ガルーダDxD(仮)   作:挫梛道

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連続投稿第2弾!
弾1弾は、もう読んだ?
 


決着!リアスvsディオドラ!

▼▼▼

 

バタン!

 

「ディオドラァ!」

「やぁ。よく来たね、リアス。」

元・エクソシストコンビと木場が戦闘を繰り広げている頃、リアスと朱乃は(トラップ)が発動する引き金で有ろう、赤外線レーザーを避けながら、ディオドラが陣を取る部屋に到達した。

勢い良く扉を開けると、其処に待っていたのはディオドラ・アスタロトと彼の下僕が3名。

輩が殴り込む様な迫力のリアスに対して、ディオドラは それに臆する事無く、笑顔で応じる。

 

「この部屋には、赤外線は張ってないみたいね…」

スコープ越しに周囲を見渡し、少なくとも この部屋には赤外線トラップが無い事を確認したリアス。

 

ガッシャン!

 

「確かにスコープ(これ)には感謝してあげるけど、この余裕が、貴方の敗因と言っておくわ!」

そう言いながらリアスは、頭からスコープを取り外すと、それを勢い良く床に叩き捨てる。

 

「り、りあす? ぷぷぷっ!?」

「「「クックックック…」」」

「あっはははははははは!!」

「????」

この直後、リアスの顔を見た朱乃は いきなり吹き出してしまい、ディオドラも大笑い。

彼の眷属達も、笑うの堪えきれない様子だ。

 

「な、何なのよ?」

 

ス…

 

何が起きたか理解出来ないリアスに、朱乃が肩を震わせながら、無言で小さな手鏡を渡す。

それで自分の顔を覗いたリアスは、

「なな…何なのよー!これわっ!?」

思わず大絶叫。

…リアスの両目周りはパンダの様に黒く、ペイントされていたのだ。

 

「くっくくく…

もう一度言うけどリアス、君は無用心過ぎる。」

「あ、貴方の仕業なのね?」

どうやらディオドラが用意していた赤外線スコープには、外せない呪いや、内部フラッシュ等は仕掛けられていないが、目元周りの装着面に、油性インク(無臭)が仕込まれていた様だった。

 

「ひ…ヒトをおちょくるのも、いい加減にしなさい!…朱乃!」

「はぁい、部長!♪」

 

ボォウヮッ! バシィッ!

 

怒りのリアスが、顔も拭かぬ儘 滅びの魔弾を、追随する様に朱乃が雷撃を放つが、

 

シュゥゥウ…

 

「な…?」「嘘…」

それ等はディオドラの脇に控えていた、セリスの持っている剣、その水晶の刀身に吸い寄せられる。

 

パシィッ

 

「「!!?」」

そして直後、祐理が光の防護障壁を展開。

 

「さて、リアス…君の敗因を、1つ1つ教えてあげるよ。」

「何ですって?」

目の前に現れた壁が、悪魔にとって毒に等しい光の特性を持っているのを理解出来たのか、リアスは下手に手を出さず、顔に着いたパンダメイクをハンカチで拭き落としながら、ディオドラの説明を聞く事に。

 

「先ずは、1つ目。さっきから言ってるけど、君は本当に無用心過ぎる。

敵の用意したアイテムを、何の疑いも無く使用したりは、しない。

だから、パンダになったりするんだ。」

「う、うるさいわね!」

「…それ以前に、普通は敵地に置いてある宝箱なんかを、考え無く開けたりしないよ。

全く…レーティング・ゲームはテレビゲームじゃないんだからさ。」

「「…………………。」」

 

カッカッカッ…

 

推理小説やサスペンスドラマ等の終盤場面、主人公が犯人を含む関係者を集めて謎解き説明をする様に、ディオドラは人指し指を立てて したり顔、室内を歩きながら話し出す。

 

「2つ目。これは単純に、相性の差。

…ジャンヌ?」

「はい、ディオドラ様。」

 

パサァ…

 

「「!!?」」

ディオドラの一声で、ジャンヌは神器(セイクリッド・ギア)を発動させ、室内に無数の聖剣を出現させると、それ等はリアスと朱乃を取り囲んだ。

 

「こ、これは、聖剣騒動の時の?!」

「そう…。あの時に君の学舎を覆った聖剣の結界は、ジャンヌの神器(セイクリッド・ギア)で創られた物だったんだよ。」

聖剣創造(ブレード・ブラックスミス)

貴女の騎士(ナイト)である木場さんが持つ魔剣創造(ソード・バース)の、()となる神器(セイクリッド・ギア)と思って頂いて結構です。」

「何ですっt…って、ゆーか貴方達、あの時、学園に居たの?」

数多の黄金と白銀の刃が自分に向けられている中、約2ヶ月前の騒ぎの中の、隠されていた真実に、リアスは驚きを隠せない。

 

「まあ、その話は良いとして、解るかい?

僕の眷属は今、このジャンヌを含めて、聖剣の使い手が()()も居るんだ。

更には、この祐理の光の結界術式。

これだけで普通に考えて、悪魔からしたら、相性は かなり悪いと言って良いよね?

そして、セリスの魔封剣。

相当な実力者なら兎も角、君達程度の魔術攻撃なら、彼女の前には無意味さ。

君の下僕の中では木場君なら、これ等を突破出来る可能性が有ったから、このフロア到着早々、あの場に踏み留まって貰ったんだ。

そして、3つm

『ディオドラ・アスタロト様の戦車(ルーク)1名、並びに兵士(ポーン)1名、戦線離脱(リタイア)です。』

「「「「「!!!」」」」」

このディオドラの説明の途中、ゲーム参加者退場を告げるアナウンスが流れる。

 

「うふふ…どうやら、その足止めとやらは、失敗したみたいね。

あの2人が倒されたと言う事は、祐斗も もう直ぐ、此方にやってくr

『リアス・グレモリー様の騎士(ナイト)戦線離脱(リタイア)です。』

「な…?祐斗?!」

このゼノヴィアとイリナの退場を知り、リアスが得意気に話そうとした時、今度はアナウンスにより木場の退場が報せられた。

 

「ん。どうやら あの2人は、木場君と刺し違える事で、仕事を見事 完遂したみたいだね。

それで話を戻すけど、3つ目に…」

それを聞き、唖然とするリアスに対して、満足気な顔を浮かべるディオドラが、再び話し始める。

 

「…これが、君の最大の敗因だけど…

リアス、君が今、此の場に居る事だ。」

「な…何ですって?!」

「今回の勝利条件の1つに、『敵拠点制圧』ってのが有ったろ?

…にも拘わらず、拠点丸投げで(キング)が外に出るなんて、愚の骨頂だよ。

しかも僕達の間では、駒価値を差し引いても、圧倒的な人数差が有ったんだ。

解るかい、リアス?

君は序盤は下僕を攻めに出さず、全員での迎撃態勢で、此方の人数を確実に減らすべき…

その後、攻めに転じるべきだったんだよ。」

「っ…!」

理詰めなディオドラの台詞に、リアスは何も返せない。

 

「仮に(きみ)が どうしても前に出るとするなら、それなら何故、そちらの女王(クィーン)、姫島君に留守番をさせなかったんだい?

誰も居ない…裳抜けの殻の拠点なんて、『どうぞ制圧してください』と言ってるのも同じだよ?」

「きょ…拠点の建物なら、朱乃が作った雷の障壁で、誰も入れない様にしているわよ!

其処まで考え無しじゃないわ!」

「はぁあ~~~~~~~~~~~~…」

「ど、どうしたのよ?!」

続くディオドラの言葉にリアスが反論するも、それを聞いた深緑の髪の少年は、深い溜め息を溢す。

 

「いや、其処まで此方の予想通りに動いているとは…ね。

甘いよ、リアス。」

「はぁあっ?!」

「今、君の拠点に向かっている1人、兵士(ポーン)のレイチェルは、僕の眷属の中では戦車(ルーク)のララティーナに次ぐ、防御力と体力の持ち主だ。

そんな彼女が昇格(プロモーション)戦車(ルーク)の特性を得れば、セリスの魔封剣に吸収される程度の雷撃なら、少しのダメージで、力技で突破出来る。」

「…!!」

「そして もう1人、同じく兵士(ポーン)のエルザが得意としているのは"換装"。

彼女は その時の状況に応じて、様々な属性の鎧と武器を、その場で装備し直す事が出来るんだ。

鎧だけでなく、セーラー服から体操着、ナースにメイド、バニーまで…多種に渡ってね。

その中には当然、雷撃属性を完全に無効化させる鎧も有る。

彼女なら雷の壁如き、簡単に素通りさ。

…そして この2人の攻撃力機動力なら、拠点制圧なんて簡単な作業だよ!

悪いけど これは、予想の範疇だった。」

「う…」

そして拠点を空ける保険として施していた、雷撃の障壁も無意味だと言われ、リアスは益々黙り込んでしまう。

 

「さて、それで もう詰み(チェックメイト)同然なんだけど、どうする心算かな?

 

①聖剣の雨に その身を貫かれてリタイア

②自分の拠点が制圧される迄、大人しく待つ

投了(リザイン)する

 

…さあリアス? 君は、どれを選ぶ?」

「そうね…だったら④の、『貴方を倒して終わらせr

『たった今、リアス・グレモリー様の拠点が制圧されました。

よって この度のゲーム、ディオドラ・アスタロト様の勝利と致します。』

「はぁぁあっ??!」

 

▼▼▼

…この日の夜、リアス達はグレモリー城にてリアスの母親であるヴェネラナから…特にリアス、兵藤、そして木場は延々とOHANASHIされたと云う。

 

 

▼▼▼

2日後…

 

≫≫≫

 

※※※

 

◇名無しの悪魔◇

【悲報】無能vsセイジョ☆スキーのゲームが酷過ぎた件

 

◇名無しの悪魔◇

観た。このスレでのネタバラシでも書かれてたけど、マジに無いわ

 

◇名無しの悪魔◇

あのタイミングで、キングが出張るなんてねえ…

 

◇名無しの悪魔◇

まさに無能クオリティ

 

◇名無しの悪魔◇

結果、誰もいないときに拠点に入られ、そのまま制圧されて負けなんて、マヌケ過ぎるwww

 

◇名無しの悪魔◇

まさに無能クオリティwww

 

◇名無しの令嬢悪魔◇

いや、テレビは編集されてたけど、ノーカット版は、もっと酷かったわ…

 

◇名無しのひんぬー会長◇

兵藤君の戦闘なんて、殆どカットされてたし

 

◇名無しの悪魔◇

あー、セイハンザイシャがヨシコさんのバストを、揉み揉みしたってヤツね。

 

◇名無しの運対常連◇

おのれセイハンザイシャおのれセイハンザイシャおのれセイハンザイシャおのれセイハンザイシャおのれセイハンザイシャおのれセイハンザイシャおのれセイハンザイシャ(エンドレス)…

 

◇名無しの悪魔◇

落っ着けwww

 

◇名無しの悪魔◇

セイハンザイシャ、ヨシコさんの火炎球?で殺られる場面だけでしたね

 

◇炎の兄貴!◇

リアスの騎士とディオドラの戦車のバトルに至っては、全部カットだったからな

 

◇名無しの悪魔◇

え?騎士と戦車って、放送されてたっしょ?

 

◇名無しの悪魔◇

2vs1で引き分けたヤツ

 

◇炎の兄貴!◇

いや、ディオドラ拠点内でなく、その前に彼は、もう1人の戦車とバトルしていてな…

その内容がな…

 

◇セイジョ☆スキー◇

あの日、邸に帰って、編集前の映像を観たけど、あれは本当に酷かった…

木場君、まぢゴメン。

あと、ヒョウドウは今度会ったら、絶対に死なす。

 

◇コヤス=サン◇

落ち着けwww

 

◇名無しの悪魔◇

何が有った?

 

◇名無しのしっとマスク(血涙)◇

うむ。要約すれば、

 

ララティーナ可愛いよララティーナ

 

…だな。

 

◇名無しの悪魔◇

何があった?www

 

◇名無しの悪魔◇

ますますワケワカメ(笑)

 

◇名無しの悪魔◇

…って、アナタ、招待されてたんすか?

 

◇名無しの悪魔◇

マジに、上級の貴族さん?

 

◇名無しのしっとマスク(血涙)◇

その件に関しては、ノーコメント。

 

◇名無しの悪魔◇

まあ、素性探りはルール違反ですからね。

 

◇名無しの悪魔◇

尚 一部、正体バレバレな模様(笑)

それと、駄肉パンダはウケたwww

 

◇名無しの悪魔◇

だなwww

 

◇名無しの悪魔◇

コーヒー返せしwww

 

◇名無しの悪魔◇

(*^ー゚)b

セイジョ☆スキー氏、グッジョブ!

 

◇名無しの悪魔◇

止めろwww

思い出して噴いたわwww

 

◇名無しの悪魔◇

それと、鎧カップルが、意外と凄かった

 

◇名無しの悪魔◇

ダブルアーツ!

 

◇名無しの悪魔◇

ダブルアーツ!

 

◇名無しの令嬢悪魔◇

今回の若手の3ゲーム、私的には あの2人がMVPよ!

 

※※※

 

 

▼▼▼

そして、8月31日のグレモリー城。

 

「さぁ、皆、帰るわよ…って?」

「ゃ…やぁ…」

新学期を目前に、地上に戻ろうとしていたリアス達の前に姿を見せたのは、ディオドラ・アスタロト。

 

がばっ…

 

「すいませんでしたぁあ~っ!!」

「で、ディオドラ様?!

いや、僕は、全然 気にしていませんから!」

「いーや、謝らせてくれ木場君!

すいません!ウチの戦車(へんたい)が、本っ当~に すいません!」

現れると同時、彼は木場に向けて全身全霊誠心誠意、綺麗な土下座を披露するのだった。

 




 
①最後のセイジョ☆スキーさんの謝罪は、『このすば!』にて、アルカンティアに向かう途中、走り鷹鳶やアンデッドの群を退けた時の、カズマさんのイメージで。
 
②頑張れ木場きゅん!負けるな木場きゅん!www
 
③次回より新展開!
久し振りに、主役君の登場です!
 
 
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