【前回の あらすじ!】
感想欄での運対該当用語に、『駄龍』が新たに加わりました。(笑)
「肉弾戦で挑んだのは、ある意味正解だ。
しかし、それでも悪魔で俺に勝てる可能性が有るのは、サイラオーグ・バアルだけだ。」
「「な…??!」」
リアスの下僕を圧倒するサトル。
喧嘩殺法で木場を吹き飛ばした後に発した この台詞に、リアス、そして魔王サーゼクスが やや過敏に反応した。
「ま、まるで、サイラオーグと戦った様な言い草ね…?」
その言葉…
仮に本当に そうだとすれば、その自分の従兄と戦った男が目の前にいる…イコール、最悪の報せに繋がる可能性を理解しつつ、リアスはサトルに恐る恐る質問。
「まあな。
そして結果は…下僕共々、
「「…………っ!!?」」
そしてサトルから返ってきた応えに、リアスとサーゼクスは絶句。
自分達が考えていた、『最悪』と解釈した様だった。
▼▼▼
※※※
◇名無しの神様◇
ほう?あのガルーダの小僧、流石はアマテラスの秘蔵っ子だな。
神器持ちな点を差し引いても、人間としては相当な強さだぞ?
◇名無しの主神様(JAPAN)◇
どやぁ!♪
まぁ、別に僕の秘蔵っ子って訳じゃないけどね。
◇名無しの雷神(北欧)◇
俺の弟子だ
◇名無しの三面六臂◇
私の弟子でもある
◇名無しの戦女神◇
私の以下略。
◇名無しの混沌(這)◇
私の以下同文!
◇名無しの神様◇
改めて、マジにパねぇメンバーだなwww
◇名無しの戦乙女(9女)◇
実力者で、しかも長身イケメン…
ん、良いかも…
◇名無しの混沌(這)◇
あ、ヴァルキリーさん?
サトルさん、既に彼女さん居ますよ~?
◇名無しの戦乙女(9女)◇
え?!
◇名無しの三面六臂◇
しかも、2人なwww
◇名無しの主神様(JAPAN)◇
しかも姉妹だぜwww
◇名無しの戦乙女(9女)◇
えぇえ゙ーーーーーーー??!
◇名無しの主神様(北欧)◇
【悲報】某処女ヴァルキリー、彼氏居ない暦イコール年齢の更新確定した件
◇名無しの戦乙女(末っ子ろりっ娘)◇
ロス姉様、どんまいっス!
◇名無しの戦乙女(9女)◇
放っといて下さい!!(T-T)
◇名無しの水の女神◇
あら、大丈夫よ。
2マタ3マタなんて、本人達が納得してれば、別に問題無いと思うの。
◇名無しの神様◇
良いんかい(笑)
◇名無しの水の女神◇
そりゃ、泥々に修羅場ってるなら駄目だけど、この子達は そうじゃないんでしょ?
◇名無しのキクりん◇
日頃から姉妹と仲良くバカップルしています
◇名無しの水の女神◇
でしょ~?
それが純愛ならば、同性だろうが どれだけ年が離れすぎていようが異種族だろうて いくら掛け持ちだろうと問題無いわ。
ただし、悪魔とアンデッドは除く!
◇名無しの神様◇
いやいや、2マタ3マタの時点で純愛じゃねぇだろwww
◇名無しの戦乙女(9女)◇
イエ…出来れば私だけを見てくれる殿方が良いのです…
◇名無しの水の女神◇
ふ~ん?まぁ、それは個人の価値観だから、それも否定は しないわ。
…に、しても このサトルって子、本当に中々の逸材ね。
面白いじゃない。
よし! これからは私も この子の修業、手伝ってあげるわ!感謝しなさい!
◇名無しの三面六臂◇
いや、要らね
◇名無しの雷神(北欧)◇
遠慮しときます
◇名無しの戦女神◇
止めろくれませんか?
◇名無しの混沌(這)◇
私達の自慢の弟子に、悪い影響与えたくないんですよね~?
◇名無しの主神様(JAPAN)◇
ん。とりあえずキミは今後、サトル君の半径100㌔圏内には近付かないでくれないかな?
◇名無しの水の女神◇
何でよーーーーーーーーっ!!?
※※※
▼▼▼
「そんな…嘘…」
サトルの『地獄へ送り届けた』の言葉に、リアスは茫然。
「知っていて言ってるのかい?
彼…サイラオーグは、僕達の従兄弟なんだが…」
そしてサーゼクスも冷静を装っているが、内心穏やかでないのは誰が見ても明らかな…そんな口調で、サトルに問い掛けた。
「え?そうだったの?」
しかしサトルからすれば、まさか あの"兄貴"と無能姫(並びに魔王)が親戚関係だったのが新情報なだけで、少しだけ驚いた反応を見せただけ。
「赦さない…絶対に赦さない…!」
ボォゥッ!
そんな悪びれないサトルにリアスは怒りの形相で掌を翳し、特大の黒い魔力の弾を作り出す。
「いや…何度目だ?
マジに学習、理解しろよ、駄肉無能姫様?
この俺に
「だ、黙りなさい!…滅びろぉおっ!!!」
ボゥッ…シュンッ…
「だから言ってるだろ?」
「そ…そんな…」
それに対して本当に呆れ顔なサトルに紅髪の少女が滅びの弾を放つが、今まで同様に それが魔力で有る故に、それは
過去に1度、同じ事が有ったのを忘れているのか、目の前で起きた事を信じられない様な表情をリアスが浮かべる。
「…改めて言うぜ。
どんなにパワーが有ろうが、俺には…俺の
だからこそサイラオーグ・バアルは、魔力を使う事無く肉弾戦で俺に挑み、大きなダメージを与える事が出来たんだ。」
正確にはサイラオーグは魔力を使わなかったで無く
闘氣と仙氣を練り溜めながら、それを淡々と語るサトル。
ダダッ!
そして己を氣の弾と化し、リアスに特攻、
「真・男女平等ドロップキィーック!」
バキィッ!
「きゃぁあっ!??」
大きく跳んでからの華麗且つ痛烈な両足蹴りを、リアスの顔面に突き刺した。
「き、キミは女の子の顔に、何をしてんのよ?!」
「ふん…
"滅ぼそう"とした相手に、女も何も無いだろ?
それに此れは喧嘩じゃない、戦争だ。
殺してないだけ有り難いと思えよ、魔王熟女。」
「だ~か~ら! その呼び方は、止めてよぉーーーーーーーぉっ!!!!」
それを見た…先程のサトルの口撃から復活した…セラフォルーがサトルに物申すが、当人は戦場だからこその正論+αで切り返すと、
ピシィイッ!
その『+α』の方に この女性魔王は反応したみたいで、半泣き顔で強大な魔力を解放。
校舎や体育館等、学園敷地内の建物、そして地面も完全に氷漬けに。
それだけで無く、予め、逃走防止の意味でサトルが学園全体に施していた結界も、内側からコーティングするかの様に氷で覆われた。
外から見れば、巨大な氷のドームだ。
「何考えてんだ、この魔王熟女!
認識疎外の仕込みは してないんだぞ!
どーすんだ、
外から見れば大騒ぎだぞ?!」
しかしセラフォルーからすれば、肝心の攻撃対象であるサトルには絶対魔法防御の効果か、彼の周り約1㍍は その影響を受けず。
現時刻は確かに深夜だが、それでも目撃者が絶対に居ないとは限らず、そちら側の心配で この後先の考え無く、さながら氷の世界を作ったセラフォルーに大文句。
「全く、流石は火種女…
無能に負けず劣らずな残念仕様な脳味噌だよな!」
「う、五月蝿い!
キミは本当に もう少し、言葉を選ぶべきだよ!」
「あ゙?! 事実で言い返せないからって、話題摩り替えようとしてんじゃねぇよ、この魔王熟j
「雷よぉっ!」
バチィッ!
そんな遣り取りの中、別の人物が新たに割って入って来た。
リアスの
自分の主…いや、親友を足蹴にされた怒りから、右掌から横一直線な雷撃を放った。
「げ?!」
その攻撃…雷属性の攻撃に何かトラウマでも有るのか、一瞬だけ怯むサトルだが、
シュゥ…
「あー、魔力攻撃は効かなかったんだよな…」
「…くっ!」
これも先程から何度も繰り返させる、魔力の攻撃を
さ~て、それにしても どうするかね…
アマテラス様の指示で、逃げた魔王を釣る餌として駄肉姫様を捕まえに来た心算だったのに、その魔王も一緒に来ていた件…(笑)
彼方さんの
こりゃ、泥試合確定かな?
そして、この後の展開を思考思案。
「一応 聞いてみるが、互いに此の場を退く事は出来ないのかい?」
「ん?…って…?
……………………………。ぅわぁ~…」
そんなサトルに、魔王…サーゼクス・ルシファーが話し掛ける。
にこやかな笑みを浮かべての、穏やかな口調だが、その笑顔…
左右の顳顬には図太い血管が浮かび上がり、ピクピクと脈打っていた。
堕天使総督曰くな超シスコンらしい この魔王、最愛の妹に飛び蹴りを喰らわせた男に対する殺意を必死に抑えているのは一目瞭然であった。
「それは無理だね。
俺が学園に出向いたのは、駄肉の確保だ。
ガキの使いで終わらせる訳には行かないんでね。
アンタ達魔王は別に帰っても良いが、それを好しとは しないんだろ? どうせ後から駄肉姫を質にして呼び出すけどね 」
「…出来れば その、『駄肉』という呼び方も、何とかして欲しいのだが?」
「それなら『無能』にするか?
解ってるのか?
コレの自称・管理者の無能っ振りには地元民、大迷惑なんだよ。
其処で倒れている性犯罪も同じだったが、『駄肉』『無能』に対して そう呼んで、何が問題なんだ?」
ゴゴゴゴゴ…
「…君は、そんなに僕を怒らせたいのかい?」
「だーかーら!
怒ってるのはコッチだっての!
そんなに駄肉・無能呼ばわりが嫌なら、テメー等が この管理者様に対して その仕事に駄目出しなり指示指導なり、してりゃ良かっただろうが!
ぶっちゃけ これは、保護者の責任でも有るんだぜ?
そっちの駄肉姫様が、他人様の言葉を素直に聞き入れるかどうかは別問題だとしてもな!」
「な、何ですって?!」
そして更なるサトルの挑発・皮肉混じりな返答に、今度は殺気も隠す事無く、低い声で魔王としての
「…
『Brance Breaker…【Garuda Feather Armer】!!』
「「「「!!?」」」」
「あー、もう面倒い。
掛かって来いよ、魔王。…と、その他大勢。」
チョイチョイ…
そして もう お喋りは終わりとばかりに、神鳥の鎧を纏い、人指し指で招くポーズで その場の悪魔達を挑発。
「舐めるな!小僧!!」
これに最初に反応したのは、メイド服を着た銀髪の女。
サーゼクスの
シュタタタタタタ…!
先程の"胸の小細工"発言も まだ多少なり根に持っているのか、鬼気迫る表情で何処に隠し持っていたのか、無数の…いや、その表現すら生温い、夥しい程のナイフを弾幕の如くサトルに投げ付けた。
カキィィンッ!
「…終わりか? PADメイド?」
「くっ…!
…って、だから、PADじゃないです! 生乳ですぅっ!!」
しかし それも、殆どは魔剣グラムに叩き落とされ、僅かに当たったナイフも、神鳥の鎧の
ズズズ…
「教えてやる。
弾幕ってな、こうやるんだよ!」
そして また空間に穴を開け、サトルが取り出したのは鈍い光を放つ黒い鉄の塊。
「クトゥルー式近接戦闘術!
ダッダッダダダダ…!!
「「「「「「「ぎゃぁぁあっ?!」」」」」」」
銃口を縦横に振りながらの乱射。
標的となった悪魔達からすれば、目の前に無数の銃弾で作られた巨大な壁が迫るかの様だった。
「う…」「ぅぅう…」
「か、神代君…どうして…」
しかも撃ち出され弾丸は聖銀製。
この回避不可の攻撃に、その場の全員が命を落とす事は無かったが、尋常で無いダメージを受け、未だ凍り付いている地面に這い着く張った。
「君は、本当に死にたいみたいだ、ね…?」
…只、1人を除いて。
フゥッ…ボォォォオッ!!!!
それは魔王サーゼクス・ルシファー。
憤怒の表情でサトルに一言告げると、翼を開く事無く約2㍍程浮遊。
そして体全身から、燃える様な赤黒い魔力を噴出。
自らの身体を自身の代名詞である、滅びの魔力に身を包み込み…で無く、自らの身を滅びの魔力へと変化させた。
その姿は言うならば、
「君が初めてだよ…
僕に このチカラを使わせたのは…」
ボォオッ!
「!!?」
この【真・サーゼクス】とでも呼ぶべきか、滅びの化身と化した魔王が、サトルに突撃。
その本気のスピードに、サトルは反応する事が出来ず、動く事が出来ない。
「消えたまえ!!」
そして触れた物 全てを滅ぼし消すであろう その両手が、遂にサトルに…サトルの頭を掴む。
シュゥゥ…
しかし その瞬間、消えたのはサトルでは無く。
「お…お兄様?」
「「「サーゼクス様?」」
ちゃん!?」
消えたのはサーゼクス。
魔力の集合体だった身体は霧散、その場から欠片も残さず完全に消滅したのだった。
今まで何度も執拗に【魔力攻撃→無効化】の表現を繰り返していたのは、今回のラストの為。
感想、評価よろしくです。