いきなり、パソコン掲示板から。
※※※
■この前、天界所属のエクソシストが2人、時間差で このサイトに顔を出したよね?
◇何かあったん、スレ主?
◇どした?
■それっぽい2人が今、町に居る。
◇そりゃ、エクスカリバー奪還の任務請け負ったから、普通でしょ?
◇ちょっと待った。その2人の容姿は?美少女か?巨乳か?
◇をい…
◇いや、重要な事だぞ!
◇然り!
■…(笑)
顔は、美少女のカテに入れて大丈夫だと思う。
胸は、着ているローブでハッキリ体の線が確認出来た訳じゃないが、それなりに大きい部類かな。
◇おぉ!
◇巨乳美少女x2人!
◇マジか!
■まぁ、ウチの嫁2人のが可愛いけど
◇死ね!
◇この姉妹丼スレ主、死ね!
◇地獄に落ちろ!
◇羨ま死ね!
■ふっ…諸君、諸君等は『Wぱふぱふ』なるプレイを知ってるかな?www
◇ちっくしょーーーーーーっ!!!
◇初めて聞く言葉だが、どんなのかは一瞬で理解は出来たぞ!
◇許さーーーーーん!
◇いや、君達、少し冷静になりなよ。
◇全くだ。モテナイ男の嫉妬は見苦しいぞ。
それから、Wぱふぱふ最高だよな♪www
◇ですよねー♪
■ねーっ?♪
◇出たな?!リア充貴族様!
◇ちっくしょーーーーーっ!!!!
◇ぐぬぬぬぬ…
◇お、おのれ! おのれリア充おのれリア充おのれリア充おのれリア充おのれリア充おのれリア充おのれリア充おのれリア充おのれリア充おのれリア充(…以下エンドレス)
◇スレ主諸共タヒね!
■話を戻すぞ。なんだか、その2人の動向なんだが…
◇町でエクスカリバーや堕天使の情報を集めてるとか?
◇いや、そんなの一般人に聞ける訳がないし
■ありのまま、今 起こっている事を話すと、
蒼髪「(ーωー)えー、まよえる こひつじに おめぐみをー(棒)」
茶髪「(〒Д〒)どうか天に変わって、哀れな私達に御慈悲をぉぉおっ!!(迫真)」
…って感じで、商店街の ど真ん中で、お布施集めってか、物乞いしてる。
◇ガタガタガタガタガタガタガタガタ!
◇ずこーっ!
◇すってーっん!!
◇ドンガラガッシャン!!
■お~♪ありがとうwww
◇いや…何をやってんだよ?彼女達は?!
■物乞い。
目の錯覚とか幻覚とかなチャチなモンじゃない。
紛れも無く、リアルなんだ。
◇そうじゃなくて…任務は、どうしたんだよ?
◇天界は、使者にまともに路銀とか渡してないのか?
◇天界も、なかなかにブラックだな?!
◇スレ主、とりあえず恵んでやれよ
■嫌だよ。あーゆー宗教系は、少し優しく係わると、直ぐに調子乗って取り憑くから。
◇ニホンジン、ツメタイデース
◇いや、分かる(笑)
■あっ、駄肉の下僕が現れ、例の2人に歩み寄った。
◇因みに、誰?
■性犯罪者と男の娘と金髪イケメン野郎の3人。
◇何を話してるんだい?
■遠いから会話は分からない。
◇使えねー
■何か少し話した後、全員で直ぐ近くのファミレスに入っていったよ。
◇よし、スレ主、追跡だ。
◇近くの席に着いて、何を話しているか聞き出すのです。
■無理。俺、今1人だぜ?
残念だが俺は、ぼっちでファミレス入る勇気、持ってない。
1人は○o○o壱が限界だ。
◇使えねぇな
◇使えねー!
※※※
▼▼▼
「…で、我々に接触した目的は、何なのだい?」
リアス眷属男子3人とエクソシストの少女2人。
入り込んだファミレスにて、一通りの食事を終えた後、ゼノヴィアが紙ナプキンで口元を拭きながら、兵藤達に問い掛ける。
「単刀直入に言うぜ。
俺達もアンタ達のエクスカリバー奪還…いや、破壊に、協力しようと思っている。」
「「はぁあ?!」」
その応え…兵藤の申し出に、鳩が豆鉄砲を喰らったかの様な顔を見せる少女が2人。
「…もう知っていると思うが、俺達グレモリー眷属は
それを払拭させる為にも、何か大きな…手柄や実績が必須なんだ。」
「「………………………。」」
いや、とりあえず、お前の生活態度を改めろ…ってか、評判落としてるのは、お前と駄肉だけだろ?
…と、突っ込みたい気持ちを抑え、兵藤の話を聞くゼノヴィアとイリナ。
「部長は今回の事件、俺達グレモリー眷属だけで解決しようとしてるが、話を聞くと、敵の主犯格のコカビエルって奴は、かなりな大物らしいじゃないか。
正直な話、俺達だけじゃ無理だと思っている。
…でも それは、アンタ達も同じじゃないのか?」
「フッ…成る程ね。
…で、キミは『協力してやる』、『協力させてくれ』、どっちを言っているんだい?」
兵藤の主張に、呆れながらも僅かに笑みを溢し、ゼノヴィアが改めて質問。
「両方だよ。」
≫≫≫
「…仕方無い。
だが悪魔でなく、"先輩"の頼み…あくまでも"先輩"と、そのオトモダチの皆さんとの連携ならば、主も目を瞑って下さるだろう。」
「う…屁理屈、屁理屈だわ!
いくら
そして やっぱり悪魔!」
兵藤達の共闘の提案を、ゼノヴィアは"悪魔と"では無く、リアスの
「分かった分かった…
ならば、"幼馴染み"も加えてやるk
「こんな変態、もう幼馴染みじゃない!」
「ひ、酷くない?!」
それならば…と、もう1つの要素を付け加えるゼノヴィアだが、それでもイリナは尚の事、否の考えを崩す事は無く。
やはり第一印象は、重要である。
≫≫≫
「ぐぐ…やっぱりイッセー君は、悪魔に成り下がったのね…」
「悪いな。手段を選べる程、俺達は余裕が無いんだ。」
しかし結局は、兵藤達の「共闘無しなら、この飯も割り勘だ」「誰も御馳走するとは、一言も言ってないよね?」の言葉に、ゼノヴィアは兎も角、諸事情で手持ちの路銀が尽きていたイリナは屈してしまう。
この後 兵藤達は互いの連絡先を教え合い、更には現状では一番の情報源となるであろう、
しかしイリナ達は兎も角、兵藤達グレモリー眷属からすれば毛嫌いすべき、【駄肉姫(笑)をディスるスレ byガルーダ】に頼るのは、如何かと思えるのだが…
▼▼▼
その日の夜。
「よ、邪魔するぜ。」
「邪魔するなら帰って下さい。」
「ヒデーな、おい?!」
蜷局と一緒に、サトルの
最初の挨拶で、白音に痛烈な返しを受けた この男の名は、榊獅於。
蜷局と同じく、『NIN=JA』の一員である。
「蜷局さんと榊さんが来たって事は、何か新展が有ったのかにゃ?」
「まあな。」
ガサ…
黒歌の問いに、手にしていたコンビニ袋から缶ビールを取り出しながら、応える榊。
ヒョイ…
「すいません、この部屋は禁酒禁煙です。」
「あーっ?!」
しかし、そのプルタブを開ける前に、そのビールは白音が没収。
「は~い、オレンジジュースだにゃ♪」
「ありがとう。」
「…チッ!」
そして黒歌が差し出したジュースに、片や笑顔、片や舌打ちしながら受け取る『NIN=JA』の2人。
「…で、今日は、
「ふん…!」
サトルの言葉に、オレンジジュース片手、やはり持参していたチー鱈を摘まみながら、その組み合わせに不満気な顔の榊が口を開く。
「今夜0時、駒王学園で、奪ったエクスカリバーの統合の儀式をやるそうだ。」
①榊獅於…逆鬼至緒(ケンイチ)のイメージで
②アーシアと絡んでないからか、今作品の教会コンビは、悲惨な目から回避出来そうな気がするぜ(笑)
③前回、内容が内容だったからか、評価やや落ち!(笑)
そんな訳で、感想共々、評価もよろしくです。
次回:『NIN=JA』vs堕天使!(予定)
乞う御期待!