今回の為に、ウキやらYouTubeやら調べまくりの視まくりだぜ!(笑)
説明、復習、伏線回収回です。
「な…どうなったって、言うのですか…?」
滅びの魔力そのものとなった魔王サーゼクス・ルシファーが、サトルを捕らえたと同時に消えた。
その光景に、銀製の銃弾を浴び、地面に這い這いの状態で銀髪の女が、
「こ、答えなさい! お兄様を…お兄様を、何処に やったのよ?!」
同じく地に伏した紅髪の少女が、サトルに問い掛ける。
「…………………………。
今の、巨大な魔力の塊が魔王ルシファーだと言うのなら、彼は この世から消え失せたよ。」
「「「「「!!?」」」」」
それに対して、
「…何度目だ?
俺の
それが魔力で有る限り、パワーや属性に関係無く、
何度も見てるだろ?
少なくとも、『聖書』に属する者の魔力では俺は殺せない。」
「そんな…そ、それじゃ、サーゼクスちゃんは…?」
「死ん…だ…!?」
「嘘…だよね…?」
続くサトルの…それこそ何度目となるかな絶対魔法防御の説明に、悪魔達は絶望の表情。
同時にサトルを睨み付けるが、先に負った機関砲のダメージで体を満足に動かす事は出来ない。
それは魔王レヴィアタンも同じだった。
「正確に言えば、『死んだ』は少し違う。
例えば氷に熱湯や高温を浴びせて溶かしたとして、それを『氷が死んだ』と表現するか?
もう一度言う。魔王サーゼクス・ルシファーと云う存在は、この世から消え失せた。
その魂は天に召される事も地獄に堕ちる事も無く、輪廻転生の輪に組み込まれる事も無ければ、逝く場所を求めて彷徨う事も無い。
完全な消失…『無』だ。」
「「「「「「???!」」」」」」
サトルの台詞にリアス達は信じられない顔をするが、サトルの心境も実は似た感じだ。
何度も魔力攻撃を掻き消し、それを『絶対魔法防御』と言ってきた。
…にも拘わらず、自身を魔力に換えての
恐らくサーゼクスは、自分の
攻撃が通れば、その対象は消滅…消し飛んでしまう。
故に絶対勝利を脳内に描いていたのだろう。
しかし、サトルの それは『
それが魔力、或いは光力である限り完全に
その結果が、魔王サーゼクス・ルシファーという存在の消滅である。
この結末は、サトルからしても御都合展開的に想定外だった。
「まあ、理解や納得出来ないなら、それで良いさ。
どうせ後は魔王レヴィアタンの首を落とせば、それで終わりだ。」
「「「「「!!?」」」」」
そして再び魔剣グラムを取り出し、魔王に その切っ先を向けるサトル。
パン、パン、パン…
「は~いはい、サっトル君、少~しだけ待とうか?」
「……………………………。
相変わらず
其処に柏手の音と共に突如 現れたのは【日本神話】の主神、天照大神だった。
▼▼▼
翌朝。
「ジェ〇ンニが一晩で やってくれました。…と。」
普通に その場に建つ木造校舎を見て、サトルが一言呟く。
サトルが破壊した旧校舎やセラフォルーによる氷結は、アマテラスが連れてきた御供達が一晩で元通りに
≫≫≫
「どうしたんだろ…ギャスパー君、今日も休みかしら?」
「「「………………………。」」」
1-Eの教室では、何時もは1番2番で教室に入ってくるギャスパー・ヴラディが、予鈴直前にも拘わらず、未だ姿を見せず。
この日で3日連続の無断欠席。
当然、これはギャスパーだけで無く、リアス・グレモリー率いるオカルト研究部一同が…であるが。
「もしかして、木暮先生も今日も休みかしら?」
そして無断で学園に来ていないのは、リアス達だけで無い。
学園教職員も何人かが この数日 無断欠勤しており、連絡が着かない状態なのだ。
サトル達のクラス担任教諭も その1人で、その共通点は1つ、その正体が悪魔…或いは悪魔社会と何らかの係わりを持っている者だと云う事。
事情を知っているサトル、白音、カルマは心配そうにしているクラスメートを黙って見ているだけだ。
学園にて蛇蝎の如く嫌われている兵藤を除けば、人気者揃いのオカルト研究部。
昼休み時には、彼女達が またも登校していないと云う報せに、生徒達の間で『何かの事件事故に巻き込まれた?』…等な、大なり小なりの混乱が起きている。
オカ研部員で唯一、家族と一緒に暮らしている兵藤に至っては既に、『息子が数日、連絡無しに帰ってこない』と両親が警察に捜索願いを出していた。
因みに、ソーナ・シトリー率いる生徒会は、亡命前に きちんと全員が退学届を出している。
生徒会役員全員が同時に学園を去ったのも それなりに騒ぎになったが、オカ研一同、並びに複数の教諭の失踪に、話題を持って行かれる形になっていた。
キーンコーンカーンコーン…
ガラッ…
そしてチャイムと共に教室の扉が開き、入ってきたのはE組担任教諭で無く、担任クラスを持っていない別の教諭だった。
これが、10月最後の金曜日の話である。
▼▼▼
その日の夜。
「「「「「「「「「「ぎゃーっはっはっはっはっはっは~ぃ!!」」」」」」」」」」
とある有名チェーン焼肉店は、大きく賑わっていた。
『聖書』との戦に勝利した、【日本神話】の祝勝会である。
当然、全ての関係者が参加してる訳では無いが、それでも店内の全ての席を予約貸切状態の中、黒スーツでは無く私服姿の『NIN=JA』達や一部の高天原の"神々"(人型に擬装)が、
「何、遠慮してるにゃ?
ニートもトビオも もっと食べるにゃ!」
「そうですよ、今回はアナタ達の歓迎会も兼ねているんですよ?
ガンガン注文しましょう。」
「ぉ、応…それじゃ、タン塩と骨付きカルビを…」
「出来れば、その発音で名前を呼ぶのは止めて欲しいのだが…豚トロと海鮮盛りを。」
そして、堕天使組織から引き抜かれた日本人達による宴が繰り広げられていた。
4人用ブロック席に着いている猫姉妹と同席しているのは、そのグリゴリから移籍してきた新入り『NIN=JA』の2人。
因みに この時サトルは…
「とりあえずホルモンのタレと塩と味噌。
それからミノ、レバーにゼンマイ…で、良いですか?
あと、海鮮盛りに…それと、ウーロン茶。」
「すいません、オレンジジュースお願いします。それから野菜盛り。」
「生!ピッチャーでな!!」
「ジンロックよろしく~♪」
白音達とは肉の好みが異なるのか、蜷局、榊、松本と同じ席に着いていた。
▼▼▼
『♪モブキャラから主人公♪きらめく世界へ♪まいりましょう♪』
何処かのアイドルの様に振り付き、ノリノリで歌っているのは黒歌。
あれから約2時間半、焼肉屋で騒いでいた【日本神話】御一考は、その後は飲み直しと別の店へと繰り出す者や、家族 が恐いのか を待たせているのか、真っ直ぐに帰宅する者等、幾つかのグループに別れて散っていった。
そしてサトルも同年代者+αな数名で、カラオケBOXへと足を運んでいた。
『♪スウィティーっす♪スウィティーっす♪スウィティーっす♪ハーぁっト☆♪』
そして黒歌に代わって白音が歌っている中、
「…で、サっトル君?」
「はい?」
選曲をしているサトルに話し掛けてきたのは天照大神。
「今回でリアス・グレモリーの件も片付き、一応 任務は一通り終わりなんだけど?」
「まあ、そうなりますよね?」
アマテラスの問いに、サトルはジュースを啜りながら応じる。
サトル達が駒王町に来たのは、管理者を自称するリアス・グレモリーが、余りにも
サトルが冥界向けに挑発的なスレを立ち上げたのも、リアスに奮起・自覚を促すのが元々の目的だった。
…結局は効果は無かったが。
ついでに同時期、『天界から追放された、癒しの聖女の保護』や『赤龍帝の特定・確保』等、この地での追加
尤も赤龍帝の件は、その
「…で、だ。この場で言うのもアレだけど、追加任務だ。
今後は正式に【日本神話】として引き続き、駒王町の警護を言い渡すよ。
千葉君を
その他にも何人か、この町に入って貰うから。」
「どーせ拒否権は無いんでしょ?w」
「はっはっは♪
詳しくは週明け、月曜日に話すから。」
アマテラスの言葉に、苦笑しながら答えるサトル。
自称・管理者(笑)の
任務の名目が、『駄肉姫の尻拭い』から『駒王町警備』に変わるだけで、その内容は殆んど変わらない。
一応 駒王学園入学は、普通に入試を受けての…それこそ その為に白音共々に猛勉強の末の合格な…事だったので、今更 余所の地へ移動は寧ろ勘弁して欲しいと云うのが本音だった。
『♪打ち上げ花火♪夜空バギー玉BOOM♪ぎゃーぎゃー わめいて盛り上がれ♪お宝さがし いただくぜ、チャリーン!♪』
「了~っ解ですよ。」
「はい。」
「了解だにゃ。」
「学校は普通に通うんですよね~?」
顔全体に
「よし、アーシアちゃん、次は僕達も歌うぜ♪」
「え?ぇぇえっ??!」
▼▼▼
そして翌週、月曜日の朝。
ざわざわざわざわ…
この日、駒王学園にて緊急の全校集会が執り行われた。
「…皆さん、初めまして。
私は先日、諸事情で急遽この学園を去った漆原才治氏に代わり、本日より学園理事長を務める事になりました…
①「セラフォルーやリアス、どうなった?」…は、次話にて。
②前書きでも書いたけど作者、今回の為にアイ〇スを調べまくりです(予備知識皆無:笑)
高橋さんと竹達さん両名が演じていただけ奇跡。
最初は この2人のデュオにしたかったけど、曲が見付からなかった…
③最初は『整備員の詩』にしようと思ってたけど、(作者的に)もっと面白いのを見付けてしまった…www
④ラスト登場の理事長が誰か分かった(読めた)人は、上級読者。
因みに今回 名前だけ出た、千葉さんじゃないです。
⑤この世界では、新型コロナの蔓延等は在りません。
感想よろしくです。