ガルーダDxD(仮)   作:挫梛道

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前回アップの、前の話として投稿します。
サブタイは、浮かんだら変更します。
 
殆どが台詞www
 


お母たま(仮)

 

※※※

 

◆スレ主◆

少し前に、宿題扱いしていた、無能眷属のギャスパー・ヴラディの件だけど。

 

◇名無しの悪魔◇

え?何かあったけ?

 

◇名無しの悪魔◇

ほれ、あの男の娘が体育の時、女子と一緒に着替えてる時に、クラスメートの腐女子に襲われないかってヤツでしょ?

 

◇名無しの悪魔◇

あー、(ポンッ!)

 

◇名無しの悪魔◇

そう言えば、そんなのあったね

 

◆スレ主◆

この度、ギャスパー・ヴラディのクラスメートの女子とアクセスに成功。

それとなく、疑問点を聞いてみたら、こんな答えが返ってきました。

 

『確かにウチのクラスの女子半分は、ギャー君の貞操を狙う、トンデモ腐女子ですが、残り半分の健全女子が、必死に防衛しています。

え?男子と着替え?

駄目ですよ、そんなの。

それこそ確実に、ギャー君がお婿に行けない体になるじゃないですか。』

 

…らしいです。

 

◇名無しの悪魔◇

トンデモ腐女子…www

 

◇名無しの悪魔◇

その様子だと、一緒に着替え…下着姿を見られたりするのには、抵抗は無いっぽいな

 

◇名無しの悪魔◇

クラスメート男子も恐ろしいな…

 

◇名無しの悪魔◇

いや、気持ちは分かるぞ!

 

◇名無しの悪魔◇

いや、分かるなよ…

 

◇名無しの男の娘◇

アッーーーーーーーーー!!

 

◇名無しの悪魔◇

止めろwww

 

◇名無しの悪魔◇

どちらにしても、なんて、羨まけしからんのだ!

 

◇名無しの悪魔◇

男の娘枠だからですかね?

 

◆スレ主◆

よし、もごう。

 

◇名無しの悪魔◇

スレ主も十分に、羨まけしからんのだよ!

この、姉妹丼スレ主!

 

◇名無しの悪魔◇

羨ま死ね

 

◇名無しのしっとマスク◇

先に、もぐべし!

 

◆スレ主◆

ところで、このギャスパー・ヴラディだけでなく、無能眷属全員、学園を休んでいるらしいが、冥界に帰ったとかの情報、誰か知らね?

 

◇名無しの悪魔◇

あ、話、逸らしやがった

 

※※※

 

 

≫≫≫

「どーゆー事よ?!

何の出迎えも無いなんて!!?」

駒王学園での戦闘から5日後、リアス・グレモリーは下僕達を連れ、冥界のグレモリー邸に帰ってきていた。

しかし、家の長女、延いては次期当主の帰省にも拘わらず、邸就きの楽団(オーケストラ)等の出迎えは無し。

初老の執事長と、若い銀髪のメイド長…2人だけの迎えに、リアスは憤慨。

 

「リアス様、これは、奥様の指示にて御座います。」

「はぁ?!お母様は何を考えておられるのよ!

いきなり『下僕を連れて直ぐに帰れ』だし、勝手過ぎるわ!

学校だって有るのに!」

この執事長の説明に、リアスは ますます、頭に血を昇らせてしまう。

 

≫≫≫

「…此方です。」

「「「「……………」」」」

胸が膨よかに見えるメイド長の案内で、邸の応接間の前まで足を運んだ、『私、不満ですオーラ』を撒き散らすリアスと その眷属達。

 

カチャ…

 

「帰ってきましたか、リアス。」

「お母様…!」

扉を開けた先の部屋で待っていたのは、亜麻色の髪の、リアスに瓜二つな顔立ちの女性だった。

 

「うはっ!部長そっくりな美j…っ?!」

その姿を見た兵藤一誠が、早速に鼻息荒げに鼻の下を伸ばし、だらしない顔をしようとするが、この女性は透かさず氷の如くな厳しい視線を浴びせ、この不敬者を黙らせる。

 

「…リアス、話には伺ってましたが、本当に下僕の躾が為っていないみたいね。」

少なくとも自分の主の母親…況してや初対面の、年上の人物への対応でない其れは、初見での印象が最悪であると言われても、誰も文句は言える事で無く。

 

「大体 貴方、何なのですか?

その、だらしの無い服装は?!」

「はひ?」

更に このリアスの母親…ヴェネラナ・グレモリーは、兵藤に厳しく問い詰める。

過去、サトル(ガルーダ)でのサイトでもネタにされ、リアスと同年代であるディオドラ・アスタロトからは直接に注意を受けた、制服の乱れた着こなしを、また この場でも咎められてしまう。

つまり兵藤は未だ、制服の乱れた着用を正そうとせず、着崩した儘の格好でいたのだ。

 

「まさかリアス、本当に『赤いなら問題無い』と、放置しているのではないでしょうね?!」

「な…?!」

更には懐からスマホを取り出しながら、リアスに詰め寄るヴェネラナ。

スマホを出しての『赤いなら…』の発言。

それは彼女も、件のサイトに目を通している事に、他ならず。

 

「お、お母様!貴女はイッセーに服装の注意をする為に、私達を冥界まで呼んだ訳じゃないでしょう?!

一体、何の為に

「まだ解っていないのですか!?」

訳の解らぬ儘に、説教を始める自分の母親に対して、リアスが反論しようとするが、これをヴェネラナは更なる厳しい視線と口調で黙らせる。

 

「この4月からのサイト、拝見しましたが、リアス!貴女は一体、何をやっているのですか?!

書き込みを見る限り、大王や大公家からの指示が出ない限りは、はぐれ悪魔や その他、招かれざる来訪者の対応も疎か、犠牲者の後の処理も杜撰、そんな事で町の管理者として、務まるとでも思っている心算なのですか?

特に不法侵入していた堕天使の件!

このサイトに潜伏先を教えて貰っていながら、直ぐに動く事無く、暢気に授業や部活に勤しんでいたとか?

挙げ句、彼方の身内が介入してでの、取り逃がしですか?

恥ずかしくないのですか?!

このサイトが多少、面白可笑しく誇張していたとしても、書かれている事それ自体は、事実なのでしょう?

更には このサイトでも触れてましたが、サーゼクスを通してセラフォルーちゃん…レヴィアタン様に確認しましたが、先日の堕天使との戦闘で、見事な迄に、足手纏いな御荷物を演じてくれたそうですね!?

報告によれば、暴走した貴女達の御守りに仕方無しに人手を割いて、戦闘にて十全な連携が取れなかったそうですよ?

結果、想定外に負傷者が出たとか?

貴女は何時から、過去の大戦を生き延びた、最上級の堕天使の幹部達と渡り合える程に強くなったのですか?

本当に自分達だけで、どうにかする、どうにか出来る心算だったのですか?

幸いにもソーナちゃんが、レヴィアタン様に報告していてくれたから、あの御方の直属兵が動き、結果的には最小限の被害で済みましたが、問題は その後!

あれ程の大事が起きていながら、貴女は事前も そうですが、事後報告の1つも寄越さないのは、どういう事ですか?

ソーナちゃんは きちんと、些細な事も報告していますが…

リアス!貴女は本当に、町の管理者としての自覚が有るのですか?

報・連・相という言葉を、知らないのですか?

そもそも貴女は昔から…」

ヴェネラナの口は、止まらない。

それこそ、リアスに反論(くちごたえ)の隙を与える事も無く、止まる事を知らない。

 

「…解っているのですか?

貴女の"恥"は、貴女だけの恥では無いのですよ?

延いては下僕達も同様に見られ、更には"グレモリー家"その物の恥に繋がるのです!

次期当主ならば、その辺りも重々に理解、自覚して欲しい物でs

「ちょっと待って下さいよ!

幾ら何でも、そんな言い方は無いんじゃないですか?

部長だっt

「お黙りなさい! 私は今、リアスと話しているのです!

誰が何時、貴方に発言の許可を与えましたか?」

「…!!?」

何時 止むか分からない、その言い様に見かねてか、兵藤が口を挟もうとするが、ヴェネラナは『貴様に発言権は無い』とばかりに厳しく一喝。

その迫力に、制服の上下のボタンをしかと締め、ワイシャツをズボンの内に仕舞っていた、リアスの兵士(ポーン)は黙り込んでしまう。

 

「ハァ…

リアス…貴女は本当に自分の下僕に、貴族に対する接し方…眷属悪魔として今後、貴族社会に生きる心得すらも、教えていないのですか?」

そして溜め息混じり、改めてリアスに眷属への教育の有り様を問い質すヴェネラナ。

 

「ついでに言いましょうか…

ヒョウドウイッセイ…でしたね?」

そして、その厳しく冷たい視線は、兵藤に向けられた。

 

「サイトによれば、貴方は普段から、学舎にて女生徒の着替えは覗く等の卑猥な行動を、そして その方法その物は、決して褒められないかも知れませんが、それを咎めた一般の人間に、魔力を以て、傷付けようとしたそうですね?

この一件、『グレモリーは性犯罪者を下僕にした』『グレモリーの下僕は逆ギレで人間に魔力を使って傷付ける乱暴者』と拡げられても、不思議では無かったのですよ?

更には また礼儀の話になりますが、ライザー・フェニックス殿への不敬な態度、例え その場で消し炭にされても、文句は言えませんでしたのよ?

寧ろ、私達が先方に下僕の非礼、不躾を謝罪すべき事です。

幸いにも彼が、貴方を()()()()()()()()()()()()()()()していた お陰で、大事にならずに済んだのです。

もしかしたら公爵令嬢の下僕になったから、自分も偉くなった…とでも、思っているのですか?

…だとしたら、言っておきましょう。

それは、大きな間違い、勘違いです。

そして先日の堕天使との戦闘の件。

聞けば引き上げようとした堕天使達を態々呼び止め、要らぬ発破を仕掛けたとか?

何様ですか、貴方は?

サイトによれば、結果、只の人間の手加減された攻撃で、無様に倒されたとか?

あの時、堕天使達も同様、貴方を相手にする価値無しと判断したか、その儘 帰ったそうですが、貴方の余計な一言が原因で、戦闘が再開していた場合、どうする心算だったのですか?

高がドラゴンを宿す神器(セイクリッド・ギア)を持っているだけで、自分が後始末をする、出来る心算だったとでも言うのですか?」

す、すいません…

リアスに続き、機関銃速射の様な口調のヴェネラナに、兵藤は掠れる様な小声で謝る事しか出来ず。

 

「…この分ですと、サイト(これ)で曝されてないだけで まだ、私達に報告すべき事も、まだまだ沢山 残っている様ですね…

…姫島さん!」

「…は、はい!」

そしてヴェネラナは、次にリアスの女王(クィーン)である、姫島朱乃に声を掛ける。

 

「貴女が知っている限りで構いません、話すべき事を、全て話しなさい!」

そして この、自白強要。

 

「……………………!!」

「…………………。」

リアスが朱乃に『余計な事は言うな』と、目で訴えているが、朱乃は それよりも、ヴェネラナの『全てを吐け』と語る視線の圧に屈してしまう。

そして彼女の口からは、主にサイトに記されていない、恐らくはガルーダが始末したと思われる、はぐれ悪魔の取り逃がしや、ガルーダ本人との邂逅について話された。

兵藤がガルーダや その御付きの少女に軽く遇われた事や、管理者としての怠慢の指摘にリアスが逆ギレし、ガルーダに滅びの魔力を行使、それが全く効かなかった事…

それに その後のガルーダの台詞、『次に敵意を以ての攻撃を仕掛けた時は、それはリアス・グレモリー個人でなく、悪魔という"種"を敵として見る事になる』等の遣り取り。

 

「リ・ア・ス…?」

「…!??」

それを聞き、元から厳しかったヴェネラナの顔が、更に夜叉の如くに豹変する。

 

「貴方は どうして、そんな大事な事も、黙っていられるのですか?

既に貴女個人の問題では無い事も、それの判断すら出来ないのですか?

少なくとも、姫島さんの話を聞く限りでも、貴女達よりも上位の実力者なのは、判ります。

貴女は そんな人物に弓引いておきながら、何の報告もしないとは、何を考えているのですか?

サイト内、堕天使総督と思われる人物の書き込みからして、このガルーダなる人物が、かなりの勢力に属しているのも、分かります。

もしかしたら、北欧か須弥山、あるいはオリンポスか…

貴女は、自分が既に他所の勢力との戦争の引き金になっている事が…そんな事も解っていないのですか?」

「…………!!?」

ヴェネラナの必死な剣幕で、漸く事の大きさを理解したかの様な顔を見せるリアス。

 

「…今回、貴女達を邸に呼び寄せたのは、少しだけ お説教する心算でしたが、予定変更です。

眷属の皆さん共々に、暫くは この地で心身を鍛え直して貰いましょう。

グレィフィア、頼めますか?」

「承知致しました、奥様。」

ヴェネラナの言葉に、リアス達をこの部屋に案内した銀髪のメイド、グレィフィアが頷き返事。

此により、リアス・グレモリー以下の眷属達…主にリアスと兵藤の再教育が決定した。

…尚、彼女達の駒王町への帰還は、現時点で未定である。

 

≫≫≫

 

 

※※※

 

◆スレ主◆

何だか、学園の無能やその眷属達が全員、影武者っぽくなってるらしいけど、誰か、情報知らね?

 

◇名無しの悪魔◇

前回の堕天使との戦闘で、魔王様を通じて無能のダメダメっぷりが実家にバレて、冥界で説教されてるとか?

 

◇名無しの悪魔◇

(笑)

 

◇名無しの締める悪魔◇

続く!

 

 




 
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