今度は間違い無く、神代君に殺されちゃいますよぉ…」

「兵藤君…もう少し真面目に考えようよ…」

だが更に しかし、この下心から成る申し出は、その考えと共にリアス達により、完全に否定棄却されるのであった。

 

「うぅ…結構本気で、言ったのに…」

 

▼▼▼

「これは…」

「ま、まさかの…www」

「にゃ~…♪」

…それから少し時は経ち、時刻はPM11:20過ぎ。

視点(カメラ)は黒歌達の部屋(マンション)へ。

一体()()が有ったのか、揃って素裸(すっぱ)で艶やかな顔をしている3人が、何時ものサイト掲示板を見て、苦笑していた。

 

   

 

※※※

 

◇バルス!!

 

◇バルス!一番乗り!!

 

◇「「バルス!!」」

 

◇ヴァルス!

 

◇バルス!www

 

◇…って、2番?俺と同じ発想な奴、こんなに居るのかよ?!

 

◇まじか…www バルス!

 

◇ ↑↑ 残念www バルス!!

 

◇BALSS!

 

◇まさかのココでも…(笑) バルス!

 

◇balse!

 

◇Valus!

 

◇ヴァカめ!!

 

◇バルス!

 

◇BALUS!

 

◇ ↑↑↑ バルス!…ですわ。

 

◇ばるす

 

◇BARUSU!!

 

 

(中略)

 

 

◇『『BALUS!!』』

 

◇目が、目があっ?!

 

◇Balse!!

 

◇バルス!

 

◇バルスだぜぃ!!

 

◇僕は海賊には、ならないよ。

 

◇海賊王に、俺は、なる!

 

◇クリ〇ンの事かーーーーっ!!!!

 

◇目ぇ~がぁ~!!

 

 

■【悲報】勝手に当サイトが"祭り"の会場に なってる件(笑)

 

てゆーか お前等、2〇ゃんで やれ!(笑)

バルス!!

 

◇スレ主…www バルス!

 

◇見ろ、駄肉姫が まるで、ゴミの様だ。

 

◇バルス!www

 

◇バルスです

 

◇バルスだにゃ!

 

(…中略)

 

 

◇BARUSU!!

 

◇バルスっス! 

 

 

■【『祭り』打ちきり(強制)の報告w】

 

あー阿呆らし。(注:称えてるwww)

余りの しょーもなさに、さっきまで脳内に溜まってたアドレナリンが一気に消し飛んでしまったぜ。

まじに皆さんに感謝(笑)。

そんな訳で駄肉姫様。

何が話題かは存じませんが、部室で揃って お話ししている暇が有れば、管理者(自称)らしく、町のパトロール等に勤しんで下さいませ。

とりあえず、昨日に引き続き、また はぐれ悪魔を仕留めたので、そちらの建物の前に届けておきました。

死体の後始末、ヨロシク。( ゚∀゚)ノ

 

追伸:堕天使総督(自称?)様。

あの画像、面白いので とりあえず、その儘にしておきます。www

 

  

◇これ、密かにマジギレしてね?

 

◇あー…察し…

 

◇何だか昨日の今日みたいだしな。確かにバルス言ってる場合じゃなくなったぜ。

 

◇ちぃ、せっかくの祭りwが、興醒めだぜ。

 

◇駄肉仕事しろ

 

◇また、無能の取りこぼしを、スレ主が代わりに拾ったのか。

 

◇訳:駄肉テメー、部室で何くっちゃべってたかは知らねーが、んな暇が有るなら町の管理、しっかりしてろ、ボケ!

昨日の今日だろうが、だあほ!

とりあえず、お前等がサボってる間、代わりにイワシタはぐれ悪魔、きちんと処理しとけやタコ!無能!駄肉!

追伸:Blazer shining aura darkness Blade総督様。

次は巨大ロボ『The End of Dragoon』の画像、ヨロシク。

 

…で、おけ?

 

◇ ↑ www…。おけ。

 

◇駄肉は『まさか、2日連続で、はぐれが出るとは思わなかった』とかって言い訳しそうだな。

 

◇巫山戯んな、テメー!!消すぞ!?

てかスレ主! マジに頼むからアレ、消してくれ!!

 

◇(笑)

 

◇The End of Dragoon総督様、其処は『バルスするぞ、コラ!』ですよ?www

 

◇テメー等、本当にいい加減にしろ!

 

◇そうだ駄肉姫、本当にいい加減にしろ!

 

◇ぶっちゃけ、ガルーダ氏が居るから大丈夫とか思ってるんじゃないの?

 

◇ ↑ 他力本願管理者じゃん

 

◇駒王町に居る意味無いじゃん

 

◇本当、下僕の皆には同情するよ…(不敬性犯罪者を除く)

 

◇駄肉仕事しろ

 

◇駄肉仕事しろ

 

◇駄肉マジ仕事しろ

 

◇マンガ家かよ?(笑)

 

◇T樫の事かー!!!!?

 

◇H原の事だーっ!!!!

 

◇M浦先生は仕事してるぞーーっ!!

 

◇キャスカー!好きだーっ!!

  

 

※※※

 

 

≫≫≫

 

ヴォォオオオッ!!!!

 

「ハァ…ハァ…本当に、いい加減に、なさい…!!」

「「「「…………。」」」」

 

某日の金曜日、日付が変わる少し前…

オカルト研究部の部室に設置されてあるパソコンが、また1台 滅ぼされた。

 




 
①原作と本作の相違点(笑)
 
原作:塔城小猫
身長:138㌢/3size:B67.W57.H73
本作:東條白音
身長:139㌢/3size:B81.W57.H78
 
原作:黒歌
身長:161㌢/3size:B97.W57.H86
本作:東條黒歌
身長:164㌢/3size:B100.W58.H90
 
…2人の相違の原因は、主にサトルの所業www
 
②Wぱふぱふ…猫姉妹がサトルの顔を、左右から同時に おっぱいで挟み込む、何とも羨まけしからんプレイ
 
③前回upした画像は、アンケート結果に従い、現状維持の方向で。
尚、巨大ロボについては、また機会が在れば(笑)
 
アザゼル「テメー等、覚えてろよ!!」
 
④今更ですが、偶に「~は」な文章を「~わ」と表現している事が有りますが、あれ等は全てワザと、意図的ですので、それで理解と納得、お願いします。
 
⑤前回の画像効果か(笑)、お気に入り急増加!
ありがとうございます!
評価の方も、何卒よろしく お願いします。
 
⑥バルス!www
 

13話にて、アザぜル総督の黒歴史が晒されましたが…アレ(笑)はサイト管理者として、削除すべきなのでしょうか?

  • 流石にアレは可哀想だから、削除すべき。
  • 別に今の儘で、問題無しでしょ?
  • 『巨大ロボ』とやらの画像も貼れwww

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