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「あ…あの…神代…君?」
「あ゙ぁっ?!」
「ヒッ!?」
翌日の朝の、1ーEの教室。
室内に入り着席したサトルに、1つ席を挟んで隣に座っている…実は転生悪魔の…クラスメート、ギャスパー・ヴラディが話し掛けてきた。
…しかし、そのサトルの不機嫌そうな反応と迫力に、ボブカットの女装少年は、思わず立ち竦んでしまう。
すぱーんっ!
「ぁ痛あっ?!」
そんなサトルの背後、脳天に丸めたノートでの一撃が炸裂。
「な、何すんだよ、雪村!」
頭を押さえながらサトルは、その犯人に文句を言うが、
「「「ギャスパー君をいぢめちゃ駄目でしょ!」」」
「別に、いじめていた訳j…わ、分かった、悪かったよ。
…で、ギャー子、何の用だ?」
言い訳しようとするが、女子達の"圧"に屈し、結局は一言謝った後、ギャスパーに何用かを尋ねた。
「き…昨日のイッセー先輩とのケンカの件で、リアス部長が神代君に謝りたいって…
それで放課後、部室に一緒に来てくれないかっt
「巫山戯るなよ?!」
「ヒィイッ!!?」
しかし、このギャスパーの言葉に、再び…いや、先程以上の不機嫌顔になるサトル。
「ちょっと、神代?」
「神代君!」
「悪ぃ雪村、これは先に話させてくれ。
良いか、ギャー子?」
またもや泣き出しそうになるギャスパーを見て、女子達が窘めようとするがサトルは それを制止、ギャスパーに話し出す。
「放課後 部室に来いって、アレか?
『自分達が悪かった事にして謝ってやるから ちょっと お前、お前が
…ってか、何で あの駄肉姫 グレモリー先輩が、俺に謝るって展開になる訳?」
「い…いや それも、イッセー先輩とのケンカで、神代君に迷惑…」
「聞こえねぇよ!
大体 違うだろ?!
あの変態が迷惑掛けたから謝るってなら、俺でなくクラス…いや、学園全体の女子に、グレモリー先輩でなく あの糞本人が、残りの変態2号3号引き連れて、土下座行脚でも何でも、するべきだろうが?!」
「ぅう…ご、ごめんなさい~!!」
サトルの問い質しに怯え、掠れる様な小声で応えるギャスパーに、この男の
輩の様な顔で重ねる様に放つマシンガン・トークで、半泣き顔となった男の娘を圧倒する。
「だ・か・ら、お前が謝ったって、意味が無いd(ガン!!)
そのサトルの脳天に、再び衝撃が。
「サト君、ギャー君いぢめちゃ、駄目。」
「"広辞苑"は止めろ!!」
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その日の夜…
「サっトル~! 今は白音も居ないし、久し振りに 2人えっち、す~るにゃ~!♪」
「えぇい!服を脱ぎながら迫るな!…てゆーか、邪魔すんな!!」
この夜 白音は、"任務"で外出しており、夕飯の後、台所で食器を洗っているサトルに、普段から わざととしか思えない着崩した和服を更に ぽろりと肌け、まるで発情した猫の様に、サトルに責め寄るのは黒歌である。
ЯЯЯЯЯЯЯЯЯ…
「「……?!」」
このタイミングで、様式美な如く鳴るのはサトルのスマホ。
画面に映し出された発信者の名は…
「もしも~し、白音~?
一体、何の用にゃ~?」
『いえ、何となく、電話しなければならない気がして…って、何で姉様が、サト君のケータイに出てるんですか!?』
「…………。(チィ! 勘の鋭い妹だにゃ!!)」
…白音である。
『…それと ついでに、堕天使側に動きが有りましたので、その報告です。』
「そっちが ついでかよ!?」
黒歌からスマホを取り戻したサトルが、盛大に突っ込んだ。
『※※と思われる人物が、教会から出て行ったのですが、彼女と一緒に居るのが…
あの、※※※※・※※※※…です。』
「何…?!分かった、俺達も向かう!
黒歌姉! 黒歌姉も直ぐ用意!!」
pi…
スマホを切ると、外行きの服に着替えだすサトル。
「チィッ…!
これからサトルと、『ぴー♡』な一時を過ごせる筈が…
「2人って、本当に姉妹だな!?」
そう言いながら着替えを終えた2人は、転移術式で、白音と合流するのだった。
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ガキィッ!
「な…何なんですかぁ!
こっの、奇妙奇天烈な お面ヤローわぁ!?
このライ〇セイバーちゃんを素手で受け止めるって、有り得ないっしょ~~??!」
「…残念だが
「ふ~ん?…って、俺ちんの邪魔、してんじゃねーよ!」
とあるアパートの1室、その場で白い法衣を纏った白髪の少年と、ジーンズにパーカー、そして派手な色彩装飾の鳥の仮面を被った人物…サトルの戦闘が始まった。
「あゎわわ…」
「大丈夫ですよ。」
「心配いらないにゃ。」
そのバトルに、腰を抜かして見ているのは、この部屋の住人。
その人物を護る様に介抱しているのは、某・美人怪盗姉妹なレオタードに、鼻口は無く、目の穴だけが開いているだけの無表情な白い仮面を付けた、2人の少女…白音と黒歌である。
「な…何なんだよ…?」
この大学生の青年は、未だ、現状の分析が出来ずにいた。
…当然である。
呼び鈴無しで いきなり、神父服の男が玄関から土足で上がってきたと思えば、某・有名SF映画に出てきそうな光の剣を構え、「ひゃっはー!」と、某・世紀末コミックの
しかし その攻撃は、更に突然、目の前の床に浮かび出た魔法陣から現れた、仮面を被った3人の人物…その内の1人が
そして その儘、この2人は戦闘を開始したのだった。
「と…とりあえず、助けてくれて?ありがとう。
アンタ達が…悪m
「違います。」「違うにゃ。」
「へ?」
…そんな遣り取りの中、
バクィッ!
「ぺちょーっ!?」
サトルの豪快な前蹴りが、神父の鳩尾に炸裂。
「あ痛たたた…
あ゙っーー、何なんですか、キミタチわ?!
くっそ悪魔…じゃ、無いみたいだしー?」
「ふん、只の現地人だよ! フリード・セルゼン!」
「ぉょょ?俺ちんを知ってる?
はっはーん?分かったぞ…さては お前さん、俺ちんのファンだな?」
「違ぇーよ!!」
腹を押さえながらも、まだ余裕の有る惚けた口調で話す神父…フリード・セルゼンの台詞に、本気で否定するサトル。
フリード・セルゼン。
嘗ては その才能を天界に見出され、幼くして天才と呼ばれたエクソシストだったが、その余りにも狂気を孕んだ殺戮衝動故に、天界を追放されていた狂人である。
「まさか、堕天使に拾われていたとはな!
だが、その狂った殺人癖は、相変わらずな様だな!!」
「まじかっすかー!
俺ちん、もしかして有名人~?…っとぉ!」
バキィッ!
「んばぼっ?!」
人を小馬鹿にした様な巫山戯た口調から、光の剣を振り下ろすフリード。
しかしサトルは それを躱し、踏み込みから更に間合いを詰めて…殆ど0距離からの右の掌打を、フリードの鳩尾にヒットさせた。
「ぅが…痛ってーなぁ、ゴラァ!!
だっから、何なんだよ、オメーわぁ!?
分かってんのかぁ?
ソイツはなぁ、糞悪魔なんかと契約してる、糞人間なんだずぉお?!
殺してぇ、殺されて当然だろぅがぁ!」
「ひっ…?!」
再度 腹を押さえ、自分が殺そうとした大学生に目と光剣の切っ先を向けながら、怒りの形相で話すフリード。
「残念だが、俺は そうは、思わn
「あ、あの~、フリード神父?
結界、張り終わりましたぁ…って、え…!?」
「「「「!!!?」」」」
このタイミングで、奥の部屋から ひょっこりと顔を見せたのは、シスター服姿の金髪の少女だった。
♪ピンポーン♪
「「「「「????」」」」」
更に それは様式美なのか、次の瞬間、玄関から呼び鈴が鳴り、
「え~と、今晩は~。
あの…呼び出された、悪魔…ですけど~?」
「…はぁあっ??!」
サトルとしては聞き覚えの有る、何とも間抜けな声が、届いてきた。
「隙有りゃーっ!」
斬!
「…っ!!」
「きゃ…ぁぁぁぁあっ?!」
その声に反応し、一瞬 動きの止まったサトル目掛け、フリードが凶刃を放ち、それは少女の悲鳴と同時にサトルの脇腹に喰らい突くが、
「な…何ですとぉ?」
「最初に、言った筈だ!」
ドガァッ!
「のわっち!?」
「きゃあぁっ?!」
光の刃は その身に刺さる事は無く、狂神父は即座に反撃の右拳を顔面に浴び、壁に据え付けられている本棚に激突。
「…俺には、『光』や『魔力』は、通用しないってな。」
暴力的場面に慣れていないのか、金髪少女が再び悲鳴を上げる中、言葉を続けるサトル。
ダダダッ…
「な…何だよ? 今の、女の子の悲鳴は?!」
そして其処に駆け付けてきたのは、駒王の制服、それを前面のシャツのボタンを全開、赤のアンダーシャツをトレードマークの如く開かした、茶髪の少年。
「な…んだぁ? 今度は、糞悪魔かぁ?」
「ヒョウドウ…イッセイ…」
続く!