バトル回です。
サブタイは後日 変更します。
「ぎゃぁあああぁぁあぁっ!!!?」
「い、イッセーっ?!!」
≫≫≫
サトルが放つ魔剣グラムの一閃が、兵藤の左腕を斬り落とした。
「四神道・封の法 其乃伍、『玄武縛威晶』!」
そして透かさず その腕に向けて、日本式の結界術式を唱える。
これにより赤い籠手を填めた左腕…いや、
聖剣騒動の時、駒王を訪れた4人の『NIN=JA』が学園を包んだ防御結界の、下位互換の術だ。
これの最大の狙いは、『
とりあえずは兵藤の体からは
仮に斬り落とした
以前から兵藤の事を雑魚呼ばわりしていたが、決して悪名高きニ天龍を見くびっている訳では無かった。
「ふん…只でさえ雑魚なのが
「ぐぅいあぁぁぁぁあ…!??」
夥しく流血する左の肩口を押さえ、激痛に悶える兵藤に対してサトルは冷たく話す。
「苦しそうだな?
まぁ、無理も無い。
この
如何に悪名高き赤い龍とは云え…いや、違うか。
「ま…魔剣グラムだって? どうして それを?!」
このサトルの台詞に、必要以上に反応したのは、リアスの
「少し前、どういう経緯かは知らないが、グラムや その他、北欧神話由来の聖剣魔剣を沢山持っていた人物と戦ってね。
その時に押収した剣をアースガルズに返還した時、褒美として その内の1本…このグラムを主神オーディンから正式に【日本神話】に譲渡されたのさ。
…で、それを俺がアマテラス様から頂戴した訳。
決して何処かの神話勢力
「「「………!!」」」
自分が魔剣を手にした経緯を、またしても『聖書』の行いを皮肉るかの様な、余計な一言を添えて、サトルは説明。
「…がぁっ!」
ボンッ…シュン…
そんな中 兵藤は床に伏せ悶えながらもサトルに向けて、右拳から魔力の込められた弾を放つが、
「本当に魔力100
雑魚でも一応は
そしたら俺にも、少しはダメージが通るかも知れないのによ。
所詮は魔力至高思想の悪魔か。
周囲に そーゆーのを教えるヤツが、居なかったって話だ。
…って、
ドガッ!
「ぐああっ!?」
そう言いながらサトルは、今度は倒れている兵藤を蹴り飛ばす。
どっどごぉんっ!!
「「「「な…っ!?」」」」
「「「「きゃぁあっ?!」」」」
更には
「こ…校舎が…!?」
「これで殺り易くなったぜ。」
これにより、オカルト研究部の拠点である旧校舎が全壊した。
先に攻撃を仕掛けられた事も有り、どうやらサトルは完全に"殺る気スイッチ"が入り、そして狭い部室内よりも屋外戦を選択した様だ。
「ぐぐぐ…せ…
何なんだよ、それは?!」
「(…コイツ、マジか? 自分の中のドラゴンに、マジに気付いてないのか?…まぁ良いか。)
知らないなら知らない儘、死ね。」
校舎倒壊に困惑しながらもサトルの台詞に、疑問を投げ掛ける兵藤の言葉。
4月に
ぐぃ…ガシッ!
今代の赤龍帝の頭を掴みんで無理矢理に起こすと、プロレスで言う処のダブルアーム・スープレックスの体勢に取り、
「行くぜ!アマテラス様直伝! カm
「止めてーーーーーーーーーっ!!」
「あ?!」
トドメの一撃を繰り出そうとした時に、それを止める声が掛かった。
「お願い、イッセーには強く言い聞かせておくから!」
リアス・グレモリーである。
「それは無理だな、無能姫。
噂に聞くアンタの
「…っ!?」
しかしサトルは その訴えを拒否、改めて締めに入った。
その
ぶぅん!
逆羽交い締めの状態で体を回転させ、その勢いを利用して兵藤を投げ飛ばすとサトルは自らも跳躍。
ズガァアッ!!
「ぐ…ぇ…?」
兵藤が仰向けに地面に叩き付けられると同時、右足、更に その上 右膝に右肘を乗せる事で
…因みに先程、サトルは天照大神直伝と言い掛けたが、これは別に彼がアマテラスから直接 手解きを受けた訳では無く。
以前、サトルがアマテラスに対して起こした幸運的想定外助兵衛事故により、その制裁として怒れる乙女から それを喰らった際に、身体で覚えた技だった。閑話休題。
「ぁ…が…」
「ちぃ、確実に殺った心算だったのだが…流石は悪魔、耐久性が違うか?
…いや、単に俺の詰めが甘かっただけか。」
しかし それでも、兵藤の『生』を終わらせるには至らず。
その
「まあ、良いか。」
ぐぃ…
仕止め切れなかった事は気にせず、兵藤の頭を掴み、再び無理矢理に立たせると、
「やっぱりドラゴンにはドラゴン・スレイヤーの方が効果的だよな?」
再び魔剣グラムを手に取るサトル。
改めて今度こそ、確実にトドメを刺す心算だ。
「止めろ! もう良いだろ?!」
「そ、そうだよ、神代君! やり過ぎだよ!」
此処で今度は余りにも見かねたのか、木場とギャスパーが それを止めに入った。
「やり過ぎ?
おい、ギャー子…そっちの金髪先輩もだが、
だがサトルは、その申し出を拒否。
「戦争で…しかも先に仕掛けてきた敵に対して、殺り過ぎも何も無いだろ?
それに金髪先輩?
「…………………!」
あの時…4月中頃、兵藤が悪友2名と一緒に、白音達のクラス女子の着替えを覗いた時の、乱闘騒ぎの事である。
「それに さっきも言ったろ?
白音の着替えを覗いた罪は、キン〇・ザ・1〇〇tより重いんだよ。
乃ち万死!
あの時の続き、今この場で終わらせてやるよ。」
「いやいや、さっきは君、〇ート様って言ってたよね?!」
「キャラが変わって、一気に重さが増えてますぅ!」
殺伐とした空気の中、やや緩んだ会話だが、それでもサトルの ややベクトル違いな
「とりあえず死ねや! 性犯罪者が!!」
ぶぅん…ガキィッ!
「…………。」
「………………何の、心算だ?」
そして倒れた兵藤の左胸目掛け、魔剣を垂直に突き刺そうとしたが、それは漆黒の刃に阻まれる。
「目の前で仲間を殺らせる訳には いかない!」
木場の
木場が
「
ブゴォォォォォォオッ!!!!
そして一度、バックステップして距離を空けての攻撃。
もう平和的な遣り取りは不可…この場を無事に切り抜けるには、目の前の人物を倒す以外に無い…そう判断した木場が、己の最大必殺の技を、サトルに向けて放った。
暗黒の黒き魔力を帯びた衝撃
シュゥィィィン!
これをサトルは、魔剣グラムで受け止める。
ただし、
「だ・か・ら・いい加減に学習しろよ?
俺に
「…それでも、
「だから どうした?
もしかして それだけで優位に着いた心算か?金髪先輩?」
確かに暗黒剣の黒い魔力は、サトルの
サトルが受け止めたのは、速く鋭い剣の振りから生じた、只の剣氣による衝撃波だ。
ダダダッ!
「成る程、物理攻撃は有効な訳だ!」
「ナラバ、私達ノ出番デス!」
それを見た堀井とスーザンが動いた。
そんな2人が繰り出すのは、互いに手を取り合っての舞う様な攻撃。
「成る程…それが前にスレで盛り上がっていた、"
ガンッ!
「しかし少しばかり、技が大振り過ぎないか?
破壊力は兎も角、技の軌道が見え見えだ。」
「ぐはぁ…っ?!」
「ほ、堀井君!?」
だが それも、サトルには通じない。
少し前に自スレで話題になった伝説的コンビネーション闘法に興味を示したが、双薙刀をイメージさせるかの連続蹴りを冷静に躱すと、堀井の脇腹に掌打の一撃を撃ち込んだ。
その衝撃は甲冑を透り抜け、直接 肉体の
「でいや!」
ガキィン…!
「くっ…、これでも駄目かい…!?」
「いーや、金髪先輩…
今のは かなり、ヤバかった…!」
そこに木場が飛び込んでの一閃を放つが、この暗黒剣はサトルの魔剣に辛うじて阻まれた。
「おらっ!」
「甘いよっ!」
キィンッ!
「ちぃいっ!」
そして次はサトルが自分のターンとばかり魔剣を振るうが、これは木場の剣で余裕で捌かれる。
剣を使った戦闘では、木場の方が1枚も2枚も上手な様だ。
「おっらぁあっ!!」
どごっ…ごんっ!
「ぐゎっぁ?!」
…しかし それは あくまでも、
木場に剣を受け止められた直後にサトルは相手の鳩尾に膝を突き刺し、そして顔面…鼻っ柱目掛け、強烈な頭突きをぶちかまし、吹き飛ばした。
正道邪道の混ぜ合わせだが、剣術だけの木場と、剣も攻撃手段の1つに過ぎないサトルとの違いが、明確に現れた。
「肉弾戦で挑んだのは、ある意味正解だ。
しかし、それでも悪魔で俺に勝てる可能性が有るのは、サイラオーグ・バアルだけだ。」
①サトルとアマテラスさんの技の伝授云々な話は、38話参照(笑)
②すいません、前回 後書きで『サトルvs魔王』みたいな予告してましたが、其処まで書けませんでした。
③そんな訳で今度こそ…
次回『サトルvsルシファー(仮)』
乞う御期待!感想よろしくです。
④前回 感想欄にて、久し振りの運対連発!
そんな訳で、感想にて『性犯罪者』『無能』『駄肉』な文字の書き込み(伏せ字併用込み)は、高確率で運対されるから、皆も気を付けようぜ!www