ガルーダDxD(仮)   作:挫梛道

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活動報告もアップしてるけど、マジに皆さん、食い付き良過ぎっしょ?(笑)
…で、俺? 本当に作者(おれ)が悪い訳?
…そうか、分かった。
それならば それは認め、受け止めよう。
しっかーし!
ならば今回ネタに暴走するのは、俺の せいじゃないからね!!(どどん!)
 
とりあえず…何時でも『明鏡止水』のテーマを脳内再生出来る様に、準備しておきましょう!www
 


その名は『天竺(ガンダーラ)』!!

「…カラスが こんな処で、何をしているのかな?」

「お、お前…は…?」

空に並んだ魔方陣…否、曼陀羅。

其処から現れたのは、畳にして半畳の広さの宙浮く蓮華の上に立つ、橙の袈裟を着た無数の武装した僧兵達。

更には下半身が銅鐘型の、やや変則な人型機動兵器の集団、その数13。

そして それ等を束ねるのは、蓮華に座する、えんじ色の袈裟を纏った長い金髪の瞑目の美丈夫。

 

「お前こそ…何をしに来たってんだ?…釈迦如来!!」

それは、『須弥山』『インド神話』と同じく、インドに拠点を敷く仏教系勢力…『天竺(ガンダーラ)』のトップ、釈迦如来と その配下の精鋭達だった。

 

「質問に質問で返すのは、止めて貰おうか、大カラスよ。」

「ぐ…」

圧倒的な"圧"を込めながらの釈迦如来の言葉に、アザゼルは何も返せない。

 

「「「「「「………っ!」」」」」」

それは この場に居る、他の堕天使達も同様。

()()コカビエルですら、カラス呼ばわりされた事にキレる無く、黙り込んでしまう。

其れ程迄の…正しく大宇宙を感じさせる程の、強大な圧力(プレッシャー)だった。

 

「ふっ、まぁ良い。

我々は、天界を潰しに来たのだよ。

天照大神と話し合いした上で、天界の殲滅は我々が受け持つ事になったのだ。」

「はあっ?!」

…そうなのだ。

先日の神々スレにて、アマテラスが『聖書』との開戦を宣言した後、釈迦如来は単身で高天原を訪ね、アマテラスから『聖書』の内の"天界"の掃討を名乗り出たのだった。

 

 

 

ん~、天竺(ガンダーラ)ってか、釈迦如来も宗教的に『聖書』…特に天界には布教(シェア)関係その他諸々で、色々と思う処が有ったろうからね。

何処かの下半身(ゼ〇ス)みたいに、只ネットの画面上で手助けを名乗るで無く…しかもアイツの場合、自分に憑けられた不起(のろい)を解いて貰うとかな私情も有ったろうし…何よりも直接に僕の所に赴き、「蝙蝠やカラスは兎も角、鳩の始末は自分達に譲って欲しい」と申し出た部分にも、僕的に感じさせる部分が有ったからね。

これで断ったりして天竺(ガンダーラ)と事を構える…は大袈裟として、溝を作るのは得策じゃないし、此方としても手間が省けるから、彼の要求に応じたって訳さ。

 

 

 

…とは、アマテラスの弁である。

 

≫≫≫

「敢えて勝手な真似 余計な真似とは言わぬ。

寧ろ、『前座御苦労!』…と、言ってやろう。

事実、第1第2を飛び越え、いきなり第3天に転移出来たのは お前達の お陰だからな。」

「………………………。」

「しかし! この先は、余計な真似は しないで貰おうか。

当然、共闘の申し出は受け入れない。

一応、アマテラスに譲って貰ったは鳩の駆除だけだが、この先()()()()()をするならば、それを理由に此の場で、カラスの廃除を行っても良いのだぞ?」

「…ちぃっ!」

天竺(ガンダーラ)』の介入は、アザゼルにとって想定外。

しかし【日本神話】同様、『天竺(ガンダーラ)』の強さを理解している堕天使総督は、釈迦如来の言葉に対し、いきり立つ武闘派の幹部達を制しながら、首を縦に振る他に無かった。

 

▼▼▼

第4天。

 

「な、何なのだ? 此奴等は?」

「だ、堕天使共が攻めてきたと聞いたが、話が違うではないか!」

「奴等は一体、何者だ?

【日本神話】の者か?!」

「いや…奴等は…」

草原と森と湖…嘗てアダムとイヴが暮らしていたとされる、美しい自然が織り成す光景は、正に楽園(エデン)と呼ぶに相応しかった。

しかし『天竺(ガンダーラ)』の軍勢と、それに対する上級天使、そしてミカエルとガブリエルを除く熾天使(セラフ)とで繰り為す戦場となった此の場は既に、その面影を失っていた。

 

ズガッ

 

「ぶぇべらっ!」

僧兵達が手にした錫杖で座天使(ソロネ)の胸を貫き、

 

斬!

 

「ざくれろっ?!」

機動兵器に対抗すべくに巨大化・武装した智天使(ケルビム)を、機械の巨人は錫杖に仕込まれていた光刃での居合い斬りで両断。

彼等の働きで、此の場の天界勢は ほぼ全滅となった。

 

「き、貴様等は何者なのだ?

何が目的だ!?」

「我々が貴様に、何をしたと言うのだ?」

完全な劣勢に、2人の熾天使(セラフ)が最後方に控える釈迦如来に大声で責め立てる。

 

「…ふむ。

愚かな…未だ、自分達の過ちに気付かない…気付こうとしないとは、な…」

「わ、訳の解らぬ事を!!」

その釈迦如来の返しに、熾天使(セラフ)サンダルフォンが激昂。

 

バシュッ!

 

最大級の光の槍を投げ付けるが、

 

カカァンッ!…ドサッ…

 

その槍が釈迦如来に直撃する寸前、彼を守護するかの様な光の結界(ドーム)が現れ、槍を反射。

その槍はサンダルフォンの頭部を一瞬で…断末魔を上げる暇も与えずに消し飛ばし、絶命させた。

 

「「「な…何…だと…?」」」

それを真横で見ていた他の熾天使(セラフ)達は驚くしか無く。

 

「ふっ!

"天に唾吐く"とは、こう云う事を言うのだよ!」

蓮華の上で座禅した釈迦如来が吼える。

 

「さあ、(YHVH)が生み出した餓鬼達よ!

この私が引導を渡してやろう!」

 

ス…

 

懐から数珠を取り出し上空に掲げると、内に秘めたる神氣を高め、それを攻撃のエネルギーとして一気に解放させた。

 

「天 魔 降 伏!!」

 

カァァッ…

 

「「「「「「「ぎゃぁあああーーーーーーーっ!!!!?」」」」」」」

 

ドシャァッ!

 

この一撃で、その場に居合わせた天使全てが吹き飛ばされ、その殆んどが死亡。

 

「ぐ…」「が…が…」

「ほう? 私の技を喰らって生きていたか?

流石は最上位の天使…と、言った処か?」

しかし、辛うじて生き残った2人の熾天使(セラフ)も、決して少なくないダメージを負っていた。

 

「こ、こうなっては仕方が無い…

()()の、封印を解く!」

「何?! ウリエル、正気か!?」

「あの者共を屠るには最早、他に有るまい!

大丈夫だラファエル。

後にミカエルとガブリエルを加えた4人掛かりなら、また再度の封印は容易い!」

 

ヒュイン…!

 

身体全身から血を流しながら立ち上がった2人の熾天使(セラフ)は そんな会話の後、最後の力を振り絞るかの様に その場から飛び去る。

 

「…釈迦如来様?良いので?」

その様子を黙って見ていた釈迦如来に、13の 曼陀羅頑駄武 機動兵器の内の1機…その搭乗者が声を掛けた。

どうやら彼は、この機動兵器隊の纏め役の様だ。 

 

「煌瑠よ、お前の謂わんとしている事は分かる。

しかし、所詮は()()使()()()()()()()()()()()()()だ。

…尤も それでも人の世に放たれたら、多少は事なのも確か。

その存在を知ってしまった以上、如何に封印状態とは云え、放置する訳には往かぬ。

故に とりあえず封印とやらを解いて貰い、その上で滅す!」

 

▼▼▼

「逃げたり…しないですかな?」

「逃げる? 愚問だな煌瑠よ。

例え海王星、そして その外の宇宙に迄 逃げたとしとも、所詮は仏陀(わたし)の掌だ。」

「…失礼、そうでしたな。」

恐らくは天界の切り札であろう何かの封印を解こうと、戦の場を逃げる様に飛び去った2人の熾天使(セラフ)

それを離さず追い付かず、そして それが演技と悟られぬ絶妙な間合いで後を追う釈迦如来と13機の機動兵器隊。

因みに その他の僧兵達は、第5天へ繋がる(ゲート)の前で待機中である。

 

≫≫≫

「む?」

「ほう…!」

そして彼等が目にしたのは、世界の果てを告げる壁が如きの巨大な岩山と、その頂で翼を広げ、待ち構えている2人の天使。

 

「ふはははは! 少し遅かったな、仏教勢力!」

「これで貴様達も終わりです!」

 

ぶん!x2

 

釈迦如来に対して天界4大熾天使(セラフ)と呼ばれる内の2人、ウリエルとラファエルが勝ち誇った様な笑いと共に、その岩山に光の槍を投げ放ち突き刺した。

  

ピシィッ…!

 

そして岩山の1面に、巨大な罅割れが走る。

巨大な破片の岩肌が飛び散り、大穴が空き、其処から巨大な()()が姿を見せる。

 

『グゥォオオオォッ!!』

上半身は皮膚が無く、筋肉繊維が剥き出し。

下半身は赤い鱗の大蛇。

そして背には2対4枚の黒い猛禽の翼…

それは正に、異形と云う表現が相応しい存在だった。

 

「ふっはっはっはっは!!

どうだ見たか!仏教勢力!!」

「さぁ、殺ってしまうのです!サマエr

『グゥルォオオオゥォ~ッ!!』

 

VWOooooh~Bha!!

 

「「え゙??!」」

封印を解き、其処から現れた巨人の登場に、勝ち誇った顔を見せる熾天使(セラフ)達。

そして それを釈迦如来達に けしかけようとするが、この巨人は それが聞こえてないのか聞く気が無いのか、ウリエルとラファエルに顔を向け、猛毒の吐息(ブレス)を放射。

 

「ぎゃぁぁぁ…あ…」

「ひぃぇ…っ…」

不意の攻撃をまともに浴びた2人は その身を全て…骨までも溶かされドロドロの流動体となり、地表目指して落下。

 

「何と愚かな!

御す事も叶わぬのに、()()の封を解こうとしていたのか?」

死んだ天使には目もくれず、巨人を刮目する釈迦如来。

 

「"サマエル"…。

聖書曰く、原初の人間であるアダムとイヴが天界から追放される原因を作ったとされる蛇…異形の堕天使であり邪龍。

まだ天界に封じられていたとはな。

今は冥府で飼われていたとばかり思っていたが…煌瑠!」

「はっ!」

そして機動兵器隊の長である、煌瑠に声を掛ける。

 

「あの程度の駄蛇、この私が手を下す必要も有るまい。

お前達に任せるぞ。」

「…承知!!」

この返事と同時、13機の機動兵器がサマエルに向けて飛び立った。

 

≫≫≫

『るぶぁああぁぉぉぅっ!!』

 

VWOooooh~Bha!!

 

自身に向かってくる煌瑠達を見たサマエルは、彼等を敵と認定。

咆哮しながら猛毒の吐息(ブレス)を吹き掛けるが、煌瑠達は素早い移動で それを回避。

 

「全員、構えい!

煌瑠殺法! 曼陀羅円陣~!!

そして煌瑠が号令を掛ける。

それに応じる様に、12の機体は煌瑠の機体を囲む様に陣形を取り、 

「色即是空 色即是空…今こそ我等、明鏡止水の境地に至れり!!」

 

ぼぉぉっゎわっっ!!

 

次の瞬間、13の機体は黄金の光を放ち、それに包まれた。

 

ぶぅんぶん…

  

煌瑠の機体が錫杖を振り回すと その軌跡が炎の輪となり、彼の周りの機体に その火が燃え移る。

 

「極楽往生~っ!」

 

ひゅぅぅ…どっどおっ!

 

そして巨大な黄金の炎の球となった12の機体が、サマエルに向かって特攻。

 

ズバッ…ドシュッ…ハギィッ…! 

 

『ぐぅおぉぉ~っ?!!』

それ等はサマエルの身体全体を貫き切り裂き焼き払う。

これにサマエルは抗う事が出来ず、最後は完全に塵も残す事も無く滅されたのだった。

 

「南無阿弥陀仏!!」

 




①だから、俺は悪くないぞ!
皆さんの期待に応えてあげただけなんだからね!(笑)
 

釈迦如来…シャカ(聖闘士星矢)
煌瑠(キラル)…キラル・メキレル(Gガン)
 
…のイメージで。
いきなり本文、ルビ無しで読めたアナタは上級読者(笑)
 
③次で天界編、締めます。…締めれたら良いな…
 
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